お知らせ
去る5月24日、花冠名誉主宰である髙橋信之先生が91歳で逝去されました。葬儀は家族葬で6月1日に執り行いました。生前の皆様の交誼に感謝し、ここに謹んで逝去をお知らせいたします。
2023年6月2日
花冠主宰 髙橋正子
■故髙橋信之先生追悼句会のご案内
①投句:信之先生への追悼句1句、当季雑詠(春の句・夏の句)3句 計4句
②投句期間:2023年6月5日(月)午前6時~2023年6月11日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:6月11日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:6月12日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、6月12日(月)正午~6月15日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
※6月月例ネット句会は、信之先生の追悼句会とします。
主宰 髙橋正子
2023年6月2日
コメント
花冠6月故高橋信之先生追悼句会投句
★螢火や悼みて想う師の栄光
★はんざきのように眠りぬ夏の風邪
★かたつぶり片目つぶりてゆくところ
故髙橋信之先生追悼句会
信之先生追悼の句
先生の手料理句会初夏の窓
雑詠三句
特急は梅雨のカーブに傾いて
菜園に初生り胡瓜の濃き一本
初夏の雨溝は濁りて赤手蟹
当季雑詠一句追加
★斧構えうじゃうじゃや生る子蟷螂
当季雑詠一句追加の訂正
誤)斧構えうじゃうじゃや生る子蟷螂
↓
正)斧構えうじゃうじゃ生る子蟷螂
故高橋信之先生追悼句会投句
信之先生追悼の句
★夕焼の消ゆる速さや恩師の死
★電話より聲高らかや松落葉
★いかづちや避けて通れぬ死出の旅
★へら浮子の塗りの見事や沼の夏
Unknown
髙橋信之先生追悼1句
●追悼の雨天心へ四葩かな
ご生前のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
●夜歩く山の寂しさ朴の花
●ヤマホウシ昼日の差して白さまし
●まさおなる空や二階へ枇杷実る
追悼句の訂正
先生の手料理句会風は初夏
故高橋信之先生追悼句会投句
信之先生追悼の句
紫陽花に色なきを見る朝かな
謹んで哀悼の意を表します。
当季雑詠3句
紫陽花に落ちる優しき雨の音
どくだみに雨打つ白き朝かな
真青なる空に吹き初む夏の風
当季雑詠一句の差し替え
申し訳ありませんが下記の句の差替をお願いします。
紫陽花に落ちる優しき雨の音
↓
紫陽花を濡らす優しき朝の雨
故高橋信之先生追悼句会投句
信之先生追悼の句
大阪城師を囲みいた夏の句座
待合室花瓶に溢るガクアジサイ
メダカの子今は小さなちいさな子
時々は川面に触れて鯉のぼり
先生の追悼句の訂正
訂正句
先生の手料理句会窓は初夏
何度も申し訳ありません。お手数をおかけします。
故高橋信之先生追悼句会投句
高橋信之先生追悼句
亡き師との思い出遠き富士の夏
師の訃報告げる電話や五月逝く
いつになく早き梅雨入り師は逝けり
聖五月師は今生を去りにけり
故高橋信之先生追悼句会投句
高橋信之先生追悼句
葉桜や子たちを連れて長浜城
当時幼かった子たちも成人しました。
改めて謹んでお悔やみを申し上げます
当期雑詠
一株の紫陽花大きく鮮やかに
空眺め気付けば今年も梅雨に入る
初蝶の舞い上がりゆく空広し
故高橋信之先生追悼句会投句
梅雨に入る深き祈りの一と日より
額装の師の墨痕に梅雨深む
紫陽花の薄きみどりに偲ぶ日々
紫陽花の今朝の色挿すガラス瓶
謹んで信之先生のご冥福をお祈りいたします。
故髙橋信之先生追悼句会
髙橋信之先生追悼句
バースデイカード五月の空の師へ送り
当季雑詠
花樗かおる川風舟運ぶ
新玉ねぎペコロス皮ごと荷に詰める
水湛え朝空湛え田植待つ
故髙橋信之先生追悼句会
追悼句
芍薬の香る葬儀や空青し
夕日さす水面に光る鮎二匹
色あせたジーンズ干して夏の色
五月雨やレシピ片手にストレッチ
故髙橋信之先生追悼句会投句
〈2007年水煙俳句フェスティバル〉
天の青知る師と乾杯十一月
芍薬を深く抱く師の薄き胸
青葉雨心あそばせ光りとなる
明るくて深いところへ新樹光
故髙橋信之先生追悼句会
追悼句
菖蒲湯に最後の思い出父の家
絵ろうそく揺らぐ炎に蓮の花
芍薬の白はもうすぐ誕生日
初夏の雨花の苗は青々と
故髙橋信之先生追悼句会
外(と)に出たき思いもありぬ聖五月
入らざりし点滴液捨つ夏隣
昼顔は真昼の花よ夫眠る
衣更えて夫かろやかに旅立てり
故高橋信之先生追悼句会投句
See youと英文俳句夏の暮
竹林の手入れを終へて梅雨満月
短夜やこむらがへりに目覚めたり
短夜のワイン控えめパリの宿