※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
自由な投句箱
★春雪の静寂に忽と猫の声
★春雪の刹那背の順登校児
★春雪や雁字搦めの裏の門
自由な投句箱
★雪止みて空晴れ渡る建国の日
★駅前に国旗はためく紀元節
★畑横切る犬の足跡春浅し
自由な投句箱
雨上がり朝日まぶしき建国日
早春にふんわりと焼くパンケーキ
犬連れる人の遊べる春の午後
自由な投句箱
★佇みて色めく余寒さくら芽木
★へんぽんと旗ひるがえる建国日
★さざ波のわらわら走り風光る
自由な投句箱
★喧騒と言うほかは無し猫の恋
★春風に大利根の瀞目覚めける
★大沼の梢の小鳥風光る
自由な投句箱
春ぐもりペンキ塗りたての香る
コンバーターにインク吸い上げ春はじめ
丘の家へ春の朝日の差しにけり
自由な投句箱
★斜張橋白くそびえて風光る
★列なして紫光る菫かな
★若草や駆け回りたる子らの声
自由な投句箱
★山里の甍まぶしき春日かな
★溝川の春の小川となりにけり
★足下の花びら震え犬ふぐり
自由な投句箱
★揚雲雀聲騒がしや野犬居り
★いぬふぐり湖畔のボート綱とかれ
★山風を身に孕ませて蓬摘む
自由な投句箱
★縁側に並ぶ雛菊鮮やかに
★三色菫揃ひてこちら向きてをり
★薔薇の芽や棘より小さくふふみたる
自由な投句箱
恋猫の長き夜あるいは短き夜
すべきこと最小限に二月早や
咲き初めし紅梅の下とらつぐみ
自由な投句箱
★ものの芽のしつとり青に春の雨
★雨降れば午後より寒く冴え返る
<2月12日近鉄小坂駅>
★駅前に鉢植えならべ菜の花忌
自由な投句箱
★庭隅の椿へ翔る野鳥かな
★風光る湖まんまんと水湛え
★種の違う鳥の争う春の枝
自由な投句箱
藪つばきつやつやと葉を従えて
早春の日差し明るき森をゆく
紅梅咲く花びらを陽に透かせつつ
自由な投句箱
★看護師に貰ひしチーズケーキバレンタインデー
★バレンタインのチョコ菓子作る女の子
★春苺きらきら光放ちをり
自由な投句箱
★全容の火の山忽と霞けり
★端正の雛に座したる吾子の顔
★春雪や悉く木の花とせる
Unknown
自由な投句箱
朝海にわずかな春や照る山辺
春の海滞船わずか揺らぎけり
つづきたる足跡はるか春の海
自由な投句箱
★飛沫上げ雪を投げ込む雪解川
★雪解水流れ早める街の中
★どこまでも二匹並びて猫の恋
自由な投句箱
高木の伐られ広々春の空
切株に坐し梅林を眺めおり
播磨灘望む梅林となれり
自由な投句箱
★淡雪の陽射しの中を舞いにけり
★降ればすぐ歩道吸い込む春の雪
★ふるさとを遠くに想う名残り雪
Unknown
自由な投句箱
★この窓に朝日差しけり百千鳥
★春雷や九十九折なる山の径
★春風や野鳥手に来る森の路
自由な投句箱
★軒下に野菜並べて春寒し
★駅中で大福売られ春寒し
★赤飯の横に売られし鶯餅
自由な投句箱
古墳ある春の山道を辿る
風光る重なりあいて島の影
頂に寝転んで見る春の空
自由な投句箱
★竹林の百幹揺るる余寒かな
★白きもの混り風吹く冴返る
★山膚にしろきもの見ゆ春の山
Unknown
自由な投句箱
●講演を待ちて静まり桃の花
●新幹線星の過ぎゆく余寒かな
●春花の楚々と揺れたり蒸汽船
自由な投句箱
★きらきらと光る渓流放ち鮎
★畦道やひたと鳴き止む夕蛙
★硝子戸へ雀どすんと山笑う
自由な投句箱
沖遥か霞のかかる淡路島
梅が香に触れる位置まで接近す
小さき緋鯉数多わき出て春の池
自由な投句箱
★久方の友と出会いぬ春きざす
★山膚にしがみつき居り斑雪(はだれ)かな
★遠き日の想い出おもう春の雪
自由な投句箱
★池の端首筋撫でる柳の芽
★青空に彩り添へて河津桜
★寄せ太鼓高くひびきて風光る
自由な投句箱
★まんさくや白き浅間に黒き筋
★春浅し利根の川波たつ仔細
★噴煙の西か南か春の風
自由な投句箱
★シャンシャンに別れを告げて春寒し
★春の水こんこんと湧く神の池
★桜の芽膨らみたれど色付かず
自由な投句箱
メレンゲをつんと尖らせ冴返る
奥山の姿を隠し春の雪
車窓よりひとひら舞い込み春の雪
自由な投句箱
★との曇る空に確かに木の芽かな
★遅き日や子共ら庭に遊び居り
★奔放と云われ子に継ぐかの子の忌
Unknown
自由な投句箱
●始発駅春のわずかに目覚めたり
●通い路に子の弾む歩や春来る
●梅花を通う人みな麗しき
自由な投句箱
★あけぼのの白き浅間や揚雲雀
★ワイシャツの1日の皴白き梅
★風の無き我が産土や百千鳥
自由な投句箱
★風強く曇り空なる雨水かな
★鉢の土入れ替えたるや雨水の日
★花咲けと絵馬の飾られ梅の花
自由な投句箱
★春雨のけぶりのやうに視界満つ
★ベランダの鉢の濡れたる雨水かな
★枝先の濡れてしずくや木の芽雨
自由な投句箱
鞄より首出す犬や冴返る
春雪や運ばれてゆく競走馬
湯を取りに戻る朝なり冴返る
自由な投句箱
★山駅のホーム短し鳥交る
★大利根の荒き白波巣立鳥
★鶯や背の順に行く登校児
自由な投句箱
★緑青の屋根に映えたり枝垂梅
★鳥居より放物線の枝垂梅
★枝先に一輪残る枝垂梅
自由な投句箱
コーヒーを挽く香溢れて余寒なお
残り湯をリサイクルする春の朝
春雨の音にしばし耳を澄ます
自由な投句箱
★陽が差せば騒めき見ゆる銀杏の芽
★白梅の己が明かりを誇りけり
★ものの芽の濡れて耀やく日差しかな
Unknown
自由な投句箱
●外に出ず雪の名残に雪の舞い
●凍て返る夜道はるかや買い出して
●紅梅のぽつりぽつりや園の池