★咳こぼし青年ふたり歩み去る 正子
結核が青年の病であったのは昔。この青年たちは風邪でしょうか。ケータイを手にした優しげなふたりの姿を連想します。 (多田有花)
○今日の俳句
一片の雲なき空よ波郷の忌/多田有花
波郷の忌日は、十一月二十一日。肺結核を病んだ波郷に、一片の雲もない空と空気が、何よりの手向けと感じられる。(高橋正子)
★咳こぼし青年ふたり歩み去る 正子
結核が青年の病であったのは昔。この青年たちは風邪でしょうか。ケータイを手にした優しげなふたりの姿を連想します。 (多田有花)
○今日の俳句
一片の雲なき空よ波郷の忌/多田有花
波郷の忌日は、十一月二十一日。肺結核を病んだ波郷に、一片の雲もない空と空気が、何よりの手向けと感じられる。(高橋正子)
コメント
お礼とコメント
正子先生、
「一片の雲なき空よ波郷の忌」を今日の俳句に
お取り上げいただきありがとうございます。
あの時代、結核がどれほど恐ろしい病であったか、
多くの若い命が結核に倒れられたことを思います。
★咳こぼし青年ふたり歩み去る 正子
結核が青年の病であったのは昔。この青年たちは
風邪でしょうか。ケータイを手にした優しげなふたりの
姿を連想します。