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コメント
自由な投句箱
◇鴨すでに犇めき合へる河口かな
◇一走り鴨鳴く声に癒されて
◇渡り鳥来ればうれしき景色かな
自由な投句箱
★水玉の中の花園小宇宙
★鳥声のはたと止みけり木の実落つ
★我が影の忽と消えけりそぞろ寒
自由な投句箱
★田面より群れて輪の翔ぶ稲すずめ
★秋雨やコンテナ基地の無聊とも
★秋雨に濡れて人なき遊具かな
自由な投句箱
★故郷の大和芋買ひとろろ汁
★出先にてさっと掻き込むとろろ飯
★一人分卸せしとろろ昼餉とす
自由な投句箱
首元に布団引き上げそぞろ寒
晴天を待ち焦がれたり鵙猛る
つかの間の青空秋雨降りだしぬ
自由な投句箱
◇海見えて木斛の実の赤く熟れ
◇鴨来たる産土遠くオホーツク
◇水鳥の鳴けば侘しや日の暮れる
訂正とお詫び
10/22投句の2句目の訂正
(誤)◇鴨来たる産土遠くオホーツク
(正)◇鴨来たる産土遠きオホーツク
自由な投句箱
台風の先触れの雨降り続く
野分前すでに濁りし川の水
首都圏に向かう台風予報円
自由な投句箱
★波はみな岩を削りし渡り鳥
★白樺の中の紅葉に溺れむと
★風きって群雀下る刈田かな
自由な投句箱
★雨上がり声賑やかに小鳥来る
★一年ぶり友より電話小鳥来る
★小鳥来る定期券売場並びをり
自由な投句箱
★錦木の紅の実はじく庭木かな
★一反の田にコスモスの咲にけり
★山すその村の明かりや庭の柿
投句訂正のお願い
一句投句訂正を願います。
誤)★一反の田にコスモスの咲にけり
↓
正)★一反の田にコスモスの咲きにけり
自由な投句箱
渡り来し蝶一頭に会う森一人
杜鵑草夜来の風か散りにけり
秋冷やふるさと飛騨の川の夢
訂正
申し訳ありません、1句目を訂正します
渡り来し蝶一頭に会う森独り
杜鵑草夜来の風か散りにけり
秋冷やふるさと飛騨の川の夢
自由な投句箱
◇転げたる木通拾えば嘴の疵
◇朴の実のあかあかとしてダビデ立つ
◇手を拡げ銀杏の雌木の実を落とす
自由な投句箱
歩く人途絶え野分の近づく町
暴風雨強まる中で柿をむく
灰色の雲を一掃野分去る
自由な投句箱
★稲架ごしに浅間の煙立ちており
★木道のはずれに見ゆる薄かな
★渋柿の甚しとも思わざる
自由な投句箱
★産土に新米供ふ神事かな
★新米の粒の光りて炊き上がる
★今年米特A表示確かめり
自由な投句箱
★嵯峨菊の土間を彩り大覚寺
★秋雨や稜線ゆるぶ生駒山
★二つ三つ銀杏落つや雨の朝
自由な投句箱
霜降や嵐の後の山に入る
倒木を踏み越えてゆく野分あと
霜降の小さき日差し島に降る
自由な投句箱
★いかめしき音や野分の風の音
★佐久ははや刈田となりし山に雲
★峠はや塗りつぶされし夕紅葉
自由な投句箱
★秋寒や朝のコーヒー湯気高し
★やや寒しコートを加へ旅用意
★うそ寒き朝の公園太極拳
自由な投句箱
◇非日常へ句帳片手に牛膝
◇電線へ欅黄葉のささやきて
◇蓑虫や片意地通す風来坊
自由な投句箱
★懸崖の菊の枝垂れや京町家
★境内の高き梢や花梨の実
★雨にぬれ色葉の落つやプラタナス
自由な投句箱
◇身に入むや慰霊の亀へひざまずき
◇末枯の南京櫨の実へ雀
◇供養塔招霊木(おがたま)の実は人知れず
自由な投句箱
折れし枝飛び散る山路台風過
台風の散らす青葉が山路に積もる
長き夜に一瞬で見る長き夢
自由な投句箱
★日矢差して鶏頭映ゆる田居辺り
★鍋割山(なべわり)は雲を育み草紅葉
★はらはらと竹林へ雨そぞろ寒
自由な投句箱
★オーバーを洗濯に出し冬支度
★白きカーテン洗ひて冬支度
★窓際に鉢植え移し冬支度
自由な投句箱
★青空に雲奔り居り野分あと
★青空の朝のこずえや鵙の声
★のぼり立つ秋の祭りや泣き相撲
=ご案内=
明日26日~27日迄、田舎鳥取の高齢の母の
見舞いに行って来ます。その為、投稿をお休み
させて頂きます。宜しく願いあげます。
自由な投句箱
◇最終章や桜紅葉は地に還る
◇子らの打つ平和の鐘や銀杏落つ
◇黄葉の百合の木の葉のさわさわと
自由な投句箱
★尾瀬の水称うや尾瀬の今年酒
★蟷螂の鎌ぴんと張る葉末かな
★流れ行く水遥かなり雁の棹
自由な投句箱
★柿の木や実をつけしまま末枯れる
★末枯るる木の葉の空に触れてをり
★末枯れや老後縮まる心地して
自由な投句箱
秋の蝶頂のわが傍らに
ほろ酔いで晩秋の街歩きけり
快晴の戻る山々初紅葉
自由な投句箱
◇秋晴れや遥かな瀬戸は金色に
◇黄葉のべにまんさくに小さき花
◇秋日和山道行けば赤蝮
自由な投句箱
★銀杏の葉一枚散りて秋惜しむ
★空の青更に深まり暮の秋
★身に入むや特養ホームに入りし友
自由な投句箱
★大沼の雁を迎えてにぎにぎし
★色鳥や朝日秀づる湖の面
★上野毛の秀づる川や鵙の声
自由な投句箱
*もみぢ葉を浮かべせせらぎさらさらと
*孫乗せて飛機消えゆける秋の空
*次々と列島撫で行く野分かな
自由な投句箱
◇山帰来実に手を出せば痛き棘
◇生きている八丁蜻蛉この可憐
◇がまずみを画材カートに山下る
自由な投句箱
★冬支度そのまま旅の支度なり
★ランタナの雨に打たれてすさまじき
★冷まじや川へ下れる一本道
自由な投句箱
★庇間よりラジオの声や草紅葉
★日おもての色となりたる烏瓜
★昃れば鳥語賑やか刈田かな
自由な投句箱
★秋雲のぽつかり浮かぶ天王山
★園児らの朝の散歩や刈田晴れ
★青空に朝日透き居り銀杏黄葉
自由な投句箱
★磯鴫や平の湖の木木の影
★単線の尾灯幽かやちちろ鳴く
★松虫や湖畔に画架を立てており
自由な投句箱
★産土の神は地の中落花生
★茹でピーナツ塩味良く頂きぬ
★落花生抜けたる途端尻餅つく
自由な投句箱
南海を曲がり台風接近中
近づく台風行事中止の朝の放送
台風は沖をかすめて去りにけり
自由な投句箱
<久女旧居>
久女句碑しだれる柿の実をくぐる
秋雨の傘に静かに久女句碑
雨に濡れ供花の鬼灯久女墓碑
自由な投句箱
<母の見舞い帰省、ハイウェイ吟行>
★穂芒の向き定まりぬ吉井川
★美作(みまさか)と言う山並みや秋日和
★秋水のはるか眼下や峡の谷
自由な投句箱
秋の暮嵐のあとの空を見る
朝寒や雲多けれど干し物を
秋の夕街なかに浮かぶ城の影
自由な投句箱
★秋雲や忠治逃げたる在所跡
★秋風や足尾銅山靄の中
★大いなる赤城を控え鵙高音
自由な投句箱
*昼餉時鳥の列なす刈田かな
*落ち林檎色とりどりに積み上げし
*光る湖紅葉の色を取り込めり
自由な投句箱
荒れ激し紅葉の坂を久女墓碑
久女句碑黄菊の畑の角曲がり
喜寿五人今年もそろいて夜長かな
自由な投句箱
★木枯しの一番治む入日かな
<ハイウェイ吟行>
★一村の赤き瓦や柿の村
★片側の秋の日差しや峡の峰
自由な投句箱
★逆光の風の美しきや花すすき
★畦川を率いる利根川(とね)や秋収
★蔓引くや踊り顔なる烏瓜
自由な投句箱
川沿いの桜紅葉の下走る
太陽光パネルに晩秋の光
台風の落とす小枝を拾いけり
自由な投句箱
*最果ての竜飛崎に来たりけり
*北風にすっくと立ちし灯台かな
*夕焼けの光に映える紅葉かな
自由な投句箱
<帰省より帰宅へ故郷の駅>
★列車待つ無人駅舎や石蕗の花
★秋海霧(あきじり)の晴れて彼方に隠岐の島
★一輌のワンマンカーや石蕗の花
お礼
久女句碑黄菊の畑の角曲がり/をお取り上げいただきありがとうございました。
友人宅に旧友5人で一泊。帰途、久女旧居近くを通って名古屋へ帰るので立ち寄りました。
芳名帳に「俳句界」の林誠司先生のお名前が書かれていました。