※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
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主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
自由な投句箱
★炎天下並木の蔭で信号待ち
★炎天下シャベル振るひて土砂除く
★炎天を救護ヘリの赤き色
自由な投句箱
峠越ゆ耳にとどきし初蜩
夏燕甍の波を群れて飛ぶ
大樹あり緑陰つくる河川敷
自由な投句箱
★紫陽花や田川の流れ滔滔と
★あけぼのの鶏舎はべらす植田かな
★急流をくの字の首や泳ぐ蛇
自由な投句箱
★浮石や竿を放さぬ岩魚釣
★ちゅんちゅんと雀青芝立ち泳ぎ
★萱草や浮子を見つめてひもすがら
投句欄誤りのお願い
高橋信之先生、正子先生
7月11日の投句を誤って7月10日までの欄に投稿しています。
宜しくご検討下さいませ。
自由な投句箱
★雷光や一直線に山の裾
★雷一閃音は如何にと身構える
★木々騒ぎ雷雨に備え怠らず
自由な投句箱
★涼風の部屋を吹きゆく昼下がり
★カーテンの風に煽られ昼寝かな
★子供等の下校の声や昼寝覚
自由な投句箱
せせらぎの音を間近に合歓の花
夏の夕奏でしショパンのノクターン
涼風の中に目覚めし朝かな
自由な投句箱
★噴水や雫に映る木の緑
★噴水や水道管の破裂せし
★噴水や幼子追ひてパパたちも
自由な投句箱
★早駆けの夏鴨消ゆる木立かな
★そろそろよ目高の水を換えようか
★杏もぐ手元が暮れてしまうまで
自由な投稿
★西日射す窓に部活のブラスかな
★夕焼や高層ビルの日に赤く
★涼風の窓辺に座すや句の推敲
自由な投句箱
山の道次々と来る揚羽かな
家々の屋根を照らせり大夕焼
夕焼の名残とどめつ夜に入る
自由な投句箱
★あじさいやへら鮒竿の弓なりに
★凌霄花や利根の川瀬に夕涼み
★雨脚の強弱あるやばらの花
自由な投句箱
★葉の形の影の揺れ居り片かげり
(14日の京都は38.5℃)
★炎熱の盆地地獄や京の町
★長刀鉾の四条通りや大丸前
自由な投句箱
★水着よりはみ出す傷や水中歩行
★スピードと書かれし水着水泳教室
★平泳ぎゆろき隣はバタフライ
自由な投句箱
雲ひとつ無くて始まる酷暑の朝
涼風の通るところに来て座る
青空を高々とゆく鳶涼し
自由な投句箱
★夫婦してカメラ好きなり青嵐
★鈍色の雲の厚きや凌霄花
★雷となることを危ぶみ犬と居り
自由な投句箱
★行水盥でんと据えたり駐車場
★ぴちゃぴちゃと水撥ねながら行水の子
★行水やホースの水を浴びてをり
自由な投句箱
★宵山へ向う鼻緒や赤き爪
★涼しとも暑きも祇園囃子かな
★送電線少し垂れ見え炎暑来る
自由な投句箱
洗濯をすませし蝉の声のなか
停車してバイクの青年麦茶飲む
南風がからり乾かす洗濯物
自由な投句箱
★海の日や空晴れ渡り波静か
★海の日や泥の海たる町の有り
★海の日や色取り取りの帆の祝ひ
自由な投句箱
★雨のばら散り際を過たず散る
★凌霄花や山の白雲太りける
★石段や梔子の香の風にのり
自由な投句箱
★黒蟻の舗道を急ぐ日射しかな
★緑陰に風を待ちたり坂の道
★宵山の青空のこる四条かな
自由な投句箱
★黒蟻の舗道を急ぐ日射しかな
★緑陰に風を待ちたり坂の道
★宵山の青空のこる四条かな
お礼
目覚めればはや高かりし蝉の声
かなかなの声続きけり森の道
夕風に夏三日月の光増す
自由な投句箱
★農道の日に抗える蚯蚓かな
★上州の山荒けなし凌霄花
★雲の峰妙義は巨岩巨石にて
自由な投句箱
★水打ちて庭生き返る夕べかな
★打水を少し多めにお稲荷様
★水打ちて大入り期する居酒屋かな
自由な投句箱
<祇園祭山鉾巡行>
★祇園会の結界放つ稚児一閃
★祇園会や籤改めの畏まる
★炎天の巡行臨むコンチキチン
自由な投句箱
★大利根のあらぬ所に鯰かな
★裸子のあらわに出でし大広間
★薫風や学舎の壁に残る図画
自由な投句箱
草むしる空の四方に雲の峰
バリバリと根から引き抜く夏の草
原爆ドームの天辺燃える猛暑かな
自由な投句箱
★白玉や抹茶をかけて瑞々し
★白玉や唇紅き女の子
★白玉や緑の風の吹き込めり
自由な投句箱
★ほとばしる噴水風に青空に
★西日さす部屋の温度や34℃
★一日終え涼風窓に入り来たり
自由な投句箱
頂は涼しき風の集う場所
電線に止まりし二羽の夏燕
夏草の刈られし後の香を歩く
自由な投句箱
★炎天やダムより現るる分教所
★裏庭の百千のばらや雨後の朝
★炎熱や穴の開きたる滑走路
自由な投句箱
大きめに切る冷奴妻は留守
まっすぐに地球へ伸びる胡瓜もぐ
陽の熱に温く輝く茄子をもぐ
自由な投句箱
★灸花生垣這ひて咲きにけり
★雨に濡れ早乙女花の光りける
★灸花白さ際立つ花なれど
自由な投句箱
★炎天のミストシャワーや商店街
★炎熱の家居の一日の入日かな
★一日終行く空の茜や蝉しぐれ
自由な投句箱
夏草を日差しの中で刈る人よ
書き物の傍ら微風の扇風機
陽は我の友なりカンナ群れて咲く
自由な投句箱
カサブランカ光集めて庭の隅
七月や眩しく光る屋根の反り
七月や天にらみいる鬼瓦
自由な投句箱
★夏安居の鯉のあぎとう朝かな
★郭公や暁の寝をやぶりける
★いかずちの迫りし尾根の如何にせむ
自由な投句箱
★冷し酒独りの夕べ静まれり
★日の暮を確かめてより冷し酒
★丑の日ややはり買ひたる鰻かな
自由な投句箱
★空蝉の縋るもの欲しこの世かな
★炎昼の鳴くもの黙や昼下がり
★雨雲の降らずままなり夕焼雲
自由な投句箱
★足漕ぎのボートで遊ぶ一時間
★ボート漕ぐ土手の家族に手を振りつ
★レース終えぴんと伸びたるオールかな