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コメント
投句
小口泰與 2018-02-21 10:37:1
★淡雪を支うる桧葉へ疾風かな
★揚雲雀雲のほぐれし榛名富士
★畦川の雨音定か麦青む
自由な投句箱
★耕さる田面白きや風光る
★送電線のあおぞら紡ぐ春の山
★せせらぎの芽柳青む風生忌
自由な投句箱
★雪溶けて畑の土の黒光り
★学僧や参道の雪を掻き清め
★若布採る小舟忙し松島湾
自由な投句箱
★ほとびたる細き素麺冴返る
★止まりて雉の鋭声や夜のほどろ
★汀えと波かさね来し蕗の薹
自由な投句箱
★駅出でて傘を取り出す雨水かな
★嫁ぎたる子の雛飾る雨水かな
★残雪を溶かす雨降る道の端
自由な投句箱
★春水の祇園白川勇歌碑
★青空の底ひも知らづ梅日和
★”早春賦”流るる春の梅田駅
自由な投句箱
★たんぽぽや七十過ぎに厄はなし
★蝋梅の湖の水面へほのめかす
★紅梅のほむらのような夜明けかな
自由な投句箱
★カート引き集まり来たる入学試験
★グリーン車で最後の準備受験生
★大試験終へて帰宅の急ぎ足
自由な投句箱
冴返るラム酒の入りしチョコレート
春進むオリンピックの間にも
オフロードバイクの轍春の泥
自由な投句箱
★春睡や二度寝の夢のつづき居り
★剪定のクレーン伸び行く余寒かな
★詠うまで屈み待ちおり犬ふぐり
自由な投句箱
★春夕焼しばし留まる桃色に
★焼肉の煙漏れ来る春夕焼
★露天風呂春夕焼けに漬かりをり
自由な投句箱
★ほろほろと白梅散るやせせらぎへ
★雛菊や通学の児へ小犬吠ゆ
★揚雲雀榛名十峰朝日受く
自由な投句箱
★料峭の風の荒ぶる丘上かな
★春耕の畝に足跡ありにけり
★不器男忌の鶏砂を浴びて居り
自由な投句箱
★ぐい飲みの形見と申す朧かな
★また一人公魚釣りに加わりぬ
★影も無き日は中天のクロッカス
自由な投句箱
★犬ふぐり風の野面に震え居り
★料峭のさらさらさらと葉擦れかな
★菜園の腰のラヂオや春うらら
自由な投句箱
★風の中凧のようなる鳶かな
★鶯の雀に紛れ居たりけり
★揚雲雀赤城の風のまぎれなし
自由な投句箱
★駅出でて背中丸める余寒かな
★熊谷の人体冷えし余寒かな
★公園の老人覆ふ余寒なお
自由な投句箱
★くぬぎ葉の未だ張りつく余寒かな
★見上げれば芽柳青み枝垂れけり
★ぽつぽつと小さき芽吹きや雪柳
自由な投句箱
★夫婦にてキャッチボールや春めけり
★春の暮飛行機雲の下り来る
★張替へし舗装の白き春の暮
自由な投句箱
★春暁の山は誠に青きかな
★岩を出づ雪代山女斑を返す
★鉛筆をまさぐりおれば冴返る
自由な投句箱
義弟逝く
アルプスを駆け抜け黄泉へ春の雪
逝く人のある朝庭にクロッカス
残雪嶺に向かう棺の後につく
自由な投句箱
高速路飛ばし春霞のなか帰る
梅林へ通いし日々の始まりぬ
暖かや上着一枚脱ぎ描く
自由な投句箱
★鴨川の土手に芽柳青みけり
★椿咲く高き土塀や建仁寺
★せせらぎの春日眩しき高瀬川
自由な投句箱
故郷へ伸びる鉄路へ春の雪
故郷の駅は無人よ春の雪
春の旅明るさ流れる飛騨の川
自由な投句箱
★青鮫の海に戻りし梅の花
★風強し杉の花粉の飛び立ちぬ
★挨拶の途中でくしゃみ花粉症
自由な投句箱
★青空の漂う雲や風は春
★春暁の榛名山(はるな)へ朝日まさやけし
★温泉(ゆ)から出づ猿の親子や風光る
自由な投句箱
あのころの歌聴いている春の夜
洗うものいろいろありぬ二月尽
囀が日差しとともに降り注ぐ
自由な投句箱
★つぎつぎと雲の去りゆき二月尽
★料峭や高き支柱に低き苗
★雪やなぎ芽のとびとびの芽吹きけり