■2022年/9月月例ネット句会ご案内■
①投句:当季雑詠(秋の句)3句
②投句期間:2022年9月5日(月)午前6時~2022年9月11日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:9月11日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:9月12日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、9月12日(月)正午~9月15日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之
コメント
花冠9月度月例ネット句会投句
★流星や気散じの歩を湖辺まで
★市松の切子硝子や秋うらら
★蜩や湖にひと筋光りあり
花冠9月度月例ネット句会投句
★あぶれ蚊の親しき声の纏い付く
★身に入むや現世哀しき事ばかり
★ふるさとの最後のひとつ梨を剥く
9月月例句会投句
吾が影を追い越しトンボの影も飛ぶ
雨粒並ぶそれぞれに秋の色
辻地蔵稲穂出揃う裏通り
Unknown
9月月例ネット句会投句
鶏頭の一群風にうねるかな
月やさしドビュッシーを聴きながら
ふと目覚めすこやかならむ母の秋
花冠9月月例ネット句会投句
好天に恵まれし旅新酒酌む
高いわねと言ひて過ぎ行く秋刀魚かな
秋の虹新国王の城囲む
花冠9月月例ネット句会投句
旅先で大空みれば中秋の月
目の前を行ったり来たり秋茜
秋の風ふと爽やかに頬を撫で
花冠9月月例ネット句会投句
燕去り風は軽さを加えたり
名月のいま山の端を離れたり
名月の名残見送る夜明けかな
花冠九月投句
迎え火を焚く嬉しさよ茄子の牛
石鎚は白露の峰となり聳え
峡の田を守る案山子の首手拭い
9月ネット句会投句
名月のやすらう空の鉄色に
精霊バッタ飛び発ち翅のみどり透く
雹跡の疵梨剥くも野趣ふかし
9月月例ネット句会投句
待宵の田わたる風に身の軽く
月見団子丸めていれば雨あがり
名月のステンドグラスとなる高窓
9月ネット句会投句
旧友と並んで歩く秋の夜
弧を描く打球の先に光る月
読み終えて栞挟めば虫の声
9月ネット句会投句
海からの秋風の吹く大通り
秋晴れに雲一つなし海の青
梨届く段ボール畳む昼下がり
9月ネット句会投句
秋桜の揺れる畑よ青き空
重陽の雲間に見ゆる白き月
夕暮れの葉陰に揺れる栗のいが
9月ネット句会投句
黒ぐろと葡萄の粒が露を噴く
酢橘二個ころがり二個のみどり濃く
十五夜の盆にいびつな梨が載り