1月19日(2名)
多田 有花
夜半の冬固定電話を廃止する★★★★
真昼の散歩蝋梅の咲く道を★★★
紅白の実南天揃う玄関★★★
廣田洋一
厳寒や動き変わらぬ川の鯉★★★
蝋梅の透き通る黄の香りかな★★★
早梅の白々咲きしおんめ様★★★★
1月18日(1名)
多田有花
<明石市三句>
寒の内分大餅を買い求む★★★
明石鯛象る最中冬深し★★★
船溜まりに寒の日差しの明るさよ★★★★
1月17日(4名)
土橋みよ
武州岩槻総鎮守 久伊豆神社3句
石段を踏みしめ遅き初詣★★★★
閑さや松過ぎ清き枯山水★★★★
新年の社を見下ろす青孔雀★★★
小口泰與
一枚の枯葉枝より離れざる★★★
風の無き森の木穴に冬の鳥★★★
あけぼのの冬翡翠の羽の色★★★
廣田洋一
寒卵使いしプリン売り出され★★★
初鏡年相応に老けし顔★★★
厳寒の富士の白さの際立てり★★★
多田 有花
<明石市三句>
生きのびるための記念碑阪神忌★★★★
一月や揚げたてたこ天定食を★★★
天和二年創業こうじやの寒★★★
1月16日(2名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
緋鳥鴨浮かびぬ緋鳥鴨同士★★★
ゆりかもめ波にゆらゆら揺れ浮かぶ★★★
青鷺の静かに立ちぬ寒の岸★★★
土橋みよ
種どれも赤く膨らむ寒苺★★★
冬薔薇の白く咲きいる裏参道★★★
初東風にピアス揺らして来たる友★★★★
1月15日(3名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
寒中の白壁ピラカンサ真紅★★★
山桃の巨樹空洞より寒の空★★★
門松や城跡の緑の相談所★★★
小口泰與
いかな日も二人は楽し寒牡丹★★★
水が押す水の勢い冬日落つ★★★★
冬赤城幾日仰いで春を待つ★★★
上島祥子
雪冠る槙垣明けの庭囲む★★★★
絵馬掛に明るき音うむ寒の風★★★★
床の間の花生け直し小正月★★★
1月14日(3名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
ジャケットを着てイタリアングレイハウンド★★★★
そこここに山茶花咲ける明石城★★★
巽櫓の彼方に寒晴の大橋★★★
廣田洋一
冬耕を終えし畑の静まれり★★★★
冬日差歩き始めし児を支え★★★
丈低き枯草覆う畑かな★★★
土橋みよ
動画添うメールの届く年始★★★
孫子来てその客もあり松の内★★★
八戸の真鱈子届き小正月★★★
1月13日(2名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
雲無き寒晴両櫓を包む★★★
白き山茶花坤櫓の下に★★★
鏨跡残れる寒の石垣よ★★★★
小口泰與
森の朝静寂を破る嘴の音(原句)
冬の森朝の静寂に嘴の音(正子添削)
季語があるほうが良いと思います。(髙橋正子)
空風や竹林右往左往して★★★
冬の朝木穴より出るニ羽の鳥★★★
1月12日(2名)
廣田洋一
働きますと決意を述べる成人の日★★★
厳寒やアルミシートを敷き詰める★★★
初旅やきらきら光る伊豆の海★★★★
多田 有花
寒風に包み込まれて眠りにつく★★★★
風荒れる音耳元に眠る夜★★★
風の音収まり穏やか成人の日★★★
1月11日(2名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
蹴鞠の場から寒の巽櫓★★★
どっしりと石橋寒の陽を受けて★★★★
明るさ増す寒の日差しや夫婦楠★★★
小口泰與
空風や上州言葉の荒々し★★★
寒き朝木木の雀も動かざる(原句)
寒き朝木木の雀の動かざる(正子添削)
山風に冬啄木鳥の嘴の音★★★
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