※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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コメント
あけぼのの秋翡翠や沼囃す
曼殊沙華日を跳ね返す赤さかな
赤城より疾風に乗りて鵙の声
<EXPO2025三句>
仲秋の日差し日傘の波の上
大橋を望める秋の大阪湾
六甲の上には秋の雲の出て
日差したる柿の色づく里の庭
畦道を行くや憤怒の彼岸花
首吊りのように垂れ居り藤は実に
秋茄子とろりと舌に溶け込みぬ
堰落ちる水音澄みて秋うらら
朗々と舟唄流れ天高し
故郷の新酒を酌みて夕餉かな
川縁や刈田の匂い立ちにけり
川の鯉大口開けて天高し
曼殊沙華朝日を囃す風の中
水音の囃す渓間の石たたき
水に映ゆ秋翡翠の羽の色
<EXPO2025三句>
秋空へユニオンジャックが翻る
天高し大屋根リングに人数多
噴水のショーが始まる秋晴れに
冷やかや君の夢みて目覚む朝
濯ぎもの干すや見上げるいわし雲
遠嶺のしかと見え居り天高し
秋蝶の樹形崩れし木に隠れ
冷ややかなアスファルト行く小型犬
下校児の駆け出す雷鼓合図にし
<EXPO2025三句>
秋陽浴びアトムが屋根に座りおり
秋天に巨大ガンダム手を挙げて
秋の夕大屋根リングと大橋と
稲束の立ち並びたる刈田かな
新築のアパート並び秋高し
秋刀魚焼く我家の皿をはみ出せり
腹立てて秋の白刃の治め何処
はらはらと夕暮れの雨や冬隣
夕暮の玻璃に攻め込む秋の雨
三日月の雲間にあそぶ今宵かな
冷やかや在所の空の日差し無し
藁塚と云えどロールの積まれけり
岩宿遺跡3句
霧晴れて太古の匂い赤土に
赤土の問わず語りや虫の声
秋空に里遠く見ゆ琴平山
<EXPO2025三句>
秋の暮都心の明りきらめきぬ
パビリオン色鮮やかに秋の夜へ
仲秋の夜空に大輪の花火
母と子のボール蹴り合い秋高し
大小の犬のじゃれ合い秋涼し
玄関に咲く朝顔の濃紫
ひたひたと音の哀しき秋の雨
秋雨や嶺も在所もけぶり居り
秋雨のエンジン音や買物へ
色鳥や沼を丸まる朝日にて
遠き峰峰遥かな霧に包まれし
ひあはひの秋の空より月明かり
<EXPO2025三句>
秋の夜にライトアップの大屋根リング
秋夜空ドローン編隊の光伸ぶ
半月の隣をドローンの光舞う
細腕で三児を育て温め酒
太刀魚や二つに折りて売られをり
地を這いて伸びし朝顔濃紫
秋雨や妻の出かけるコンサート
見下ろせばかつら黄葉の舗道かな
総裁選の議員バッジや赤い羽根
特急の加速に流るる曼珠沙華
蕎麦の花母が先に句を作り
秋雨の社に旅の無事祈り
鉄旅の天は秋空鳥の声
水澄むや長きすそ野の秀でたる
青蜜柑採らず風雨にさらしける
野分めく風の音なる匂いかな
雨あがり今宵の月を希み居り
冷やかやブログ移転の能わざる
中天に雲を光らせ小望月
ついと一羽残る燕が横切りぬ
名月はいかにと昼の空を見る
朝焼けの刈田へ猫の出で行けり
コスモスの初花は白朝風に
秋気満つ社に赤子と祓わるる
開きたる奥の細道素十忌かな
太刀魚や箱に丸めて納められ
さっそうと駆け行く少女天高し
秋翡翠の羽のきららや朝日差す
鶺鴒や石を叩きて翔けにける
びいどろへ差し込む秋日湖の宿
いくたびか無月の空を見上げたり
道はさみ稔り田刈田隣り合い
総裁選全員付けし赤い羽根
低き雲覆う棚田の曼殊沙華
足音をひそめやんまへ近づきし
水面を見つめる鳥や秋の沼
見上げればえくぼの少し月今宵
濯ぎものの竿一杯に秋日ざし
何処までも天の高きやバスの窓
朝顔の後ろ姿のすっきりと
朝顔の後ろ姿に白濃かり
チーズふり南瓜のサラダ粉雪めく
友の来て利平栗剥けば日の暮れる
森あれば朱の鳥居見ゆ秋日和
秋の昼客あり厨に火を点ず
薄明り残る中へと今日の月
晴れれば鵙高らかに鳴く朝となる
月の出を待ちて東の空を見る