NEW■11月月例ネット句会ご案内/2025年■New!

■11月月例ネット句会ご案内/2025年■New!
11月月例ネット句会を下記の通り開きます。ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
期 日  :11月9日(日)
①投句:当季雑詠3句
    11月3日(月)午前6時~11月9日(日)午後5時
②投句は、下記アドレスの月例ネット句会ブログ<コメント欄>にお書き込みください。
https://suien.ne.jp/getsureikukai/
              ※どなたでも投句が許されます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:11月9(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:11月10日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、11月10日(月)正午~
                 11月13日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏

NEW自由な投句箱/11月1日~11月10日

投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)

※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。

NEW今日の秀句/11月1日~11月10日

11月2日(1句)
★秋鴨の声あたらしや朝の沼/小口泰與
元の句は、「秋鴨の声みずみずし朝の沼/小口泰與」でした。「みずみずし」は、美しい言葉ですが、鴨の声に使うには飛躍がありすぎます。「あたらしや」にしました。
秋に飛来した鴨が朝の沼に鳴いている。飛来したばかりの鴨に、秋の朝に出会うことは感動的なこと。それを「あたらしや」で表現した。(髙橋正子)

11月1日(1句)
★溝川のこぼこぼ流れ秋深し/桑本栄太郎
身近な溝川の流れに耳を澄まし、その音に秋の深まりを感じた。俳句を作る姿勢に作為がなく、自然体であるのが句を深めている。(髙橋正子)

NEW11月1日~11月10日

11月2日(4名)
小口泰與
秋鴨の澄みし鋭声や飛び立ちし★★★
秋鴨の声みずみずし朝の沼(原句)
秋鴨の声あたらしや朝の沼(正子添削)
鴨の声を「みずみずし」とするには、すこし飛躍がありすぎるように思いますので、添削しました。

みどり子の桃のほっぺへ日の当たり
「桃のほっぺ」の「桃」は比喩なので、これをを季語とするには、無理があります。(髙橋正子)

桑本栄太郎
秋澄むやテニスボールの音弾む★★★★
日を透くやさくら紅葉の儚さよ★★★
幼子の我を見つめる秋うらら★★★

廣田洋一
休耕地占拠背高泡立草★★★
色付きて鈴なりの柿ここかしこ★★★
初鴨や番で来たり街の川★★★

多田 有花
ワイパーの動き確かめ秋の雨★★★
雨上がり帚木紅葉鮮やかに★★★
南天の色づき初めて冬近し★★★

11月1日(4名)
小口泰與
肌寒や丸寝の我を起こしける(原句)
肌寒や丸寝の我の起こされし(正子添削)
「肌寒」を感じたのは、自分(我)なので、「起こし」の主語(自分以外の人)とねじれています。
添削は、主語を自分(我)に統一しました。(髙橋正子)

水際より逃げ去る魚や石たたき(原句)
「石たたき」と「水際より逃げ去る魚」の関係がわかりませんので、添削しました。(髙橋正子)
石たたき水際の魚を散らしけり(正子添削)
 
みすずかる信濃の湖の夕月夜★★★

桑本栄太郎
谷あいの彫の深さや山彩る★★★
溝川のこぼこぼ流れ秋深し★★★★
白壁の土塀崩れり秋の里★★★

廣田洋一
大枯野匂い立ちたる日の光★★★★
湿原に舞い下り来たる鶴の群★★★
落穂拾い去りたる後に群れ雀★★★

土橋みよ
仰ぎ見て雲間に垂れる青橙★★★★
蕾持ち寺を見下ろす白椿★★★
冬座敷源氏講話聴く古典の日★★★