自由な投句箱/10月11日~10月20日 2022年10月12日 10:40 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 主宰:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2022年10月11日 8:51 自由な投句箱 ★新蕎麦や信濃へ続く峠道 ★へら浮子の魚信つんつん秋麗 ★花林糖かりかり食むや秋の夜 返信する 廣田洋一 2022年10月11日 9:54 自由な投句箱 ★枝先の水面を撫でて柳散る ★濃緑をでんと積み上げ冬瓜かな ★陸奥や並ぶ棒稲架風香る 返信する 弓削和人 2022年10月11日 16:01 Unknown 自由な投句箱 秋帽の子等の写生や浮見堂 声かけて農夫帰れリ刈田原 半袖の少年まばら秋車両 返信する 桑本栄太郎 2022年10月11日 19:17 自由な投句箱 ★露草や溝のながれの心地良く ★草も木も滴きらめく一草忌 ★萎れても尚香り居り藤ばかま 返信する 小口泰與 2022年10月12日 9:41 自由な投句箱 ★庭の柿風と雨との只中に ★草の実や忽と飛び立つ群雀 ★蜩や疎水の流れ細細と 返信する 廣田洋一 2022年10月12日 14:59 自由な投句箱 ★金色の光残して柳散る ★池之端柳散り込む乳母車 ★玄米を混ぜて炊きたり今年米 返信する 桑本栄太郎 2022年10月12日 18:19 自由な投句箱 ★棄耕地の一面明かり泡立草 ★犬蓼や好きな人には嫁がれず ★秋深し厨の匂い道に出ず 返信する 弓削和人 2022年10月12日 20:01 Unknown [東大寺大仏殿] 学生の瞳に映る秋の旅 くろがねの仏ぞおわす秋の声 ご尊顔はるか秋思の盧舎那仏 返信する 廣田洋一 2022年10月13日 11:50 自由な投句箱 ★朝一番銀杏拾ふ人の有り ★踏まれたる銀杏数多並木道 ★薬局の香りかぐわし金木犀 返信する 小口泰與 2022年10月13日 14:04 自由な投句箱 ★SLの汽笛高らか水澄めり ★天っ日の雲を嫌いて豊の秋 ★風紋の砂の凹凸そぞろ寒 返信する 多田有花 2022年10月13日 15:23 自由な投句箱 秋深き夜明けの列車に乗り込みぬ 晩秋の北の大地に降り立ちぬ 白樺や秋の十勝平野を走る 返信する 桑本栄太郎 2022年10月13日 18:15 自由な投句箱 ★花少し残りてありぬ萩は実に ★さざ波の底の深きに秋の雲 ★一木に柿の実ふたつ色づきぬ =追伸= 高橋句美子様より、「俳句四季10月号」をご恵送頂き、本日12日に拝受致しました。句美子様の精鋭16句「秋の色を選る」他を鑑賞させて頂き、大変有難うございます!!。 返信する 弓削和人 2022年10月13日 22:46 Unknown 自由な投句箱 無花果のあはれ熟しや橋たもと 鰯雲鳶のゆらりとあてもなく 鳶の輪を見上げる橋や秋高し 返信する 小口泰與 2022年10月14日 10:56 自由な投句箱 ★木道の天へ伸び行く紅葉かな ★木犀の金の崩るる夕間暮れ ★幾たびも川の興亡新松子 返信する 多田有花 2022年10月14日 16:27 自由な投句箱 乳牛と向かいあいたり秋嵐 秋深し雌牛が生まれたとの報せ 口中に中ト口蕩ける紅葉月 返信する 桑本栄太郎 2022年10月14日 17:57 自由な投句箱 ★秋日さす葉蔭に赤き辛夷の実 ★東屋に女児遊び居り秋入日 ★山の端の入日茜や秋の宵 返信する 弓削和人 2022年10月14日 21:43 Unknown 自由な投句箱 藁塚のひとつが列を乱しけり アクセント靴紐に居るゐのこづち 籾殻のおかれたままの刈田面 返信する 川名ますみ 2022年10月14日 22:07 自由な投句箱 〈ヴィエニャフスキヴァイオリンコンクール配信〉 秋澄めりコンテスタント調弦す 無伴奏バッハひろがる空高し 秋夜ひとり若きヴァイオリニストの声 返信する 小口泰與 2022年10月15日 10:22 自由な投句箱 ★一献の新酒や髪膚駆け回る ★渓流の一枚岩や鬼やんま ★己が手のささくれ立ちて秋果かな 返信する 多田有花 2022年10月15日 12:31 自由な投句箱 <星野リゾートトマム二句> タワー棟に彩添えし紅葉かな 三十三階より見下ろす山紅葉 <富良野 ファーム富田> 日差し戻る槍鶏頭のじゅうたんに 返信する 弓削和人 2022年10月15日 22:03 Unknown 自由な投句箱 新築の香りあらたに秋の朝 数珠玉の実のより合える浮洲かな 溝そばの根のふしぶしや水澄めり 返信する 小口泰與 2022年10月16日 9:48 自由な投句箱 ★儲け物したる天気や濃竜胆 ★届きたる地酒一献秋の宵 ★極まりて秋蝶はやも中天へ 返信する 多田有花 2022年10月16日 13:07 自由な投句箱 <富良野 ファーム富田三句> 晩秋や白樺のある花畑 姫りんご富良野の里に実りおり 秋深しラベンダーの色深し 返信する 桑本栄太郎 2022年10月16日 17:14 自由な投句箱 ★生垣のつづく香りや金木犀 ★ベランダにたつた二連や吊るし柿 ★尖るかの実を付けながら花オクラ 返信する 弓削和人 2022年10月16日 20:29 Unknown 自由な投句箱 一粒のつぎを待ちしや秋の雨 星月夜待つこと含む映画館 ゆったりと夜の秋雲流れゆく 返信する 小口泰與 2022年10月17日 9:20 自由な投句箱 ★忽然と竹伐る音や鳥の声 ★竜胆やことに晴れたる峠径 ★小魚の際やかなりし秋の水 返信する 廣田洋一 2022年10月17日 9:42 自由な投句箱 ★川べりの灯り灯れる秋夕焼 ★古民家の庭に香れる金木犀 ★狛犬の大口開ける秋日和 返信する 多田有花 2022年10月17日 15:16 自由な投句箱 <カンパーナ六花亭> 十月の大雪連峰遥かなり 富良野の丘と蒸し栗のモンブラン 秋天へ鐘楼高し葡萄畑 返信する 桑本栄太郎 2022年10月17日 18:15 自由な投句箱 ★ワイパーの頻りに擦る秋の雨 ★秋雨や更に色づく庭の木々 ★どんぐりの濡れて転ぶや公園に 返信する 弓削和人 2022年10月17日 21:18 Unknown 自由な投句箱 秋雨やヘッドライトの継ぎ目なく 細雨なり吾も案山子も濡れてよし 藁塚のみな失せにけり途次の夜 返信する 小口泰與 2022年10月18日 8:36 自由な投句箱 ★極まりて没日は山へ鵙の贄 ★廃坑へ向かう狭軌や秋の声 ★魚鼓打つや庫裡に駆け來る秋渇 返信する 多田有花 2022年10月18日 10:45 自由な投句箱 <富良野 ファーム富田三句> 花ばたけ秋の最後の輝きを 秋時雨を逃れ富良野メロン食ぶ 極寒の季節を前に鶏頭燃ゆ 返信する 廣田洋一 2022年10月18日 15:23 自由な投句箱 ★通草の実はじけてをりし通学路 ★今日か明日か通草採る日をはかりつつ ★秋の雲枡目の如く青残し 返信する 桑本栄太郎 2022年10月18日 18:58 自由な投句箱 ★友われに認知報らしむ秋寒し ★植込みの丸く剪らるる金木犀 ★山茱萸の赤き実透きぬ夕日かな 返信する 弓削和人 2022年10月18日 21:24 Unknown 自由な投句箱 秋風や退社のイヤホン上げ帰る 静かなり木犀の香を探る庭 傍の庭木犀の香のあちこちに 返信する 弓削和人 2022年10月18日 23:59 Unknown 申し訳ありませんが、訂正いたします。 秋風や退社のイヤホン上げ帰る(訂正前) 秋風や退社にイヤホン音上げて(訂正後) 返信する 小口泰與 2022年10月19日 9:11 自由な投句箱 ★天地の声よ鳥語よ秋気澄む ★満月を見て居て急に腹の虫 ★白波の来向かう利根や暮れの秋 返信する 多田有花 2022年10月19日 13:53 自由な投句箱 <美瑛町 四季彩の丘二句> 四季彩の丘は秋のパッチワーク 秋深き美瑛の丘のダリアかな <美瑛町 セブンスターの木> 晩秋の丘に立ちたる木の一本 返信する 桑本栄太郎 2022年10月19日 17:49 自由な投句箱 ★朝冷えや日向日蔭の色の濃く ★青空にうすき紅葉やバス通り ★色づくや池の周りの真弓の実 返信する 弓削和人 2022年10月19日 21:47 Unknown 〈琵琶湖〉 秋の釣琵琶湖の波に呼ばれたり えり漁や空と湖との境目なり 波打ちて秋思を返す琵琶湖かな 返信する 小口泰與 2022年10月20日 14:04 自由な投句箱 ★薄紅葉風こそばゆく頬を行く ★蟷螂の華奢な利鎌を振り上げし ★切岸に絡みつきたる蔦紅葉 返信する 桑本栄太郎 2022年10月20日 17:54 自由な投句箱 ★どこからか先ず香り来る金木犀 ★散策の柿色づくや柿街道 ★秋の蚊のつとに親しく鳴きにけり 返信する 多田有花 2022年10月20日 20:29 自由な投句箱 <美瑛町> 十月の白樺並木風がゆく <美瑛町 白金青い池> 紅葉する木々を映せり青い池 <白金温泉 森の旅亭びえい> 白金の湯に入り秋の晩餐を 返信する 弓削和人 2022年10月21日 0:28 Unknown 自由な投句箱 柿熟す観光団の顔見上げ 水澄めり緋鯉の鰭のたゆたゆと 染めはじむ紅葉の径を歩きけり 返信する
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自由な投句箱
★新蕎麦や信濃へ続く峠道
★へら浮子の魚信つんつん秋麗
★花林糖かりかり食むや秋の夜
自由な投句箱
★枝先の水面を撫でて柳散る
★濃緑をでんと積み上げ冬瓜かな
★陸奥や並ぶ棒稲架風香る
Unknown
自由な投句箱
秋帽の子等の写生や浮見堂
声かけて農夫帰れリ刈田原
半袖の少年まばら秋車両
自由な投句箱
★露草や溝のながれの心地良く
★草も木も滴きらめく一草忌
★萎れても尚香り居り藤ばかま
自由な投句箱
★庭の柿風と雨との只中に
★草の実や忽と飛び立つ群雀
★蜩や疎水の流れ細細と
自由な投句箱
★金色の光残して柳散る
★池之端柳散り込む乳母車
★玄米を混ぜて炊きたり今年米
自由な投句箱
★棄耕地の一面明かり泡立草
★犬蓼や好きな人には嫁がれず
★秋深し厨の匂い道に出ず
Unknown
[東大寺大仏殿]
学生の瞳に映る秋の旅
くろがねの仏ぞおわす秋の声
ご尊顔はるか秋思の盧舎那仏
自由な投句箱
★朝一番銀杏拾ふ人の有り
★踏まれたる銀杏数多並木道
★薬局の香りかぐわし金木犀
自由な投句箱
★SLの汽笛高らか水澄めり
★天っ日の雲を嫌いて豊の秋
★風紋の砂の凹凸そぞろ寒
自由な投句箱
秋深き夜明けの列車に乗り込みぬ
晩秋の北の大地に降り立ちぬ
白樺や秋の十勝平野を走る
自由な投句箱
★花少し残りてありぬ萩は実に
★さざ波の底の深きに秋の雲
★一木に柿の実ふたつ色づきぬ
=追伸=
高橋句美子様より、「俳句四季10月号」をご恵送頂き、本日12日に拝受致しました。句美子様の精鋭16句「秋の色を選る」他を鑑賞させて頂き、大変有難うございます!!。
Unknown
自由な投句箱
無花果のあはれ熟しや橋たもと
鰯雲鳶のゆらりとあてもなく
鳶の輪を見上げる橋や秋高し
自由な投句箱
★木道の天へ伸び行く紅葉かな
★木犀の金の崩るる夕間暮れ
★幾たびも川の興亡新松子
自由な投句箱
乳牛と向かいあいたり秋嵐
秋深し雌牛が生まれたとの報せ
口中に中ト口蕩ける紅葉月
自由な投句箱
★秋日さす葉蔭に赤き辛夷の実
★東屋に女児遊び居り秋入日
★山の端の入日茜や秋の宵
Unknown
自由な投句箱
藁塚のひとつが列を乱しけり
アクセント靴紐に居るゐのこづち
籾殻のおかれたままの刈田面
自由な投句箱
〈ヴィエニャフスキヴァイオリンコンクール配信〉
秋澄めりコンテスタント調弦す
無伴奏バッハひろがる空高し
秋夜ひとり若きヴァイオリニストの声
自由な投句箱
★一献の新酒や髪膚駆け回る
★渓流の一枚岩や鬼やんま
★己が手のささくれ立ちて秋果かな
自由な投句箱
<星野リゾートトマム二句>
タワー棟に彩添えし紅葉かな
三十三階より見下ろす山紅葉
<富良野 ファーム富田>
日差し戻る槍鶏頭のじゅうたんに
Unknown
自由な投句箱
新築の香りあらたに秋の朝
数珠玉の実のより合える浮洲かな
溝そばの根のふしぶしや水澄めり
自由な投句箱
★儲け物したる天気や濃竜胆
★届きたる地酒一献秋の宵
★極まりて秋蝶はやも中天へ
自由な投句箱
<富良野 ファーム富田三句>
晩秋や白樺のある花畑
姫りんご富良野の里に実りおり
秋深しラベンダーの色深し
自由な投句箱
★生垣のつづく香りや金木犀
★ベランダにたつた二連や吊るし柿
★尖るかの実を付けながら花オクラ
Unknown
自由な投句箱
一粒のつぎを待ちしや秋の雨
星月夜待つこと含む映画館
ゆったりと夜の秋雲流れゆく
自由な投句箱
★忽然と竹伐る音や鳥の声
★竜胆やことに晴れたる峠径
★小魚の際やかなりし秋の水
自由な投句箱
★川べりの灯り灯れる秋夕焼
★古民家の庭に香れる金木犀
★狛犬の大口開ける秋日和
自由な投句箱
<カンパーナ六花亭>
十月の大雪連峰遥かなり
富良野の丘と蒸し栗のモンブラン
秋天へ鐘楼高し葡萄畑
自由な投句箱
★ワイパーの頻りに擦る秋の雨
★秋雨や更に色づく庭の木々
★どんぐりの濡れて転ぶや公園に
Unknown
自由な投句箱
秋雨やヘッドライトの継ぎ目なく
細雨なり吾も案山子も濡れてよし
藁塚のみな失せにけり途次の夜
自由な投句箱
★極まりて没日は山へ鵙の贄
★廃坑へ向かう狭軌や秋の声
★魚鼓打つや庫裡に駆け來る秋渇
自由な投句箱
<富良野 ファーム富田三句>
花ばたけ秋の最後の輝きを
秋時雨を逃れ富良野メロン食ぶ
極寒の季節を前に鶏頭燃ゆ
自由な投句箱
★通草の実はじけてをりし通学路
★今日か明日か通草採る日をはかりつつ
★秋の雲枡目の如く青残し
自由な投句箱
★友われに認知報らしむ秋寒し
★植込みの丸く剪らるる金木犀
★山茱萸の赤き実透きぬ夕日かな
Unknown
自由な投句箱
秋風や退社のイヤホン上げ帰る
静かなり木犀の香を探る庭
傍の庭木犀の香のあちこちに
Unknown
申し訳ありませんが、訂正いたします。
秋風や退社のイヤホン上げ帰る(訂正前)
秋風や退社にイヤホン音上げて(訂正後)
自由な投句箱
★天地の声よ鳥語よ秋気澄む
★満月を見て居て急に腹の虫
★白波の来向かう利根や暮れの秋
自由な投句箱
<美瑛町 四季彩の丘二句>
四季彩の丘は秋のパッチワーク
秋深き美瑛の丘のダリアかな
<美瑛町 セブンスターの木>
晩秋の丘に立ちたる木の一本
自由な投句箱
★朝冷えや日向日蔭の色の濃く
★青空にうすき紅葉やバス通り
★色づくや池の周りの真弓の実
Unknown
〈琵琶湖〉
秋の釣琵琶湖の波に呼ばれたり
えり漁や空と湖との境目なり
波打ちて秋思を返す琵琶湖かな
自由な投句箱
★薄紅葉風こそばゆく頬を行く
★蟷螂の華奢な利鎌を振り上げし
★切岸に絡みつきたる蔦紅葉
自由な投句箱
★どこからか先ず香り来る金木犀
★散策の柿色づくや柿街道
★秋の蚊のつとに親しく鳴きにけり
自由な投句箱
<美瑛町>
十月の白樺並木風がゆく
<美瑛町 白金青い池>
紅葉する木々を映せり青い池
<白金温泉 森の旅亭びえい>
白金の湯に入り秋の晩餐を
Unknown
自由な投句箱
柿熟す観光団の顔見上げ
水澄めり緋鯉の鰭のたゆたゆと
染めはじむ紅葉の径を歩きけり