※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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https://blog.goo.ne.jp/kakan02
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コメント
自由な投句箱
★朝蝉のとよもす寺や竹そよぐ
★永らふや鮎の長竿用もなく
★利根川の荒れなかなかや濃紫陽花
自由な投句箱
★両手にて草むしりたる朝の風
★汗かきて何度も浴びるシャワーかな
★汗拭きてマスクも外す運動場
自由な投句箱
★向日葵の天の青さに届きけり
★花びらの滴したたり木槿咲く
★四阿のままごと道具や梅雨夕焼
自由な投句箱
七月来る雲がだんだん晴れてくる
七月の電動自転車子を載せて
すべきことすべてし終えて冷奴
自由な投句箱
★雨ながら禽の来ている杏子かな
★なかんずく赤城山中閑古鳥
★大利根へ木の影投ぐや鮎遡上
自由な投句箱
★崖下の高きしぶきや夏の潮
★きらきらと蒼さ増したり夏の潮
★夏潮や南国の香を運び来る
自由な投句箱
★園児らの遠出散歩や朝涼し
★山里のくづれ土塀や柿青し
★沢蟹のひつくり返る雨後の里
自由な投句箱
★実験と言ひて作りしラムネ飲む
★駄菓子屋のバケツに冷えしラムネかな
★句会前友の配りしラムネ菓子
自由な投句箱
★郭公や読後豊かになりにける
★晩年に俳句に出会い破れ傘
★捩花や二羽の雀の高き声
自由な投句箱
★谷あいの深く濃くなる梅雨の山
★青梅雨の天の低きや降り足らず
★いさり火の連なる隠岐や楸邨忌
自由な投句箱
梅雨深し熱き珈琲のうまし
梅天や三日続きの宅配便
もの無ければ広々として冷蔵庫
自由な投句箱
★夏暁や鴉の鋭声無くもがな
★榛名湖へ道真直ぐや青芒
★山梔子や日の目をみゆる遺訓かな
自由な投句箱
★雨脚の畑を打ちし夏薊
★二重虹内側の脚消えかかり
★雨に濡れ色透き通る白き百合
自由な投句箱
★梔子の花の朽ちゆき残り香に
★梅雨荒の乾く間もなしにはたづみ
★雨の止み一日暮れ行く西日かな
自由な投句箱
★夏蝶やなぞえなぞえに送電塔
★たっぷりと夏葱きざみ食卓へ
★畦道へ天日差すや蚯蚓出づ
自由な投句箱
★庭いっぱいに広がり咲きし向日葵かな
★夫婦のごと二本並びし日輪草
★向日葵の何かと手入れ媼来る
自由な投句箱
紫陽花の間に車寄せて停め
佐賀牛のすき焼きうまし梅雨最中
扇風機つけてすき焼きを食べる
自由な投句箱
★山里の坂道ゆくや夏あざみ
★雨あがり一日暮れ行く西日かな
★早風呂の窓に茜や西日さす
自由な投句箱
★雨音のまた強くなり夏薊
★川べりの乾きし道や夏薊
★子らの声高く弾みて夏薊
自由な投句箱
★雨蛙赤城全山震わせり
★川魚の大好物の蚯蚓かな
★まいまいや回転遊具固定さる
自由な投句箱
★流れ来て又川上へあめんぼう
★吠え盛る風雨ひと日や梅雨の荒れ
★天上天下唯我独尊蓮開花
自由な投句箱
短夜の始発電車の音を聞く
梅雨曇なれど一斉清掃日
青柿や宅配便の車ゆく
自由な投句箱
★斑猫や十二単の人形と
★玉虫や仕舞い込まれし訪問着
★風狂の荒梅雨猛り落城ぞ
自由な投句箱
★白靴や雨にもめげず履きてをり
★白靴の足跡残す由比ヶ浜
★白靴やアフリカの旅終えし空
自由な投句箱
草刈機ゆく河川敷のグラウンド
雨音に目覚め始まる小暑の朝
荒梅雨の遠くサイレン響きけり
自由な当句箱
★雨雲の峰にとどまり梅雨長し
★荒梅雨やノアの方舟斯くあらむ
★夏ともし対策本部の村役場
自由な投句箱
山の霧半夏生の白動く
半夏生揺らし山の霧動く
老鶯のこんなに近く山の宿
自由な投句箱
★焼酎サワーお代わりしたる旅の夜
★焼酎や十人十色の飲みっぷり
★からからと風の鳴る音芋焼酎
自由な投句箱
★あけぼのの白樺林蝉時雨
★蜘蛛の囲や雨後の滴のきらきらと
★川蜻蛉分水嶺の水迅し
自由な当句箱
★キンコンと避難メールや梅雨出水
★階の踊り場濡れる梅雨はげし
★密を避け避難所入りの水禍かな
自由な投句箱
老鶯や築後百年山の宿
蟻地獄築後百年縁の下
背中吹く夕べの風の涼しくて
自由な投句箱
★梔子や足腰とみに衰えし
★吾が寄れば水面沸き立つ目高かな
★山にまだ日の有るうちやかき氷
自由な投句箱
★新しき家の周りを夏燕
★経験したことのなき出水襲ひけり
★一日中出水の被害報じをり
自由な当句箱
★初蝉の短過ぎたり蝉しぐれ
★雨止みて子ら庭に出で宵涼し
★石見人森林太郎鴎外忌
自由な投句箱
夏服の少年少女自転車で
蚊遣してパッヘルベルを聴く夕べ
歯科医院の玄関くぐるアロハシャツ
自由な投句箱
米茄子の丸き光を採りにけり
三頭の夏の白蝶上昇す
蛍待つ飛騨川瀬音聞きながら
自由な投句箱
★湯の街へ湖より下る二重虹
★糸蜻蛉畦を賑わす子供たち
★鉄橋へ鋭き汽笛夏座敷
自由な投句箱
★サラダにと一人一個の熟れトマト
★熟れトマト切れ味悪き包丁研ぐ
★サラダ皿一周したるミニトマト
自由な投句箱
★夏萩の濡れて被うや坂の道
★雨音の降りつ止みつつ昼寝時
★雨止みて涼風来たる窓辺かな