自由な投句箱/2月11日~2月20日

※当季雑詠3句(冬の句・春の句)を<コメント欄>にお書き込み
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※投句は、一日1回3句に限ります。
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「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。


コメント

  1. 多田有花
    2026年2月11日 9:03

    雀三羽余寒の中を動かずに
    山向こう但馬は春の豪雪か
    夜の耳澄ませば春の雨の音

  2. 小口泰與
    2026年2月11日 13:09

    空風の襲えり木木の奮い立つ
    炬燵にてうつらうつらと手を回し
    おしなべて三山雪に覆われし

  3. 廣田洋一
    2026年2月11日 15:39

    町内に日の丸見えず建国日
    春の雨残りたる雪流しけり
    スイートピー日を浴び風に羽搏けり

  4. 上島祥子
    2026年2月11日 21:32

    白梅の一輪挿しに香の豊か
    白梅の香の華やぎて空碧し
    お寺様迎える朝の余寒かな

  5. 多田有花
    2026年2月12日 8:55

    ヒマラヤ杉剪られ春空の広し
    切り株に早春の松ぼっくり
    春未明一番列車の音がする

  6. 小口泰與
    2026年2月12日 8:58

    上州の風おそろし二月かな
    夕暮れの雲の落ち合ふ雪浅間
    風強き雪の村落訪へり

  7. 土橋みよ
    2026年2月12日 19:05

    雪赤城シラサギ一羽溶け行けり
    渡良瀬川2句
    春待つや盛り土てんでに河川敷
    水温む石陰を蹴るハクセキレイ

  8. 多田有花
    2026年2月13日 9:03

    白梅や客ある家の庭に咲き
    春淡きローズマリーの青紫色
    葉牡丹にパンジーが添い二月早や

  9. 小口泰與
    2026年2月13日 9:22

    利根川の流れ衰え冬夕日
    空風や妻と在所を同じうす
    風やみて波のおさまる冬の湖

  10. 土橋みよ
    2026年2月13日 18:54

    芝付けて寝転ぶ犬や冬ぬくし
    土起こし終えて酸っぱき冬苺
    寒暁や目の端過ぐる鷺の影

  11. 多田有花
    2026年2月14日 7:14

    ログハウスに蝋梅ありて春初
    紅梅を聖母マリアに供えおり
    じょうびたきまだしばらくは居る二月

  12. 小口泰與
    2026年2月14日 8:49

    衰えて日は雪の浅間へ落ちにけり
    凛として雪の浅間のおのずから
    利根川のおのずと流る雪消水

  13. 廣田洋一
    2026年2月14日 17:49

    春風にあんよは上手母子連れ
    天辺に鳥の巣を見せ大樹かな
    忘れ得ぬ故郷の味や蜆汁

  14. 多田有花
    2026年2月15日 8:33

    <兵庫県立舞子公園三句>
    大橋の彼方の島影の朧
    見下ろせば足下に海峡春の波
    移情閣うしろに光る春の海

  15. 小口泰與
    2026年2月15日 14:55

    沼の木に春翡翠のおわせしか
    ひと月も雨は降らずや冴え返る
    春雪の積もる積もるつもりやトタン屋根

  16. 土橋みよ
    2026年2月15日 17:17

    旧正月控え床の間整いぬ
    厨の夕ふつふつという小豆粥
    寒鮃の骨の透けたり潮汁

  17. 小口泰與
    2026年2月16日 8:49

    大いなる雪の浅間へ鳥向かう
    語り合う冬滝の声硬きかな
    仰せのごとく浅間の雪の輝けり

  18. 多田有花
    2026年2月16日 9:50

    <兵庫県立舞子公園三句>
    のどけしや舞子の浜の松林
    鉄骨が組まれ春の海峡を渡る
    タグボート残してゆきぬ春の波

  19. 廣田洋一
    2026年2月16日 14:27

    公園の春風遊ぶ木の葉かな
    川向うより鶯の谷渡り
    薄氷をそっと外せる手水鉢

  20. 上島祥子
    2026年2月16日 22:19

    自転車の練習する子や日永し
    香高くバレンタインのチョコ溶けり
    東風強し自転車坂を登り切る

  21. 小口泰與
    2026年2月17日 8:22

    百千鳥きれいに並ぶ電線に
    おほどかに焼芋取り出す庭の隅
    空風におほむね襲はる上州路

  22. 多田有花
    2026年2月17日 10:11

    大橋の腹を見上げて春霞
    大橋や春の大気の中に架かる
    洋館と春大空と大橋と

  23. 廣田洋一
    2026年2月17日 18:15

    殻外す手間を増やして蜆汁
    薄氷のきらきら光る潦
    竹林に初音聞きたる朝かな

  24. 多田有花
    2026年2月18日 8:34

    アンカレイジ春の大地にどっしりと
    淡路島へ伸びる大橋春景色
    少年ら春の浜辺にフリスビー

  25. 上島祥子
    2026年2月18日 23:32

    御嶽の真白に浮かぶ春の空
    春の陽のあまねく畑を照らしけり
    早春の梢震わす夜の雨

  26. 小口泰與
    2026年2月19日 8:49

    堰堤に冬白鷺の凛と立つ
    上流の雪解の川のういういし
    春白鷺のだみ声ありて沼の端

  27. 多田有花
    2026年2月19日 9:27

    春日和見上げし街路のフェニックス
    たっぷりと海老のせチャーハン春の昼
    春淡き大粒いちごの甘さかな

  28. 土橋みよ
    2026年2月19日 17:31

    春浅し早採り芋の湯気上がる
    窓鳴らす余寒の風や粥煮ゆる
    金柑の匂いや母の夕厨

  29. 川名ますみ
    2026年2月19日 22:19

    受け月を上に飛行機春の富士
    春三日月斜めにくだり友帰国
    旧正の月を下り来て友帰国

  30. 小口泰與
    2026年2月20日 8:48

    おおらかに湖上を舞うや春の鷺
    おおらかな赤城のすそ野のどかなり
    ゆったりと一羽の鷹の蒼き空

  31. 多田有花
    2026年2月20日 13:10

    <五色塚古墳三句>
    葬られいま幾たびの春なりや
    春空へ埴輪連ねし古墳かな
    古墳より春の大橋を望む

  32. 小口泰與
    2026年2月21日 15:01

    冬雷や少女の面の変わりける
    一面の霜柱とや子の面輪
    赤城より風のおらびける二月かな

  33. 多田有花
    2026年2月21日 19:24

    八重咲の日本水仙雨水かな
    運転士春のホームに電車待つ
    白梅や空の青さを際立たせ