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コメント
八月の最後の花火打ちあがる
子の頃の西瓜は種の多かりし
八月尽風入る部屋で昼寝する
鳴き声の虚ろとなりぬ秋の蝉
ついと前ついとまえへと赤とんぼ
新しき風に乗りたや九月来る
新しき友と出会いし秋の旅
忌日近し欠けゆく月を仰ぎたり
秋うらら土産を配る旅の果て
蜂向かう小手毬の奥斑の巣
舞うアゲハ幼虫蜂の餌となり
とりどりのアゲハ舞う庭夢のあと
閉じかけし花も風受く木槿垣
木槿垣花それぞれに風に揺れ
空色のトーンを落とし九月来る
昇りくる朝日に向かい芙蓉咲く
鉢植えの桔梗生き生き朝の水
食べ終えし西瓜の皮を漬物に
暁闇に目覚め聞き居り虫の声
草萩の咲いて風来ぬごみだし場
所在なくベランダに来る秋の蝶
月光のきらめく流れ墨田川
湘南の光をあつめ黒葡萄
英字紙の袋連なる梨畑
植え替えの秋桜脇芽伸び始め
つくばいに風の径有り秋の涼
標識を支えに朝顔伸び盛り
露草の色を愛でたる朝の散歩
朝日さす鎮守の森の法師蝉
わらわらと屋根へ逃げたる稲雀
何もかもくつきり見ゆや涼新た
誰知らず採りて少なし花梨の実
いつまでもつくづく惜しむ法師蝉
お土産はココヤシケーキ秋の旅
籾殻を払いし林檎香り濃し
ゆったりと白桃すする一人の夜
新涼の嶺に鉄塔並びけり
垣根より柘榴迫り出すおちょぼ口
仕舞うより今こそ欲しき秋簾
朝顔や空の青さを集め咲く
残暑厳し海の上には積乱雲
カンナ咲く上り列車を見送りて
種なしの葡萄を選びジュースとす
さくさくと皮ごと食べる林檎かな
豊水てう梨の実の汁溢れたり
・9月1日(月)自由な投句箱再投句
閉じかけし花も風受く木槿垣
木槿垣花それぞれに風に揺れ
空色のトーンを落とし九月来る
モノトーンの友の明るきサンドレス
テラコッタの鉢にみなぎる花木槿
ぽこぽことヘルパー土産のマッコリを
線状とう降水激し秋の夜
雨音の頻りに聞こゆ秋の真夜
紅白のおしろい咲きぬ雨上がり
一房の葡萄分け合う母娘かな
朝露のきらきら光る庭の草
目の前についときらめく実紫
大鷺の群れて稲田の傍らに
みそはぎや門ある庭の家ばかり
千日紅初秋の朝日を浴びている
テラコッタの鉢にみなぎる花木槿
ヘルパーの土産の濁酒ぽこぽこ鳴る
モノトーンの友の明るきサンドレス
申し訳ございません。
誤って再度送信してしまいました。
旅立つ子見送りの駅に秋の涼
文具店紅白帽子並ぶ秋
秋蝶の人家に潜む嵐の夜
台風や一番列車の音がする
秋夜明け驟雨あがれば鳥の声
初秋の朝日を受ける増位山
弾けるはもう少し先椿の実
露けしや道端に立つ道祖神
青空に手を差し入れて葡萄狩
おそろしき夢の未明やうそ寒し
台風の過ぎて青空雲を見ず
何時までも地上嬉しき穴まどい
輸送機の夜間飛行や月さやか
南中の月へ流るる雲早し
秋簾嵐静まるランダに
目覚めたる夜明けの空気今朝白露
胡麻和えのオクラ昼餉の一品に
秋の川流れ静かなる朝に
うそ寒の起きて窓閉む夜半かな
終活のまだ先なりぬ秋蝉
人恋えば夕日に染まる赤とんぼ
幾重にも幾重にも秋風渡る
ヒグラシを聴く静けさの窓辺かな
秋空や詩の下りてくる気配かな
小口泰與
大沼の月を乗せたる水面かな
秋雨を賜はる草の葉生き生きと
沼の端の秋翡翠の愛語かな