生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。
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主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
自由な投句箱
★同胞の通夜の座敷や木の芽和
★雨後の木の瑞瑞しきや雉の声
★みどり子に添い寝の小犬花の昼
自由な投句箱
★葉の出でて青みがかりし桜かな
★風無くも静心なき桜かな
★一片づつ光放ちて桜散る
自由な投句箱
楓の芽煙の如く出で空に
風吹けば梅花吹雪と成りて散る
手水舎の水音枝垂れ桜かな
自由な投句箱
開き初む染井吉野に甍かな
開山堂に淡き紅色姫こぶし
いずこにも花見の人の繰り出しぬ
自由な投句箱
★葦焼くや白鳥北へ帰りける
★岩燕利根の源流見てみたし
★酒は今見ぬちをめぐる朧かな
自由な投句箱
★木霊をば抜き取り飛ばす柳絮かな
★池の水白く光りて柳絮飛ぶ
★柳絮飛ぶ三重塔の高き丘
自由な投句箱
パソコンの不具合発生の為(キーボード設定?)暫く投稿が出来ませんでした。再度発生すれば修理出しが必要っとなりその際は悪しからずご容赦下さいませ。
★万愚節その日生まれの孫五歳
★鴨川の土手にカップル花の昼
★昇降機降りて咲き居り庭さくら
自由な投句箱
★西の空ほのかに赤き春の暮
★鍬の跡くつきり残り春の暮
★何となく海を見つめる春の暮
自由な投句箱
青鷺が何かを狙う花の下
南の陽受け続々と躑躅かな
山路いま三葉躑躅の色に染め
自由な投句箱
★春暁や富士と見まがう榛名富士
★酔うままに見やる青磁や春の闇
★名にし負う箕郷の郷の梅の花
自由な投句箱
★行く人の後に道有り連翹忌
★大正の母の着物か紫木蓮
★散り初むる花街道や路線バス
自由な投句箱
★星と星交差の光り朧かな
★餌台を取り合う鳥や春の朝
★あけぼのの鳥語かしまし落椿
自由な投句箱
★空見上げ川を覗きて花疲れ
★昆布茶淹れほつと一息花疲
★帽子脱ぎ一片散らす花疲れ
自由な投句箱
頂上へ桜吹雪を浴びつ行く
いずこにも花びらの舞う山路かな
本堂の扉を満開の花へ
自由な投句箱
★一羽来て三羽飛び散る枝垂梅
★我老いぬカメラ背負いて花の朝
★白光の利根の流れや雪解風
自由な投句箱
★清明のサランラップをぴんと張る
★朝風呂の湯気の薄かり清明の日
★清明や緑の覆ふ捨畑
自由な投句箱
大島桜正午の日輪やや暑く
湧き起こる桜吹雪を浴び走る
川べりの夜桜見つつ帰宅する
自由な投句箱
桜から芽吹きの色に変わる山
天空から舞う花びらを両手で受ける
桜大樹沸き立つ如く空へ
自由な投句箱
★靴紐を峠にむすぶ名草の芽
★山と川むつむ上州百千鳥
★一叢の土筆へ駆ける園児達
自由な投句箱
★チューリップ花弁一つ外れけり
★蒲公英や夫婦のごとく道の端
★たんぽぽに明るくなりぬ道の端
自由な投句箱
花散らす風雨を思う城の日に
重きほど花つけている藪椿
池の面は散る花びらに覆われる
自由な投句箱
★嬬恋の瀬瀬を越え行く帰雁かな
★観音の花みそなわす朝かな
★蕗味噌を白身魚へ酒ふくむ
自由な投句箱
★風車風通し良き角の店
★児の目覚め誰かが吹かむ風車
★風車一吹きして子に渡す
自由な投句箱
★往年の写真出るや春の宵
★茜雲無為に榛名へ鼓草
★青空へ雲雀ひかれり川みつる
自由な投句箱
★ここは赤あそこは黄色春深し
★春の野や早咲きの花とりどりに
★もう咲きし白き躑躅の紅模様
自由な投句箱
山寺の静けさに花の散るばかり
頂を囲み躑躅の垣となる
前山の桜の色の失せにけり
自由な投句箱
★山桜鳥にめざとき童かな
★絵をめずる妻や朝の白躑躅
★青柳の広瀬川へとしだれけり
自由な投句箱
椿落つ音の響きし静かな午後
ひとり座し桜大樹と向き合えり
おおかたの花散りしあと花冷えに
自由な投句箱
★伸びあがり手を広げましょう紫木蓮
★紫木蓮畝を立てたる黒き土
★門燈に紫透ける木蓮かな
自由な投句箱
<御祓山登山三句>
登りゆく三葉つつじの回廊を
林間にみづめ桜の白き影
頂に残雪の氷ノ山間近
自由な投句箱
★隣席の真白き紙に桜餅
★道明寺共に買ひたる桜餅
★独り居の昆布茶の香り桜餅
自由な投句箱
★利休忌や磁器となる土ならぬ土
★眼つむりて雪解の川を呼び覚ます
★花の下女の子のおかき呉れたまえ
テスト
テスト
自由な投句箱
★昇る日に斑の襞の雪解山
★鶯や暁の畑の尼法師
★蒼穹をいろどるおかめ櫻かな
自由な投句箱
★胸元の華やぐ色や春ストール
★お出かけは揃いの色の春セーター
★若さ自慢若草色の春セーター
自由な投句箱
★山吹の土手になだるるお濠端
★金網をはみ出し咲きし濃山吹
★日を浴びてこんもり揺れる八重山吹
自由な投句箱
★花万朶利根濁りたる流れなり
★大屋根を覆う櫻や風の中
★見上げたる花に疾風や丘の上
自由な投句箱
花屑にまみれアルパカ草を食む
ゾウガメの背より落花の滑り落つ
花々の白に重なり木の芽張る
自由な投句箱
山下りて浸かる日永の露天風呂
山あいの町いちめんの桜かな
稜線は芽吹きの影に覆われる
自由な投句箱
★落椿八重の姿を失はず
★落椿掃くには惜しき色香かな
★落椿天を仰ぎて静まれり
自由な投句箱
★うぐいすや朝の散歩の距離伸ばす
★次次に雀飛び来る花楓
★散る花を追う子の帽子ふわりかな
自由な投句箱
小さき葉を揺らしてやさし木の芽風
風光る萌えしばかりの葉もひかる
木の芽風双子つぎつぎ滑り台
自由な投句箱
腹見せてゆっくりと飛ぶ燕かな
花終わりしあとは静かな午後の雨
八重桜ここより山へ登る道
自由な投句箱
★あけぼののしだれ柳の凭れあう
★舞いもつる蝶や山風吹きにける
★訪ね来る友をもてなす君子蘭
自由な投句箱
オーベルジュ芽吹きの山の真ん中に
八重桜影に憩いし車あり
初蛙森の沼地に響きおり
自由な投句箱
★チューリップ許可なく首を落とされぬ
★白つつじ日毎濃くなる桜色
★川縁のなだれ咲きたる躑躅かな
自由な投句箱
にぎやかに木の芽の山の緑色
地下を出る東西線や風光る
家並みが途切れ車窓に春の海
自由な投句箱
★夕暮の古墳もとおる櫻かな
★利根川の流れもとより雪解かな
★もの憂きは妻の催促春の雷
自由な投句箱
★地を這ふ根浮き上がりける竹の秋
★公園の裏山抜ける竹の秋
★竹とんぼ追いかける子や竹の秋
自由な投句箱
★退職の人を囲みし花筵
★夕さりの風の物言う落花かな
★ちる櫻犬の骨壷妻が抱き
自由な投句箱
★舐められてゆらり立ちける仔馬かな
★仔馬はね光ばら撒く牧の朝
★親譲り白き星持つ仔馬かな
ご覧ください。
★印とコメントを書いていますので、ごらんください。
https://blog.goo.ne.jp/kakan2013d
自由な投句箱について、メールを差し上げています。
自由な投句箱
石楠花の嵐の中を咲き初むる
花びらの風に乗り行くチューリップ
春嵐ピンクの花弁ころげゆく
自由な投句箱
★結び目をゆつくりほどき花水木
★歩道橋を見上げて揺れる花水木
★病院のシャトルバス待つ花水木
自由な投句箱
★円墳の百千の落花あびており
★青麦や利根の流れは荒れ催い
★木の芽時諸刃の剣の酒を飲む
自由な投句箱
兄、四十九日法要
若葉山超えて涅槃に至るらん
納骨す遅き桜のふるさとに
納骨の墓石の傍に濃き菫
自由な投句箱
★うぐいすやページをめくる手の遅れ
★蜥蜴出てはや奥つ城へ遁走す
★榛名嶺にかしずく雲や花蘇芳
自由な投句箱
★只管徒歩見れども見えず遍路かな
★通学路遍路宿への道しるべ
★一斉に金剛杖持つバス遍路
自由な投句箱
★眠気来る棚に佇む虻の昼
★藤棚の風むらさきや昼下がり
★縄跳びの少女等集う春の夕
=ご連絡=
3月末頃よりパソコンの不具合発生の為(キーボード不良)修理に出していました。漸く本日手元に戻りました。
自由な投句箱
★そこだけは紫光る藤の棚
★藤垂れて亀は甲羅を干しにけり
★口開ける鯉に枝垂れる藤の花
自由な投句箱
★雨後の朝ことに華やぐ眠花
★夕さりのやわき落花に包まれし
★たんぽぽや榛名に昼の月宿す
自由な投句箱
★花虻の唸り声聞く異郷かな
★藤棚の風のむらさき昼下がり
★花びらの名前も知らず春惜しむ
自由な投句箱
★あえかなるばらの新芽や風の中
★雲も無き山家に干さる蕨かな
★名にし負う大和島根の櫻かな
自由な投句箱
★富士を背に炭火赤々栄螺かな
★壺焼きや香り撒きつつ食卓に
★江の島の風の香りや焼栄螺
自由な投句箱
★田道行く田面吹きぬけ風光る
★ゆつたりと発電プロペラ春闌くる
★天よりの声吹き下ろし揚ひばり
自由な投句箱
★田道行く田面吹きぬけ風光る
★ゆつたりと発電プロペラ春闌くる
★天よりの声吹き下ろし揚ひばり
投句
自由な投句箱 (多田有花)
2018-04-20 18:49:33
楓の芽ほぐれゆくほど輝きて
はや木陰恋しきはなみずき咲けば
木の芽風駅前書店閉店す