12月17日(金)

★跳躍の真紅の花のシクラメン  正子
真紅のシクラメンとは、まるで篝火のようでしょうね。そこに躍動感を見てとられた、詠者の心境が重ね合わせられているようです。(多田有花)

○今日の俳句
枯蔓を引きて強さに驚きぬ/多田有花
枯蔓にある強さへの驚き。驚きを端的に、すばりと言って爽快。それが、また枯蔓らしさとなっている。(高橋正子)


コメント

  1. 多田有花
    2010年12月13日 16:10

    お礼とコメント
    正子先生、
    「枯蔓を引きて強さに驚きぬ」を今日の俳句にお取りあげいただきありがとうございます。何気なく引いた枯蔓の意外な手ごたえ、それをそのまま句にいただきました。

    ★跳躍の真紅の花のシクラメン  正子
    真紅のシクラメンとは、まるで篝火のようでしょうね。そこに躍動感を見てとられた、詠者の心境が重ね合わせられているようです。