自由な投句箱/11月1~11月10日 2023年11月1日 23:28 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句・冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 多田有花 2023年11月1日 10:51 自由な投句箱 日々色を変えつつ背高泡立草 秋寂ぶや切り倒されし桜の木 朝寒の日向に今日の洗濯物 返信する 桑本栄太郎 2023年11月1日 18:23 自由な投句箱 ★対岸の日差し明るき泡立草 ★七段の堰水光る秋の川 ★川べりに迫り出し居りぬ櫨もみじ 返信する 管理 2023年11月1日 23:30 転記/小口泰與 自由な投句箱 (小口泰與) 2023-11-01 09:53:20 ★蜻蛉や駆け來る波の山上湖 ★身を軽くして生き残る銀杏かな ★破顔して秋翡翠を指差しぬ 返信する 多田有花 2023年11月2日 12:23 自由な投句箱 コスモスの彼方に響く子らの声 秋の夜や昔の歌を流し聞く 暮の秋昔が良かったわけがない 返信する 廣田洋一 2023年11月2日 14:58 自由な投句箱 ★雌雄の葉の重なり落ちて銀杏の実 ★並木道銀杏黄葉の華やげり ★掬ひては父にかけたり銀杏落葉 返信する 桑本栄太郎 2023年11月2日 17:08 自由な投句箱 ★段堰のきららきららと秋の川 ★ひつじ穂の微かに傾ぎ稔りけり ★枝垂れたるしだれ桜の紅葉かな 返信する 小口泰與 2023年11月2日 18:19 自由な投句箱 ★秋の沼砂利撒くように波立てり ★白鷺の晩秋の天かざりけり ★浮子二つ風のまにまに秋の沼 返信する 弓削和人 2023年11月2日 23:06 Unknown 自由な投句箱 ●遠藪に音し耳立つ秋の暮 ●湖のほか葉の毀れおり冬支度 ●田沢湖へ近づくように紅葉す 返信する 小口泰與 2023年11月3日 13:52 自由な投句箱 ★ざわざわと葉擦れの音や秋の沼 ★夕暮の沼の秋日や鳥の声 ★忽然とささら波立つ秋の沼 返信する 廣田洋一 2023年11月3日 14:54 自由な投句箱 ★試食せる昆虫食や暮の秋 ★受章者に二十歳の女子や文化の日 ★しみじみと薄茶を喫す文化の日 返信する 桑本栄太郎 2023年11月3日 16:47 自由な投句箱 ★歩みつつ句想練り居り文化の日 ★天空の底抜けたるや秋の空 ★どんぐりの転がる中に又ひとつ 返信する 多田有花 2023年11月3日 17:13 自由な投句箱 今日もまた二度とない日々秋の昼 月低く四十九日を戻りけり 洗濯日和コスモスの遠く揺れ 返信する 多田有花 2023年11月4日 10:31 自由な投句箱 地にいくさ絶えることなし秋の星 文化の日何を文化と呼ぶべきか 文化祭どの子も普段と違う顔 返信する 廣田洋一 2023年11月4日 12:33 自由な投句箱 ★ふわふわと羽の飛び来る暮の秋 ★鴨数羽羽繕ひする街の川 ★庭先に雀二三羽秋日和 返信する 桑本栄太郎 2023年11月4日 17:52 自由な投句箱 ★西山の嶺の静寂や秋かすみ ★校門の記念桜の紅葉かな ★坂下り花の名残りや萩は実に 返信する 小口泰與 2023年11月4日 19:43 自由な投句箱 ★竿振れば浮子の音あり秋の沼 ★葉を落とし生き残りたる銀杏かな ★芝しだく秋のモデル撮影会 返信する 弓削和人 2023年11月4日 21:06 Unknown 自由な投句箱 ●風ぬるく木犀の香の近間かな ●美術館向き合うカンナ咲き誇り ●中天へ茎まっすぐや曼珠沙華 返信する 小口泰與 2023年11月5日 12:59 自由な投句箱 ★下枝より枝をちょんちょん真鶸かな ★鶺鴒の砂防堰堤駆けにけり ★初紅葉水面しずもる山の沼 返信する 廣田洋一 2023年11月5日 15:11 自由な投句箱 ★里山の風和みたる秋明菊 ★門前のすくと立ちたる秋明菊 ★熟れた実の赤く光れる木守柿 返信する 桑本栄太郎 2023年11月5日 17:20 自由な投句箱 (京都四条大橋界隈鴨川河畔) ★川べりにカップル数多や秋日照る (京都四条大橋界隈花見小路) ★中国人の着物姿や秋うらら ★昼餉摂り直ぐに眠気や秋の昼 返信する 小口泰與 2023年11月6日 8:28 自由な投句箱 ★我が庭のしどろに伸びし尾花かな ★菊花祭回遊せしや雨しとど ★高原の風にとかれし薄かな 返信する 多田有花 2023年11月6日 10:01 自由な投句箱 快晴に薄紅葉して増位山 秋の蝶いつも静かに花に来て 冬隣る雨が舗道を濡らしおり 返信する 廣田洋一 2023年11月6日 10:29 自由な投句箱 ★ざる菊や地より噴き出す赤き色 ★青空に白々光る返り花 ★古き家の垣根はみ出す花梨の実 返信する 桑本栄太郎 2023年11月6日 17:27 自由な投句箱 ★晩秋の雨の朝や起きられず ★一木の一部紅葉やアメリカ楓 ★ワクチンの接種へ向かい秋愁う 返信する 弓削和人 2023年11月6日 21:45 Unknown 自由な投句箱 ●むら雨の音しずまれり鳳仙花 ●鉄柵や透き目へ昇る蔦紅葉 ●秋風や終に舵取る遊覧船 返信する 小口泰與 2023年11月7日 8:19 自由な投句箱 ★沼駆ける秋翡翠のしば鳴きよ ★故郷は山に沈みて法師蝉 ★山風に耐えて秋翡翠を待つ 返信する 多田有花 2023年11月7日 16:22 自由な投句箱 秋惜み万年筆で綴りおり 秋の雷夜の嵐に変りけり 街路樹の色づき初めし冬隣 返信する 桑本栄太郎 2023年11月7日 17:56 自由な投句箱 ★吹き溜まる落葉彩なす散歩かな ★穂すすきの解け惚ける風の中 ★コスモスの腰折れながら咲き繋ぐ 返信する 廣田洋一 2023年11月7日 18:21 自由な投句箱 ★林檎剥く皮の長さを競ひつつ ★津軽富士向こうに見つつ林檎捥ぐ ★林檎捥ぐ姉さん被りの白く映え 返信する 小口泰與 2023年11月8日 10:08 自由な投句箱 ★生き延びし泡立ち草や沼の径 ★小家より出でし子猫や小六月 ★しののめの寒風摩擦子犬かな 返信する 廣田洋一 2023年11月8日 10:31 自由な投句箱 ★立冬や寒暖計を見上げたり ★階の下明るく照らし石蕗の花 ★また開く「奥の細道」芭蕉の忌 返信する 桑本栄太郎 2023年11月8日 18:03 自由な投句箱 ★あおぞらの天の底抜け今朝立冬 ★あぜ道を歩き着きたる草じらみ ★からす瓜垂るる垣根に日差しかな 返信する 弓削和人 2023年11月8日 19:37 Unknown 自由な投句箱 ●登山道立ち入り禁ずの冬に入る ●今朝の冬殊に袖引く指二本 ●疾く澄みつ川瀬のいまや冬に入る 返信する 多田有花 2023年11月8日 20:36 自由な投句箱 立冬の陽の昇る位置確かめる 今朝の冬ゆっくり走る人のあり 冬来る空どこまでも青々と 返信する 小口泰與 2023年11月9日 7:38 Unknown 自由な投句箱 ★鳥声や夕日染み入る山の沼 ★飛ぶ前や秋翡翠の鳴きにける ★しなやかに十日の菊や星の夜 返信する 弓削和人 2023年11月9日 8:24 Unknown 自由な投句箱 ●立冬の湖の汀に星ながれ ●ながらかに夜の明けたり掛布団 ●湖の奈落の静けさ冬に入る 返信する 廣田洋一 2023年11月9日 11:22 自由な投句箱 ★背低き垣根の奥に石蕗の花 ★学びたる師の影追ひて翁の忌 ★高く飛ぶ十一月の揚羽蝶 返信する 桑本栄太郎 2023年11月9日 16:18 自由な投句箱 ★冬麗の妻の出掛けや美術館 ★鉢植えの日差し明るき花梨の実 ★バス停に老婆三人日向ぼこ 返信する 多田有花 2023年11月9日 16:25 自由な投句箱 病む人に働く人に冬来る 広々と陽を受け冬を迎える田 この先の予定はっきり冬になる 返信する 小口泰與 2023年11月10日 7:37 Unknown 自由な投句箱 ★秋の沼静寂の中へ鯉の鰭 ★かあかあと声張り上げし秋の沼 ★囀りの梢映して秋の沼 返信する 弓削和人 2023年11月10日 8:27 Unknown 自由な投句箱 ●冬の朝碑石に添える夫婦(めおと)かな ●湖は遠し小春の足の音 ●冬の夜や明けたる街を待ちわびて 返信する 廣田洋一 2023年11月10日 10:32 自由な投句箱 ★青空の光取り込み石蕗の花 ★独り住居雨の音聞く桃青忌 ★鳰三羽鴨の番と遊びをり 返信する 桑本栄太郎 2023年11月10日 16:53 自由な投句箱 ★眼前の庭木散り初む初しぐれ ★うす暗き故郷想いぬしぐれかな ★しぐるるや名も無き草の実をつけて 返信する
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自由な投句箱
日々色を変えつつ背高泡立草
秋寂ぶや切り倒されし桜の木
朝寒の日向に今日の洗濯物
自由な投句箱
★対岸の日差し明るき泡立草
★七段の堰水光る秋の川
★川べりに迫り出し居りぬ櫨もみじ
転記/小口泰與
自由な投句箱 (小口泰與)
2023-11-01 09:53:20
★蜻蛉や駆け來る波の山上湖
★身を軽くして生き残る銀杏かな
★破顔して秋翡翠を指差しぬ
自由な投句箱
コスモスの彼方に響く子らの声
秋の夜や昔の歌を流し聞く
暮の秋昔が良かったわけがない
自由な投句箱
★雌雄の葉の重なり落ちて銀杏の実
★並木道銀杏黄葉の華やげり
★掬ひては父にかけたり銀杏落葉
自由な投句箱
★段堰のきららきららと秋の川
★ひつじ穂の微かに傾ぎ稔りけり
★枝垂れたるしだれ桜の紅葉かな
自由な投句箱
★秋の沼砂利撒くように波立てり
★白鷺の晩秋の天かざりけり
★浮子二つ風のまにまに秋の沼
Unknown
自由な投句箱
●遠藪に音し耳立つ秋の暮
●湖のほか葉の毀れおり冬支度
●田沢湖へ近づくように紅葉す
自由な投句箱
★ざわざわと葉擦れの音や秋の沼
★夕暮の沼の秋日や鳥の声
★忽然とささら波立つ秋の沼
自由な投句箱
★試食せる昆虫食や暮の秋
★受章者に二十歳の女子や文化の日
★しみじみと薄茶を喫す文化の日
自由な投句箱
★歩みつつ句想練り居り文化の日
★天空の底抜けたるや秋の空
★どんぐりの転がる中に又ひとつ
自由な投句箱
今日もまた二度とない日々秋の昼
月低く四十九日を戻りけり
洗濯日和コスモスの遠く揺れ
自由な投句箱
地にいくさ絶えることなし秋の星
文化の日何を文化と呼ぶべきか
文化祭どの子も普段と違う顔
自由な投句箱
★ふわふわと羽の飛び来る暮の秋
★鴨数羽羽繕ひする街の川
★庭先に雀二三羽秋日和
自由な投句箱
★西山の嶺の静寂や秋かすみ
★校門の記念桜の紅葉かな
★坂下り花の名残りや萩は実に
自由な投句箱
★竿振れば浮子の音あり秋の沼
★葉を落とし生き残りたる銀杏かな
★芝しだく秋のモデル撮影会
Unknown
自由な投句箱
●風ぬるく木犀の香の近間かな
●美術館向き合うカンナ咲き誇り
●中天へ茎まっすぐや曼珠沙華
自由な投句箱
★下枝より枝をちょんちょん真鶸かな
★鶺鴒の砂防堰堤駆けにけり
★初紅葉水面しずもる山の沼
自由な投句箱
★里山の風和みたる秋明菊
★門前のすくと立ちたる秋明菊
★熟れた実の赤く光れる木守柿
自由な投句箱
(京都四条大橋界隈鴨川河畔)
★川べりにカップル数多や秋日照る
(京都四条大橋界隈花見小路)
★中国人の着物姿や秋うらら
★昼餉摂り直ぐに眠気や秋の昼
自由な投句箱
★我が庭のしどろに伸びし尾花かな
★菊花祭回遊せしや雨しとど
★高原の風にとかれし薄かな
自由な投句箱
快晴に薄紅葉して増位山
秋の蝶いつも静かに花に来て
冬隣る雨が舗道を濡らしおり
自由な投句箱
★ざる菊や地より噴き出す赤き色
★青空に白々光る返り花
★古き家の垣根はみ出す花梨の実
自由な投句箱
★晩秋の雨の朝や起きられず
★一木の一部紅葉やアメリカ楓
★ワクチンの接種へ向かい秋愁う
Unknown
自由な投句箱
●むら雨の音しずまれり鳳仙花
●鉄柵や透き目へ昇る蔦紅葉
●秋風や終に舵取る遊覧船
自由な投句箱
★沼駆ける秋翡翠のしば鳴きよ
★故郷は山に沈みて法師蝉
★山風に耐えて秋翡翠を待つ
自由な投句箱
秋惜み万年筆で綴りおり
秋の雷夜の嵐に変りけり
街路樹の色づき初めし冬隣
自由な投句箱
★吹き溜まる落葉彩なす散歩かな
★穂すすきの解け惚ける風の中
★コスモスの腰折れながら咲き繋ぐ
自由な投句箱
★林檎剥く皮の長さを競ひつつ
★津軽富士向こうに見つつ林檎捥ぐ
★林檎捥ぐ姉さん被りの白く映え
自由な投句箱
★生き延びし泡立ち草や沼の径
★小家より出でし子猫や小六月
★しののめの寒風摩擦子犬かな
自由な投句箱
★立冬や寒暖計を見上げたり
★階の下明るく照らし石蕗の花
★また開く「奥の細道」芭蕉の忌
自由な投句箱
★あおぞらの天の底抜け今朝立冬
★あぜ道を歩き着きたる草じらみ
★からす瓜垂るる垣根に日差しかな
Unknown
自由な投句箱
●登山道立ち入り禁ずの冬に入る
●今朝の冬殊に袖引く指二本
●疾く澄みつ川瀬のいまや冬に入る
自由な投句箱
立冬の陽の昇る位置確かめる
今朝の冬ゆっくり走る人のあり
冬来る空どこまでも青々と
Unknown
自由な投句箱
★鳥声や夕日染み入る山の沼
★飛ぶ前や秋翡翠の鳴きにける
★しなやかに十日の菊や星の夜
Unknown
自由な投句箱
●立冬の湖の汀に星ながれ
●ながらかに夜の明けたり掛布団
●湖の奈落の静けさ冬に入る
自由な投句箱
★背低き垣根の奥に石蕗の花
★学びたる師の影追ひて翁の忌
★高く飛ぶ十一月の揚羽蝶
自由な投句箱
★冬麗の妻の出掛けや美術館
★鉢植えの日差し明るき花梨の実
★バス停に老婆三人日向ぼこ
自由な投句箱
病む人に働く人に冬来る
広々と陽を受け冬を迎える田
この先の予定はっきり冬になる
Unknown
自由な投句箱
★秋の沼静寂の中へ鯉の鰭
★かあかあと声張り上げし秋の沼
★囀りの梢映して秋の沼
Unknown
自由な投句箱
●冬の朝碑石に添える夫婦(めおと)かな
●湖は遠し小春の足の音
●冬の夜や明けたる街を待ちわびて
自由な投句箱
★青空の光取り込み石蕗の花
★独り住居雨の音聞く桃青忌
★鳰三羽鴨の番と遊びをり
自由な投句箱
★眼前の庭木散り初む初しぐれ
★うす暗き故郷想いぬしぐれかな
★しぐるるや名も無き草の実をつけて