自由な投句箱/9月1日~9月10日 2023年9月1日 23:40 | Weblog ◆9月1日より再開します。ご投句をお待ちしています。◆ ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 多田有花 2023年9月1日 10:03 自由な投句箱 南海に嵐の予報稲穂波 満月におやすみを言い床につく 二百十日窓より急に強き風 返信する 廣田洋一 2023年9月1日 15:03 自由な投句箱 ★星一つ見えなき空や月皓皓 ★種無しの葡萄つまみて切りもなし ★旗立てて避難訓練震災忌 返信する 桑本栄太郎 2023年9月1日 17:47 自由な投句箱 ★さやさやと夜気の入り来る九月かな ★未明より救急車来る厄日かな ★名乗り出で季を惜しめり法師蝉 返信する 弓削和人 2023年9月1日 20:35 Unknown 自由な投句箱 ●コスモスの深紅の吹かれ雲ゆけり ●ひらかれし花野の末や里の納屋 ●秋茜ぽつりぽつりの梢かな 返信する 小口泰與 2023年9月2日 10:09 自由な投句箱 ★青青と深き空あり芒山 ★朝顔や打ち萎れたる雨後のあと ★雨風に耐えて野原の女郎花 返信する 廣田洋一 2023年9月2日 11:31 自由な投句箱 ★沈む月茜雲をば敷き連ね ★秋晴や足下の庭整へり ★団栗や蝉の穴をば塞ぎたる 返信する 多田有花 2023年9月2日 12:22 自由な投句箱 必ず来る地震に嵐震災忌 日が昇るわずかに鳴き出し秋の蝉 昔の歌今の歌聴く夜長かな 返信する 桑本栄太郎 2023年9月2日 17:22 自由な ★うそ寒の腕をいだく褥かな ★冷やかに哀しくありぬ今朝の夢 ★夢二忌や大正琴のほそきゆび 返信する 小口泰與 2023年9月3日 10:52 自由な投句箱 ★奥利根の渓のほとりや男郎花 ★少年の妹と歩みし花カンナ ★桔梗や漢は無口を旨とせる 返信する 廣田洋一 2023年9月3日 11:16 自由な投句箱 ★論文の英訳をして夜なべかな ★近付きて香り味はひ秋の薔薇 ★身に入むや来ぬ友増えるクラス会 返信する 桑本栄太郎 2023年9月3日 17:13 自由な投句箱 <四条大橋界隈> ★南座の大屋根ぎらと秋日照る ★四条大橋を渡り祇園へ秋暑し ★一力亭の花見小路や秋日傘 返信する 多田有花 2023年9月3日 17:33 自由な投句箱 雲斜めに空を流れし秋の朝 心地よく秋の暑さの中にいる 秋晴を川鵜の群れが戻りおり 返信する 小口泰與 2023年9月4日 8:59 Unknown ★花葛や九十九折なる峠径 ★峰に落つ日の速かりし花常山木 ★仲秋の風の響きや山の沼 返信する 廣田洋一 2023年9月4日 9:42 自由な投句箱 ★燕帰る富士見る空は晴れ渡り ★もう少しと時計をみつつ夜なべかな ★身に入むや訃報の続くクラス会 返信する 弓削和人 2023年9月4日 11:52 Unknown 自由な投句箱 ●今朝の秋することのなき有り難さ ●目覚めるや肺ふへおつる今朝の秋 ●さやさやと鳴りたる庭樹秋めけり 返信する 多田有花 2023年9月4日 16:02 自由な投句箱 秋つばめ何に誘われ旅立ちぬ 秋晴や雲立ち上がることをやめ 止めればまだ暑し秋の扇風機 返信する 桑本栄太郎 2023年9月4日 18:04 自由な投句箱 ★うべないて風の行方をゑのこ草 ★合歓の実の乾ぶる風の川のうえ ★寛解と告げらる朝や涼新た 返信する 小口泰與 2023年9月5日 8:53 自由な投句箱 ★縁起塩暖簾仕舞いて秋の雨 ★差し込める暁の榛名や鉦叩 ★もくもくと砂の踊るや秋の沼 返信する 廣田洋一 2023年9月5日 15:07 自由な投句箱 ★並びたる割烹店や秋簾 ★須田町の川風抜ける秋簾 ★青々と透き通りたる天高し 返信する 弓削和人 2023年9月5日 16:39 Unknown 自由な投句箱 ●鬼やんま疾くて水面を打ち発てり ●イナビカリ抗う雲と風を染め ●臥したれどふわと秋蝶起こしけり 返信する 桑本栄太郎 2023年9月5日 18:13 自由な投句箱 ★見上ぐれば百日紅咲く青き空 ★辻曲がり出会いがしらや鬼やんま ★草萩の風にをいろどり揺れにけり 返信する 小口泰與 2023年9月6日 8:29 自由な投句箱 ★喧騒の森の小鳥や暁の沼 ★寂寂の小沼の岸の蜻蛉かな ★叫喚の秋鶺鴒の木木の中 返信する 廣田洋一 2023年9月6日 11:19 自由な投句箱 ★文庫本一つ読み終へ夜長かな ★夜業終へ調子悪しと救急車 ★鶺鴒の斜めとびして街の川 返信する 桑本栄太郎 2023年9月6日 17:05 自由な投句箱 ★秋冷の夢おそろしく目覚めけり ★ぐじゅぐじゅと出だしためらう秋の蝉 ★綾子忌や萩のひと枝を食卓に 返信する 廣田洋一 2023年9月7日 10:10 自由な投句箱 ★底紅や伸びやかに空見上げをり ★秋の蝶まだまだ元気高く飛ぶ ★流れゆく木の葉の色や秋めける 返信する 小口泰與 2023年9月7日 10:34 自由な投句箱 ★蜻蛉のホバリングせる岸辺かな ★枝豆と酒は今宵の主役なり ★柔らかな沼風吹ける小鳥達 返信する 多田有花 2023年9月7日 14:55 自由な投句箱 母看取る窓に飛び交い秋の蝶 秋の日や静かに母は旅立ちぬ 母逝きて秋の村雨降り始む 返信する 桑本栄太郎 2023年9月7日 17:28 自由な投句箱 ★一点に視線さだまる愁思かな ★末枯るる蔓に色づく実の一つ ★夜の更けてやがて土間なるつづれさせ 返信する 弓削和人 2023年9月7日 22:39 Unknown 自由な投句箱 ●虫の声時計の針と競い合い ●一服の風吹き抜けリ秋簾 ●鰯雲木陰にのぞく浅瀬かな 返信する 小口泰與 2023年9月8日 8:45 自由な投句箱 ★色鳥や看板の色鮮やかや ★群れて来て散りぢりになる花鶏かな ★磯鴫やダンスホールの脚の如 返信する 廣田洋一 2023年9月8日 10:30 自由な投句箱 ★露草の群咲く路地やテニスコート ★露草の群がり咲きて空青し ★朝露や風に吹かれて光りけり 返信する 桑本栄太郎 2023年9月8日 17:29 自由な投句箱 ★目覚むれば胸掻きいだく白露かな ★冷やかにはるか昔の友の夢 ★こつ然と鳴かぬ朝や秋の蝉 返信する 弓削和人 2023年9月8日 23:53 Unknown 自由な投句箱 ●水引の凛と咲きたり雨あがり ●木洩れ日を受ける水辺や釣鐘草 ●秋風の吹きたる方を背にして 返信する 弓削和人 2023年9月9日 0:18 Unknown 読み方を追記致します。 ●秋風の吹きたる方を背(せな)にして 返信する 小口泰與 2023年9月9日 10:30 自由な投句箱 ★懸巣鳴き浅間は雲を払いけり ★曙の梢つつと黄鶺鴒 ★蜻蛉や沼の岸辺の草の色 返信する 廣田洋一 2023年9月9日 11:38 自由な投句箱 ★一鉢に満ち溢れたり濃竜胆 ★重陽や亡父と子に酒供へけり ★重陽の雨の上がりて明るみぬ 返信する 桑本栄太郎 2023年9月9日 18:03 自由な投句箱 ★虫すだく団地の夜となりにけり ★身に入むや夢見哀しきことばかり ★秋風やぶんぶん鳴りぬ破れ障子 返信する 弓削和人 2023年9月9日 23:18 Unknown 自由な投句箱 ●早稲の黄折り重なりてまちまちと ●雨冷て鼻まで浸かる湯浴みかな ●赤まんま湖へ空へと吹かれおり 返信する 小口泰與 2023年9月10日 10:42 自由な投句箱 ★蓑虫や園児迎えのお父さん ★啄木鳥や木槌の音と嘴の音 ★秋風や沼の静寂の握飯 返信する 多田有花 2023年9月10日 16:13 自由な投句箱 金星が東の空に今朝白露 <近大病院入院二句> 重陽なれば病院食にも菊ゼリー 病棟よりはるかに秋の金剛山 返信する 廣田洋一 2023年9月10日 17:59 自由な投句箱 ★とりどりに空地を覆ふ草の花 ★出世稲荷手を清めたる秋の水 ★とろろ蕎麦竹藪見つつすすりけり 返信する 桑本栄太郎 2023年9月10日 18:25 自由な投句箱 ★鳴くものの鳴かぬ朝や秋寂し ★黒雲の天地を被う秋の雷 ★降るならば早く降れよと秋の雨 返信する
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自由な投句箱
南海に嵐の予報稲穂波
満月におやすみを言い床につく
二百十日窓より急に強き風
自由な投句箱
★星一つ見えなき空や月皓皓
★種無しの葡萄つまみて切りもなし
★旗立てて避難訓練震災忌
自由な投句箱
★さやさやと夜気の入り来る九月かな
★未明より救急車来る厄日かな
★名乗り出で季を惜しめり法師蝉
Unknown
自由な投句箱
●コスモスの深紅の吹かれ雲ゆけり
●ひらかれし花野の末や里の納屋
●秋茜ぽつりぽつりの梢かな
自由な投句箱
★青青と深き空あり芒山
★朝顔や打ち萎れたる雨後のあと
★雨風に耐えて野原の女郎花
自由な投句箱
★沈む月茜雲をば敷き連ね
★秋晴や足下の庭整へり
★団栗や蝉の穴をば塞ぎたる
自由な投句箱
必ず来る地震に嵐震災忌
日が昇るわずかに鳴き出し秋の蝉
昔の歌今の歌聴く夜長かな
自由な
★うそ寒の腕をいだく褥かな
★冷やかに哀しくありぬ今朝の夢
★夢二忌や大正琴のほそきゆび
自由な投句箱
★奥利根の渓のほとりや男郎花
★少年の妹と歩みし花カンナ
★桔梗や漢は無口を旨とせる
自由な投句箱
★論文の英訳をして夜なべかな
★近付きて香り味はひ秋の薔薇
★身に入むや来ぬ友増えるクラス会
自由な投句箱
<四条大橋界隈>
★南座の大屋根ぎらと秋日照る
★四条大橋を渡り祇園へ秋暑し
★一力亭の花見小路や秋日傘
自由な投句箱
雲斜めに空を流れし秋の朝
心地よく秋の暑さの中にいる
秋晴を川鵜の群れが戻りおり
Unknown
★花葛や九十九折なる峠径
★峰に落つ日の速かりし花常山木
★仲秋の風の響きや山の沼
自由な投句箱
★燕帰る富士見る空は晴れ渡り
★もう少しと時計をみつつ夜なべかな
★身に入むや訃報の続くクラス会
Unknown
自由な投句箱
●今朝の秋することのなき有り難さ
●目覚めるや肺ふへおつる今朝の秋
●さやさやと鳴りたる庭樹秋めけり
自由な投句箱
秋つばめ何に誘われ旅立ちぬ
秋晴や雲立ち上がることをやめ
止めればまだ暑し秋の扇風機
自由な投句箱
★うべないて風の行方をゑのこ草
★合歓の実の乾ぶる風の川のうえ
★寛解と告げらる朝や涼新た
自由な投句箱
★縁起塩暖簾仕舞いて秋の雨
★差し込める暁の榛名や鉦叩
★もくもくと砂の踊るや秋の沼
自由な投句箱
★並びたる割烹店や秋簾
★須田町の川風抜ける秋簾
★青々と透き通りたる天高し
Unknown
自由な投句箱
●鬼やんま疾くて水面を打ち発てり
●イナビカリ抗う雲と風を染め
●臥したれどふわと秋蝶起こしけり
自由な投句箱
★見上ぐれば百日紅咲く青き空
★辻曲がり出会いがしらや鬼やんま
★草萩の風にをいろどり揺れにけり
自由な投句箱
★喧騒の森の小鳥や暁の沼
★寂寂の小沼の岸の蜻蛉かな
★叫喚の秋鶺鴒の木木の中
自由な投句箱
★文庫本一つ読み終へ夜長かな
★夜業終へ調子悪しと救急車
★鶺鴒の斜めとびして街の川
自由な投句箱
★秋冷の夢おそろしく目覚めけり
★ぐじゅぐじゅと出だしためらう秋の蝉
★綾子忌や萩のひと枝を食卓に
自由な投句箱
★底紅や伸びやかに空見上げをり
★秋の蝶まだまだ元気高く飛ぶ
★流れゆく木の葉の色や秋めける
自由な投句箱
★蜻蛉のホバリングせる岸辺かな
★枝豆と酒は今宵の主役なり
★柔らかな沼風吹ける小鳥達
自由な投句箱
母看取る窓に飛び交い秋の蝶
秋の日や静かに母は旅立ちぬ
母逝きて秋の村雨降り始む
自由な投句箱
★一点に視線さだまる愁思かな
★末枯るる蔓に色づく実の一つ
★夜の更けてやがて土間なるつづれさせ
Unknown
自由な投句箱
●虫の声時計の針と競い合い
●一服の風吹き抜けリ秋簾
●鰯雲木陰にのぞく浅瀬かな
自由な投句箱
★色鳥や看板の色鮮やかや
★群れて来て散りぢりになる花鶏かな
★磯鴫やダンスホールの脚の如
自由な投句箱
★露草の群咲く路地やテニスコート
★露草の群がり咲きて空青し
★朝露や風に吹かれて光りけり
自由な投句箱
★目覚むれば胸掻きいだく白露かな
★冷やかにはるか昔の友の夢
★こつ然と鳴かぬ朝や秋の蝉
Unknown
自由な投句箱
●水引の凛と咲きたり雨あがり
●木洩れ日を受ける水辺や釣鐘草
●秋風の吹きたる方を背にして
Unknown
読み方を追記致します。
●秋風の吹きたる方を背(せな)にして
自由な投句箱
★懸巣鳴き浅間は雲を払いけり
★曙の梢つつと黄鶺鴒
★蜻蛉や沼の岸辺の草の色
自由な投句箱
★一鉢に満ち溢れたり濃竜胆
★重陽や亡父と子に酒供へけり
★重陽の雨の上がりて明るみぬ
自由な投句箱
★虫すだく団地の夜となりにけり
★身に入むや夢見哀しきことばかり
★秋風やぶんぶん鳴りぬ破れ障子
Unknown
自由な投句箱
●早稲の黄折り重なりてまちまちと
●雨冷て鼻まで浸かる湯浴みかな
●赤まんま湖へ空へと吹かれおり
自由な投句箱
★蓑虫や園児迎えのお父さん
★啄木鳥や木槌の音と嘴の音
★秋風や沼の静寂の握飯
自由な投句箱
金星が東の空に今朝白露
<近大病院入院二句>
重陽なれば病院食にも菊ゼリー
病棟よりはるかに秋の金剛山
自由な投句箱
★とりどりに空地を覆ふ草の花
★出世稲荷手を清めたる秋の水
★とろろ蕎麦竹藪見つつすすりけり
自由な投句箱
★鳴くものの鳴かぬ朝や秋寂し
★黒雲の天地を被う秋の雷
★降るならば早く降れよと秋の雨