※当季雑詠(春)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。
(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子
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花冠代表 髙橋正子
コメント
残雪の浅間山(あさま)見事や鳥の舞ふ
熱き酒酌み交はしけり新社員
残雪の浅間山(あさま)へ朝日射しにけり
<綾部山梅林三句>
飼い猫に梅花の冠綾部山
観梅の途中に駅そばを食す
紅白の梅の下には歌碑ひとつ
朝焼けや蓬這う土手歩みけり
飛び立てし鴉の溶けゆく春夕焼
夕廚稚児の目瞑る夏みかん
暮れ急ぐ森の小川や春の月
囀りや静寂の森の奮い立つ
薔薇の葉の赤茶へ春日射しにけり
<綾部山梅林三句>
梅林や淡路島まで遠望す
陽の下に人を憩わせ梅咲きぬ
煙突と島影ありて梅満開
水鉢の水清くあり春彼岸
蝋燭の光絞るる彼岸風
コッペパン墓前に高く初彼岸
<室津三句>
島影や春の渚に光あり
春なれや室の泊の幾星霜
賀茂神社春の海へと開かれて
向こうから手を振る友の陽炎へり
観音の肩に触れたり枝垂桜
二三個は開かぬままや蜆汁
<室津三句>
シーボルト讃えし春の絶景を
陽春や馬足の龍持つ四脚門
清盛も詣でし春の賀茂神社
ムラサキツツジ燃ゆるが如く咲きにけり
公園の四隅を照らし桜咲く
思い切り胸をそらせて風信子
トビウオの目の奥光る春厨
馬鈴薯の芽取る指先春日差し
そよ風や馬酔木の房の触れ合わず
<室津三句>
春風に北限の野生蘇鉄かな
早咲きの桜咲かせて浄運寺
友君塚春の廃校を望む
陽炎に柳の葉先消えてをり
ひとつだけこじ開けたるや蜆汁
スノーフレーク自信なさげにしかと咲く
池の水けがし群れたる蛙の子
風に乗り鳥声さやか春の森
上州の季節のけじめ雪消川
ハナニラや五稜郭のかたちして
朝の土葉を重ねゆくフキノトウ
大木の根元やムスカリ咲きいづる
鉢に低く風受け咲けり迎春花
ざんばらの力士が多し三月場所
春しぐれ昼餉の支度する窓に
頬白の飛び交う森の明るさよ
けなげにも芽を吹く枝や春の雨
けざやかに杏子の花の廃校に
ふんわりと八重に咲きたる白椿
椿咲く若き主の庭広げ
花冷えの木々を濡らせる小糠雨
二つ三つ花木瓜堂々たる開花
煮びたしの出汁ほの甘し春きゃべつ
春きゃべつペペロンチーノに散るみどり
八朔柑食べ助けにといただきぬ
鶯の聞え初めたり朝の窓
今朝晴れし空へ開きぬ山桜
電線鳴る春の雀のけなげにも
夕日消ぬ雪消の浅間山照らしつつ
ばらの芽の尖り崩れて開きけり
落椿かさと音立て法の庭
東風吹きて朝の光の飛び散りぬ
赤黄白揃いて咲きしチューリップ
初諸子焼けて尾びれの灯を透かす
葱の芯空へ伸びゆく春の土
カタバミやポストの影に咲きにけり
(カタバミは夏の季語ですが、見た通りを俳句にしました)
朝日さす峰に咲き初め山桜
たんぽぽの黄色に黄蝶の来てとまる
午後の空春上弦の高くあり
榛名山(はるな)へと雲の流れし春の鳥
気配して日の出でにけり春の沼
けなげなる稚児の居りけり桃の花
はくれんの汚れ初めにし午後となる
前山に濃淡みせて山桜
この桜ことに見事や昼の陽に
一つ三つ杏子の花の庭に落つ
畦川を削る流れや雪消水
春日消ぬ雲の沸き立つ上州路
吹きまくる風もおさまり春夕べ
春の沼横走りたる浮子のあり
釣糸をぶんぶん鳴らす櫻鯛
染井吉野公民館に咲き始め
雪柳風にもっとも親しくて
たんぽぽの余すことなく陽を受ける
雨上がりセキレイ走る魚の市
朝の市氷に鰭張る桜鯛
採れたての独活の葉はぜる夕厨
陽光受け陽光桜の満開に
白花の春咲き水仙風に揺れ
しぐれくる庭に一本木瓜の花
昨日二分けふ満開の桜かな
忽然と突風ありて花吹雪
櫻さくらけふ満開の桜かな
晴れた日のいつもの道は花の中
富士見ゆる庭の辺に躑躅咲く
パンジーやめかし込みたる庭の中
春埃猫の毛玉の大きかり
春嵐白一色に街をのみ
なおいきれ結ぶ自転車春半ば