自由な投句箱/11月21日~11月30日 2025年11月22日 09:33 | 未分類 ※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みくだい。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 多田 有花 2025年11月21日 8:07 冬浅く庭先に咲くゼラニウム 茶の花の大きな蕊を抱き咲けり 初冬の光のなかに鵙静か 返信する 土橋みよ 2025年11月21日 16:02 初霜の朝や狸の庭に来し 帰り来て沸かす我が家のみかん風呂 手に掬う湯に目を瞑るみかん風呂 返信する 髙橋正子 2025年11月22日 9:26 桑本栄太郎 2025年11月21日 14:38 奈良の地にひらがな歌碑や八一の忌 綿虫の頻りに舞いぬ日差しかな 廃校の校門ざくらや冬もみじ 返信する 多田 有花 2025年11月22日 10:27 そこだけに光を浴びて冬黄葉 短日が皇帝ダリアを咲かせおり 今朝晴れて真冬の服を出しにけり 返信する 廣田洋一 2025年11月22日 11:26 風なくも真冬のコート出しにけり 小春日やお礼参りの三世代 帰り咲く躑躅あでやか紅さして 返信する 小口泰與 2025年11月22日 14:54 爺婆ややおら囲炉裏に火を入れて 冬の灯や書物積み上げ星の空 冬月の歪み出でたる山の端 返信する 桑本栄太郎 2025年11月22日 18:40 あおぞらをヘリの機影や小春日に さくさくと落葉踏み行くさくさくと 葱を買い背負いゆく翁自転車に 返信する 多田 有花 2025年11月23日 8:38 小雪の夕焼け淡きグラデーション 冬紅葉映せる池の輝ける 働けることに感謝を勤労感謝の日 返信する 小口泰與 2025年11月23日 14:50 オルガンの音のゆかしき冬夕べ 冴ゆる夜の下駄の響きや蔵の街 消防士達も加わる雪丸げ 返信する 廣田洋一 2025年11月23日 17:22 由比ヶ浜沖燦として小六月 マニ車くるくる回し冬安居 日の光透き通りたる冬紅葉 返信する 多田 有花 2025年11月24日 8:40 蜜蜂の繁く通いぬ枇杷の花 栗たっぷり茹でて勤労感謝の日 山肌に残る紅葉の鮮やかに 返信する 小口泰與 2025年11月24日 8:41 行きゆきて雪の大沼船も無し 雪催ひ老犬吠ゆる闇の中 雪折れや買ひたる若木無残なる 返信する 桑本栄太郎 2025年11月24日 12:53 川べりに沿いて下りぬ落葉道 散り残るさくら紅葉や朝日透く 石蹴りの子に道を聞く一葉忌 返信する
コメント
冬浅く庭先に咲くゼラニウム
茶の花の大きな蕊を抱き咲けり
初冬の光のなかに鵙静か
初霜の朝や狸の庭に来し
帰り来て沸かす我が家のみかん風呂
手に掬う湯に目を瞑るみかん風呂
桑本栄太郎
2025年11月21日 14:38
奈良の地にひらがな歌碑や八一の忌
綿虫の頻りに舞いぬ日差しかな
廃校の校門ざくらや冬もみじ
そこだけに光を浴びて冬黄葉
短日が皇帝ダリアを咲かせおり
今朝晴れて真冬の服を出しにけり
風なくも真冬のコート出しにけり
小春日やお礼参りの三世代
帰り咲く躑躅あでやか紅さして
爺婆ややおら囲炉裏に火を入れて
冬の灯や書物積み上げ星の空
冬月の歪み出でたる山の端
あおぞらをヘリの機影や小春日に
さくさくと落葉踏み行くさくさくと
葱を買い背負いゆく翁自転車に
小雪の夕焼け淡きグラデーション
冬紅葉映せる池の輝ける
働けることに感謝を勤労感謝の日
オルガンの音のゆかしき冬夕べ
冴ゆる夜の下駄の響きや蔵の街
消防士達も加わる雪丸げ
由比ヶ浜沖燦として小六月
マニ車くるくる回し冬安居
日の光透き通りたる冬紅葉
蜜蜂の繁く通いぬ枇杷の花
栗たっぷり茹でて勤労感謝の日
山肌に残る紅葉の鮮やかに
行きゆきて雪の大沼船も無し
雪催ひ老犬吠ゆる闇の中
雪折れや買ひたる若木無残なる
川べりに沿いて下りぬ落葉道
散り残るさくら紅葉や朝日透く
石蹴りの子に道を聞く一葉忌