自由な投句箱/8月1日~10日 2021年8月1日 22:01 | Weblog ※当季雑詠3句(夏の句・秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 代表:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2021年8月1日 8:09 自由な投句箱 ★萱草や溶岩道の岩の数 ★綿菅や降りたるリフト渦の風 ★雲の峰育つや犬の窶れける 返信する 廣田洋一 2021年8月1日 11:26 自由な投句箱 ★葉陰より青柿一つ現れし ★青柿の踏み潰されし道の端 ★青柿や水の枯れたる用水路 返信する 多田有花 2021年8月1日 16:13 自由な投句箱 芋の葉の彼方に夏の日が昇る 山門を入れば一面蓮の花 花びらの先のみわずかに紅の蓮 返信する 桑本栄太郎 2021年8月1日 18:00 自由な投句箱 ★想い出のあまたありたる八月来 ★ひらひらと水辺漂う糸とんぼ ★仰のけのままに羽ばたき蝉の果つ 返信する 小口泰與 2021年8月2日 8:54 自由な投句箱 ★常夏や里の小川のさらさらと ★木道の下野草や雲湧きぬ ★花合歓や天地賜わる我が一世 返信する 廣田洋一 2021年8月2日 13:30 自由な投句箱 ★揚羽蝶木の香を吸ひて飛び去りぬ ★雷鳴の近づきたるや雨烈し ★オンライン会議終へたり雷雨去る 返信する 桑本栄太郎 2021年8月2日 17:44 自由な投句箱 ★かなかなの暁けの茜や朝まだき ★何もかも忘れたき日や茗荷掘る ★音のみの在りて降らずやはたた神 返信する 多田有花 2021年8月2日 20:00 自由な投句箱 紅蓮開く朝の気を吸うごとく 散る蓮の隣新たに開く蓮 重たげに開きぬ八重の蓮の花 返信する 小口泰與 2021年8月3日 9:51 自由な投句箱 ★風薫る浅間の雲の軽きかな ★ステテコやぬれ縁に来る二羽の鳩 ★日雷ソフトボールの少女達 返信する 多田有花 2021年8月3日 16:17 自由な投句箱 庭先の小さき浄土蓮の花 朝の月白く残りぬ百日紅 燕の子寄りあい並び電線に 返信する 桑本栄太郎 2021年8月3日 18:16 自由な投句箱 ★風音と雨の降る音夜立来る ★嶺の端の雨雲去りて虹出ずる ★かなかなの山の端遠く茜かな 返信する 廣田洋一 2021年8月3日 18:20 自由な投句箱 ★夏の雨止みし途端に湿気かな ★短夜の更けたる空に地球儀かな ★短夜や寝技で勝ちし柔道家 返信する 小口泰與 2021年8月4日 8:43 自由な投句箱 ★久に会う友の白髪や大海月 ★白昼の商店街や風死せり ★死の果にある星空や旅晩夏 返信する 廣田洋一 2021年8月4日 10:15 自由な投句箱 ★富士の峯青々そびえ夏惜しむ ★アロエの葉枯れてしまひし夏の果 ★窓を打つ雨音高し夏の果 返信する 多田有花 2021年8月4日 13:37 自由な投句箱 空蝉のいつまで確とつかまりぬ 総身に蝉しぐれ浴び古墳に立つ 蝉ぐれブランコの風心地よし 返信する 桑本栄太郎 2021年8月4日 18:53 自由な投句箱 ★青田道縫つて辿りぬ路線バス ★鳴くもあり鳴かぬも並ぶ蝉の枝 ★アスファルト鋪道に流る酷暑かな 返信する 小口泰與 2021年8月5日 8:13 自由な投句箱 ★蟾蜍からぶ大地に鎮座せり ★雷鳴や春子俳句の奇の乱舞 ★降臨の大樹や風の滝の音 返信する 廣田洋一 2021年8月5日 10:53 自由な投句箱 ★露店湯の湯煙高き山滴る ★山滴る谷川の水青きかな ★翡翠の碧一筋に川渡る 返信する 多田有花 2021年8月5日 11:45 自由な投句箱 朝涼のなかを鉄路はまっすぐに 朝の田にしばし白鷺の立てり 家々にペチュニア新興住宅 返信する 桑本栄太郎 2021年8月5日 17:52 自由な投句箱 ★地の塩の噴き出す日なり草田男忌 ★歩みゆく程にきらめく草の露 ★つんつんと青無花果の川辺かな 返信する 小口泰與 2021年8月6日 9:39 自由な投句箱 ★被写体へやすき心や含羞草 ★物言わぬ犬や夕べのはたた神 ★水換えて目高やすらい犬欠伸 返信する 廣田洋一 2021年8月6日 14:24 自由な投句箱 ★あの人もこの人も去り8月かな ★その奥に炎立つごと夕焼雲 ★幾筋も火の帯流れ大夕焼 返信する 多田有花 2021年8月6日 15:23 自由な投句箱 青空のいつも広がり原爆忌 秋近き夜明けの空を見上げおり 百合白し朝日を浴びる家のそば 返信する 桑本栄太郎 2021年8月6日 18:06 自由な投句箱 ★黒き雨ようやく止みぬ原爆忌 ★炎天の火に祈り居り原爆忌 ★逝く君の日と重なりし原爆忌 返信する 廣田洋一 2021年8月7日 9:29 自由な投句箱 ★庭の草秋色まとふ朝かな ★庭隅の草の葉そよぎ秋立ちぬ ★ものの実の小さく生りて秋立ちぬ 返信する 小口泰與 2021年8月7日 9:47 自由な投句箱 ★遠花火浄土の声の聞ゆなり ★安けくて仏間に昼寝木木の風 ★青鷺のはぎ濡れし沼夕間暮れ 返信する 多田有花 2021年8月7日 13:26 自由な投句箱 吹く風が告げてゆきけり今朝の秋 蟻には広き朝顔の花の上 暑中から残暑へ暑さは変わらずに 返信する 桑本栄太郎 2021年8月7日 18:41 自由な投句箱 ★空腹を覚え目覚むる今朝の秋 ★ベランダの鉢に水撒く入日かな ★ふるさとの漁火想う秋の宵 返信する 小口泰與 2021年8月8日 9:12 自由な投句箱 ★大津絵の団扇厨に置かれける ★きちきちや赤城の雲の動かざる ★螻蛄鳴くや田の水口の水車 返信する 小口泰與 2021年8月8日 9:14 自由な投句箱 ★大津絵の団扇厨に置かれける ★きちきちや赤城の雲の動かざる ★螻蛄鳴くや田の水口の水車 返信する 廣田洋一 2021年8月8日 9:50 自由な投句箱 ★池の水こつんと叩けり鬼やんま ★昨日見し揚羽がここに秋の庭 ★玉蜀黍刈られし畑広々と 返信する 桑本栄太郎 2021年8月8日 17:22 自由な投句箱 ★サングラス散歩の犬に吠えらるる ★きちきちの朝の田道を先導す ★ユニクロのセールに集う涼新た 返信する 多田有花 2021年8月8日 18:31 自由な投句箱 秋きぬと真白き蓮の開きけり 蓮蕾のすこやかに立つ今朝の秋 かなかなや夜明けを告げて鳴き始め 返信する 小口泰與 2021年8月9日 8:39 自由な投句箱 ★鬼やんま岩を超え行く水迅し ★しののめの棚田の雨や姫ばつた ★山峡の日のつれなしや崩れ簗 返信する 廣田洋一 2021年8月9日 9:29 自由な投句箱 ★松手入終へたる庭を開け放ち ★軽快な音の続きし松手入 ★遠見には三角形の松手入 返信する 桑本栄太郎 2021年8月9日 18:20 自由な投句箱 ★大荒れの木の葉飛び散る初嵐 ★休日の鉄砲百合や幼稚園 ★わくら葉ともう云えぬなり野分凪ぐ 返信する 多田有花 2021年8月9日 19:05 自由な投句箱 台風の音を聞きつつ描きおり 喫煙の習慣は無し花煙草 カンナ咲く踏切へ電車やってくる 返信する 小口泰與 2021年8月10日 8:07 自由な投句箱 ★魚影の浅瀬の瀬尻秋の雲 ★破顔して下山の髭や草の絮 ★秋蝉や朝の浅間の褪せにける 返信する 廣田洋一 2021年8月10日 10:43 自由な投句箱 ★木の実降る音を聞きつつ家路かな ★木槿咲く枝の大きく広がりて ★新築の家の石垣宗旦木槿 返信する 桑本栄太郎 2021年8月10日 17:42 自由な投句箱 ★夜気と云う風の窓辺や涼新た ★甲子園テレビ画面に赤とんぼ ★訳も無く走り遊ぶや子等の夏 返信する 多田有花 2021年8月10日 20:30 自由な投句箱 台風一過一面に青葉散る 干し物をするや秋めく風のなか 秋茄子のまだまだ成りし構えなり 返信する
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自由な投句箱
★萱草や溶岩道の岩の数
★綿菅や降りたるリフト渦の風
★雲の峰育つや犬の窶れける
自由な投句箱
★葉陰より青柿一つ現れし
★青柿の踏み潰されし道の端
★青柿や水の枯れたる用水路
自由な投句箱
芋の葉の彼方に夏の日が昇る
山門を入れば一面蓮の花
花びらの先のみわずかに紅の蓮
自由な投句箱
★想い出のあまたありたる八月来
★ひらひらと水辺漂う糸とんぼ
★仰のけのままに羽ばたき蝉の果つ
自由な投句箱
★常夏や里の小川のさらさらと
★木道の下野草や雲湧きぬ
★花合歓や天地賜わる我が一世
自由な投句箱
★揚羽蝶木の香を吸ひて飛び去りぬ
★雷鳴の近づきたるや雨烈し
★オンライン会議終へたり雷雨去る
自由な投句箱
★かなかなの暁けの茜や朝まだき
★何もかも忘れたき日や茗荷掘る
★音のみの在りて降らずやはたた神
自由な投句箱
紅蓮開く朝の気を吸うごとく
散る蓮の隣新たに開く蓮
重たげに開きぬ八重の蓮の花
自由な投句箱
★風薫る浅間の雲の軽きかな
★ステテコやぬれ縁に来る二羽の鳩
★日雷ソフトボールの少女達
自由な投句箱
庭先の小さき浄土蓮の花
朝の月白く残りぬ百日紅
燕の子寄りあい並び電線に
自由な投句箱
★風音と雨の降る音夜立来る
★嶺の端の雨雲去りて虹出ずる
★かなかなの山の端遠く茜かな
自由な投句箱
★夏の雨止みし途端に湿気かな
★短夜の更けたる空に地球儀かな
★短夜や寝技で勝ちし柔道家
自由な投句箱
★久に会う友の白髪や大海月
★白昼の商店街や風死せり
★死の果にある星空や旅晩夏
自由な投句箱
★富士の峯青々そびえ夏惜しむ
★アロエの葉枯れてしまひし夏の果
★窓を打つ雨音高し夏の果
自由な投句箱
空蝉のいつまで確とつかまりぬ
総身に蝉しぐれ浴び古墳に立つ
蝉ぐれブランコの風心地よし
自由な投句箱
★青田道縫つて辿りぬ路線バス
★鳴くもあり鳴かぬも並ぶ蝉の枝
★アスファルト鋪道に流る酷暑かな
自由な投句箱
★蟾蜍からぶ大地に鎮座せり
★雷鳴や春子俳句の奇の乱舞
★降臨の大樹や風の滝の音
自由な投句箱
★露店湯の湯煙高き山滴る
★山滴る谷川の水青きかな
★翡翠の碧一筋に川渡る
自由な投句箱
朝涼のなかを鉄路はまっすぐに
朝の田にしばし白鷺の立てり
家々にペチュニア新興住宅
自由な投句箱
★地の塩の噴き出す日なり草田男忌
★歩みゆく程にきらめく草の露
★つんつんと青無花果の川辺かな
自由な投句箱
★被写体へやすき心や含羞草
★物言わぬ犬や夕べのはたた神
★水換えて目高やすらい犬欠伸
自由な投句箱
★あの人もこの人も去り8月かな
★その奥に炎立つごと夕焼雲
★幾筋も火の帯流れ大夕焼
自由な投句箱
青空のいつも広がり原爆忌
秋近き夜明けの空を見上げおり
百合白し朝日を浴びる家のそば
自由な投句箱
★黒き雨ようやく止みぬ原爆忌
★炎天の火に祈り居り原爆忌
★逝く君の日と重なりし原爆忌
自由な投句箱
★庭の草秋色まとふ朝かな
★庭隅の草の葉そよぎ秋立ちぬ
★ものの実の小さく生りて秋立ちぬ
自由な投句箱
★遠花火浄土の声の聞ゆなり
★安けくて仏間に昼寝木木の風
★青鷺のはぎ濡れし沼夕間暮れ
自由な投句箱
吹く風が告げてゆきけり今朝の秋
蟻には広き朝顔の花の上
暑中から残暑へ暑さは変わらずに
自由な投句箱
★空腹を覚え目覚むる今朝の秋
★ベランダの鉢に水撒く入日かな
★ふるさとの漁火想う秋の宵
自由な投句箱
★大津絵の団扇厨に置かれける
★きちきちや赤城の雲の動かざる
★螻蛄鳴くや田の水口の水車
自由な投句箱
★大津絵の団扇厨に置かれける
★きちきちや赤城の雲の動かざる
★螻蛄鳴くや田の水口の水車
自由な投句箱
★池の水こつんと叩けり鬼やんま
★昨日見し揚羽がここに秋の庭
★玉蜀黍刈られし畑広々と
自由な投句箱
★サングラス散歩の犬に吠えらるる
★きちきちの朝の田道を先導す
★ユニクロのセールに集う涼新た
自由な投句箱
秋きぬと真白き蓮の開きけり
蓮蕾のすこやかに立つ今朝の秋
かなかなや夜明けを告げて鳴き始め
自由な投句箱
★鬼やんま岩を超え行く水迅し
★しののめの棚田の雨や姫ばつた
★山峡の日のつれなしや崩れ簗
自由な投句箱
★松手入終へたる庭を開け放ち
★軽快な音の続きし松手入
★遠見には三角形の松手入
自由な投句箱
★大荒れの木の葉飛び散る初嵐
★休日の鉄砲百合や幼稚園
★わくら葉ともう云えぬなり野分凪ぐ
自由な投句箱
台風の音を聞きつつ描きおり
喫煙の習慣は無し花煙草
カンナ咲く踏切へ電車やってくる
自由な投句箱
★魚影の浅瀬の瀬尻秋の雲
★破顔して下山の髭や草の絮
★秋蝉や朝の浅間の褪せにける
自由な投句箱
★木の実降る音を聞きつつ家路かな
★木槿咲く枝の大きく広がりて
★新築の家の石垣宗旦木槿
自由な投句箱
★夜気と云う風の窓辺や涼新た
★甲子園テレビ画面に赤とんぼ
★訳も無く走り遊ぶや子等の夏
自由な投句箱
台風一過一面に青葉散る
干し物をするや秋めく風のなか
秋茄子のまだまだ成りし構えなり