曇りのち晴れ
●『ヴァレの四行詩』のあとがきと解説の「読者とヴァレの四行詩」を訳す。あとがきと解説はリルケ研究者のドイツ人学者ウルリッヒ・フュレボルン。最後にドイツ語への訳者イヴォンヌ・ゲーツフリートの短い謝辞(2002年)がある。これを途中まで、「少しずつ、根気よく」をモットーに訳している。まだ途中。今日訳したところまでは、読み方指南であるが、私が取った方法論は、フュレボルンの先取りとなっていて、納得した。『ヴァレの四行詩』はリルケの他の詩と区別して読まなければいけない。一篇一篇独立させて読む。これは句集に、何句も並んででいるが、全体を円環して読まないのと同じである。私が臥風先生から伝授した句集的読み方でよいということ。だたし、今の俳壇でこの読み方ができる人は、ほとんどいないと思う。だから、俳人はリルケの詩は読めないと思う。
●ゆうまくん、『こいぬのくんくん』(ディク・ブルーナ著)の二羽の小鳥の絵にわたしが「チュンチュン、チュンチュン」と雀の鳴き声を真似ると大笑い。よだれを本にこぼして笑う。それを私がティッシュでぬぐうと、その様子にまた大笑い。これにドはまりしている。あと1週間ほどで満1歳になるが、赤ん坊にしては、面白がり過ぎる。自分ひとりで「ないない」とものを隠し、ポーカーフェイスで「えっ!」と言って、間をおいて「あった!」と言いながら自分が隠したものを取りだす。これを何度もくりかえして遊んで、これにもドはまりしている。遊んでいて、気が移るとほかの遊びになり、隠したものを忘れて、そのままになって、いろんなものが見当たらくなっているらしい。