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主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
転記
(小口泰與)2020-07-21 10:23:25
★何ゆえにひと夜咲かな女王花
★沼へ影なべて映すや夏茜
★浴衣きて岸辺に立てり灯のあかり
(廣田洋一)2020-07-21 11:03:46
★避暑地にて組みたるペアのテニスかな
★遺影にも声を掛けたり避暑の旅
★赤信号待つ間に見上ぐ百日紅
自由な投句箱
夏の暁鴉の声に始まりぬ
一斉に口ばかりとなる燕の子
梅雨の川晴れれば青き空映す
転記②
(桑本栄太郎)2020-07-21 18:37:45
★それぞれの生きる距離とや炎暑来る
★音ばかりつづき降らずやはたた神
★かなかなの入日茜の遠嶺かな
自由な投句箱
★習わしの昼寝や外は粉ぬか雨
★鮎の事鮎にならえと老釣師
★雨続き天変地異の氷雨かな
自由な投句箱
★国産の鰻を奢る土用かな
★梅雨前線張り出せしまま土用入
★過ぎし日の旅の思ひ出団扇風
自由な投句箱
よく晴れた大暑の朝の白い雲
つややかに葉陰に育つ青柿よ
開け放つ窓に入り初む南風
自由な投句箱
★釣糸の絡みし難儀香魚かな
★蝦蟇鳴いて溶岩原忽と地震起こる
★塩焼きと味噌が好みや鮎料理
自由な投句箱
★紫陽花や咲き残りたる濃紫
★川風に波打ちたるや玉蜀黍の花
★昼顔や工事現場を明るくす
自由な投句箱
★京なれや町家の軒に炎暑来る
★落蝉の仰のけなりぬ透き通る
★風涼しジェルのハニカムシート来る
自由な投句箱
★老犬にならう子犬や風薫る
★老鶯や茶請けの五家宝置かれおり
★隠り沼に何の水輪や時鳥
自由な投句箱
★俯きて紫光る茄子の花
★下向きて雨浴びて居り茄子の花
★茄子一つ採られぬままに萎みをり
自由な投句箱
★河童忌の溝川早し畦の草
★空蝉のものを語りぬ遠眼
★漁り火の水平線や梅雨の闇
自由な投句箱
★雨に濡れ幹つやつやと百日紅
★人気無き公園の彩百日紅
★雨止みて枝に絡まる杉落葉
自由な投句箱
★似合わしや赤城従え雲の峰
★旧盆え倉庫の菓子の賑々し
★雷電や微動だにせ鬼瓦
自由な投句箱
★目覚むれどそのまま眠る夜立かな
★降り足らぬ雲のとどまり梅雨はげし
★昼寝より目覚めて欲しき甘いもの
自由な投句箱
底抜けに明るきヨーデル聴く土用
鬼百合が入母屋造りの庭に咲く
梅雨明けを待つひまわりに雨続く
自由な投句箱
★賑わしや蜘蛛の囲光る雨しずく
★公園の遊具周りや蟻の列
★遠雷をかこちながらも憎からず
自由な投句箱
★冷奴独りの酒によく似合ふ
★娘よりラインの電話冷奴
★雨音を聞きつつ昼餉冷奴
自由な投句箱
★サングラス掛けて尚濃き木蔭かな
★夕暮れて雨の上がりぬ油蝉
★雨上がり早やも鳴き出づきりぎりす
自由な投句箱
滝の音杉大木の向こうから
植林を縫って聞こえる滝の音
故郷や噴煙のごと雲の峰
自由な投句箱
★塩焼きの鮎頬張るや川の風
★忽然と地震に起こさる夏の暁
★冷酒や夕日飲み込む潦
自由な投句箱
★メロン一つ親子二人に余りけり
★デザートはメロンにしたる夕餉かな
★生ハムの紅映ゆるメロンかな
自由な投句箱
★雨止みて涼風来たる窓辺かな
★コロナ憂し梅雨の長きも更に憂し
★送電線の峰から谷へ梅雨の山
自由な投句箱
思い出の夏草茂るダムサイト
街で見ぬ高き樹木やねむの花
億年の褶曲見せて飛騨川(ひだ)流る
自由な投句箱
★朝涼や嬬恋村の広き畑
★梔子の暁の庭おば匂わせり
★三山を従え凛凛し雲の峰
自由な投句箱
★双葉から本葉となりぬ夏の朝
★大鯉の二匹寄り添ふ夏の朝
★冷やし中華添えられし具を味わへり
自由な投句箱
★双葉から本葉となりぬ夏の朝
★大鯉の二匹寄り添ふ夏の朝
★冷やし中華添えられし具を味わへり
自由な投句箱
★でで虫の急ぎ足とや雨催い
★アベリアのうす紫よ辱暑来る
★夕暮れのうすき茜やあぶら蝉
自由な投句箱
故郷の山高さ変わらず雲の峰
友逝けり夏の白花に埋もれて
薄暗き木陰に一つ茗荷の子
自由な投句箱
★杣道のはずれに枯れし独活の花
★七月やゴッホの黄のワンピース
★渓流の匂える流れ鮎遡上
自由な投句箱
★草刈るや並木の根本黒々と
★草刈るや草の匂ひをまき散らし
★校庭の草の刈られし休校日
自由な投句箱
★新しきすだれ越しなる西日さす
★干し物を慌て取り込む梅雨の雷
★かなかなのたそがれ迫る茜かな
自由な投句箱
★行く夏の夕べの風に思うべし
★黒揚羽隠り沼越えてかけり来る
★鳰の海を治めて見事雲の峰
自由な投句箱
★「氷」一文字の旗かき氷
★懐かしき宇治金時てふかき氷
★長き列順番待ちのかき氷
自由な投句箱
夏の朝霧立ち昇る雨あがり
熊蝉の声に囲まれ洗濯を
夏霧の彼方に朝日昇り来る
自由な投句箱
川向う連結列車麦の秋
守宮来るコロナ禍厨のガラス戸に
待ちわびし守宮来たれり厨窓
自由な投句箱
★遠雷や今日は降らざる夕茜
★峰の端のすだれ越しなる入日かな
★夕映えや雲の茜の西の空
自由な投句箱
★生垣に殻を残して蝉の声
★人気無き公園に降る蝉時雨
★飛び来たり鳴き声出さぬ蝉一匹
自由な投句箱
★抜きんでて風の中なるダリアかな
★国道へ迷い出づるや蟇蛙
★ダリア咲き江戸より続く和菓子店
自由な投句箱
昼過ぎの白雨明るく降りてやみ
熊蝉に交じりサイレン聞こえ来る
梅雨明けや真白き雲の立ち上がる
自由な投句箱
★被うもの天に無くなり梅雨明くる
★鳴くものの空より降りぬ夏木立
★宵闇の木々の影なり七月尽