※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
コメント
自由な投句箱
★河骨を掻き分け小亀泳ぎたり
★登り来る強き夏月上つ枝越ゆ
★翡翠を待つ間床几に身をまかせ
自由な投句箱
★昼前の山の端早やも雲の峰
★日盛りや鳴くもの鳴かず静寂に
★荷造りの忙しきかな夏の午後
=ご連絡=
大変勝手ながら明日12日(土)~14日(月)まで
田舎にて法事帰省の為、投稿出来ません。
悪しからず、よろしくお願い申し上げます。
多田有花/転記
自由な投句箱 (多田有花)
2025-07-11 17:13:35
草刈の音高らかに夏の朝
茄子焼いてめんつゆに浸し食べにけり
グラジオラスマリア像の足元に
自由な投句箱
★涼風やテニスラリーの音高し
★市役所前直売される夏野菜
★餌求め鴎寄り来る船遊
自由な投句箱
★夏沼の日の退くや鳥去りぬ
★山巓は早や土肌や夏の暁
★大利根の岸のしりえの青田かな
自由な投句箱
釘を打つ作業の続く夏真昼
ここに咲く野菜畑の隅の百合
ハワイアン聴いて寛ぐ夏夕べ
自由な投句箱
★炎昼や川は退き音変わる
★宴席や尻からげして舞いにくる
★浅間より退く雲や田水沸く
自由な投句箱
入浴をしつつ夜立の音を聞く
夏大根おろして納豆と食す
明日開く蕾隣に蓮開く
自由な投句箱
★大利根の淵に集いし鮎の群
★集魚灯使いて夜釣り雑魚数多
★カ-テンを吸い込む窓や夏の夕
自由な投句箱
パソコンも熱暴走の酷暑なり
玄関に転がされている甜瓜
期日前投票の人喜雨の中
自由な投句箱
山門へ続く道なり苔青し
青苔とひとつになりぬ石仏
睡蓮や深閑として山の寺
自由な投句箱
★送電線の嶺より里へ雲の峰
★青田波市街地過ぎるモノレール
★ハイウェイの山山山や夏木立
自由な投句箱
夾竹桃咲いて大樹を顕にす
大笹を傾けて置く星祭
道渡る灰毛の猫や青葉雨
自由な投句箱
★灼熱の清清しさや若葉風
★青葦に隠れる野鳥沼の風
★風薫るカメラが好きで鳥が好き
自由な投句箱
豆蔦を這わせ地蔵の緑陰に
万緑に包まれ地蔵菩薩立つ
青楓聖観音の立ちにけり
自由な投句箱
<鳥取の田舎より帰京への道>
★山の端に峰雲そだつ中国道
★眼の前に稜線せまる雲の峰
★赤瓦屋根の灼けをり米子道
自由な投句箱
ハンカチを項にあてて僧過ぎぬ
陽が差して都市の医大に揚羽蝶
百日紅花の重さを持て余す
Unknown
自由な投句箱
着飾って蛍の庭の闇に入る
向日葵の日の出の向きに咲き揃う
木槿咲く碧の勢い増す朝に
自由な投句箱
蝉の声なき山寺の静けさよ
<西国二十六番・法華山一乗寺二句>
境内に泰山木の咲く寺へ
大緑陰見上げ石段へ向かう
自由な投句箱
★松落葉ふわりと踏みし石畳
★涼風に波打つ如く土手の草
★夏野菜引売りを待つ人の列
自由な投句箱
★朝なれど白雨激しくなりにけり
★ぼうぜんと雨を眺める返り梅雨
★田舎より二つの箱に夏野菜
自由な投句箱
★翡翠の咥えし魚の丸丸と
★青葦の揺れて水輪の広がりし
★老鶯や山の小沼へ声をはり
自由な投句箱
★川風に浮かび群れ居り夏あかね
★涼風の木陰に入りてひと休み
★シャワシャワと鳴けば汗噴く背筋かな
自由な投句箱
<西国二十六番・法華山一乗寺三句>
常行堂真夏の光いっぱいに
七月の空と山とに塔があり
水煙の彼方に湧けり夏の雲
自由な投句箱
★梅雨明けの風よぎりたる法の庭
★鷺草や低く構えて法の池
★長嶋墓碑黒字となりて梅雨明けぬ
投句
自由な投句箱 (小口泰與)
2025-07-18 15:33:29
★手も足も透ける泉へ鳥の声
★翡翠の停止飛行や一直線
★岩清水掬うもろ手や登山道
自由な投句箱
<西国二十六番・法華山一乗寺三句>
千年の塔億年の山盛夏
見上げれば光重なる青楓
霊場の茂りを後に街に向かう
自由な投句箱
★木洩れ日を選び行き居りダンゴ虫
★蝉しぐれうねりとなりて伸びゆけり
★さぐり行くこの世の闇や道をしへ
Unknown
自由な投句箱
夏の露二粍に宿る朝日かな
白蓮の香慎ましく寺の朝
青天に荷葉の緑は濃さを増し
自由な投句箱
★サーファーのめげずに挑む土用波
★茄子漬の紺鮮やかに朝の卓
★男の子日傘をたたむ投票所
自由な投句箱
★お早うと挨拶交わす木下闇
★木洩れ日の舗道行きつつ蝉しぐれ
★うつそうと木蔭の道の涼気かな
自由な投句箱
田の上を群れて飛ぶなり夏あかね
葉柳の橋越え酒蔵レストラン
夏深む酒蔵に桔梗咲き初めし
自由な投句箱
★翡翠の鳴き声止めて水中へ
★明け六つの日差しは強し茄子の花
★上州の風無き日より滝の音
自由な投句箱
梅雨明けてブルーベリーのぷっくりと
蝉じっと日陰の胡瓜の揺れる葉に
踏み入れば蜥蜴飛び出る朝の庭
Unknown
蝉時雨大樹が続く朝の径
法会の経エアコン効かす本堂に
朝涼や投票箱の空を見ぬ