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コメント
自由な投句箱
頂から見下ろす秋の姫路城
秋の雲連なる海の彼方まで
真青なる空に響きし鵙高音
自由な投句箱
★浅間嶺の靄に隠ろう信濃柿
★かげろえる雨後の稲田や鳥の声
★どっさりと老いの薬や秋高し
自由な投句箱
★秋麗影一つなき花時計
★秋麗爺婆多き遊園地
★喜寿祝うクラス会とや秋うらら
自由な投句箱
★小走りの買物道や秋しぐれ
★雨ながら紅葉明りや庭の木々
★色づきし葉蔭にありぬ銀杏の実
=ご連絡=
明日12日(金)より14日(日)まで田舎へ
法事帰省の為、投句をお休み致したします。
宜しくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★畦道の横から聞こゆ虫の声
★公園の紅葉且つ散る潦
★ボール蹴りもう帰ろうと秋の暮
自由な投句箱
秋雨や見下ろす街の傘の花
晩秋やはや指先の冷たさに
澄む空に描かれてゆく飛行雲
自由な投句箱
★喧騒と言うほかは無し稲雀
★夕映えに浅間驕るは紅葉かな
★松茸を一本がぶり食しけり
自由な投句箱
★更地にもうる覚えあり秋の寂
★湖に白波立つは夜寒かな
★夕映えの浅間の雲や虫時雨
自由な投句箱
★一粒の巨峰噛みしめ日暮かな
★赤い羽根お願いしますと回覧板
★大根蒔く吹奏楽を聞きながら
自由な投句箱
晩秋の沖ゆく船のすれ違う
秋の昼ぱたんとテーブル折りたたむ
秋の夜の模様替えせし部屋に座す
自由な投句箱
静けさがそこに来ている残る虫
新しきテーブルに触れひいやりと
金色にすすき光りし頂に
自由な投句箱
★九十九折視界に入るるななかまど
★そば立てる朝の稲田の鳥の声
★草の実にさやぐ夕べの群雀
自由な投句箱
★枝毎に群れたる柿の家族かな
★日の光吸ひ込み伸びし黄花コスモス
★身にしむや元上司たる人逝きぬ
自由な投句箱
項より秋冷そつとまとうたり
青天にそよぐことなし薄紅葉
つみれ汁秋思の夕に届きたる
自由な投句箱
★秋澄むや神の創作秋津島
★稲架かけて浅間の風を賜りぬ
★木の実落ち幽かに静寂やぶりける
自由な投句箱
★土手道を黄色く染めし女郎花
★すくと立ち一輪咲きぬ秋明菊
★畦道に白際立てる秋明菊
Unknown
<中国道~米子道を法事帰省>
★ハイウェイの遥か眼下やコスモスに
★ゆく雲の影走り居り刈田晴
★山柿の熟れ来る頃や米子道
自由な投句箱
★庭師来て色変えぬ松鳥の声
★かた時の小雨や渓の紅葉狩
★日は山へかたぶけにけり桐一葉
自由な投句箱
★ハイウェイの土手に沿いをり泡立草
★伐り出され山膚白き秋の嶺
★夕風や休耕田の泡立草
自由な投句箱
★剥きだしの木の根の走る秋の山
★Z旗や紅葉且つ散る三笠公園
★釣舟の秋鯵狙ふ親子かな
自由な投句箱
★秋雷に耳をたてたる小犬かな
★朝晩に山と語らう小鳥かな
★見晴るかす野辺山駅の秋桜
自由な投句箱
★壊されし要塞守る君が代蘭
★散り初めし山茶花惜しむ秋の蜂
★毬一つ返り咲きたる紫陽花かな
自由な投句箱
秋深きテニスコートに人あふれ
秋の夜の驟雨に遭いしテニスコート
粧いの始まる山を見る朝
自由な投句箱
★秋あはれ目覚めて遠き友の夢
★夕風や休耕田の泡立草
★谷間を鳶の高舞う秋入日
自由な投句箱
雲間より一条の日差し初時雨
敗荷や午後には雲が増えるころ
ひそやかに昼も鳴きおり残る虫
自由な投句箱
★噴煙の先に数多の刈田かな
★釣糸の縺れの解けて秋の霜
★ふわり下る明けの鴉の落穂かな
自由な投句箱
★行く秋や狭庭の草のきつね色
★行く秋の旅の約束取り交わす
★行く秋の体重計に乗つてみる
自由な投句箱
★季(とき)はまだ花つなぎをり酔芙蓉
★信号の赤に映へをり秋入日
★椋鳥の大群去りぬ静寂かな
自由な投句箱
★枡酒の木肌に塩や新秋刀魚
★萩こぼる鴉鋭声の鄙の寺
★山霧の利根の川音(かわと)を取り込みぬ
自由な投句箱
★近づきて確かめにけり返り花
★子規先生幾つ召さるや種無し柿
★柿熟るる下には広き駐車場
自由な投句箱
日ごとゆく山の辺の草末枯るる
草むらへ斜めの日差し残る虫
歌碑ふたつ並ぶ頂すすき立つ
自由な投句箱
木曽駒ケ岳頂上のぞかせ秋の靄
木曽駒ケ岳へ続く斜面の蕎麦の花
花芒時速80㎞の風に揺れ
自由な投句箱
★もやもやと君想いをり藤袴
★信号の赤に尾灯や秋入日
★玄関の脇に色づく老爺柿
自由な投句箱
★柿の木や道を挟みて直売所
★今年米また新しき特選米
★新米を早速握り遊園地
自由な投句箱
★磧湯の瀬音かすかや星月夜
★烈風を支(か)う大木の鵯の声
★竜胆やまた靄かへす峠道
自由な投句箱
★たぷたぷと小波岸辺に秋の風
★軒下の莢に入日や蘇芳の実
★葉を落とし赤き日差しや水木の実
自由な投句箱
法要を済ませし寺の薄紅葉
銀杏をお布施に添えて渡しけり
城ありてうしろは秋の播磨灘
自由な投句箱
★邯鄲のなく産土をかえりみる
★見えていて遠き山かも渡り鳥
★吹くからに浅間の秋気身の内に
自由な投句箱
★青空に日射し透きをり山茱萸の実
★京へ行く阪急電車や紅葉号
★莢の実の風に干乾ぶ蘇芳の実
自由な投句箱
*簾2枚下げられしまま秋の暮
*日を浴びて大菊香る道の端
*木曽の山隈無く照らす後の月
自由な投句箱
落日につられて広がる羊雲
間引かれる命運もある大根蒔く
花芒中央線沿い白光す
自由な投句箱
★蔦紅葉浅間ははやも白きかな
★色鳥や高原の沼かぐわしき
★釣道具仕舞う手入の夜長かな
自由な投句箱
*黄葉の中炎立つごと紅葉の木
*濃く淡く紅葉連なる八ケ岳路
*秋晴れやきりりと高き富士の山
自由な投句箱
★吹きぬける風の水面や蘆の花
★鈴鳴らすように鳴きをり昼の虫
★飛行機の夜間ライトや秋の宵
自由な投句箱
輝いて木の実落ちそむ散歩道
秋冷や風呂の窓から雨の音
秋冷や雨降りやまず日暮れけり
自由な投句箱
★かろがろと水きり石や秋の空
★熟寝せる知りの辺りのそぞろ寒
★湖のかりがねの空透き通り
自由な投句箱
★とんび二羽舞ひ上がりたる刈田かな
★葡萄園過ぎれば続く刈田かな
★甲州の煙棚引く刈田かな
Unknown
★露けしや着衣に迷う今朝の晴れ
★推敲の句に倦み見遣る秋の雲
★秋蝶のためらいつつも車道越え
自由な投句箱
肌寒し癌病棟の人思う
身にしむや癌病棟の見舞い品
鍬使う太き蟋蟀身を隠す