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コメント
投句/転記
古田敬二 2017-12-01 00:09:11
霜月の日の出と直面露天風呂
霜月の港を出る船入る船
伊勢の海鴨の番いか二つ三つ
小口泰與 2017-12-01 09:26:24
硝子戸に鳥突き当たる冬霞
あかあかと朝日出づるや霜の花
山上湖冬山影を重ねおり
自由な投句箱
★焼鳥の炎上がりて冬の暮
★鯛焼や塾帰りの子かぶりつく
★駅出でて焼芋の香に誘はれぬ
自由な投句箱
<故郷のJR山陰線名和駅>
★冬潮の白波怒涛や日本海
★冬菊の駅の花壇に濃むらさき
★乗降のボタン操作や冬の旅
自由な投句箱
★白々と青空染める冬桜
★風に耐へしやんと伸びける冬桜
★咲き満つも色薄きまま冬桜
自由な投句箱
★冬嶺の一ヶ所のみへ朝日かな
★山肌の崩落の郷冬椿
★大利根の川筋ひかり枯芒
自由な投句箱
◇鴨飛べば優しき胸の母の如
◇木枯や鳶啼きたる鯱瓦
◇顔白き大鷭を見に冬の堀
自由な投句箱
★綿虫の肩に触れては舞い上がる
★散り積もる落葉を好み踏みゆけり
★冬蜂の当所(てど)あるかに歩み居り
三句目の訂正を願います。
誤)★冬蜂の当所(てど)あるかに歩み居り
↓
正)★冬蜂の当所(あてど)あるかに歩み居り
宜しく願います。
自由な投句箱
石蕗咲けり岬に遠く立つ灯台
妻生れし岬の灯台石蕗の花
漁船入る水脈カーブして冬の朝
自由な投句箱
◇瀬戸の暮対岸の山粧ひて
◇原生林抜ければ海へ小春空
◇浮寝鳥対岸走る救急車
自由な投句箱
干し柿にまぶしいほどの朝陽射す
ヒマラヤの峰のごとくに冬の雲
白鷺の飛び立つ青き冬の空
自由な投句箱
★二階より犬の顔出す冬ぬくし
★落葉黄葉匂ひかぎつつ犬散歩
★老犬を抱き上げ散歩冬深む
自由な投句箱
<神戸ハーバーランドクリスマスツリー点灯式三句>
港に立つクリスマスツリー点灯式
満月の下に見上げる聖樹立つ
輝いてハーバーランドの師走の灯
自由な投句箱
★荒縄の結び目定か冬木立
★釣上げし鯉冬泉に放ちけり
★風物の布を流すや冬牡丹
自由な投句箱
★峰膚の赤き影置く十二月
★嶺の端の赤く連なり能勢の山
★むしろ編む父の聞き居り冬怒涛
自由な投句箱
◇冬麗や椋の大樹へ真葛
◇小春日の輝く瀬戸を小舟行く
◇冬の夜半スーパームーン眩しくて
自由な投句箱
★冬の波テトラポットを打ち据えし
★忽然と携帯鳴るや冬籠
★小魚を捕らえし瓶の氷面鏡
自由な投句箱
★冴ゆる月お湯に浮かびし露天風呂
★曇りなき金色に照る冬満月
★仰ぎ見る退位のニュース冬の月
自由な投句箱
★干物の満艦飾や冬ぬくし
★峰膚の赤く連なり山眠る
★嶺の端の茜に沈む冬の暮
自由な投句箱
◇「忖度」の政治で暮るる師走かな
◇冬麗や弾けて赤き海桐の実
◇小春日の鴎頭上を煌めけり
自由な投句箱
★マスク取り列に加わるラジオ体操
★道の端木の葉に混じるマスクかな
★マスク干す時代遅れの人となり
自由な投句箱
★重ね着や彼方に見ゆる寺の門
★褞袍着て出づや新聞休刊日
★外套や日の出の浅間煌煌と
自由な投句箱
★青空の京の町家や街小春
★冬紅葉散りて一葉や昇降機
★木枯や風にどよめく竹林に
自由な投句箱
★マフラーに赤城の風を乗せて来し
★冬帽や湯気の流るる屋台店
★熱燗やかの時の夢ふつふつと
自由な投句箱
冬の夜の霧が教える明日の晴れ
染み透るごとき赤さよ冬夕焼
冬の月いま山の端を離れおり
自由な投句箱
★枯芝の柔らかき土踏みしめる
★お濠端濃淡付けし木の葉散る
★寒桜芽を膨らませ時を待つ
自由な投句箱
★ちりちりと満天星つつじや冬紅葉
★冬日さす空にきらめき日照雨(そばえ)降る
★あおぞらの京の町家の小春かな
自由な投句箱
★川沿いの軒の氷柱の力瘤
★今年また風の中なる年の市
★紅灯の階段街や燗熱し
自由な投句箱
★初霜や車の屋根に光りけり
★大雪やコートのライナー取り付ける
★車窓の氷溶かして出勤す
自由な投句箱
★青空のはるか鞍馬は冬かすみ
★大雪のひと日晴れ居て暮れ来たり
★スーパーと云われ探すや冬の月
自由な投句箱
窓の霜溶かし車を始動する
枯田のうえ高く跨いで高速路
大雪や今日もよく晴れ播磨の野
自由な投句箱
★湯豆腐や平屋住まいの四畳半
★賑やかな下校の子らや焼芋屋
★噴煙の白き浅間や冬菫
自由な投句箱
★マフラーの結び教へる売子かな
★朝闇に白きマスクの近づきぬ
★ぐるぐると襟巻まきて夜明け前
自由な投句箱
笹鳴と列車の音を頂に
おおかたは散り尽くしたり冬の山
雪雲の下に隠れし北の山
自由な投句箱
★固まつて鎌の矜持や枯蟷螂
★のつぺ汁食うて二人の夕餉かな
★木々の枝の音の大きく北おろし
自由な投句箱
★日米の遺族が献花開戦日
★戦の種蒔く人の有り開戦日
★皇居前御苑散策開戦日
自由な投句箱
★紺瑠璃の山を従え雪浅間
★焼芋や風に向かいて帰宅せる
★赤松の幹の曲がりや漱石忌
自由な投句箱
◇開戦日われは満州腹の中
◇ミサイルの飛んで来るやも年の暮
◇ザ・マンザイ見とれてをれば湯冷めせり
自由な投句箱
★ふるさとの海鳴り遠く波の花
★登校の児童口笛しぐれ降る
★のび一つくれて猫ゆく漱石忌
自由な投句箱
★粕汁や書肆より戻る夕まぐれ
★蒟蒻を煮詰めておりぬ虎落笛
★星数多けんちん汁を妻と食む
自由な投句箱
★棄畑の風に耐えたる枯芒
★朝日浴び小穂光る枯芒
★流れ行く川を眺めて枯尾花
自由な投句箱
★マスク子や帽子被れば怪人に
★ちり鍋を得意料理と妻自慢
★名店の酢茎添えらる夕餉かな