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コメント
自由な投句箱
紅梅を見上げ静かに歩みけり
目覚めれば春雪降り続く朝
塵芥しばし覆われ春の雪
自由な投句箱
★風光る雲を越えぬく麒麟とよ
★朧なるおれおれ詐欺の電話かな
★鍋割山(なべわり)へ声ふるわせて揚雲雀
自由な投句箱
★災害の平成を経る建国の日
★雪溶けて災ひ流す建国日
★建国日新駅工事着々と
自由な投句箱
★傷つきし山河癒せり春の雪
★へんぽんと見よ建国の日章旗
★写メールの添付に撮りぬ梅一輪
自由な投句箱
★蕗の薹テンカラ釣師放尿す
★白梅やぐい飲み満たす手酌酒
★毛の国の雪解しずくは牧からも
Unknown
パソコンで過ぎる休日春の雪
春の雪夕餉は鍋と決めました
雪なりき平成最後の建国日
自由な投句箱
★学バスに行列作る入試かな
★白梅や蕊の奥より光る紅
★白梅の枝先触れる紅き梅
自由な投句箱
<京都の朝よりの牡丹雪>
★想い出の遠く近くに春の雪
★非は吾に在りとせし日や春の雪
★春雪の車行き交うライトかな
自由な投句箱
ごうごうと梢を揺らす木の芽風
早春の水音確かに流れ継ぐ
春寒し飛騨川崖から吹き上げる
自由な投句箱
春寒の竹垣に添う水仙花
冴返る届かぬところへ球を打つ
早春の入日幾分北へ寄り
自由な投句箱
まだ咲かぬさみどりいろの梅林
飛騨川の白き流れや雪解水
大蛇行して飛騨川の雪解水
自由な投句箱
★紅梅や榛名山(はるな)へ迫る雨の雲
★雀の子からだ振るわせ寄りそうる
★仏壇の位牌金文字春の闇
自由な投句箱
★春浅き川べりの風水の音
★ビル谷間素手を打つ風春浅し
★時折の風に襟立て春浅し
自由な投句箱
★春泥を避けつつ歩む丘公園
★ほつほつと咲き初めいたる雪柳
★春雪のしずり音あり午後の夢
自由な投句箱
★土筆野へランドセル置き家遠し
★傘寿とて春風に乗る髪膚かな
★風光る祖父母の贈る晴着かな
自由な投句箱
オフロードバイクと出会う春山路
雲速く余寒の沖の光りけり
梅開く彼方に出でし昼の月
自由な投句箱
★男性は花束贈るバレンタインの日
★チョコ土産待ちたる子らのバレンタインデー
★ハートチョコ作りたる跡バレンタインの朝
自由な投句箱
★通り過ぐ買物帰りや夜の梅
★奔放に畑を占めたる野梅かな
★茎立や上京の日の近づきぬ
自由な投句箱
山路ゆく余寒の風の吹く中を
梅が枝や陽の差す方へ伸ばされて
料峭の頂に立ち沖を見る
自由な投句箱
★春塵の榛名山(はるな)すっぽり包みけり
★夕暮の鳶のあらがう春疾風
★旧姓で呼ぶ友の居り春の風
自由な投句箱
★岩の蔭早緑光る蕗の薹
★蕗の薹苦きが良しと春の味
★故郷の思ひ出放つ蕗の薹
自由な投句箱
★しべ見せて紅の乱れや椿落つ
★一句浮かぶまで見つめたる梅見かな
★また来れば遅速揃いぬ丘の梅
自由な投句箱
新しきマンション出現する二月
春寒の六甲淡路播磨灘
春寒料峭小豆島高し
自由な投句箱
★二階家の烈風耐うや凍返る
★風つかみ二十五畳の大凧ぞ
★夕雉の鋭声や風の山の沼
自由な投句箱
★丘上の嵐に堪えて梅満開
★写メールの添付に撮りぬ丘の梅
★浅春の地道散策大原野
自由な投句箱
★春の風邪やっぱり作る卵酒
★勝手口出でては摘みし蕗の薹
★福島の土を離れし蕗の薹
自由な投句箱
★雀らの塒の一樹や日の永き
★囀りや湖一望の展望台
★春雨や人影ふたつ観覧車
自由な投句箱
白梅が路地の向こうに咲いている
こし餡の當麻の里の蓬餅
大甕に菜の花たっぷり生けられて
自由な投句箱
★色めきて見ゆる日差しや桜芽木
★料峭のドア開きたる停車かな
★春しぐれ降りてパン屋の匂い立つ
自由な投句箱
★山の音川の音消す牡丹雪
★淡雪や湖に際立つ榛名富士
★榛名湖の面へ打つ春の霰かな
自由な投句箱
★木の幹を捩り合わせし盆梅かな
★思ひのまま紅白に咲く盆梅かな
★盆梅の一輪咲きし花屋の前
自由な投句箱
★ポスターの”鴨川踊り”や春めきぬ
★まんさくの搾りだすかに咲き初むる
★ほつほつと芽ぐむ小枝や雪やなぎ
自由な投句箱
柿の葉寿司の暖簾揺らす春風
<當麻寺二句>
春早し最古の梵鐘見上げおり
春浅し三重塔並び立つ
自由な投句箱
★霞たる両毛線の尾灯かな
★春の山南面襞を少し見せ
★握り飯みごと完食山笑う
自由な投句箱
<かにカニ日帰りエクスプレス>
残雪の峰見つつ越ゆ分水界
春うらら但馬の海辺へ蟹食べに
麗らかな波打ち寄せる日本海
自由な投句箱
★雨水とて雨の降り出す昼餉時
★昼過ぎて雛を出したる雨水かな
★雨水かな空地の土の黒々と
自由な投句箱
★芽柳の更に色濃き枝垂れかな
★うつすらと淡き田面や春の雨
★下萌の地道を歩めばうすみどり
自由な投句箱
大蛇行して飛騨川の雪解水
飛騨川の白き流れや雪解水
片減りの鍬もて独り春耕す
自由な投句箱
★浅間燃え襞の雪解を急かせけり
★白鳥の引きゆく沼の黙に暮
★春の水棚田清らにして奔る
自由な投句箱
雨水の雨広く山野を潤しぬ
春満月雨の彼方に隠れたり
<二上山登山>
傘堂を過ぎ二上山近し
自由な投句箱
句の訂正をお願いします。
季語が抜けておりました。
傘堂を過ぎ二上山近し(誤)
↓
傘堂や向かいし春のニ上山(正)
自由な投句箱
★春風のなどて波風池の面に
★カラコロと竹林鳴りぬ春の風
★乙訓は風の丘なり犬ふぐり
自由な投句箱
春寒し飛騨川崖から吹きあぐる
飛騨川の水量やや増し寒あける
片減りの鍬もて八十路の春耕す
自由な投句箱
<二上山登山三句>
春の鴨見つつ古墳へ登りけり
早春の山路の彼方金剛山
春の森抜ければ峠の空に出る
自由な投句箱
★暖かし日のさんさんと砂浜に
★門出でて頬撫でる風暖かし
★竹林に子らの声聞く暖かし
自由な投句箱
★翔つ鳥の梢(うれ)ふるわすや春の沼
★砂利石の小躍りに行く春の川
★鳶舞うて風の吹きぬく春田かな