自由な投句箱/12月1日~12月10日 2023年12月2日 07:04 | Weblog ※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2023年12月1日 8:04 自由な投句箱 ★聴き慣れぬ小鳥の声や山の沼 ★来ぬ鳥を一亥待つや沼の冬 ★庭濡れて雨の冬木に芽ぐむもの 返信する 廣田洋一 2023年12月1日 16:39 自由な投句箱 ★水鳥や群れたる鯉に知らぬ顔 ★山茶花の零れる寺の行き止まり ★枝打の枝落ちて来る太鼓橋 返信する 桑本栄太郎 2023年12月1日 17:57 自由な投句箱 ★昼餉終えうつうつ眠き十二月 ★一瞬の冬日の影やからす飛ぶ ★推敲に倦みて眺める冬もみじ 返信する 多田有花 2023年12月1日 21:34 自由な投句箱 <姫路城「鏡花水月」三句> 冬の夜の光のなかの姫路城 水盤がとらえし夜の冬の城 生演奏冬の夜空へ響きけり 返信する 小口泰與 2023年12月2日 7:57 自由な投句箱 ★鈍色の赤城の空や冬の朝 ★冬の雨九十九折なる新治田 ★冬の川にぶき光の川の石 返信する 弓削和人 2023年12月2日 9:51 Unknown 自由な投句箱 ●冬蜂を掃かんとすれば甦り ●雪嶺を映す湖面や山眠る ●風邪十日微睡みのなか眠りおり 返信する 多田有花 2023年12月2日 15:36 自由な投句箱 <姫路城「鏡花水月」二句> 池の鯉冬の夜道に映しおり 冬浅き夜の城見上げつつ帰る 人はみな影絵のクリスマスイルミネーション 返信する 桑本栄太郎 2023年12月2日 17:31 自由な投句箱 ★みずいろの空何処までも枯野行 ★吹き抜ける風の風の田面や冬田道 ★しがみつく枯葉となりぬポプラかな 返信する 廣田洋一 2023年12月2日 18:38 自由な投句箱 ★青天に日の透き通る冬紅葉 ★紫の葉や紫陽花の返り花 ★小春日の光り映してステンドグラス 返信する 小口泰與 2023年12月3日 8:47 自由な投句箱 ★夕暮の雪の浅間の幽玄よ ★冬ばらや駐車場より乳母車 ★女房と野鳥追いかけ冬の朝 返信する 弓削和人 2023年12月3日 9:17 Unknown 自由な投句箱 ●静かなる雨に水鳥眠りたる ●降りそこね駅舎は遥か冬ざるる ●鼻のさきつんと寒気の走り抜け 返信する 多田有花 2023年12月3日 13:12 自由な投句箱 聖樹とは見上げるものよいつの日も 落葉を終えたる木々の清々し ブランコを思い切り漕ぐ冬空へ 返信する 廣田洋一 2023年12月3日 14:22 自由な投句箱 ★青々と並び立ちたる葱畑 ★手提げより頭出したる葱の青 ★水鳥の眠気覚ましに潜りけり 返信する 桑本栄太郎 2023年12月3日 17:14 自由な投句箱 <京都四条大橋界隈散策> ★顔見世の襲名披露成田屋に ★南座の招き上がりぬ酢茎買う ★マフラーに顔埋もれる少女かな 返信する 小口泰與 2023年12月4日 9:32 自由な投句箱 ★冬の雷にや忽と犬吠えにける ★抜きんでる雪の浅間や上州路 ★葱抜くや下仁田在の鳥の数 返信する 廣田洋一 2023年12月4日 11:03 自由な投句箱 ★大雪や富士にかかりし白き雲 ★冬ざれや地球の沸騰一休み ★水鳥の群大きくなりし街の川 返信する 弓削和人 2023年12月4日 11:05 Unknown 自由な投句箱 ●冬日向玻璃より背(せな)を包みおり ●駅頭の寒さや皆の首すくめ ●踏切の明滅のこす枯野かな 返信する 多田有花 2023年12月4日 11:21 自由な投句箱 集落を彩り高し冬紅葉 行く道はどこへ続くや枯すすき 来るべき凩を待つ黄葉かな 返信する 小口泰與 2023年12月5日 8:16 自由な投句箱 ★暖房や寝汗を拭う真夜の刻 ★干柿や見るたび皴の増えており ★冬ばらの硬き蕾や風の中 返信する 桑本栄太郎 2023年12月5日 17:29 自由な投句箱 ★朝よりのしぐれ催いや曇り空 ★”ふぞろい”の林檎届けり故郷より ★句をつづる指の悴む朝かな 返信する 廣田洋一 2023年12月5日 17:51 自由な投句箱 ★遂に来し寒気きっぱり朝の風 ★丑三つの寒さこらへて厠かな ★人力車花嫁乗せて冬うらら 返信する 多田有花 2023年12月5日 21:12 自由な投句箱 枯れてこそひかり集める薄かな 青空へ輝くものは木守柿 枯野道頭のなかでマーチ鳴る 返信する 弓削和人 2023年12月5日 22:59 Unknown 自由な投句箱 ●マフラーに近き二人や宵の坂 ●北風に備える培根ここにあり ●赤く照る線路のはるか枯野人 返信する 小口泰與 2023年12月6日 8:28 自由な投句箱 ★里ぬちに朝日差しけり雪浅間 ★洋館にむつき干しり風の中 ★今日とては暑き冬なり蒼き空 返信する 廣田洋一 2023年12月6日 9:43 自由な投句箱 ★裸木に赤く光れる木守柿 ★日溜りに佇みたるや鴨番 ★かさかさと音柔らかし落葉かな 返信する 多田有花 2023年12月6日 11:12 自由な投句箱 午後の雨暮の早さをいや増せり 変わらないはずはなけれど忘年会 自家製といただく小さき蜜柑かな 返信する 桑本栄太郎 2023年12月6日 18:57 自由な投句箱 ★バスに乗り巡る銀杏の落葉かな ★黄金の落葉行くバス通り ★しぐるるやピラカンサスの傾ぎをり 返信する 弓削和人 2023年12月6日 23:37 Unknown 自由な投句箱 ●冬麗のまくら木にゐる小虫かな ●冬うらら連山木々より息吹かな ●冬の日を仰ぐ刹那や蝶の舞 返信する 小口泰與 2023年12月7日 8:40 自由な投句箱 ★水面へ真一文字や冬の鳥 ★朝日浴び冬翡翠の飛翔せり ★魚咥え冬翡翠の浮上せる 返信する 廣田洋一 2023年12月7日 10:23 自由な ★丑寅にお札貼りたる年用意 ★庭の隅風のやさしき冬菫 ★冬菊やほのかに赤みさしてをり 返信する 多田有花 2023年12月7日 15:27 自由な投句箱 道の辺の落葉踏むため歩きけり 大雪やトランペットの華やかに 冬ぬくし一枚脱いで干し物を 返信する 小口泰與 2023年12月8日 8:28 自由な投句箱 ★動かざる鯉の尾鰭や冬の風 ★雪浅間真一文字に鳥飛べり ★炉話や暦日刻む和紙の文 返信する 多田有花 2023年12月8日 14:28 自由な投句箱 赤き実の背後はいつも冬青空 戦争を知らぬ子ばかり開戦日 野の枯れに朱を残しおり烏瓜 返信する 桑本栄太郎 2023年12月8日 22:03 自由な投句箱 ★ちりちりと尾根の赤きや山眠る ★燦々と日差し明るき冬日かな ★クレーンの空どこまでの冬夕焼 返信する 小口泰與 2023年12月9日 13:39 自由な投句箱 ★朝夕の鳥の高音も雪浅間 ★遠山へ朝日差しけりちゃんちゃんこ ★着ぶくれて山に野鳥を探しけり 返信する 廣田洋一 2023年12月9日 14:41 自由な投句箱 ★限りなく澄みたる空や開戦日 ★冬空にビルの高さや麻布台 ★冬の川置き石白く乾きけり 返信する 多田有花 2023年12月9日 16:30 自由な投句箱 足元に撒きし金色銀杏冬 行先を決めず小春の散歩道 太陽がくれた色なり冬紅葉 返信する 桑本栄太郎 2023年12月9日 17:45 自由な投句箱 ★ロンドンの霧にさまよう漱石忌 ★裸木の眼下に目立つ日差しかな ★鳥よけのCD綺羅と冬ざるる 返信する 小口泰與 2023年12月10日 8:24 自由な投句箱 ★野鳥追う一眼レフや冬の朝 ★大沼を塒とせしや二羽の鴛 ★水鳥や嘴に渦巻く川の音 返信する 桑本栄太郎 2023年12月10日 18:09 自由な投句箱 ★外つ人の北京語なりぬ京の冬 ★あおぞらにクレーンの停まる街師走 ★行き交いて師走の顔に京の街 返信する 廣田洋一 2023年12月10日 19:56 自由な投句箱 ★飛行機の白く光りて冬の空 ★青空に輝く木の葉大銀杏 ★日を浴びて炎の如し冬紅葉 返信する
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自由な投句箱
★聴き慣れぬ小鳥の声や山の沼
★来ぬ鳥を一亥待つや沼の冬
★庭濡れて雨の冬木に芽ぐむもの
自由な投句箱
★水鳥や群れたる鯉に知らぬ顔
★山茶花の零れる寺の行き止まり
★枝打の枝落ちて来る太鼓橋
自由な投句箱
★昼餉終えうつうつ眠き十二月
★一瞬の冬日の影やからす飛ぶ
★推敲に倦みて眺める冬もみじ
自由な投句箱
<姫路城「鏡花水月」三句>
冬の夜の光のなかの姫路城
水盤がとらえし夜の冬の城
生演奏冬の夜空へ響きけり
自由な投句箱
★鈍色の赤城の空や冬の朝
★冬の雨九十九折なる新治田
★冬の川にぶき光の川の石
Unknown
自由な投句箱
●冬蜂を掃かんとすれば甦り
●雪嶺を映す湖面や山眠る
●風邪十日微睡みのなか眠りおり
自由な投句箱
<姫路城「鏡花水月」二句>
池の鯉冬の夜道に映しおり
冬浅き夜の城見上げつつ帰る
人はみな影絵のクリスマスイルミネーション
自由な投句箱
★みずいろの空何処までも枯野行
★吹き抜ける風の風の田面や冬田道
★しがみつく枯葉となりぬポプラかな
自由な投句箱
★青天に日の透き通る冬紅葉
★紫の葉や紫陽花の返り花
★小春日の光り映してステンドグラス
自由な投句箱
★夕暮の雪の浅間の幽玄よ
★冬ばらや駐車場より乳母車
★女房と野鳥追いかけ冬の朝
Unknown
自由な投句箱
●静かなる雨に水鳥眠りたる
●降りそこね駅舎は遥か冬ざるる
●鼻のさきつんと寒気の走り抜け
自由な投句箱
聖樹とは見上げるものよいつの日も
落葉を終えたる木々の清々し
ブランコを思い切り漕ぐ冬空へ
自由な投句箱
★青々と並び立ちたる葱畑
★手提げより頭出したる葱の青
★水鳥の眠気覚ましに潜りけり
自由な投句箱
<京都四条大橋界隈散策>
★顔見世の襲名披露成田屋に
★南座の招き上がりぬ酢茎買う
★マフラーに顔埋もれる少女かな
自由な投句箱
★冬の雷にや忽と犬吠えにける
★抜きんでる雪の浅間や上州路
★葱抜くや下仁田在の鳥の数
自由な投句箱
★大雪や富士にかかりし白き雲
★冬ざれや地球の沸騰一休み
★水鳥の群大きくなりし街の川
Unknown
自由な投句箱
●冬日向玻璃より背(せな)を包みおり
●駅頭の寒さや皆の首すくめ
●踏切の明滅のこす枯野かな
自由な投句箱
集落を彩り高し冬紅葉
行く道はどこへ続くや枯すすき
来るべき凩を待つ黄葉かな
自由な投句箱
★暖房や寝汗を拭う真夜の刻
★干柿や見るたび皴の増えており
★冬ばらの硬き蕾や風の中
自由な投句箱
★朝よりのしぐれ催いや曇り空
★”ふぞろい”の林檎届けり故郷より
★句をつづる指の悴む朝かな
自由な投句箱
★遂に来し寒気きっぱり朝の風
★丑三つの寒さこらへて厠かな
★人力車花嫁乗せて冬うらら
自由な投句箱
枯れてこそひかり集める薄かな
青空へ輝くものは木守柿
枯野道頭のなかでマーチ鳴る
Unknown
自由な投句箱
●マフラーに近き二人や宵の坂
●北風に備える培根ここにあり
●赤く照る線路のはるか枯野人
自由な投句箱
★里ぬちに朝日差しけり雪浅間
★洋館にむつき干しり風の中
★今日とては暑き冬なり蒼き空
自由な投句箱
★裸木に赤く光れる木守柿
★日溜りに佇みたるや鴨番
★かさかさと音柔らかし落葉かな
自由な投句箱
午後の雨暮の早さをいや増せり
変わらないはずはなけれど忘年会
自家製といただく小さき蜜柑かな
自由な投句箱
★バスに乗り巡る銀杏の落葉かな
★黄金の落葉行くバス通り
★しぐるるやピラカンサスの傾ぎをり
Unknown
自由な投句箱
●冬麗のまくら木にゐる小虫かな
●冬うらら連山木々より息吹かな
●冬の日を仰ぐ刹那や蝶の舞
自由な投句箱
★水面へ真一文字や冬の鳥
★朝日浴び冬翡翠の飛翔せり
★魚咥え冬翡翠の浮上せる
自由な
★丑寅にお札貼りたる年用意
★庭の隅風のやさしき冬菫
★冬菊やほのかに赤みさしてをり
自由な投句箱
道の辺の落葉踏むため歩きけり
大雪やトランペットの華やかに
冬ぬくし一枚脱いで干し物を
自由な投句箱
★動かざる鯉の尾鰭や冬の風
★雪浅間真一文字に鳥飛べり
★炉話や暦日刻む和紙の文
自由な投句箱
赤き実の背後はいつも冬青空
戦争を知らぬ子ばかり開戦日
野の枯れに朱を残しおり烏瓜
自由な投句箱
★ちりちりと尾根の赤きや山眠る
★燦々と日差し明るき冬日かな
★クレーンの空どこまでの冬夕焼
自由な投句箱
★朝夕の鳥の高音も雪浅間
★遠山へ朝日差しけりちゃんちゃんこ
★着ぶくれて山に野鳥を探しけり
自由な投句箱
★限りなく澄みたる空や開戦日
★冬空にビルの高さや麻布台
★冬の川置き石白く乾きけり
自由な投句箱
足元に撒きし金色銀杏冬
行先を決めず小春の散歩道
太陽がくれた色なり冬紅葉
自由な投句箱
★ロンドンの霧にさまよう漱石忌
★裸木の眼下に目立つ日差しかな
★鳥よけのCD綺羅と冬ざるる
自由な投句箱
★野鳥追う一眼レフや冬の朝
★大沼を塒とせしや二羽の鴛
★水鳥や嘴に渦巻く川の音
自由な投句箱
★外つ人の北京語なりぬ京の冬
★あおぞらにクレーンの停まる街師走
★行き交いて師走の顔に京の街
自由な投句箱
★飛行機の白く光りて冬の空
★青空に輝く木の葉大銀杏
★日を浴びて炎の如し冬紅葉