自由な投句箱/3月11日~3月20日 2024年3月12日 08:10 | Weblog ※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。※投句は、一日1回3句に限ります。※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)※★印の基準について。「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2024年3月11日 9:05 自由な投句箱 ★春鳥の声の汚れて枝に居り ★梅咲くや赤城のすそ野どっしりと ★一族の齢を超ゆや春うらら 返信する 桑本栄太郎 2024年3月11日 16:27 自由な投句箱 ★風光る手押し車に子犬かな ★東北のあの日あの時震災忌 ★上空を飛行機雲や遠かすみ 返信する 廣田洋一 2024年3月11日 18:02 自由な投句箱 ★ほぐしたる土の匂ひや診療所 ★新句碑を据ゑて整へ春の土 ★生垣のつらつら椿空見上げ 返信する 小口泰與 2024年3月12日 8:51 自由な投句箱 ★裏庭の蓬生の荒れ他も知らず ★粉塵の廊ふき取りし春の夕 ★埒も無き物を咥えし春の雁 返信する 廣田洋一 2024年3月12日 17:12 自由な投句箱 ★雨上がり湿る匂ひや春の土 ★鎌倉や八重の椿の盛りなる ★顔寄せて香り確かめ沈丁花 返信する 桑本栄太郎 2024年3月12日 18:21 自由な投句箱 ★コンクリートの割目繋ぎぬ草芽かな ★父母在りてこその故郷や春愁う ★雨風の斜めに吹くや春疾風 返信する 多田有花 2024年3月12日 18:56 自由な投句箱 炒めおり巻きやわらかき春キャベツ 花束の香り溢れる春の部屋 きさらぎや真正面に城ありて 返信する 弓削和人 2024年3月13日 9:15 Unknown 自由な投句箱 ●春曙朗唱の句ののびやかに ●春風邪の予感に羽織る小雨かな ●一と声の白鳥春の窓辺かな 返信する 小口泰與 2024年3月13日 9:45 自由な投句箱 ★残雪の溶岩の浅間や木木の色 ★深渕の水の流転や山笑ふ ★水槽に昼夜を通し春目高 返信する 桑本栄太郎 2024年3月13日 16:46 自由な投句箱 ★夜もすがら雄叫び聞きぬ春疾風 ★戻り来て日差し明るき春の雨 ★料峭や妻の帰宅を外で待つ 返信する 多田有花 2024年3月13日 19:34 自由な投句箱 ピアノコンチェルトを聴く春の部屋 雲間より夕陽さしけり春しぐれ 春三日月明るさ残る夕空に 返信する 廣田洋一 2024年3月13日 19:46 自由な投句箱 ★くるりと巻く芽を目印に蕨摘む ★蕨狩りひとり離れて切りもなし ★口揃へ春を告げをる風信子 返信する 弓削和人 2024年3月14日 7:05 Unknown 自由な投句箱 ●一日を終えし雲かも鳥帰る ●ものの芽にものごころつくわっぱかな ●糸遊の数だけ行楽人だかり 返信する 多田有花 2024年3月14日 10:23 自由な投句箱 病院へ春の電車を乗り継ぎて 子午線を越えれば春の大橋に 春風が発電風車を回しおり 返信する 小口泰與 2024年3月14日 12:49 自由な投句箱 ★卒業や日向日陰を尾根分かつ ★迫り来る白き浅間や竹の秋 ★庭の木の蔓を鎧て忘れ雪 返信する 廣田洋一 2024年3月14日 16:31 自由な投句箱 ★白々と三分開きし辛夷かな ★朝日浴び繚乱たるや雪柳 ★古き家の入口飾る桜草 返信する 桑本栄太郎 2024年3月14日 18:07 自由な投句箱 ★白れんの開き今にも翔びたそう ★ベランダの春日燦々干しふとん ★稜線のうすき茜や春の宵 返信する 多田有花 2024年3月15日 6:57 自由な投句箱 おだやかに須磨の浜辺は春陽満ち 地下鉄を出て三月の陽のなかへ 春昼や待合室でランチとす 返信する 小口泰與 2024年3月15日 8:43 自由な投句箱 ★じあしあと春の水湧く小川かな ★山茱の台座開きて黄の玉 ★眼間の庭の木の芽のわかわかし 返信する 弓削和人 2024年3月15日 9:01 Unknown 自由な投句箱 ●かりそめに春の寒さを言い合える ●長靴を仕舞いし暮のなごり雪 ●みちのくの陽をちらと見ゆ朝霞 返信する 桑本栄太郎 2024年3月15日 18:09 自由な投句箱 ★歩みゆく眼前や嶺の遠かすみ ★初蝶の翅をひこひこ震え居り ★遅咲きと云えど紅梅色の濃く 返信する 小口泰與 2024年3月16日 8:53 自由な投句箱 ★芽柳や浅間はいまだ白きまま ★楓の芽ほつほつと解く山の風 ★楤の芽や山路荒れたる風の音 返信する 弓削和人 2024年3月16日 9:17 Unknown 自由な投句箱 ●鷹鳩に化すしらじらと雲すきま ●誰となく北窓をひらく草そよぐ ●半仙戯まなかいの山越ゆるかな 返信する 廣田洋一 2024年3月16日 11:22 自由な投句箱 ★線路際古巣忘れず燕来る ★新築の軒に巣作り燕かな ★白き球空に浮かべて辛夷かな 返信する 多田有花 2024年3月16日 13:17 自由な投句箱 つややかな髪に春陽のあたりおり 春風の中をかけゆくランドセル 公園のいずこも子らに満つ日永 返信する 桑本栄太郎 2024年3月16日 18:21 自由な投句箱 ★木蓮のにつと微笑み咲く構え ★春日燦々ひがな捗る大掃除 ★春宵や鴉ねぐらへ二羽三羽 返信する 小口泰與 2024年3月17日 9:14 自由な投句箱 ★落椿ふいに二手に分かれけり ★鳥の恋森の緑のわかわかし ★料峭や九十九折なる山の径 返信する 廣田洋一 2024年3月17日 10:10 自由な投句箱 ★くっきりと犬の足跡春の土 ★門の岨つらつら椿客迎へ ★春眠し陽光浴びて深呼吸 返信する 廣田洋一 2024年3月17日 10:14 自由な投句箱 訂正 先程の投句の二句目を下記の通り訂正致します。 (正)門の側つらつら椿客迎へ (誤)門の岨つらつら椿客迎へ 以上宜しくお願い致します。 返信する 多田有花 2024年3月17日 11:19 自由な投句箱 永き日の交差点に人溢れ 父は子を肩車してうららけし 春の夕われ乗せ電車は西へ西へ 返信する 桑本栄太郎 2024年3月17日 18:16 自由な投句箱 ★朝の日の俄か曇りぬ春しぐれ ★木蓮の遅速あり居り咲く構え ★春場所や浪花の空のにわか雨 返信する 小口泰與 2024年3月18日 8:47 自由な投句箱 ★ごうごうと雪解谷川近寄れず ★曇天のわけても峡の冴返る ★佐保姫を招き寄せたる豁の郷 返信する 多田有花 2024年3月18日 12:21 自由な投句箱 なるほどと暑さ寒さも彼岸入 髪多きは幼き日より初手彼岸 いぬふぐりまだ地に近く咲いており 返信する 廣田洋一 2024年3月18日 15:46 自由な投句箱 ★公園の新しき池春の草 ★残雪に煙りうっすら浅間山 ★独り居の厨に座り春眠し 返信する 桑本栄太郎 2024年3月18日 18:10 自由な投句箱 ★建付けの悪きドア鳴り春疾風 ★くいくいと日差しに向う桜芽木 ★釣り鐘の重なり咲くや土佐みづき =追伸= 昨日17日も投稿致して居ります。 返信する 小口泰與 2024年3月19日 8:50 自由な投句箱 ★春なれや餌を見つけし野鳥二羽 ★鶯や水面をかすむ風やわき ★苗代や郷の親爺の自慢にて 返信する 弓削和人 2024年3月19日 9:20 Unknown 自由な投句箱 ●春雪やとまりたそうな波がしら ●石階に春や花鉢ととのえて ●虫出しの雷のゐる湖沼かな 返信する 多田有花 2024年3月19日 11:41 自由な投句箱 囀りが降り来る頃となりにけり 山茱萸の花にしばらく晴れ続く 彼岸かなそぞろ歩きの軽やかに 返信する 桑本栄太郎 2024年3月19日 16:36 自由な投句箱 ★山茱萸の軒の明るき狭庭かな ★スイスへと遠出の孫の春愁う ★春陰の今に降りだすような空 返信する 廣田洋一 2024年3月19日 18:03 自由な投句箱 ★湘南の台地に残る春田かな ★春田奥高架鉄道通りけり ★旬と言ふ値札に惹かれ鰆買ふ 返信する 小口泰與 2024年3月20日 8:10 自由な投句箱 ★如月や里の社に絵馬の数 ★のどかさに言葉巧みな鸚鵡かな ★松の花おぐらき森の鳥の数 返信する 多田有花 2024年3月20日 13:37 自由な投句箱 小綬鶏の朝から盛んに鳴くことよ 干し物を乾かす彼岸の風ひかり 春の庭ゴールデンクラッカー弾けおり 返信する 桑本栄太郎 2024年3月20日 16:57 自由な投句箱 ★目覚めいて夢想い出す朝寝かな ★春陰の枝先更にうるみけり ★午後よりの風雨強きやお中日 返信する 弓削和人 2024年3月20日 20:18 Unknown 自由な投句箱 ●にわか雨待ちて暫く春の風 ●春雨やど真ん中なるスカイツリー ●椿落つ余白に憩うようにおり 返信する 多田有花 2024年3月21日 9:47 自由な投句箱 岩津葱抱えて春分を来たり 手作りのデザート春分に届く 春分の荒れ去り日差しのあふれおり 返信する 桑本栄太郎 2024年3月21日 17:16 自由な投句箱 ★春雪の斜めによぎる嵐かな ★燦々と陽射しなれども春の雪 ★佐保姫の裳裾おさえる春あらし 返信する
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自由な投句箱
★春鳥の声の汚れて枝に居り
★梅咲くや赤城のすそ野どっしりと
★一族の齢を超ゆや春うらら
自由な投句箱
★風光る手押し車に子犬かな
★東北のあの日あの時震災忌
★上空を飛行機雲や遠かすみ
自由な投句箱
★ほぐしたる土の匂ひや診療所
★新句碑を据ゑて整へ春の土
★生垣のつらつら椿空見上げ
自由な投句箱
★裏庭の蓬生の荒れ他も知らず
★粉塵の廊ふき取りし春の夕
★埒も無き物を咥えし春の雁
自由な投句箱
★雨上がり湿る匂ひや春の土
★鎌倉や八重の椿の盛りなる
★顔寄せて香り確かめ沈丁花
自由な投句箱
★コンクリートの割目繋ぎぬ草芽かな
★父母在りてこその故郷や春愁う
★雨風の斜めに吹くや春疾風
自由な投句箱
炒めおり巻きやわらかき春キャベツ
花束の香り溢れる春の部屋
きさらぎや真正面に城ありて
Unknown
自由な投句箱
●春曙朗唱の句ののびやかに
●春風邪の予感に羽織る小雨かな
●一と声の白鳥春の窓辺かな
自由な投句箱
★残雪の溶岩の浅間や木木の色
★深渕の水の流転や山笑ふ
★水槽に昼夜を通し春目高
自由な投句箱
★夜もすがら雄叫び聞きぬ春疾風
★戻り来て日差し明るき春の雨
★料峭や妻の帰宅を外で待つ
自由な投句箱
ピアノコンチェルトを聴く春の部屋
雲間より夕陽さしけり春しぐれ
春三日月明るさ残る夕空に
自由な投句箱
★くるりと巻く芽を目印に蕨摘む
★蕨狩りひとり離れて切りもなし
★口揃へ春を告げをる風信子
Unknown
自由な投句箱
●一日を終えし雲かも鳥帰る
●ものの芽にものごころつくわっぱかな
●糸遊の数だけ行楽人だかり
自由な投句箱
病院へ春の電車を乗り継ぎて
子午線を越えれば春の大橋に
春風が発電風車を回しおり
自由な投句箱
★卒業や日向日陰を尾根分かつ
★迫り来る白き浅間や竹の秋
★庭の木の蔓を鎧て忘れ雪
自由な投句箱
★白々と三分開きし辛夷かな
★朝日浴び繚乱たるや雪柳
★古き家の入口飾る桜草
自由な投句箱
★白れんの開き今にも翔びたそう
★ベランダの春日燦々干しふとん
★稜線のうすき茜や春の宵
自由な投句箱
おだやかに須磨の浜辺は春陽満ち
地下鉄を出て三月の陽のなかへ
春昼や待合室でランチとす
自由な投句箱
★じあしあと春の水湧く小川かな
★山茱の台座開きて黄の玉
★眼間の庭の木の芽のわかわかし
Unknown
自由な投句箱
●かりそめに春の寒さを言い合える
●長靴を仕舞いし暮のなごり雪
●みちのくの陽をちらと見ゆ朝霞
自由な投句箱
★歩みゆく眼前や嶺の遠かすみ
★初蝶の翅をひこひこ震え居り
★遅咲きと云えど紅梅色の濃く
自由な投句箱
★芽柳や浅間はいまだ白きまま
★楓の芽ほつほつと解く山の風
★楤の芽や山路荒れたる風の音
Unknown
自由な投句箱
●鷹鳩に化すしらじらと雲すきま
●誰となく北窓をひらく草そよぐ
●半仙戯まなかいの山越ゆるかな
自由な投句箱
★線路際古巣忘れず燕来る
★新築の軒に巣作り燕かな
★白き球空に浮かべて辛夷かな
自由な投句箱
つややかな髪に春陽のあたりおり
春風の中をかけゆくランドセル
公園のいずこも子らに満つ日永
自由な投句箱
★木蓮のにつと微笑み咲く構え
★春日燦々ひがな捗る大掃除
★春宵や鴉ねぐらへ二羽三羽
自由な投句箱
★落椿ふいに二手に分かれけり
★鳥の恋森の緑のわかわかし
★料峭や九十九折なる山の径
自由な投句箱
★くっきりと犬の足跡春の土
★門の岨つらつら椿客迎へ
★春眠し陽光浴びて深呼吸
自由な投句箱 訂正
先程の投句の二句目を下記の通り訂正致します。
(正)門の側つらつら椿客迎へ
(誤)門の岨つらつら椿客迎へ
以上宜しくお願い致します。
自由な投句箱
永き日の交差点に人溢れ
父は子を肩車してうららけし
春の夕われ乗せ電車は西へ西へ
自由な投句箱
★朝の日の俄か曇りぬ春しぐれ
★木蓮の遅速あり居り咲く構え
★春場所や浪花の空のにわか雨
自由な投句箱
★ごうごうと雪解谷川近寄れず
★曇天のわけても峡の冴返る
★佐保姫を招き寄せたる豁の郷
自由な投句箱
なるほどと暑さ寒さも彼岸入
髪多きは幼き日より初手彼岸
いぬふぐりまだ地に近く咲いており
自由な投句箱
★公園の新しき池春の草
★残雪に煙りうっすら浅間山
★独り居の厨に座り春眠し
自由な投句箱
★建付けの悪きドア鳴り春疾風
★くいくいと日差しに向う桜芽木
★釣り鐘の重なり咲くや土佐みづき
=追伸=
昨日17日も投稿致して居ります。
自由な投句箱
★春なれや餌を見つけし野鳥二羽
★鶯や水面をかすむ風やわき
★苗代や郷の親爺の自慢にて
Unknown
自由な投句箱
●春雪やとまりたそうな波がしら
●石階に春や花鉢ととのえて
●虫出しの雷のゐる湖沼かな
自由な投句箱
囀りが降り来る頃となりにけり
山茱萸の花にしばらく晴れ続く
彼岸かなそぞろ歩きの軽やかに
自由な投句箱
★山茱萸の軒の明るき狭庭かな
★スイスへと遠出の孫の春愁う
★春陰の今に降りだすような空
自由な投句箱
★湘南の台地に残る春田かな
★春田奥高架鉄道通りけり
★旬と言ふ値札に惹かれ鰆買ふ
自由な投句箱
★如月や里の社に絵馬の数
★のどかさに言葉巧みな鸚鵡かな
★松の花おぐらき森の鳥の数
自由な投句箱
小綬鶏の朝から盛んに鳴くことよ
干し物を乾かす彼岸の風ひかり
春の庭ゴールデンクラッカー弾けおり
自由な投句箱
★目覚めいて夢想い出す朝寝かな
★春陰の枝先更にうるみけり
★午後よりの風雨強きやお中日
Unknown
自由な投句箱
●にわか雨待ちて暫く春の風
●春雨やど真ん中なるスカイツリー
●椿落つ余白に憩うようにおり
自由な投句箱
岩津葱抱えて春分を来たり
手作りのデザート春分に届く
春分の荒れ去り日差しのあふれおり
自由な投句箱
★春雪の斜めによぎる嵐かな
★燦々と陽射しなれども春の雪
★佐保姫の裳裾おさえる春あらし