2025年2月10日
47.蜜柑摘み汽笛近づく海を背に/吉田 晃
蜜柑は瀬戸内式気候に恵まれた地域に多く栽培されるが、その蜜柑を摘むときの明るい風景が力強く詠まれている。海岸に沿って電車が汽笛を鳴らし近づいて来るのが、いっそう懐かしさを誘っている。(髙橋正子)
【銀賞/2句】
24.驚きの余寒や鉄の十字架に/多田有花
余寒というのは、もうこれからは暖かくなると思っているところに、不意にやってくる。そのときわれわれは、その突然さに驚かされるのである。鉄の十字架にまで余寒が至り、この世界は心底冷えているのだ。(髙橋正子)
29.降りながら土に光りて春の雪/藤田洋子
やわらかく、しずかな春の雪が、降りつつ解けてゆく儚さが、凝視の眼で詠まれている。しずかな調べに奥深さが読み取れる。(髙橋正子)
【銅賞/3句】
11.揚がりたる凧糸を子に渡しけり/廣田洋一
凧上げをする親子の光景であろう。凧はあがるまでが子供には難しい。揚がってから糸をわたされた子の喜びようが目に見える。親子の情愛が温かく詠まれている。(髙橋正子)
13.待春や子犬の駆けるちから増す/弓削和人
春が近づくと、子犬も元気になる。ころころと駆ける四肢に力が増している。「待春」の気持ちがそっくり表されて、楽しくなる句。(髙橋正子)
36.落葉轢く音を体に車椅子/川名ますみ
車椅子に轢かれる落葉の音は、すぐさま車椅子に乗っているものの体に響いてくる。一つ一つ違う落葉の砕ける音、自然の音。自然とのちょっと楽しい一体感。(髙橋正子)
【髙橋正子特選/7句】
24.驚きの余寒や鉄の十字架に/多田有花
このところの厳しい余寒には本当に驚かされます。南国では余り経験しない立春後の寒さです。頑丈な鉄の十字架さえも神様さえも想定外では。「鉄の十字架に」が効いていると思います。 (柳原美知子)
25.寒の水峡の社を鳴らしおり/柳原美知子
谷あいにある小さなお社でしょうか。豊かな水がそこに流れ込みいつもその音が社を包んでいます。社は神を祀っており、水は神自身の姿でもあります。(多田有花)
29.降りながら土に光りて春の雪/藤田洋子
春の雪は積もることなく、地面に触れた瞬間に解けて水となり、太陽の光を反射して光っている、そのような風情のある穏やかな情景が想像されました。 (土橋みよ)
36.落葉轢く音を体に車椅子/川名ますみ
車椅子に乗ることで、いっけん不自由な身に落葉一枚一枚を轢くたびに心身に自然の営みを敏感に感じ取っている景を表している。森羅万象が落葉に凝縮されて自然と一体となることを想像させられた句。車椅子の身だからこそ、健常者では味わえない瞬間だったかもしれない。(弓削和人)
43.大切に小さく咲いて節分草/髙橋句美子
春を告げてくれる節分草の白い可憐な花が咲いているのを見つけられた嬉しさ。余寒の中のその小さな希少な花のけなげさを愛しんでおられる優しさが伝わってきます。 (柳原美知子)
46.しんしんと雪降る闇を白くして/吉田 晃
先日からの寒波は南国の鹿児島や愛媛にも雪を降らせました。その降る雪を室内から眺めておられる情景でしょう。雪に光が当たり闇が白く輝くように見えます。(多田有花)
13.待春や子犬の駆けるちから増す/弓削和人
【髙橋句美子特選/7句】
04.凍雲の晴れて山の端白きかな/桑本栄太郎
雪の後の空模様なのでしょうか。山の端白きに遠目から見る冬の山の様子がうかがえました。 (高橋秀之)
11.揚がりたる凧糸を子に渡しけり/廣田洋一
春先は風も良く吹き、凧揚げには良いものですね?ところが意外に難しく、風に乗るまでがひと苦労です。お孫さんでしょうか?子供さんでしょうか?凧を持って駆け、揚った所で凧糸を子に渡します。(桑本栄太郎)
21.春立ちて青天に白き月浮く/友田 修
立春となり、分厚い雲に覆われていた空も透きとおった青さに明けてゆき、淡く白い月を浮かべている。新たな季節を美しく捉えられ、実感された喜びが伝わってきます。 (柳原美知子)
28.春の雪窓に見つめて形見分け/藤田洋子
春になったのに思い出したように降る雪、形見分けの席に故人の気持ちが舞い戻ってきたように感じます。窓から見える雪景色は白く美しく、懐かしい故人の面影が浮かんでは消えているのではないでしょうか。(友田修)
39.睡蓮を沈めて青き冬の水/髙橋正子
水中に睡蓮を沈め、際立つ冬水の青さ。冬の水の澄んだ透明感、冷たくも凛とした季節感を静かに伝えてくれます。(藤田洋子)
寒さが増すにつれ、磨かれるように青を深める冬の水。その水の底には、睡蓮鉢があります。翌夏に花を咲かせるでしょう、睡蓮の株を静かに沈めて、尚「青き水」です。(川名ますみ)
47.蜜柑摘み汽笛近づく海を背に/吉田 晃
海に面した日当たりの良いみかん畑が懐かしい風景です。(髙橋句美子)
13.待春や子犬の駆けるちから増す/弓削和人
【入選/20句】
02.木を叩く小啄木鳥の嘴や春の杜 (コゲラ)/小口泰與
杜に聞くコゲラのドラミング。木を叩く嘴のせわしない動き、心地よい音の響きに、明るい春の訪れを感じます。(藤田洋子)
03.上州は山風豊か冴え返る/小口泰與
上州はかかあ天下と空っ風、という言葉を耳にしたことがあります。風の国上州の山から吹く風は身を切るような冷たさでしょう。それを「山風豊か」と表現されたのに詩心を感じます。(多田有花)
05.白きものほつほつ頬に春浅し/桑本栄太郎
春になりもう雪はないと思っていたのに、寒の戻りか雪が舞っている。外に出て見上げると頬に優しくあたる雪はやはり春の雪。氷のように固い雪の粒ではなく、「ほつほつ」と頬を撫でる。季節の変わり目の、季節の移ろいの「逡巡」を感じます。(友田修)
06.補助輪のこきこき行くよ春立ちぬ/桑本栄太郎
幼い子が小さな自転車に乗る練習をしている情景です。喜んで懸命にペダルを漕ぎます。まだ自立して走れませんがそれを支える補助輪の音が可愛らしいです。(多田有花)
07.文字を打つ指が悴む朝の駅/高橋秀之
寒中の早朝の冷え込みが想像される駅のベンチ。まだ人気もない時間帯でしょうか。ご自身の息遣いがかんじられるようです。体調にはお気を付け下さい。 (柳原美知子)
10.春暁や星のまたたき強くなり/廣田洋一
春とはいえまだ冷たい薄明かりの夜明け前、ことさら強い星の瞬きに、冬から春への季節感をあきらかに感じさせてくれます。(藤田洋子)
15.冬銀河鳰の湖へと流れけり/弓削和人
冬は大気が澄み、凍空の星の光が鋭い。その輝く星が琵琶湖へと輝き流れ流れていく素敵な景ですね。(小口泰與)
19.朝日受け今は明るき枯野かな/友田 修
朝日を浴びて輝く枯野、荒涼と広がる野の侘しさにも、やがて迎える芽吹きの季節の明るさを感じ取れます。(藤田洋子)
23.少年ら余寒のなかを駆けゆけり/多田有花
この時期、体育の授業であったり、部活の基礎練習であったりで駆けている様子をよく見かけます。それは、私たちのころも同じでした。元気な子供たちを見ているとこちらまで昔を思い出して元気をもらえそうです。 (高橋秀之)
26.節分や猫驚かす鬼の面/柳原美知子
節分の鬼。最近はかわいい鬼も多いですが、本来は猫も驚くぐらいの鬼こそが「鬼は外」の節分の鬼なのです。 (高橋秀之)
31.寒風や散髪帰りの耳を打つ/西村友宏
散髪でさっぱりした耳に寒風が当たるとより一層の寒さを感じる。冬の日にあるあるの光景ですが、その気持ちがすごく共感です。(高橋秀之)
34.梅のどの蕾も珠となりし朝/川名ますみ
梅の蕾のふくらみを日々楽しまれ、いよいよ蕾が全て色と光を帯び、珠のようにふくらんだ朝の喜び。待春の思いが梅の蕾に美しく表されています。 (柳原美知子)
35.梅咲いて紅色すこし薄らぎぬ /川名ますみ
ぎゅっと堅かった紅梅のつぼみ。その濃い紅色は、花開くにつれて周囲を明るくし、やがて景色に溶け込んでいく。梅の紅も次第に薄らいでいくようだ。ひかりが一枚一枚の花びらを透かしているのだろうか。ぎゅっとした凝縮から明るい広がりを感じます。(友田修)
42.春浅し卒寿の母の祝膳/上島祥子
平均年齢が81才を越えているとは言え、やはり卒寿はお目出度い。祝膳が効いている。 (廣田洋一)
09.打ち寄せる白波高き冬の海/高橋秀之
14.寒椿落ちゆくならば淡海/弓削和人
17.春待ちて慣れしクラ手にK.545を/土橋みよ
19.朝日受け今は明るき枯野かな/友田 修
27.春雪解け真夜の星座のありありと/柳原美知子
33.きらきらと輪切り蜜柑の映える朝/西村友宏
41.河風やマラソンランナー城下駆け/上島祥子
■選者詠/髙橋正子
37.万作やまだこれからの蕾なり
春とは名ばかりで木々の蕾はまだ硬く寂しい風情が伺えますが、それでも蕾が大きくなっていくのを楽しみに待っている心境が早春をよく表していると思いました。(上島祥子)
38.かもめ飛ぶ寒き翳りを羽裏に
荒海の冷たさを表現するのは難しいと思われるが、「寒き翳り」と表現されており、そして「羽裏」とすることで、荒海を飛ぶかもめの姿がはっきり見えてきた。荒れ狂う風に羽裏を見せてバランスを取りながら体制を立て直し浮かんでいる姿である。(吉田晃)
39.睡蓮を沈めて青き冬の水
水中に睡蓮を沈め、際立つ冬水の青さ。冬の水の澄んだ透明感、冷たくも凛とした季節感を静かに伝えてくれます。(藤田洋子)
寒さが増すにつれ、磨かれるように青を深める冬の水。その水の底には、睡蓮鉢があります。翌夏に花を咲かせるでしょう、睡蓮の株を静かに沈めて、尚「青き水」です。(川名ますみ)
■選者詠/髙橋句美子
44.藪椿郵便受けに落ちる赤
あざやかな花弁の藪椿が郵便受けにぽとりと一つ落ちている。厳しく寒い毎日に暖かさを感じる素敵な光景と思いました。(西村友宏)
45.晴れた日にメジロを探して空仰ぐ
晴天の空を眺めるのが私は好きです。雲一つない空でも、淡い雲があっても。透き通る空に引き込まれます。梅の木にやって来たメジロでしょうか?見つけたと思ったらぱっと飛び立ってしまった。急いでその先を目で追うとそこには広い晴天が広がっています。(友田修)
43.大切に小さく咲いて節分草
互選高点句
●最高点句(6点)
39.睡蓮を沈めて青き冬の水/髙橋正子
集計:髙橋正子
※コメントのない句にコメントをよろしくお願いします。思ったこと、感じたこと、ご自由にお書きください。
コメント
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06.補助輪のこきこき行くよ春立ちぬ/桑本栄太郎
幼い子が小さな自転車に乗る練習をしている情景です。
喜んで懸命にペダルを漕ぎます。
まだ自立して走れませんがそれを支える補助輪の音が可愛らしいです。
25.寒の水峡の社を鳴らしおり/柳原美知子
谷あいにある小さなお社でしょうか。
豊かな水がそこに流れ込みいつもその音が社を包んでいます。
社は神を祀っており、水は神自身の姿でもあります。
46.しんしんと雪降る闇を白くして/吉田 晃
先日からの寒波は南国の鹿児島や愛媛にも雪を降らせました。
その降る雪を室内から眺めておられる情景でしょう。
雪に光が当たり闇が白く輝くように見えます。
コメントお礼
祥子さん、洋子さん、ますみさん、晃さん、私の句に丁寧なコメントをありがとうございました。嬉しく読ませていただきました。
コメント
04.凍雲の晴れて山の端白きかな/桑本栄太郎
雪の後の空模様なのでしょうか。山の端白きに遠目から見る冬の山の様子がうかがえました。
23.少年ら余寒のなかを駆けゆけり/多田有花
この時期、体育の授業であったり、部活の基礎練習であったりで駆けている様子をよく見かけます。それは、私たちのころも同じでした。元気な子供たちを見ているとこちらまで昔を思い出して元気をもらえそうです。
26.節分や猫驚かす鬼の面/柳原美知子
節分の鬼。最近はかわいい鬼も多いですが、本来は猫も驚くぐらいの鬼こそが「鬼は外」の節分の鬼なのです。
コメント
43.大切に小さく咲いて節分草/髙橋句美子
春を告げてくれる節分草の白い可憐な花が咲いているのを見つけられた嬉しさ。余寒の中のその小さな希少な花のけなげさを愛しんでおられる優しさが伝わってきます。
21.春立ちて青天に白き月浮く/友田 修
立春となり、分厚い雲に覆われていた空も透きとおった青さに明けてゆき、淡く白い月を浮かべている。新たな季節を美しく捉えられ、実感された喜びが伝わってきます。
34.梅のどの蕾も珠となりし朝/川名ますみ
梅の蕾のふくらみを日々楽しまれ、いよいよ蕾が全て色と光を帯び、珠のようにふくらんだ朝の喜び。待春の思いが梅の蕾に美しく表されています。
07.文字を打つ指が悴む朝の駅/高橋秀之
寒中の早朝の冷え込みが想像される駅のベンチ。まだ人気もない時間帯でしょうか。ご自身の息遣いが
かんじられるようです。体調にはお気を付け下さい。
コメント
45.晴れた日にメジロを探して空仰ぐ/髙橋句美子
晴天の空を眺めるのが私は好きです。雲一つない空でも、淡い雲があっても。透き通る空に引き込まれます。梅の木にやって来たメジロでしょうか?見つけたと思ったらぱっと飛び立ってしまった。急いでその先を目で追うとそこには広い晴天が広がっています。
35.梅咲いて紅色すこし薄らぎぬ /川名ますみ
ぎゅっと堅かった紅梅のつぼみ。その濃い紅色は、花開くにつれて周囲を明るくし、やがて景色に溶け込んでいく。梅の紅も次第に薄らいでいくようだ。ひかりが一枚一枚の花びらを透かしているのだろうか。ぎゅっとした凝縮から明るい広がりを感じます。
05.白きものほつほつ頬に春浅し/桑本栄太郎
春になりもう雪はないと思っていたのに、寒の戻りか雪が舞っている。外に出て見上げると頬に優しくあたる雪はやはり春の雪。氷のように固い雪の粒ではなく、「ほつほつ」と頬を撫でる。季節の変わり目の、季節の移ろいの「逡巡」を感じます。
お礼
正子先生、句美子さま、友宏さま、2月句会を開催いただきありがとうございました。
「24.驚きの余寒や鉄の十字架に」を銀賞に
「23.少年ら余寒のなかを駆けゆけり」を入選句に
それぞれお選びいただきありがとうございました。
24には柳原美知子さまの選とコメントを頂戴し、うれしく拝読いたしました。
立春過ぎにこれほどの寒波は初めての経験で驚きました。
23には廣田洋一さまの選をいただきありがとうございます。
少年というものは走るものだなあとこの時季彼らを見ていて思います。
お礼
高橋正子先生、2月月例句会を開催いただきありがとうございました。
高橋句美子さま、西村友宏さま、句会管理ありがとうございました。
また「文字を打つ指が悴む朝の駅」「打ち寄せる白波高き冬の海」の句を入選にお取り上げいただきありがとうございます。
桑本栄太郎さまには朝の駅に選を、柳原美知子さまにはコメントをいただきましてありがとうございました。
/高橋秀之
寒中の早朝の冷え込みが想像される駅のベンチ。まだ人気もない時間帯でしょうか。ご自身の息遣いがかんじられるようです。体調にはお気を付け下さい。 (柳原美知子)
御礼
高橋正子先生
花冠2月月例ネット句会を開催頂き、大変有難う御座います!!。
高橋句美子様には、「凍雲の晴れて山の端白きかな」の句を特選にお選び頂き、大変有難う御座います!!。又髙橋秀之様には、同句に素晴らしいコメントを頂き大変有難う御座います!!。
更に、「白きものほつほつ頬に春浅し」の句を高橋秀之様、友田様には貴重な選コメントを又「補助輪のこきこき行くよ春立ちぬ」の句に吉田晃様には貴重なる選を、多田有花様には嬉しいコメントを頂戴しまして大変有難う御座います!!。
コメント、お礼
02.木を叩く小啄木鳥の嘴や春の杜 (コゲラ)/小口泰與
杜に聞くコゲラのドラミング。木を叩く嘴のせわしない動き、心地よい音の響きに、明るい春の訪れを感じます。
10.春暁や星のまたたき強くなり/廣田洋一
春とはいえまだ冷たい薄明かりの夜明け前、ことさら強い星の瞬きに、冬から春への季節感をあきらかに感じさせてくれます。
19.朝日受け今は明るき枯野かな/友田 修
朝日を浴びて輝く枯野、荒涼と広がる野の侘しさにも、やがて迎える芽吹きの季節の明るさを感じ取れます。
正子先生、句美子様、友宏様、2月月例ネット句会お世話になりました。久しぶりに参加させていただきありがとうございました。
「春の雪」の句を正子先生、句美子様に選句いただき銀賞までいただき大変ありがとうございました。正子先生にはご丁寧な句評を心から感謝いたします。
土橋みよ様、友田修様、選句、あたたかなコメントをありがとうございました。
川名ますみ様、多田有花様、吉田晃様、選句をありがとうございました。
お礼
正子先生、句美子様、友宏様、2月月例ネット句会を開催していただき、ありがとうございました。
全国的に余寒の厳しい折り、皆様のお句に慰められ、明るい気持ちになりました。
「寒の水」の句を正子先生の特選、「節分」「春雪」の句も入選句にお加えいただき、大変うれしく感謝申し上げます。
有花様には「寒の水」に、秀之様には「節分」に選とコメントをいただき、ありがとうございました。
嬉しく読ませていただきました。
みよ様、泰與様、には「寒の水」、「春星」に貴重な選をいただき、ありがとうございました。
お礼
正子先生、句美子様、友宏様、2月月例ネット句会を開催していただき、ありがとうございました。
「春浅し」「河風」の句を入選20句にお取上げ下さり有難うございました。
廣田様には「春浅し」の句に素敵なコメントをしていただきまして有難うございました。
お礼
正子先生、2月月例句会を開催いただきありがとうございました。
句美子さま、友宏さまには、句会管理、お世話になりました。
すてきな作品が多く、句会後も読み返しては愉しんでおります。
「落葉轢く」の句に、銅賞と正子先生の特選を賜り、感謝いたします。洋子さま、祥子さま、西村さま、和人さまの選、和人さまにはコメントも頂き、嬉しく存じます。
「梅のどの」の句には、入選と、みよさま、晃さまの選、美知子さまのコメントを、
「梅咲いて」の句には、入選と、栄太郎さま、修さまの選、修さまのコメントを頂きまして、ありがとうございました。お礼申し上げます。
お礼
正子先生、「春待ちて」の句を入選句に選んでいただき有難うございました。弓削様、川名様、選を頂き有難うございました。K.545はピアノソナタですが、クラリネットのデュエットで聞いたら春が待ち遠しくなり句にしてみました。今後も皆様の俳句を勉強して参りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
お礼
和人さん、ますみさん、美知子さん、「47.蜜柑摘み汽笛近づく海を背に」をお選び下さりありがとうございました。できるだけふる里の風景や光景を詠むことを心がけておりますから、似たような句になる事もあります。皆さんが選んでくださったことで、この視点で良かったのだと、ありがたく思っております。
有花さん、句美子さん、「46.しんしんと雪降る闇を白くして」へのコメントありがとうございました。栄太郎さん、有花さん、上記の句を選んでくださり、ありがとうございました。