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コメント
自由な投句箱
★秋めくや魚の斑ぐいと反転す
★初秋や旧家の庭の草の丈
★あけぼのの野川の流れ秋めけり
自由な投句箱
赤とんぼ夕陽あたれば金色に
新涼や希少なチケット手に入れる
秋口の部屋に野鳥が迷い込む
自由な投句箱
★花カンナそれぞれ色を自己主張
★老ひてなほ高き目標花カンナ
★しつこしと思ふこと有りカンナの緋
自由な投句箱
★花カンナそれぞれ色を自己主張
★老ひてなほ高き目標花カンナ
★しつこしと思ふこと有りカンナの緋
自由な投句箱
★山すその音に目覚むや威し銃
★滞在のくすり数えり盆用意
★京なれや竹林よしと法師蝉
=ご連絡=
お盆帰省の為、12日~16日まで投稿を勝手させて頂きます。悪しからず宜しくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★いまだなお湖の朝日や秋の風
★風に乗る霧の迅しや山下る
★三山の容それぞれ秋うらら
自由な投句箱
盆近し車溢るる高速路
遠方のナンバー増えし盆の入
盆花をカートにレジに並びおり
自由な投句箱
★故郷の日々甦る走馬灯
★年月の一瞬にすぎ走馬灯
★灯を点し仏と話す走馬灯
自由な投句箱
★湖へ差す朝日強きよ秋の風
★三山の容讃えて秋うらら
★わらべ等の指差す彼方秋の虹
自由な投句箱
盆の沖御魂迎えしごと晴れる
虫の音の聞こえ初めにし夜となる
校庭に人無く静か盆休み
自由な投句箱
★足下に轟音届く秋の雷
★用水路水の溢れて秋の雷
★秋の雷向こうのビルに落ちたるか
自由な投句箱
★瑕瑾無き葡萄や鴉声高き
★裂帛の空手の気合稲の殿
★巨大なる白雲立ちて野分晴
自由な投句箱
新盆か路傍に白き百合供え
板金屋バーベキューする盆休み
まだ雲の吹き上がりたる残暑かな
自由な投句箱
★隣近所ワイン持ち寄り鰯焼く
★美しや鰯の群の流線形
★焼きたての鰯を配る夕餉かな
自由な投句箱
夕映えが残暑の雲を照らしたり
宵の風盆三日月に心地よく
秋口の川に小舟が魚釣る
自由な投句箱
★爽やかな朝の厨の音聞こゆ
★いずかたへ行くや落鮎定めなき
★今朝の利根いとど濁りて帰燕かな
自由な投句箱
★亡き父のラーゲの記録終戦の日
★終戦日新聞閉じて黙祷す
★見送りし兵士の笑顔終戦忌
自由な投句箱
★おとぎり草濁りそめたる湯檜曽川
★きちこうや雨後の浅間の雲寄せぬ
★花葛や一直線の湖の径
自由な投句箱
★振り向かず手を上げて去る茄子の馬
★送り火消しテレビに写る五山の火
★送り火やしんがりを行く長男よ
自由な投句箱
<鳥取へ盆帰省>
★初秋の白兎海岸白き波
★谷間に赤瓦屋根見ゆ盆帰省
★盆波や墓参の丘に入日見る
自由な投句箱
隣国の海苔の香散らす秋夕べ
たのしさは秋の夕餉に載る土産
揚花火ビルの隙間の三角に
自由な投句箱
★秋海棠赤城九峰朱に染まり
★はみ跡や利根の落鮎いずかたへ
★背高泡立草田畑次つぎ治めけり
自由な投句箱
乗りあわせ驟雨の中を墓参り
西瓜囲み一年ぶりの話かな
秋涼や朝の日差しの透明に
自由な投句箱
★枝が鳴り窓が鳴り居り初嵐
★ハイウェイの彼方に霧の峰の立つ
★プロペラの発電塔や秋の浜
自由な投句箱
★門出でて清々しきゃ秋の風
★帰り道秋風連れてぶらぶらと
★シャッター街色なき風の吹き抜けし
自由な投句箱
夕風に触れて離れて猫じゃらし
かなかなの彼方にかすか夕暮れる
新涼や飛騨の川面に風の道
自由な投句箱
★花芙蓉野川の波の変りおり
★枝豆や隣家の灯りともりける
★高原や缶ドロップの音さやか
自由な投句箱
★道の端ぽつぽつこぼる萩の花
★参道に萩の花咲く妻の墓
★雨に耐え枝垂れ咲きたり萩の花
自由な投句箱
★道の端ぽつぽつこぼる萩の花
★参道に萩の花咲く妻の墓
★雨に耐え枝垂れ咲きたり萩の花
自由な投句箱
★朝靄の晴れて確たり稲穂垂る
★白鷺の番と見ゆる田中かな
★名乗り出でしきりに惜しむ秋の蝉
自由な投句箱
補聴器が少しざわつく秋の風
角曲がる新涼届く伊吹より
亡き兄へ今年は一人で経を読む
自由な投句箱
森歩く新たに涼し風の音
秋晴れや六甲淡路くっきりと
秋風にはるか四国の山の影
自由な投句箱
★浅間なお秋月の出にいとまあり
★奥利根の水まろまろと蕎麦の花
★訴うるチワワの眼赤のまま
自由な投句箱
★初秋刀魚思ひの外の小ぶりなり
★居酒屋の煙に混じる秋刀魚の香
★秋刀魚焼く厨に満つる香りかな
自由な投句箱
★初秋刀魚思ひの外の小ぶりなり
★居酒屋の煙に混じる秋刀魚の香
★秋刀魚焼く厨に満つる香りかな
自由な投句箱
秋風を訪問ナースに教わりぬ
ヘルパーもナースも秋の空気よと
富士暮れて港に花火始まれる
自由な投句箱
★惜しみなく鳴き尽くすかに法師蝉
★仰のけの落蝉白き腹を見せ
★合いの手の入りて惜しめり秋の蝉
自由な投句箱
豪雨跡越えて登りし秋の山
影選び秋暑の道を歩きけり
一歩ずつ新涼確かめつつ歩く
自由な投句箱
★里山や釣鐘人参そよと揺れ
★萩咲くや石段街のお土産屋
★鳳仙花夕日蹴りたる水面かな
自由な投句箱
★秋蝉や目覚めて遠き少年期
★産土の辻に幟や宮相撲
★合歓は実に手足伸びたる大姪よ
自由な投句箱
★秋夕焼雲の一筋棚引けり
★秋夕焼ほつと一息山の暮
★秋夕焼烏飛び交ふ里の暮