自由な投句箱/10月21日~10月31日 2025年10月22日 09:39 | デイリー句会 ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みくだい。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 髙橋正子 2025年10月22日 9:35 小口泰與 2025年10月21日 8:14 片雲の秋風に乗り消えにけり 山の秀へ朝日差しけり運動会 山風や秀つ枝下枝に青蜜柑 返信する 桑本栄太郎 2025年10月21日 14:11 秋薔薇の真紅咲きたる狭庭かな 川べりに沿いて明るき泡立草 青柚子と云えどこぼれる塀の外 返信する 上島祥子 2025年10月21日 22:23 学校の始業のチャイムや秋澄り 積み上がる母の着物や秋の暮 秋麗入れての声は元気よく 返信する 多田 有花 2025年10月22日 11:49 ゆっくりと秋を歩める亀二匹 なつかしき人と再会秋深し コスモスは風に親しき花なりき 返信する 小口泰與 2025年10月22日 14:27 大ふくべ酒一升満たしたる 雨の音細きや秋の祭にて しんしんと冷えこむ沼や秋翡翠 返信する 多田 有花 2025年10月23日 11:42 扇風機ようやく仕舞うそぞろ寒 秋茄子と柿とゴーヤをいただきぬ 貴船菊親鸞像の傍らに 返信する 小口泰與 2025年10月23日 13:26 風も無き沼に水輪や蜻蛉舞う 大利根の流れ気ままや下り鮎 孫来るとメールありけり花野径 返信する 廣田洋一 2025年10月23日 16:31 我知らず急ぎ足なる夜寒かな もう一本熱燗つける夜寒かな 街灯の灯りを揺らし柳散る 返信する 土橋みよ 2025年10月23日 18:48 風に匂う届かぬ先の熟れ林檎 西日差し鈴なりの柚子の棘光る 蛍光灯替えれば厨の柚子かおる 返信する 桑本栄太郎 2025年10月24日 14:10 雲つどい降るや降らずや秋寒し 穭田のひつじ穂みのる大原野 馬の背となりて日差しや秋の雨 返信する 小口泰與 2025年10月24日 15:01 沼よりのほのお立ちけり渡り鳥 霧多き谷間に鳴ける鳥の声 秋の田や古びし寺の焔にて 返信する 多田 有花 2025年10月25日 10:48 霜降の朝のからりと晴れわたり 古き家いずこの庭も柿たわわ モノクロの刑事映画を見る秋夜 返信する 小口泰與 2025年10月25日 13:46 大利根の波の微笑む秋の雲 若き日の焔も消えて暮の秋 ほろほろと銀杏散りけり沼の端 返信する 桑本栄太郎 2025年10月25日 19:17 見上げれば天の蒼さや銀杏黄葉 他所(よそ)の庭覗き見したる杜鵑草 どの家も斎藤姓や柿の村 返信する 小口泰與 2025年10月26日 9:16 目陰して花野見渡す老夫婦 古酒提げてまかり来たりし老教師 十月や暮れる間際の空の色 返信する 多田 有花 2025年10月26日 10:53 風少し紅葉かつ散る桜かな 玄関の小菊鉢植え日差し受け 午後からは雨となるべし秋深し 返信する 桑本栄太郎 2025年10月26日 16:16 秋澄むや煙草のかおり香ばしく 秋雨やフィリリフィリリと道すがら ひざ痛を覚える朝や秋しぐれ 返信する 川名ますみ 2025年10月26日 17:00 お土産に両手に余る酔芙蓉 賜りし芙蓉を両のてのひらに 酔芙蓉花三輪を皿に載す 返信する 小口泰與 2025年10月27日 8:23 こんこんと木を打つ鳥や秋の朝 啄木鳥や庭の古木を打ちにける 夕闇の犬の遠吠え秋の風 返信する 桑本栄太郎 2025年10月27日 13:18 水滴のきらめく野路や秋の朝 胡乱なる人の歩きや秋寒し ぷちぷちと足裏(あうら)に音の木の実かな 返信する 上島祥子 2025年10月27日 22:56 曙の空賑わせて小鳥来る 山一つ越えて広がる秋の空 夕暮れの色付く雲は月に添い 返信する 小口泰與 2025年10月28日 9:21 紅葉かつ散りて帽子を賑やかに 秋翡翠まことしやかに魚を捕る 山風に立ち向かいたる初紅葉 返信する
コメント
小口泰與
2025年10月21日 8:14
片雲の秋風に乗り消えにけり
山の秀へ朝日差しけり運動会
山風や秀つ枝下枝に青蜜柑
返信する
桑本栄太郎
2025年10月21日 14:11
秋薔薇の真紅咲きたる狭庭かな
川べりに沿いて明るき泡立草
青柚子と云えどこぼれる塀の外
返信する
上島祥子
2025年10月21日 22:23
学校の始業のチャイムや秋澄り
積み上がる母の着物や秋の暮
秋麗入れての声は元気よく
ゆっくりと秋を歩める亀二匹
なつかしき人と再会秋深し
コスモスは風に親しき花なりき
大ふくべ酒一升満たしたる
雨の音細きや秋の祭にて
しんしんと冷えこむ沼や秋翡翠
扇風機ようやく仕舞うそぞろ寒
秋茄子と柿とゴーヤをいただきぬ
貴船菊親鸞像の傍らに
風も無き沼に水輪や蜻蛉舞う
大利根の流れ気ままや下り鮎
孫来るとメールありけり花野径
我知らず急ぎ足なる夜寒かな
もう一本熱燗つける夜寒かな
街灯の灯りを揺らし柳散る
風に匂う届かぬ先の熟れ林檎
西日差し鈴なりの柚子の棘光る
蛍光灯替えれば厨の柚子かおる
雲つどい降るや降らずや秋寒し
穭田のひつじ穂みのる大原野
馬の背となりて日差しや秋の雨
沼よりのほのお立ちけり渡り鳥
霧多き谷間に鳴ける鳥の声
秋の田や古びし寺の焔にて
霜降の朝のからりと晴れわたり
古き家いずこの庭も柿たわわ
モノクロの刑事映画を見る秋夜
大利根の波の微笑む秋の雲
若き日の焔も消えて暮の秋
ほろほろと銀杏散りけり沼の端
見上げれば天の蒼さや銀杏黄葉
他所(よそ)の庭覗き見したる杜鵑草
どの家も斎藤姓や柿の村
目陰して花野見渡す老夫婦
古酒提げてまかり来たりし老教師
十月や暮れる間際の空の色
風少し紅葉かつ散る桜かな
玄関の小菊鉢植え日差し受け
午後からは雨となるべし秋深し
秋澄むや煙草のかおり香ばしく
秋雨やフィリリフィリリと道すがら
ひざ痛を覚える朝や秋しぐれ
お土産に両手に余る酔芙蓉
賜りし芙蓉を両のてのひらに
酔芙蓉花三輪を皿に載す
こんこんと木を打つ鳥や秋の朝
啄木鳥や庭の古木を打ちにける
夕闇の犬の遠吠え秋の風
水滴のきらめく野路や秋の朝
胡乱なる人の歩きや秋寒し
ぷちぷちと足裏(あうら)に音の木の実かな
曙の空賑わせて小鳥来る
山一つ越えて広がる秋の空
夕暮れの色付く雲は月に添い
紅葉かつ散りて帽子を賑やかに
秋翡翠まことしやかに魚を捕る
山風に立ち向かいたる初紅葉