※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
コメント
自由な投句箱
★朝桜すらりと枝を伸ばしけり
★咲き満ちて零す風無き朝桜
★日の射して彩り増せり朝桜
自由な投句箱
★山峡の田をひるがえる燕かな
★頬白の鳴きひろごれる秀つ枝かな
★山の子ら川へ並びて放ち鮎
自由な投句箱
所望受け桜の下で演奏す
ATM入金済ませば初つばめ
花びらの散るなかひらりと鴉飛ぶ
自由な投句箱
★花房の重きと見ゆる枝垂れかな
★しべの赤見せて散りたる花あはれ
★花屑の道の片方や散り積もる
自由な投句箱
★また二人田の芹摘みに来たりけり
★絢爛と雨後のばらの芽あるばかり
★溪音へ散り込む桃の三片かな
自由な投句箱
花映す池に花びらの数多
満開の花のむこうに鬼瓦
幼子を連れて花見のにぎやかに
自由な投句箱
★一つづつ光りて飛びぬ花吹雪
★屋根を越え飛んで来たれる花吹雪
★咲き満ちし花の零れて虚子忌かな
自由な投句箱
★水煙の見ゆる峰なり花の雲
★のどけしや天にとどろくヘリの音
★吾の行くあとに道あり連翹忌
自由な投句箱
★鳥声やしばし含みて桜餅
★若柳雨後の滴を振り払う
★花桃や鉄路に集うカメラマン
自由な投句箱
★恙なく傘寿を迎へ桜漬
★パンジーの黄色際立つ昼下がり
★春泥をよけつつ巡る池の端
自由な投句箱
贅沢は車窓に続く花の雲
のびのびと花脱ぎ捨てて風受ける
春の水流れる音を聞く夕べ
自由な投句箱
★満天星のつりがね花の白さかな
★川に沿い下れば坂の花吹雪
★コンクリの割れ目にありぬ壺すみれ
自由な投句箱
★文机や頬白の声冴にける
★へら浮子へ朝日差しけり草若葉
★花楓紙飛行機の映ゆるかな
自由な投句箱
★恙なく八十路越えたる虚子忌かな
★若草をつつきて去りぬ小鳥どち
★若草に寝っ転がりて大欠伸
自由な投句箱
★菜園のベンツに乗りて畑を打つ
★曇りたる田面に沿いてつばめ来る
★午後よりの雨に濡れ居り花の屑
自由な投句箱
いずこにも花びらまぎれこむ季節
なつかしき人と電話を春夕べ
雨の前に枝垂桜をひとめぐり
自由な投句箱
★雨粒の琅玕の如八重椿
★春の丘ふっと俳句の浮かびける
★ふらここや振りさけ見れば我が母校
自由な投句箱
★虚子の風まん延したる虚子忌かな
★若草やチアリーダーの飛び跳ねて
★清明の心洗はる弥勒仏
自由な投句箱
★清明の花びら舞いて遠くまで
★落つばき踏みしだかるる襤褸かな
★花屑の舞い上がり居りつむじ風
自由な投句箱
★花吹雪轍の跡の定かなり
★色変える湖や朝日の柳の芽
★菜の花や赤子のえくぼ弾みける
自由な投句箱
★若草や水滴光る雨の朝
★若草の伸びる荒畑生き返り
★ちらちらと時計見上げる新社員
自由な投句箱
筝曲やいま春雨の降り始め
雨受けて並び咲くなりチューリップ
過ぎ去ればあっという間よ芽立時
自由な投句箱
★水煙の峰に見え居り花の雲
★西行のしだれ桜や花の寺
★まん防の上り下りや四月馬鹿
自由な投句箱
★写真機の列や鉄路の桃の花
★勾玉も土偶も彼方朧にて
★ふらここや赤子の首の座りたる
自由な投句箱
★若草やテニスコートを縁取りて
★ひこばえや切り株囲みそよぎをり
★料理屋の暖簾くぐりて花見酒
自由な投句箱
★籠り居てひとり呟く放哉忌
★囀や枝から枝へ跳びゆける
★春眠の朝とは言わず昼も寝て
自由な投句箱
山静か霞桜のぽつぽつと
のんびりと霞桜が咲いている
霞桜すでに日差しは力増す
自由な投句箱
★紅色の少し混じりて白躑躅
★丸く刈られ丸く咲きたる躑躅かな
★蘖の伸びる速さを競ひをり
自由な投句箱
★鄙びたる里の社の落椿
★万蕾の海棠へ雨鷄の声
★絢爛を極むる枝垂れ桜かな
自由な投句箱
ひかえめにすみれの花が咲きました
強風が花の終わりを加速する
葉桜の下に憩える昼下がり
自由な投句箱
★石垣を垂れて被うや芝ざくら
★大根の花の哀れや愁い居り
★虚子の忌やたんぽぽ密の畦の隅
自由な投句箱
★頬白や折り紙を折る園児たち
★降りしきる落花の中の乳母車
★公魚や穂先振るえるさびき釣
自由な投句箱
★花園や白蝶黄蝶入乱れ
★雨上がり庭に光りや蝶来る
★人影の無き公園に朝の蝶
自由な投句箱
★桜蘂ふる鋪道を歩みもの思う
★花冷えや花は無けれど風強し
★笹の葉のきららきららと竹の秋
自由な投句箱
★奇岩峨峨妙義の枝垂れ桜かな
★河岸の灯影のはしる桜かな
★雛菊の喜色あらわす雨後の朝1098
自由な投句箱
★蘖の群れを成したり大銀杏
★うららかやビルの青壁光りをり
★うららかやラリーの音の途切れずに
自由な投句箱
★一天の空の青さに残花かな
★後ろ手に歩むふたりや春の昼
★幹太く垣根に添いぬ花うばら
自由な投句箱
玄関に花びらが舞う始業の日
たんぽぽや日差しが好きで空仰ぐ
ランドセルまだ身に添わぬ一年生