※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』(髙橋正子著)より
名前の右端に🌸の印が付いている句は、(現)または(元)花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
11月24日
★われを包む冬の大気のどこまでも 脇坂 公司(わきさか こうじ)🌸
11月23日
★行く馬の背の冬日差運ばるゝ 中村 草田男(なかむら くさたお)
11月22日
★峠見ゆ十一月のむなしさに 細見 綾子(ほそみ あやこ)
11月21日
★バスこみあう中猟銃の長き直線 川本 臥風(かわもと がふう)🍁
コメント
自由な投句箱
★雲水の駅頭に立つ一茶の忌
★一茶忌や難民保護の募金会
★綿虫のひとかたまりに飛び来たる
自由な投句箱
冬の海光る彼方に友ヶ島
街を出て電車冬紅葉の中へ
さっきまで時雨があったらしき街
自由な投句箱
★目の前を飛び去る鷹のまぎれ無し
★雪浅間空の青さの勝りける
★あけぼのの浅間の雪のまさやけし
自由な投句箱
★知らぬ間に冬木となりぬ桜かな
★かわたれの闇に綿虫浮かびけり
★ひら仮名の歌碑に酔い痴れ八一の忌
Unknown
◯雪囲をととのえる人ちらほと
◯鉛筆の文字薄かりし神の留守
◯膝毛布朝明け待ちて筆握り
自由な投句箱
★目の前を過行く汽車や雪浅間
★暖かき十一月の有難き
★隼の獲物目掛けてまっしぐら
自由な投句箱
コンテナに冬陽が当たる貨物駅
真っ先に冬の朝日が当たる家
冬晴れにぱりっとシーツ洗い上げ
自由な投句箱
★知らぬ間に誰か採りたる花梨の実
★小春日や煙りたなびく里の田に
★手のひらに綿虫ふわり乗せ見たる
自由な投句箱
★帆をたたみ湘南の海冬めける
★街路樹の枝の先々冬芽立つ
★万両のたわわに実りめでたけれ
自由な投句箱
★動かざる枯葉に朝日沼真中
★水仙のラッパの調べ風の中
★馬棚つづく空や浅間の冬景色
自由な投句箱
遠山は陽の中にあり時雨雲
しぐれ去りわずかな虹を残しゆく
丁寧に冬菜囲われ畑にあり
自由な投句箱
★ふと気づき真夜の目覚めや虎落笛
★小春日や貨物列車のどこまでも
★あやとりの遊びきりなく一葉忌
Unknown
●小春日の記念撮影湖澄めり
●冬晴れて湖の藍濃し魚いずこ
●短日の観光バスの湖周かな
自由な投句箱
ぶらりゆけば石蕗の花咲く旧家かな
柿剥かれ冬陽の中に吊るされる
冬菊を倒れぬように束ねおり
自由な投句箱
★浅間へと日の沈みけり寒牡丹
★妻の帰り待ちわぶ犬や霙空
★初雪や山間部落平らかに
自由な投句箱
★南座の大屋根とがり時雨れけり
★しぐるるや山の端青く晴れ来たる
★石垣の蔦の緋色や冬もみじ