※当季雑詠3句(春の句・冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』(髙橋正子著)より
右端に🌸の印が付いている句は、(現)または(元)花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』(髙橋正子著)より
右端に🌸の印が付いている句は、(現)または(元)花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
2月28日
★木屋町や裏を流る春の水 水原 秋櫻子(みずはら しゅうおうし)
2月27日
★昃れば春水の心あともどり 星野 立子(ほしの たつこ)
2月26日
★男坂一気に磴る梅祭り 石井 信雄(いしい のぶお)🌸
2月25日
★梅林を透かす光が空の色 平田 弘(ひらた ひろし)🌸
2月24日
★うしろより見る春水の去りゆくを 山口 誓子(やまぐち せいし)
2月23日
★ひた急ぐ犬に合ひけり木の芽道 中村 草田男(なかむら くさたお)
2月22日
★野の虹と春田の虹と空に合ふ 水原 秋櫻子(みずはら しゅうおうし)
2月21日
★囀や海の平を死者歩く 三橋 鷹女(みつはし たかじょ)
コメント
自由な投句箱
★冴返る上州風の甚だし
★東はやあまねく春の陽ざしかな
★足裏に春の音色を聴きに
自由な投句箱
★一羽とて水脈の長きや残り鴨
★うつし世を厭うて居りぬ鳰潜る
★ようやくに綻び来たり梅一輪
自由な投句箱
★あわあわと風を巻きたる半仙戯
★春ショール雲のあわいに日を沈め
★大利根の荒ぶる波や春の風邪
自由な投句箱
われ知らぬ間に降りぬ春の雪
光明るしいかに余寒の厳しくも
天皇の驚く余寒の続きおり
投句
久々のお洒落ババ友針供養
雀群れパンくず啄む土匂う
サァ散歩老犬老女に山笑う
自由な投句箱
★大仏に合格祈る高校生
★残る鴨番の水脈を残しをり
★白梅に紅梅の枝絡み合ひ
自由な投句箱
★どうだんの枝の芽ぐみや稚けなく
★沈丁花のつぼみふくらむバス停に
★土曜日のブラスの音色春きざす
自由な投句箱
★あぜ道をすたすたありく春の星
★囀りの朝朝聞こゆ庭の木木
★枝枝を翔けて雲雀のありどころ
自由な投句箱
街歩く余寒の風を身に受けて
春浅き星を見上げて夜歩く
早春の朝日が部屋に入り初めし
自由な投句箱
<京都四条大橋界隈より>
★鴨川のはるか北山はだれ雪
★そぞろ行く花見小路や春の雪
★せせらぎに春の鷺立つ高瀬川
自由な投句箱
川波のきらめき揺るる春隣
山茶花のこぼるる小径ひとり掃く
冬日差し水路の壁はキラキラと
自由な投句箱
★初鮒や三山未だ覚めやらず
★あり合わせ物にて昼餉春祭
★三方は雪解の山や川荒るる
御礼
★同じ夢又も見て居り朝寝かな
★降りつつも路面に消ゆる春の雪
★不器男忌やふるさとの雪想い居り
自由な投句箱
余寒とも言えぬ長びく寒さかな
風に乗り流れくるかな春の雪
地に青く瞬き初めしいぬふぐり
自由な投句箱
★折鶴と並べ飾りし神雛
★人形飾る子はいなくなり雛祭
★東北の雪の止みたり風光る
Unknown
僧房のかそけき灯り山眠る
長靴の跡を数える雪野かな
冬の原けものの跡も音もなし
自由な投句箱
★庭に来る野鳥番や春夕べ
★朝の日の光の先の百千鳥
★年ふりて春の樹木の主かな
自由な投句箱
★白梅や遠くに見ゆる富士の山
★パリパリの若布溶かしてスープかな
★弘前城白一色に冴え返る
自由な投句箱
★剪定を終えて瘤なす狭庭かな
★雲影の山はだ走る春きざす
★吹き抜ける風の田面やいぬふぐり
自由な投句箱
春日和柔らかき色纏いつつ
新海苔とチーズの恵み力満つ
自由な投句箱
不器用な紐の結び目雛飾る
腹這いの子の写真立雛飾る
取説の文字は小さく雛飾る
自由な投句箱
★塩梅を聴きて登るや春の山
★鶯の鳴きいる声に跳ね起きし
★春なれや奇岩の妙義風の中
自由な投句箱
★西山の嶺を駆けゆく春日影
★陽光の雲の切れ間や春きざす
★春の瀬の光り流るる在所かな
自由な投句箱
★日向にて人待ち顔の犬ふぐり
★空の色青く取り込み犬ふぐり
★丼に白魚盛りて昼餉かな
Unknown
からいえのぽつりぽつりの雪野かな
軒よりの氷柱風切り立ちにけり
雪掻けど掻けど今宵の雪降りぬ
自由な投句箱
★雪浅間幾日雪解の春の朝 いくか
★幾十度訪ねし丘の百千鳥
★雪解水威勢の強き鳥の声
自由な投句箱
★白魚や玻璃の器にきらめけり
★公園の入口塞ぎ犬ふぐり
★日を浴びて赤く燃え立つ桃の花
自由な投句箱
2月27日(木)
①春日背に大きく伸びる万歩計
②集落の甍きらめく春日かな
③ほろほろと馬酔木のつぼみ咲く構え
Unknown
来客にまったき笑顔やチューリップ
正面の玄関を開く牡丹百合
古書店の主のとなり鬱金香
自由な投句箱
春の朝散歩の人の息弾む
春夕べ味噌の香りの曲がり角
柔らかき色をまとひて猫柳揺る
自由な投句箱
★幾とせか仕舞いしままの雛飾り
★この湖畔恋の聖地や春の夕
★老犬のいさかう声や冴返る
自由な投句箱
大橋の上を雲ゆく二月尽
陽春や肩の力を抜き歩く
お出かけや春のショールをふわり巻き
自由な投句箱
★走り根の縁石に添う春うらら
★頬よぎる風柔らかに二月尽
★番ごと入江につどう残り鴨
Unknown
船つき場葉もれ日かすか春浅し
湖眩し小びとの運ぶ春きざし
かまくらの構え崩さず春遅し