自由な投句箱/10月21日~31日


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コメント

  1. 満天星
    2017年10月21日 11:50

    自由な投句箱
    ◇鴨すでに犇めき合へる河口かな
    ◇一走り鴨鳴く声に癒されて
    ◇渡り鳥来ればうれしき景色かな

  2. 小口泰與
    2017年10月21日 12:01

    自由な投句箱
    ★水玉の中の花園小宇宙
    ★鳥声のはたと止みけり木の実落つ
    ★我が影の忽と消えけりそぞろ寒

  3. 桑本栄太郎
    2017年10月21日 18:56

    自由な投句箱
    ★田面より群れて輪の翔ぶ稲すずめ
    ★秋雨やコンテナ基地の無聊とも
    ★秋雨に濡れて人なき遊具かな

  4. 廣田洋一
    2017年10月21日 19:12

    自由な投句箱
    ★故郷の大和芋買ひとろろ汁
    ★出先にてさっと掻き込むとろろ飯
    ★一人分卸せしとろろ昼餉とす

  5. 多田有花
    2017年10月21日 20:10

    自由な投句箱
    首元に布団引き上げそぞろ寒
    晴天を待ち焦がれたり鵙猛る
    つかの間の青空秋雨降りだしぬ

  6. 満天星
    2017年10月22日 7:19

    自由な投句箱
    ◇海見えて木斛の実の赤く熟れ
    ◇鴨来たる産土遠くオホーツク
    ◇水鳥の鳴けば侘しや日の暮れる

  7. 満天星
    2017年10月22日 8:41

    訂正とお詫び
    10/22投句の2句目の訂正
    (誤)◇鴨来たる産土遠くオホーツク
    (正)◇鴨来たる産土遠きオホーツク

  8. 多田有花
    2017年10月22日 9:35

    自由な投句箱
    台風の先触れの雨降り続く
    野分前すでに濁りし川の水
    首都圏に向かう台風予報円

  9. 小口泰與
    2017年10月22日 9:49

    自由な投句箱
    ★波はみな岩を削りし渡り鳥
    ★白樺の中の紅葉に溺れむと
    ★風きって群雀下る刈田かな

  10. 廣田洋一
    2017年10月22日 9:57

    自由な投句箱
    ★雨上がり声賑やかに小鳥来る
    ★一年ぶり友より電話小鳥来る
    ★小鳥来る定期券売場並びをり

  11. 桑本栄太郎
    2017年10月22日 18:10

    自由な投句箱
    ★錦木の紅の実はじく庭木かな
    ★一反の田にコスモスの咲にけり
    ★山すその村の明かりや庭の柿

  12. 桑本栄太郎
    2017年10月22日 18:14

    投句訂正のお願い
    一句投句訂正を願います。

    誤)★一反の田にコスモスの咲にけり

    正)★一反の田にコスモスの咲きにけり

  13. 古田敬二
    2017年10月22日 18:38

    自由な投句箱
    渡り来し蝶一頭に会う森一人
    杜鵑草夜来の風か散りにけり
    秋冷やふるさと飛騨の川の夢

  14. 古田敬二
    2017年10月22日 18:40

    訂正
    申し訳ありません、1句目を訂正します

    渡り来し蝶一頭に会う森独り
    杜鵑草夜来の風か散りにけり
    秋冷やふるさと飛騨の川の夢

  15. 満天星
    2017年10月23日 7:52

    自由な投句箱
    ◇転げたる木通拾えば嘴の疵
    ◇朴の実のあかあかとしてダビデ立つ
    ◇手を拡げ銀杏の雌木の実を落とす

  16. 多田有花
    2017年10月23日 9:56

    自由な投句箱
    歩く人途絶え野分の近づく町
    暴風雨強まる中で柿をむく
    灰色の雲を一掃野分去る

  17. 小口泰與
    2017年10月23日 9:59

    自由な投句箱
    ★稲架ごしに浅間の煙立ちており
    ★木道のはずれに見ゆる薄かな
    ★渋柿の甚しとも思わざる

  18. 廣田洋一
    2017年10月23日 11:38

    自由な投句箱
    ★産土に新米供ふ神事かな
    ★新米の粒の光りて炊き上がる
    ★今年米特A表示確かめり

  19. 桑本栄太郎
    2017年10月23日 18:43

    自由な投句箱
    ★嵯峨菊の土間を彩り大覚寺
    ★秋雨や稜線ゆるぶ生駒山
    ★二つ三つ銀杏落つや雨の朝

  20. 多田有花
    2017年10月24日 8:42

    自由な投句箱
    霜降や嵐の後の山に入る
    倒木を踏み越えてゆく野分あと
    霜降の小さき日差し島に降る

  21. 小口泰與
    2017年10月24日 9:07

    自由な投句箱
    ★いかめしき音や野分の風の音
    ★佐久ははや刈田となりし山に雲
    ★峠はや塗りつぶされし夕紅葉

  22. 廣田洋一
    2017年10月24日 9:36

    自由な投句箱
    ★秋寒や朝のコーヒー湯気高し
    ★やや寒しコートを加へ旅用意
    ★うそ寒き朝の公園太極拳

  23. 満天星
    2017年10月24日 10:42

    自由な投句箱
    ◇非日常へ句帳片手に牛膝
    ◇電線へ欅黄葉のささやきて
    ◇蓑虫や片意地通す風来坊

  24. 桑本栄太郎
    2017年10月24日 18:32

    自由な投句箱
    ★懸崖の菊の枝垂れや京町家
    ★境内の高き梢や花梨の実
    ★雨にぬれ色葉の落つやプラタナス

  25. 満天星
    2017年10月25日 7:45

    自由な投句箱
    ◇身に入むや慰霊の亀へひざまずき
    ◇末枯の南京櫨の実へ雀
    ◇供養塔招霊木(おがたま)の実は人知れず

  26. 多田有花
    2017年10月25日 8:02

    自由な投句箱
    折れし枝飛び散る山路台風過
    台風の散らす青葉が山路に積もる
    長き夜に一瞬で見る長き夢

  27. 小口泰與
    2017年10月25日 9:26

    自由な投句箱
    ★日矢差して鶏頭映ゆる田居辺り
    ★鍋割山(なべわり)は雲を育み草紅葉
    ★はらはらと竹林へ雨そぞろ寒

  28. 廣田洋一
    2017年10月25日 11:49

    自由な投句箱
    ★オーバーを洗濯に出し冬支度
    ★白きカーテン洗ひて冬支度
    ★窓際に鉢植え移し冬支度

  29. 桑本栄太郎
    2017年10月25日 18:32

    自由な投句箱
    ★青空に雲奔り居り野分あと
    ★青空の朝のこずえや鵙の声
    ★のぼり立つ秋の祭りや泣き相撲

    =ご案内=
    明日26日~27日迄、田舎鳥取の高齢の母の
    見舞いに行って来ます。その為、投稿をお休み
    させて頂きます。宜しく願いあげます。

  30. 満天星
    2017年10月26日 7:26

    自由な投句箱
    ◇最終章や桜紅葉は地に還る
    ◇子らの打つ平和の鐘や銀杏落つ
    ◇黄葉の百合の木の葉のさわさわと

  31. 小口泰與
    2017年10月26日 8:51

    自由な投句箱
    ★尾瀬の水称うや尾瀬の今年酒
    ★蟷螂の鎌ぴんと張る葉末かな
    ★流れ行く水遥かなり雁の棹

  32. 廣田洋一
    2017年10月26日 10:27

    自由な投句箱
    ★柿の木や実をつけしまま末枯れる
    ★末枯るる木の葉の空に触れてをり
    ★末枯れや老後縮まる心地して

  33. 多田有花
    2017年10月26日 17:17

    自由な投句箱
    秋の蝶頂のわが傍らに
    ほろ酔いで晩秋の街歩きけり
    快晴の戻る山々初紅葉

  34. 満天星
    2017年10月27日 11:14

    自由な投句箱
    ◇秋晴れや遥かな瀬戸は金色に
    ◇黄葉のべにまんさくに小さき花
    ◇秋日和山道行けば赤蝮

  35. 廣田洋一
    2017年10月27日 13:09

    自由な投句箱
    ★銀杏の葉一枚散りて秋惜しむ
    ★空の青更に深まり暮の秋
    ★身に入むや特養ホームに入りし友

  36. 小口泰與
    2017年10月27日 14:16

    自由な投句箱
    ★大沼の雁を迎えてにぎにぎし
    ★色鳥や朝日秀づる湖の面
    ★上野毛の秀づる川や鵙の声

  37. 河野啓一
    2017年10月27日 17:04

    自由な投句箱
    *もみぢ葉を浮かべせせらぎさらさらと
    *孫乗せて飛機消えゆける秋の空
    *次々と列島撫で行く野分かな

  38. 満天星
    2017年10月28日 6:08

    自由な投句箱
    ◇山帰来実に手を出せば痛き棘
    ◇生きている八丁蜻蛉この可憐
    ◇がまずみを画材カートに山下る

  39. 廣田洋一
    2017年10月28日 9:16

    自由な投句箱
    ★冬支度そのまま旅の支度なり
    ★ランタナの雨に打たれてすさまじき
    ★冷まじや川へ下れる一本道

  40. 小口泰與
    2017年10月28日 10:57

    自由な投句箱
    ★庇間よりラジオの声や草紅葉
    ★日おもての色となりたる烏瓜
    ★昃れば鳥語賑やか刈田かな

  41. 桑本栄太郎
    2017年10月28日 18:50

    自由な投句箱
    ★秋雲のぽつかり浮かぶ天王山
    ★園児らの朝の散歩や刈田晴れ
    ★青空に朝日透き居り銀杏黄葉

  42. 小口泰與
    2017年10月29日 9:50

    自由な投句箱
    ★磯鴫や平の湖の木木の影
    ★単線の尾灯幽かやちちろ鳴く
    ★松虫や湖畔に画架を立てており

  43. 廣田洋一
    2017年10月29日 10:13

    自由な投句箱
    ★産土の神は地の中落花生
    ★茹でピーナツ塩味良く頂きぬ
    ★落花生抜けたる途端尻餅つく

  44. 多田有花
    2017年10月29日 16:09

    自由な投句箱
    南海を曲がり台風接近中
    近づく台風行事中止の朝の放送
    台風は沖をかすめて去りにけり

  45. 古田敬二
    2017年10月29日 17:56

    自由な投句箱
    <久女旧居>
    久女句碑しだれる柿の実をくぐる
    秋雨の傘に静かに久女句碑
    雨に濡れ供花の鬼灯久女墓碑

  46. 桑本栄太郎
    2017年10月29日 18:43

    自由な投句箱
    <母の見舞い帰省、ハイウェイ吟行>
    ★穂芒の向き定まりぬ吉井川
    ★美作(みまさか)と言う山並みや秋日和
    ★秋水のはるか眼下や峡の谷

  47. 多田有花
    2017年10月30日 9:27

    自由な投句箱
    秋の暮嵐のあとの空を見る
    朝寒や雲多けれど干し物を
    秋の夕街なかに浮かぶ城の影

  48. 小口泰與
    2017年10月30日 10:03

    自由な投句箱
    ★秋雲や忠治逃げたる在所跡
    ★秋風や足尾銅山靄の中
    ★大いなる赤城を控え鵙高音

  49. 廣田洋一
    2017年10月30日 17:52

    自由な投句箱
    *昼餉時鳥の列なす刈田かな
    *落ち林檎色とりどりに積み上げし
    *光る湖紅葉の色を取り込めり

  50. 古田敬二
    2017年10月30日 17:54

    自由な投句箱
    荒れ激し紅葉の坂を久女墓碑
    久女句碑黄菊の畑の角曲がり
    喜寿五人今年もそろいて夜長かな

  51. 桑本栄太郎
    2017年10月30日 19:26

    自由な投句箱
    ★木枯しの一番治む入日かな
    <ハイウェイ吟行>
    ★一村の赤き瓦や柿の村
    ★片側の秋の日差しや峡の峰

  52. 小口泰與
    2017年10月31日 8:14

    自由な投句箱
    ★逆光の風の美しきや花すすき
    ★畦川を率いる利根川(とね)や秋収
    ★蔓引くや踊り顔なる烏瓜

  53. 多田有花
    2017年10月31日 17:30

    自由な投句箱
    川沿いの桜紅葉の下走る
    太陽光パネルに晩秋の光
    台風の落とす小枝を拾いけり

  54. 廣田洋一
    2017年10月31日 17:33

    自由な投句箱
    *最果ての竜飛崎に来たりけり
    *北風にすっくと立ちし灯台かな
    *夕焼けの光に映える紅葉かな

  55. 桑本栄太郎
    2017年10月31日 17:42

    自由な投句箱
    <帰省より帰宅へ故郷の駅>
    ★列車待つ無人駅舎や石蕗の花
    ★秋海霧(あきじり)の晴れて彼方に隠岐の島
    ★一輌のワンマンカーや石蕗の花

  56. 古田敬二
    2017年10月31日 20:09

    お礼
    久女句碑黄菊の畑の角曲がり/をお取り上げいただきありがとうございました。
    友人宅に旧友5人で一泊。帰途、久女旧居近くを通って名古屋へ帰るので立ち寄りました。

    芳名帳に「俳句界」の林誠司先生のお名前が書かれていました。