自由な投句箱/9月11日~9月20日 2023年9月12日 10:23 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 廣田洋一 2023年9月11日 11:34 自由な投句箱 ★画帳広げ座り込みたり草の花 ★土手の道消えかかりをり草の花 ★竜胆の白き風呼ぶ墓前かな 返信する 桑本栄太郎 2023年9月11日 17:14 自由な投句箱 ★あかときの秋冷いたる窓辺かな ★午後よりの雨の予報や秋涼し ★一日に秋の驟雨の幾たびも 返信する 多田有花 2023年9月11日 18:12 自由な投句箱 <近大病院三句> 村雨が秋の山々隠しけり 知らぬ間に通り過ぎたり秋の村雨 病棟の湯にひとり入る秋の夜 返信する 小口泰與 2023年9月11日 20:21 自由な投句箱 ★秋星や我もなりたき梵天に ★我が膝へとまりし蜻蛉暁の沼 ★鶺鴒や変化激しき山の雲 返信する 弓削和人 2023年9月11日 21:54 Unknown 自由な投句箱 ●蚯蚓鳴く闇夜の漆黒深まれり ●逝く風にひびける水や女郎花 ●人去りて秋声かすかや夕の湖 返信する 小口泰與 2023年9月12日 10:06 自由な投句箱 ★雨上がり沼の岸辺の蜻蛉かな ★高原の暁の蜻蛉や我が膝へ ★忽然と上がりし雨の蜻蛉かな 返信する 多田有花 2023年9月12日 16:53 自由な投句箱 <近大病院三句> 病室のベッドに聞くや秋の声 食欲の秋を楽しむ病棟に 病院の湯より見下ろす秋灯 返信する 桑本栄太郎 2023年9月12日 18:36 自由な投句箱 ★秋めくや薬缶の蒸気白く吹く ★身に入むや友の認知の病聞く ★チャイム鳴り放課後なりぬ秋気かな 返信する 廣田洋一 2023年9月12日 18:37 自由な投句箱 ★資格試験近づく日々や夜食とる ★握飯一つむすびて夜食かな ★秋高し高層ビルの瑠璃光り 返信する 弓削和人 2023年9月12日 22:30 Unknown 自由な投句箱 ●きちこうや五つの角のぴんと張り ●新調の背広の朝や牽牛花 ●すれ違う車は秋の西日連れ 返信する 小口泰與 2023年9月13日 8:13 自由な投句箱 ★秋暑しささら波立つ小沼かな ★夕暮の木木の色鳥数多翔ち ★山鳥や喨と鳴きけり秋の沼 返信する 廣田洋一 2023年9月13日 10:31 自由な投句箱 ★天高し白線引きたる運動場 ★天高し飛び交ふ鳥の声澄みて ★庭木刈るなりかけの実を落としけり 返信する 多田有花 2023年9月13日 11:50 自由な投句箱 殉死という言葉の遠し希典忌 <近大病院二句> 秋晴の金剛山を望む朝 秋の日や二泊三日で退院す 返信する 桑本栄太郎 2023年9月13日 16:52 自由な投句箱 ★陸橋を渡りとんぼう集い来る ★赤とんぼ知人と出会う橋のうえ ★秋しぐれ雲の途切れの青きかな 返信する 弓削和人 2023年9月13日 20:23 Unknown 自由な投句箱 ●山手線スマホを離す秋日和 ●池袋朝のラッシュや秋日影 ●雑踏の駅真上なる秋日澄む 返信する 廣田洋一 2023年9月14日 10:16 自由な投句箱 ★大蒜の袋忘れず案山子かな ★晩酌の止まらなくなる夜長かな ★蟷螂の斧をかざして動かざる 返信する 小口泰與 2023年9月14日 11:00 自由な投句箱 ★秋風や背骨の軋む我が髪膚 ★鵙高音つとに鳴き出す沼の波 ★噴煙の捩れねじれて秋の声 返信する 桑本栄太郎 2023年9月14日 17:00 自由な投句箱 ★溝川の流れやさしく豊の秋 ★溝そばや流れと云えぬ溝川に ★曇り居て降らぬ気配や秋の雨 返信する 多田有花 2023年9月14日 17:02 自由な投句箱 <近大病院三句> 丘陵に陽を浴び葡萄畑かな 清秋遠くあべのハルカスの影 足首の神経採られている九月 返信する 小口泰與 2023年9月15日 10:31 自由な投句箱 ★椎の実やひと休みせる峠道 ★葦苅の音に逃げたる野鳥かな ★蜻蛉のつかまる草を探しけり 返信する 多田有花 2023年9月15日 13:46 自由な投句箱 <近大病院三句> 秋の朝MRIに向かいおり コーヒーの香り漂う娑婆の秋 秋半ばここに虫の音なけれども 返信する 桑本栄太郎 2023年9月15日 18:06 自由な投句箱 ★未明なる空気ふくみ威し銃 ★草萩の背たけ小さく花盛り ★秋蝉の入日茜を惜しみけり 返信する 廣田洋一 2023年9月15日 18:23 自由な投句箱 ★底紅の天を仰げる墓原かな ★白々と傘を広げし茸かな ★高僧の墓前に落ちし団栗かな 返信する 弓削和人 2023年9月15日 21:02 Unknown 自由の投句箱 ●遠足や黄色の帽はちりじりに ●秋の人ばかり列車へ豪雨過ぐ ●漫画家の原画や滲む秋の筆 返信する 小口泰與 2023年9月16日 9:58 自由な投句箱 ★しおからの羽音微かに吾顔へ ★鬼灯や婆の袂に五つ六つ ★青蜜柑犬は木陰を離れざる 返信する 多田有花 2023年9月16日 14:06 自由な投句箱 <近大病院三句> 秋澄むや車椅子から見る世界 秋茄子のとろける味わい病院食 デザートに梨の二切れ病院食 返信する 桑本栄太郎 2023年9月16日 16:31 自由な投句箱 ★あおぞらの雲の動かず秋気澄む ★天高し団地の庭に草刈り機 ★友人と会いて戸外へ秋暑し 返信する 廣田洋一 2023年9月16日 17:32 自由な投句箱 ★仲秋や巡り来たれる子の忌日 ★吹き出せる霧の棚引く商店街 ★芝大神宮生姜を祀りだらだらと 返信する 小口泰與 2023年9月17日 10:05 自由な投句箱 ★蜻蛉の水輪は鯉の如きかな ★仲秋や生暖かき雨意の風 ★雨脚の駈け寄り来るや松手入 返信する 廣田洋一 2023年9月17日 10:52 自由な投句箱 ★薄紅の人を引き付け新生姜 ★子供らの夢を育む花野かな ★川風の白く渡れり花野かな 返信する 多田有花 2023年9月17日 12:45 自由な投句箱 <近大病院三句> 長き夜の静けさ訪れ病棟に 洗髪に身を任せおり秋の昼 仲秋やおくのほそ道読了す 返信する 桑本栄太郎 2023年9月17日 18:08 自由な投句箱 ★愛告げる為に歌いぬ小鳥かな ★日向より日蔭色濃く秋の暮 ★さやけしや夜の国政報告会 返信する 小口泰與 2023年9月18日 8:20 自由な投句箱 ★黒雲の至るや里は胡麻叩く ★長き夜や得体の知れぬ豪雨にて ★恙なき身を誇りける菊日和 返信する 廣田洋一 2023年9月18日 11:56 自由な投句箱 ★仲秋の雨に煙れる異人墓地 ★仲秋や月を見むとて街角へ ★花野ゆく子らの歓声絶え間なし 返信する 多田有花 2023年9月18日 16:20 自由な投句箱 <近大病院三句> 爽やかに清拭タオルの熱さかな 秋の夕夜勤看護師巡回す 秋茄子のそぼろ煮とろりやわらかし 返信する 桑本栄太郎 2023年9月18日 18:55 自由な投句箱 ★秋雨の未明の窓に響きけり ★新酒酌み歯に入み通る牧水忌 ★愕然と齢数える敬老日 返信する 小口泰與 2023年9月19日 8:32 自由な投句箱 ★全容の山を映して秋の沼 ★小魚の水輪数多や秋の暁 ★暁の沼秋翡翠の声つたな 返信する 多田有花 2023年9月19日 12:43 自由な投句箱 <近大病院三句> 敬老の日は赤飯と松花堂 採血を四本済ませ秋の朝 秋暑き三連休の終わりけり 返信する 廣田洋一 2023年9月19日 18:00 自由な投句箱 ★子規庵に糸瓜飾られ子規忌かな ★健康診断無事に終へ子規忌かな ★広き田の稔り豊かに河川敷 返信する 桑本栄太郎 2023年9月19日 18:30 自由な投句箱 ★うそ寒のかいなを抱き目覚めけり ★温かきコーヒー未だ秋暑し ★ベランダの片付け片付け終わり天高し 返信する 弓削和人 2023年9月19日 23:03 Unknown 自由な投句箱 ●親戚を介し新米譲り受け ●新米を運ぶ車両のやや急きて ●畦暮れて藁塚の陰失なえり 返信する 小口泰與 2023年9月20日 8:24 自由な投句箱 ★幾十の水輪生まれる秋の沼 ★露天湯に声つつしむや石叩 ★つつましく白き菊咲く狭庭かな 返信する 多田有花 2023年9月20日 15:25 自由な投句箱 忙しく検査の続く秋の昼 秋の夕心エコーへと滑り込む 治療方針説明を受く秋彼岸 返信する 桑本栄太郎 2023年9月20日 18:41 自由な投句箱 ★曇り居て雨の予報や秋暑し ★秋雨の降りて止んでは又降りぬ ★汀女忌の麻婆茄子の夕餉かな 返信する 弓削和人 2023年9月20日 22:04 Unknown 自由の投句箱 ●落花生ざらつく皮をはぎいたり ●皮むけば落花生の実世にあらわ ●雲の色白曼珠沙華にうつしけり 返信する
コメント
自由な投句箱
★画帳広げ座り込みたり草の花
★土手の道消えかかりをり草の花
★竜胆の白き風呼ぶ墓前かな
自由な投句箱
★あかときの秋冷いたる窓辺かな
★午後よりの雨の予報や秋涼し
★一日に秋の驟雨の幾たびも
自由な投句箱
<近大病院三句>
村雨が秋の山々隠しけり
知らぬ間に通り過ぎたり秋の村雨
病棟の湯にひとり入る秋の夜
自由な投句箱
★秋星や我もなりたき梵天に
★我が膝へとまりし蜻蛉暁の沼
★鶺鴒や変化激しき山の雲
Unknown
自由な投句箱
●蚯蚓鳴く闇夜の漆黒深まれり
●逝く風にひびける水や女郎花
●人去りて秋声かすかや夕の湖
自由な投句箱
★雨上がり沼の岸辺の蜻蛉かな
★高原の暁の蜻蛉や我が膝へ
★忽然と上がりし雨の蜻蛉かな
自由な投句箱
<近大病院三句>
病室のベッドに聞くや秋の声
食欲の秋を楽しむ病棟に
病院の湯より見下ろす秋灯
自由な投句箱
★秋めくや薬缶の蒸気白く吹く
★身に入むや友の認知の病聞く
★チャイム鳴り放課後なりぬ秋気かな
自由な投句箱
★資格試験近づく日々や夜食とる
★握飯一つむすびて夜食かな
★秋高し高層ビルの瑠璃光り
Unknown
自由な投句箱
●きちこうや五つの角のぴんと張り
●新調の背広の朝や牽牛花
●すれ違う車は秋の西日連れ
自由な投句箱
★秋暑しささら波立つ小沼かな
★夕暮の木木の色鳥数多翔ち
★山鳥や喨と鳴きけり秋の沼
自由な投句箱
★天高し白線引きたる運動場
★天高し飛び交ふ鳥の声澄みて
★庭木刈るなりかけの実を落としけり
自由な投句箱
殉死という言葉の遠し希典忌
<近大病院二句>
秋晴の金剛山を望む朝
秋の日や二泊三日で退院す
自由な投句箱
★陸橋を渡りとんぼう集い来る
★赤とんぼ知人と出会う橋のうえ
★秋しぐれ雲の途切れの青きかな
Unknown
自由な投句箱
●山手線スマホを離す秋日和
●池袋朝のラッシュや秋日影
●雑踏の駅真上なる秋日澄む
自由な投句箱
★大蒜の袋忘れず案山子かな
★晩酌の止まらなくなる夜長かな
★蟷螂の斧をかざして動かざる
自由な投句箱
★秋風や背骨の軋む我が髪膚
★鵙高音つとに鳴き出す沼の波
★噴煙の捩れねじれて秋の声
自由な投句箱
★溝川の流れやさしく豊の秋
★溝そばや流れと云えぬ溝川に
★曇り居て降らぬ気配や秋の雨
自由な投句箱
<近大病院三句>
丘陵に陽を浴び葡萄畑かな
清秋遠くあべのハルカスの影
足首の神経採られている九月
自由な投句箱
★椎の実やひと休みせる峠道
★葦苅の音に逃げたる野鳥かな
★蜻蛉のつかまる草を探しけり
自由な投句箱
<近大病院三句>
秋の朝MRIに向かいおり
コーヒーの香り漂う娑婆の秋
秋半ばここに虫の音なけれども
自由な投句箱
★未明なる空気ふくみ威し銃
★草萩の背たけ小さく花盛り
★秋蝉の入日茜を惜しみけり
自由な投句箱
★底紅の天を仰げる墓原かな
★白々と傘を広げし茸かな
★高僧の墓前に落ちし団栗かな
Unknown
自由の投句箱
●遠足や黄色の帽はちりじりに
●秋の人ばかり列車へ豪雨過ぐ
●漫画家の原画や滲む秋の筆
自由な投句箱
★しおからの羽音微かに吾顔へ
★鬼灯や婆の袂に五つ六つ
★青蜜柑犬は木陰を離れざる
自由な投句箱
<近大病院三句>
秋澄むや車椅子から見る世界
秋茄子のとろける味わい病院食
デザートに梨の二切れ病院食
自由な投句箱
★あおぞらの雲の動かず秋気澄む
★天高し団地の庭に草刈り機
★友人と会いて戸外へ秋暑し
自由な投句箱
★仲秋や巡り来たれる子の忌日
★吹き出せる霧の棚引く商店街
★芝大神宮生姜を祀りだらだらと
自由な投句箱
★蜻蛉の水輪は鯉の如きかな
★仲秋や生暖かき雨意の風
★雨脚の駈け寄り来るや松手入
自由な投句箱
★薄紅の人を引き付け新生姜
★子供らの夢を育む花野かな
★川風の白く渡れり花野かな
自由な投句箱
<近大病院三句>
長き夜の静けさ訪れ病棟に
洗髪に身を任せおり秋の昼
仲秋やおくのほそ道読了す
自由な投句箱
★愛告げる為に歌いぬ小鳥かな
★日向より日蔭色濃く秋の暮
★さやけしや夜の国政報告会
自由な投句箱
★黒雲の至るや里は胡麻叩く
★長き夜や得体の知れぬ豪雨にて
★恙なき身を誇りける菊日和
自由な投句箱
★仲秋の雨に煙れる異人墓地
★仲秋や月を見むとて街角へ
★花野ゆく子らの歓声絶え間なし
自由な投句箱
<近大病院三句>
爽やかに清拭タオルの熱さかな
秋の夕夜勤看護師巡回す
秋茄子のそぼろ煮とろりやわらかし
自由な投句箱
★秋雨の未明の窓に響きけり
★新酒酌み歯に入み通る牧水忌
★愕然と齢数える敬老日
自由な投句箱
★全容の山を映して秋の沼
★小魚の水輪数多や秋の暁
★暁の沼秋翡翠の声つたな
自由な投句箱
<近大病院三句>
敬老の日は赤飯と松花堂
採血を四本済ませ秋の朝
秋暑き三連休の終わりけり
自由な投句箱
★子規庵に糸瓜飾られ子規忌かな
★健康診断無事に終へ子規忌かな
★広き田の稔り豊かに河川敷
自由な投句箱
★うそ寒のかいなを抱き目覚めけり
★温かきコーヒー未だ秋暑し
★ベランダの片付け片付け終わり天高し
Unknown
自由な投句箱
●親戚を介し新米譲り受け
●新米を運ぶ車両のやや急きて
●畦暮れて藁塚の陰失なえり
自由な投句箱
★幾十の水輪生まれる秋の沼
★露天湯に声つつしむや石叩
★つつましく白き菊咲く狭庭かな
自由な投句箱
忙しく検査の続く秋の昼
秋の夕心エコーへと滑り込む
治療方針説明を受く秋彼岸
自由な投句箱
★曇り居て雨の予報や秋暑し
★秋雨の降りて止んでは又降りぬ
★汀女忌の麻婆茄子の夕餉かな
Unknown
自由の投句箱
●落花生ざらつく皮をはぎいたり
●皮むけば落花生の実世にあらわ
●雲の色白曼珠沙華にうつしけり