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コメント
Unknown
2017-02-11 09:28:12
★蒼空へ長き裾野や暮長し
★山裾の寸馬豆人牧開き
★目薬の日日の一滴冴返る
自由な投句箱
★顔ほてり体温測る春の風邪
★知らぬ間に眠りこけたる春の風邪
★待ちかねし旅を取り消す春の風邪
自由な投句箱
◇幹の手は金剛のごと梅真白
◇銀色に輝くジェット風花す
◇雛鳥や春動きたる西ノ島
自由な投句箱
★日もすがら明暗しきりや春の雪
★父母の在りて故郷や磯菜摘む
★降る注ぐ日射しきらめく建国日
自由な投句箱
春の宵湯を囲みける伊勢の杜
海山の幸を味わう春の伊勢
春の朝バイキングで食ぶ手こね寿司
自由な投句箱
◇武士道は弱きを助く梅真白
◇料峭や声もそぞろの四十雀
◇天窓を流るる雲や春疾風
自由な投句箱
<内宮参拝三句>
参宮の二月の青空を仰ぐ
早春の光を浮かべ五十鈴川
春浅き宇治橋渡り神苑へ
自由な投句箱
★たんぽぽや榛名山(はるな)は夕日寄せ付けず
★春落葉河原駆けるや夕鴉
★遠ざかる人の名遥か梅の花
自由な投句箱
★春の雪白く残れる道の端
★春の夜や遠回りして散歩せり
★公園のベンチ明るし春の夜
自由な投句箱
★野放図に畑を占め居る野梅かな
★近鉄の路地の小坂や菜の花忌
<田舎の追憶>
★海苔掻やはるか果てなる隠岐の島
自由な投句箱
◇梅に来て空中ショーの目白かな
◇蠟梅を花ごと毟る鵯の嘴
◇料峭や鴎の雄姿上流へ
自由な投句箱
<内宮参拝三句>
みな静かに歩む神宮浅き春
金色に鰹木光る春の朝
御厩の神馬の香り二月早や
自由な投句箱
★雛菊や遊具に興ず園児達
★春暁の田川等々残る月
★さえずりや夜の薪水我知らぬ
訂正のお願い
第二句めの「春暁の田川等々残る月」を「春暁の田川滔滔残る月」に訂正よろしく願います。
自由な投句箱
★生垣の上に伸びたる梅の花
★梅の花ひとかたまりに天に伸ぶ
★白と紅枝先絡め梅の花
自由な投句箱
★降り止みて空の青よ斑雪嶺
★川沿いに下る小路や風光る
★春北風の日射しきらめく川面かな
投句訂正のお願い
一句目の句に投句誤りがありました。
訂正頂けますよう、お願い申し上げます。
誤)★降り止みて空の青よ斑雪嶺
↓
正)★降り止みて空の青さよ斑雪嶺
自由な投句箱
◇曲りたる被爆九輪や春の雲
◇観音の鯉浮き上る春の池
◇春の日の道さきざきに鶲かな
自由な投句箱
★渓流のごうごうと吠ゆ蕗の薹
★亀鳴くや公共事業遅延せる
★為政者の空事人や朧月
自由な投句箱
<おかげ横丁>
赤福餅春の火鉢のかたわらで
青空や山の向こうは春の豪雪
慎重に下る凍結春の坂
自由な投句箱
★春浅し切られしままの枝の先
★春浅し朝の月光白々と
★陽だまりに子らの集へり春浅し
投句
冷たさを輝き放つ伊吹かな
風花の落ちては解けるウィンドウ
岐阜城を支える春の緑かな
Unknown
★いつまでも峡の白きやはだれ嶺
★芽柳の青き枝垂れや川風に
★うじうじと一ト日待ち居りバレンタイン
自由な投句箱
◇ほつほつと垣根を越えて枝垂梅
◇水仙花日向の我へお辞儀して
◇春の日やロープを揺らす尉鶲
自由な投句箱
★毎朝の蜆汁とや見事なり
★あけぼのの赤城山(アカギ)むらさき揚雲雀
★初虹や父の齢を越えにける
自由な投句箱
<伊勢>
おはらい町干物焼く香の冴返る
春未明雪降る中を出勤す
ひっそりと葉陰に咲き初め白椿
自由な投句箱
★牡丹雪地を強く打ち砕け散る
★菜の花や並び咲きたる線路際
★休耕の畑とりまく花菜かな
自由な投句箱
★冴え返る雲の嶺ゆく日射しかな
★芽柳の青きしだれや川風に
★料峭の川に沿いつつ下りけり
投句
探梅や川の流れと歩を合わせ
手摺より小さな子ばかり春の川
山国の春木まだ遠き県境
自由な投句箱
◇枝垂梅せせらぎ川の水光る
◇かいつぶり浮かば潜りて一人旅
◇春浅し声いとけなき四十雀
自由な投句箱
<北摂・三草山登山三句>
春雪が遠きビル群を隠す
春の雪何度も通り過ぎてゆく
茅葺と棚田二月の雪化粧
自由な投句箱
★淡雪につまずく我の覚束無
★洗髪の乾く早さや名残雪
★あけぼのの山は紫紺や揚雲雀
自由な投句箱
★庭の隅色鮮やかに三色菫
★川べりに薄く光れる菫かな
★パンジーや新しき庭を際立てり
自由な投句箱
★若枝の青きしだれや軒の梅
★春日射すバスの家路や遠回り
★少女らの縄跳び興ず風光る
自由な投句箱
梅林に帰る日近きじょうびたき
頂から見やる大霞の播磨灘
頂に春の日差しの溢れおり
自由な投句箱
★梅が香や赤城榛名の襞定か
★交番の電話鳴りけり春嵐
★凍返る空は青きよ醇乎たり
自由な投句箱
◇大鯉の浮き上りたる春の池
◇かいつぶり川を行くなり山頭火
◇天窓を駆け行く雲や春疾風
自由な投句箱
★春一番頬に刺し込む砂ぼこり
★荒ぶとも空の青さよ春一番
★春一番一つ踏ん張り歩き出す
自由な投句箱
★下萌や雷鳥号の金沢へ
★春寒し群れて塒へすずめどち
★春きざすビルの茜の夕日かな
自由な投句箱
◇藤の莢の産みの苦しみ拾ひけり
◇枝垂梅動き出したる池の鯉
◇来し方や紆余曲折の蜷の道
自由な投句箱
小綬鶏の鳴き続けたる日の出前
春きざす頂何度もジャンプする
一日の雨があがりて雨水かな
自由な投句箱
★谷川へ掛かる雲梯春霞
★淡雪に緊まる砂場や鴉二羽
★魔の山の残雪白し鳶の笛
自由なトーク箱
☆見るたびに 移る狭霧や 奥丹波
☆箕面山 東へ伊吹 伊賀上野
☆鳥渡る 表六甲 裏六甲
自由な投句箱
★「爆発」の母や岡本かの子の忌
★歌いつつ小川の流る雨水かな
★おそ春の群れて塒へすずめどち
自由な投句箱
★クロッカス黒き土より涌井でし
★日を貯めて土に広げるクロッカス
★白黄色咲き乱れをるクロッカス
自由な投句箱
寒禽の動かぬほどに真っ直ぐに
春一番白き紅きの揺れひとし
しらうめの一際白し曇天に
自由な投句箱
★青柳や蒼深まりて赤城山
★産土は良したらの芽と蕗の薹
★白鷺の瀬尻に居るや犬ふぐり
自由な投句箱
猪が道掘り返す雨水かな
梅が香のなかを通るを日課とす
午後からは何度も雨水の時雨あり
Unknown
綿帽子ちぎって投げて青い空
箕面山若竹林にスズメの子
稜線に明るさも見え六甲山
自由な投句箱
★三世代揃ひて暮らす枝垂梅
★竹垣に枝垂れ咲きける梅の花
★園児らに手を振るごとく枝垂梅
自由な投句箱
★延々と朝寝の夢のいつまでも
★衒いなき雑木林の野梅かな
★靴跡にさざ波生まる春の泥
自由な投句箱
◇朴の芽よ高きをめざせ山よりも
◇蜷行かば太鼓叩いて珍道中
◇ぎこちなく鴎の歩く春の川
自由な投句箱
★さえずりや和紙につつまる金平糖
★菜の花や園児を乗せしひも電車
★梅一輪いちりん程の瀬の流
自由な投句箱
★友逝きし斎場の灯の冴え返る
★暖かや明るき川に黒き土
★ぼんやりと居間に座れり暖かき
自由な投句箱
囀りの音はすれども姿は見えず
冷凍庫の清掃をする雨水かな
人の声遠ざかり梅のまた静か
自由な投句箱
◇髭振つて蜷の行く先珍道中
◇開裂の神通力や藤の莢
◇白梅の歓喜の泪蜜光る
自由な投句箱
★鞍馬嶺の顕となりぬ春の雪
★土くれの白き田面や風光る
★控え目に紅を誇るや藪つばき
自由な投句箱
春北風咲くべき花は残りおり
春嵐倒れし鉢に芽の碧し
春北風に猫の喰む音かさなりぬ