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コメント
自由な投句箱
★一筋の白雲流れ天高し
★新しきカートを引きて秋高し
★虫の音のまだ続きをる夜明けかな
自由な投句箱
(河野啓一)2017-09-21 09:35:41
*台風の早も過ぎ去りオホーツク
*台風一過子の空一転澄み渡り
*敬老日デイのカラオケだみ声で
自由な投句箱
猪の走り去るなり森の道
静かなる昼から虫すだく夜へ
秋の朝とろりとギリシャヨーグルト
自由な投句箱
★何もかも赤城大沼秋らしく
★竜胆や今朝の浅間は靄の中
★ボート場は湖の対岸濃竜胆
自由な投句箱
<上京の新幹線車窓より>
★鉄橋の天竜川や秋の空
★茶畑の段々上に秋の晴れ
★秋の江や渡るに早き大井川
自由な投句箱
★朝顔と木槿競うや鶏の声
★和みたる九月の湖の山の影
★雨後の暁赤城の裾野虫時雨
自由な投句箱
彼岸花律儀に畦に咲きそろい
古刹へと登る道の辺酔芙蓉
味噌汁の湯気の親しき秋の朝
自由な投句箱
★雲間より薄日射しけり秋夕焼
★丹沢の山の端光る秋夕焼
★秋夕焼グラスを掲げご苦労さん
自由な投句箱
<追悼ジャズコンサート>
★浅草の暮れなずむ夜や秋ともし
★秋薔薇の献花を捧げコンサート
★手を叩き足を鳴らせり秋の夜
自由な投句箱
◇曼殊沙華地より湧きたる宇宙人
◇愛に飢え薄桃色の凌霄花
◇前撮りの胸の窓開け夕化粧
自由な投句箱
秋雨の踏切長き貨物列車
秋分の朝日わずかに部屋に入る
秋の蚊に刺され目覚めし夜中かな
自由な投句箱
★何故の芙蓉なるかや星の夜
★あけぼのの赤城の冷気蜻蛉増ゆ
★生湯葉の皿になびきし月の暈
自由な投句箱
★赤信号確かめもせず鹿渡る
★秋彼岸生命線を確かめり
★彼岸花横目に見つつ墓参り
自由な投句箱
*マスカット白はに盛られ絵に描かれ
*空はれて妻の忙し丹波栗
*老いぼれもロケットマンも太平洋
自由な投句箱
<法事帰省の高速米子道>
★稔田のはるか眼下や秋の昼
★谷底の里の刈田や家二軒
★かな女忌の沼に句碑立つ彼岸花
自由な投句箱
蝉の声消えて静かな秋分の森
秋の陽や地球の回転とどまらず
秋の朝パックご飯を温める
自由な投句箱
★朝顔や我が影なべて巨大なる
★外に出づと今朝も咲きたる木槿かな
★夕暮の木槿や我の四肢萎ゆる
自由な投句箱
*吟行開始さつと開きし秋日傘
*古き井戸こんと水吐く鹿おどし
*法師蝉鳴き声止みし尼坊跡
自由な投句箱
<ふるさと鳥取の秋>
★草刈られ畦に極まる彼岸花
★大山の嶺晴れ来たり秋高し
★秋日さす遺跡の丘や妻木晩田
自由な投句箱
鳥取より小玉西瓜が届きけり
箱いっぱいの秋茄子をみんなで分ける
秋茄子をオリーブオイルで料理する
自由な投句箱
◇行く秋や光芒当る瀬戸の島
◇橡の実や去年はここであの人と
◇晩学や炎燃えたる曼殊沙華
自由な投句箱
★並びなき赤城ならでは濃竜胆
★爽籟やならいの如き酒の量
★松手入愚直は血筋なりにけり
自由な投句箱
★新蕎麦やいつもの店の賑わへり
★新蕎麦やビルマの風を運び来し
★新蕎麦を打つ音澄みし老舗かな
自由な投句箱
★秋天の高き梢や建仁寺
★わが影の長き背丈や秋の暮れ
★纏いつく家路となりぬ金木犀
自由な投句箱
◇曼殊沙華ポエジー求め当てもなく
◇曼殊沙華身ぬちに棲めるグロとエロ
◇瓢箪や昭和のモンロー遠くなり
自由な投句箱
★菊の宿見慣れし靴の置き所
★朝顔や菓子屋なれども隠居分
★たわいなき運動なれど音頭取
訂正のお願い
たわいなき運動なれど音頭取→たわいなき運動なれど秋高しに訂正をお願い致します。
よろしくお願い申し上げます。
自由な投句箱
白鷺鱧あがる仲秋播磨灘
六甲の稜線の上の秋の雲
快晴の秋の海見る車窓かな
自由な投句箱
★翅欠けし蝶の舞ひをる花野かな
★台風のいつも逸れ行く皇居かな
★台風一過お握り一つ頬ばりぬ
自由な投句箱
★うつり香もつれて家路や金木犀
★黄金なる田を囲み居り曼珠沙華
★出雲路の石の鳥居や八雲の忌
自由な投句箱
高みから突然鵙の初猛り
誰がための供花ぞ河辺の彼岸花
秋野菜心優しく種を蒔く
自由な投句箱
田がありて墓ありてそこに彼岸花
漣のような雲出て月に暈
秋の世の祭太鼓の稽古かな
先ほどの投句を訂正します
(誤)秋の世 (正)秋の夜
田がありて墓ありてそこに彼岸花
漣のような雲出て月に暈
秋の夜の祭太鼓の稽古かな
自由な投句箱
★秋雲や人生なんと謎多き
★紫蘇の実や一風呂浴びて豆腐婆
★旅なれや松茸飯をほおばりて
自由な投句箱
★秋冷の水に映れる白髪かな
★冷やかな厨に入りて豆富汁
★秋冷の竹林歩む鳩一羽
自由な投句箱
コスモスの花びらも揺れ蝶も揺れ
大根の芽伸びるよ風に揺れるほど
秋茄子を採るや昼餉の足しにせん
自由な投句箱
★あおぞらの実の片辺なり紅芙蓉
★秋空に飛行機雲の途切れけり
★もどり来て特急電車や秋うらら
投句訂正のお願い
一句訂正をお願い申しげます。
元)★あおぞらの実の片辺なり紅芙蓉
↓
正)★あおぞらに実の片辺なり紅芙蓉
自由な投句箱
ぱっくりと口開けている栗の毬
出落栗あぜに並べて農作業
秋雨の静かに降り始め夜に
自由な投句箱
★丸ごとの焼松茸や青き空
★枝枝の急にさびしき木槿かな
★夕紅葉小沼をかくす山の影
自由な投句箱
★露草の青深めたる雨なりし
★露草や群がり咲くも淋しげに
★露草や押葉の台紙青く染め
自由な投句箱
★錦木の緋色透き居り秋の暮れ
★蘇芳の実からぶる風に影となす
★ベランダの鉢の中なり虫の宿
自由な投句箱
頂のかまきり何に立ち向かう
音高く色なき風のとおりけり
上弦の月いま松が枝を離れ
自由な投句箱
◇遥かなり光芒当る瀬戸の海
◇秋の色アメリカ楓へ日の当る
◇待望の胡蝶集へり藤袴
自由な投句箱
★雨粒の中の宇宙や秋桜
★にぎわしき鳥の羽音や牧閉す
★顔面に触れんばかりや秋赤城山(あかぎ)
自由な投句箱
★待ち人の中々来ずに秋の暮
★何かしらやり残しけり秋の暮
★理由もなく心揺れたる秋の暮
自由な投句箱
★裏道を抜けて歩めば秋の風
★独りゆく吾の田道や草ひばり
★きちきちを追い立て歩む田道かな
自由な投句箱
澄む秋のつり橋双眼鏡で見る
秋晴れの四国の山並を望む
秋の水空を映して静かなり
自由な投句箱
★荒畑の名を知らぬ花秋の声
★海外勤務終えし日や秋の声
★神木の枝の重なり秋の声
自由な投句箱
★色鳥や利根川(とね)に大石おちこちに
★縄文の丸石拝む鬼やんま
★一群の稲雀にぞ囃されし
自由な投句箱
★どの家も齋藤姓や秋の昼
★ひつそりと木蔭にありぬ蘇芳の実
★尺八の音色団地に九月尽