自由な投句箱/10月1日~10月10日 2023年10月2日 08:52 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2023年10月1日 7:55 自由な投句箱 ★遠つ嶺を渡る真雁の飛来かな ★秋の鯉を二人がかりでえつこらさ ★蜻蛉の翅は秋日を弾きけり 返信する 廣田洋一 2023年10月1日 12:12 自由な投句箱 ★池の中小魚集ひ運動会 ★十六夜や星影ひとつ瞬きぬ ★残月を仰ぎつつ取る新聞かな 返信する 桑本栄太郎 2023年10月1日 17:19 自由な投句箱 ★十六夜の天の閉ざされ見えざりき ★トトトトと樋のしずくや秋の雨 ★冷ややかな風の窓より十月に 返信する 多田有花 2023年10月1日 17:20 自由な投句箱 今日の月山の彼方へ消えてゆく さまざまなことが一度に九月尽 救急車桜紅葉の下曲がる 返信する 小口泰與 2023年10月2日 8:44 自由な投句箱 ★蜻蛉の翅に朝日のあたりけり ★奇岩立つ妙義や秋の彩雲よ ★裾に秋ちりばむ赤城蒼き空 返信する 廣田洋一 2023年10月2日 9:59 自由な投句箱 ★タワマンの灯かりの消えて望の夜 ★青空に赤く色付く柿の実かな ★半袖の腕を撫で行く秋の風 返信する 多田有花 2023年10月2日 12:59 自由な投句箱 十六夜や雲隙間なく空埋めて 暁に妻恋う鹿の声響く 立待月グリーンカレーを煮て待てり 返信する 桑本栄太郎 2023年10月2日 16:41 自由な投句箱 ★歩みゆく程に高きや秋の空 ★青空に銀杏黄葉の天を透く ★秋風やあばら骨なる天の雲 返信する 弓削和人 2023年10月2日 20:38 Unknown 自由な投句箱 ●戸口はや照明ともす秋の暮 ●朝冷えや歩きはじめの砂利小石 ●行き違う人を待ちたり秋の暮 返信する 小口泰與 2023年10月3日 8:17 自由な投句箱 ★遠き祖を訪ね諏訪湖や秋の雑魚 ★秋はやも整い山の木木の色 ★忽然と沼に増えたる蜻蛉かな 返信する 廣田洋一 2023年10月3日 11:39 自由な投句箱 ★竣工の庭を清めて秋の風 ★赤と白隣り合ひたる曼殊沙華 ★花芒空地の縁を彩りて 返信する 多田有花 2023年10月3日 15:04 自由な投句箱 秋の水空を映して流れおり えのころや光集めて揺れており 秋祭の練習太鼓の音響く 返信する 桑本栄太郎 2023年10月3日 18:04 自由な投句箱 ★露草のしべ細やかにはにかみぬ ★小鳥来て愛の賛歌を歌いけり ★もくれんの早も冬芽の葉蔭かな 返信する 弓削和人 2023年10月3日 23:13 Unknown 自由な投句箱 ●溝そばの紅紫は野山へ放たれり ●旻天や尾上の杉を包みたり ●秋天を受けたる枯葉の響かな 返信する 小口泰與 2023年10月4日 9:15 自由な投句箱 ★餌台に寄りくる小鳥暁早し ★稲架組むや赤城根っこしとの曇り ★鯉跳ねてとばしる水や秋の声 返信する 廣田洋一 2023年10月4日 10:48 自由な投句箱 ★おしろいや土手の斜面を赤く染め ★小さくも彩り尽くす秋の薔薇 ★朝寒や背中丸めて戻りたる 返信する 多田有花 2023年10月4日 11:46 自由な投句箱 遠目にも畔赤く染め曼珠沙華 退院し見る初萩の花の揺れ 秋祭近づき並ぶシデ飾り 返信する 桑本栄太郎 2023年10月4日 18:01 自由な投句箱 ★鉢植えの藤袴咲く団地かな ★小鳥くる愛の讃歌をうたいつつ ★あおぞらを見上げ足下木の実踏む 返信する 小口泰與 2023年10月5日 11:00 自由な投句箱 ★蜻蛉のくるり反転飛び交える ★蜻蛉の乱舞や風の山の沼 ★忽然と魚の水輪や秋の沼 返信する 多田有花 2023年10月5日 11:15 自由な投句箱 朝空に臥待月の白くあり 露草の咲けばいずこも清らかに 秋祭の幟の下を下校する 返信する 廣田洋一 2023年10月5日 11:36 自由な投句箱 ★新蕎麦や予約をしたる店の前 ★店先で新蕎麦打ちて客寄せに ★秋の日に白壁映える天守閣 返信する 桑本栄太郎 2023年10月5日 18:52 自由な投句箱 ★冷まじや風に驚く庭の木々 ★恐ろしきこととなりたる秋寒し ★秋冷の風に躍りぬ萩の花 返信する 弓削和人 2023年10月5日 22:40 Unknown 自由な投句箱 ●稲びかり嶽を二重に割りぬべし ●長雨に寄せては離れ赤のまま ●リュックもてかけ直したり花野風 返信する 廣田洋一 2023年10月6日 15:42 自由な投句箱 ★頼まれし土産買ひたる秋の旅 ★新蕎麦や竹藪みつつ啜りたる ★朝寒や長袖シャツを羽織りたる 返信する 桑本栄太郎 2023年10月6日 17:58 自由な投句箱 ★あご髭の堅くとがりぬ朝寒し ★朝冷えの熱きコーヒー朝餉かな ★冷まじや頻りに揺るる庭の木々 返信する 小口泰與 2023年10月6日 18:14 Unknown 自由な投句箱 ★縄張を守る野鳥や秋の沼 ★堰堤を越え行く野鳥秋の朝 ★とみなりに長野の銘菓秋の暮 返信する 桑本栄太郎 2023年10月6日 18:15 ご連絡 高橋正子先生 お伝え遅れましたが、当方明日10月7日(土)~10月9日(月)までの予定で田舎で法事があり、勝手させて頂きます。 悪しからず、よろしくお願い申し上げます。 返信する 廣田洋一 2023年10月7日 11:06 自由な投句箱 ★音信の絶えたる友や秋の雨 ★冠雪の富士の嶺浮かべ秋の雲 ★名を知らぬ草の実群れて紫に 返信する 小口泰與 2023年10月7日 11:27 自由な投句箱 ★絶景を求むや山川秋の暮 ★鶲来て山の小沼へ点じける ★群れて来て群れて立去る椋鳥の群 返信する 多田有花 2023年10月7日 12:43 自由な投句箱 絵を再び描こうと思う十月に 秋晴の銀の馬車道走りゆく 集落のなかに小さく芋の秋 返信する 弓削和人 2023年10月7日 18:38 自由な投句箱 ●秋ざくら影のちらほら触れており ●秋日和がんづき食らう匙の胡麻 ※がんづき:東北の郷土菓子 ●熊笹の茎に沿うよう秋日さす 返信する 多田有花 2023年10月8日 10:01 自由な投句箱 稲刈を待つ田に揺れる黄金色 陽が昇る鵙の高音の響きおり 秋晴に祭太鼓の聞こえ来る 返信する 小口泰與 2023年10月8日 11:33 自由な投句箱 ★山霧やすっぽり包む山の森 ★山霧の変化激しく里の宿 ★白雲を乗せて水面や秋の暁 返信する 弓削和人 2023年10月8日 11:46 Unknown 謹んで修正いたします。 ●秋日和がんづき食らう匙の胡麻 前 ●がんづきを食らいて秋の日和かな 後 返信する 小口泰與 2023年10月9日 8:51 自由な投句箱 ★白鷺の眼光きらり秋の沼 ★水面に雑魚飛び出せり沼の秋 ★ひょいひょいと首出す雑魚や秋の沼 返信する 廣田洋一 2023年10月9日 10:15 自由な投句箱 ★敗戦のニュースの朝やスポーツの日 ★うそ寒し大福求め行列す ★そぞろ寒中州に鷺の佇みて 返信する 多田有花 2023年10月9日 17:17 自由な投句箱 寒露かな朝の布団の心地よし 人生の先行きは不明槍鶏頭 晩秋や楽しきことは春秋に 返信する 小口泰與 2023年10月10日 7:53 自由な投句箱 ★利鎌もて葦刈る媼冴にける ★腰痛を時には忘れ木槿かな ★天からの強き放射や秋日差す 返信する 廣田洋一 2023年10月10日 16:02 自由な投句箱 ★吊し柿日に曝されて粉を吹き ★軒の下色鮮やかに吊し柿 ★松茸や高嶺の花と通り過ぎ 返信する 桑本栄太郎 2023年10月10日 18:04 自由な投句箱 (阪急電車寄の車窓吟より) (桂川・宇治川・木津川が合流のうえ淀川へ) ★三川の集う中州やすすき原 (帰省の車窓吟より) ★秋日さすハイウェイ西へバスの旅 ★休耕の畑一面に赤のまま 返信する
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自由な投句箱
★遠つ嶺を渡る真雁の飛来かな
★秋の鯉を二人がかりでえつこらさ
★蜻蛉の翅は秋日を弾きけり
自由な投句箱
★池の中小魚集ひ運動会
★十六夜や星影ひとつ瞬きぬ
★残月を仰ぎつつ取る新聞かな
自由な投句箱
★十六夜の天の閉ざされ見えざりき
★トトトトと樋のしずくや秋の雨
★冷ややかな風の窓より十月に
自由な投句箱
今日の月山の彼方へ消えてゆく
さまざまなことが一度に九月尽
救急車桜紅葉の下曲がる
自由な投句箱
★蜻蛉の翅に朝日のあたりけり
★奇岩立つ妙義や秋の彩雲よ
★裾に秋ちりばむ赤城蒼き空
自由な投句箱
★タワマンの灯かりの消えて望の夜
★青空に赤く色付く柿の実かな
★半袖の腕を撫で行く秋の風
自由な投句箱
十六夜や雲隙間なく空埋めて
暁に妻恋う鹿の声響く
立待月グリーンカレーを煮て待てり
自由な投句箱
★歩みゆく程に高きや秋の空
★青空に銀杏黄葉の天を透く
★秋風やあばら骨なる天の雲
Unknown
自由な投句箱
●戸口はや照明ともす秋の暮
●朝冷えや歩きはじめの砂利小石
●行き違う人を待ちたり秋の暮
自由な投句箱
★遠き祖を訪ね諏訪湖や秋の雑魚
★秋はやも整い山の木木の色
★忽然と沼に増えたる蜻蛉かな
自由な投句箱
★竣工の庭を清めて秋の風
★赤と白隣り合ひたる曼殊沙華
★花芒空地の縁を彩りて
自由な投句箱
秋の水空を映して流れおり
えのころや光集めて揺れており
秋祭の練習太鼓の音響く
自由な投句箱
★露草のしべ細やかにはにかみぬ
★小鳥来て愛の賛歌を歌いけり
★もくれんの早も冬芽の葉蔭かな
Unknown
自由な投句箱
●溝そばの紅紫は野山へ放たれり
●旻天や尾上の杉を包みたり
●秋天を受けたる枯葉の響かな
自由な投句箱
★餌台に寄りくる小鳥暁早し
★稲架組むや赤城根っこしとの曇り
★鯉跳ねてとばしる水や秋の声
自由な投句箱
★おしろいや土手の斜面を赤く染め
★小さくも彩り尽くす秋の薔薇
★朝寒や背中丸めて戻りたる
自由な投句箱
遠目にも畔赤く染め曼珠沙華
退院し見る初萩の花の揺れ
秋祭近づき並ぶシデ飾り
自由な投句箱
★鉢植えの藤袴咲く団地かな
★小鳥くる愛の讃歌をうたいつつ
★あおぞらを見上げ足下木の実踏む
自由な投句箱
★蜻蛉のくるり反転飛び交える
★蜻蛉の乱舞や風の山の沼
★忽然と魚の水輪や秋の沼
自由な投句箱
朝空に臥待月の白くあり
露草の咲けばいずこも清らかに
秋祭の幟の下を下校する
自由な投句箱
★新蕎麦や予約をしたる店の前
★店先で新蕎麦打ちて客寄せに
★秋の日に白壁映える天守閣
自由な投句箱
★冷まじや風に驚く庭の木々
★恐ろしきこととなりたる秋寒し
★秋冷の風に躍りぬ萩の花
Unknown
自由な投句箱
●稲びかり嶽を二重に割りぬべし
●長雨に寄せては離れ赤のまま
●リュックもてかけ直したり花野風
自由な投句箱
★頼まれし土産買ひたる秋の旅
★新蕎麦や竹藪みつつ啜りたる
★朝寒や長袖シャツを羽織りたる
自由な投句箱
★あご髭の堅くとがりぬ朝寒し
★朝冷えの熱きコーヒー朝餉かな
★冷まじや頻りに揺るる庭の木々
Unknown
自由な投句箱
★縄張を守る野鳥や秋の沼
★堰堤を越え行く野鳥秋の朝
★とみなりに長野の銘菓秋の暮
ご連絡
高橋正子先生
お伝え遅れましたが、当方明日10月7日(土)~10月9日(月)までの予定で田舎で法事があり、勝手させて頂きます。
悪しからず、よろしくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★音信の絶えたる友や秋の雨
★冠雪の富士の嶺浮かべ秋の雲
★名を知らぬ草の実群れて紫に
自由な投句箱
★絶景を求むや山川秋の暮
★鶲来て山の小沼へ点じける
★群れて来て群れて立去る椋鳥の群
自由な投句箱
絵を再び描こうと思う十月に
秋晴の銀の馬車道走りゆく
集落のなかに小さく芋の秋
自由な投句箱
●秋ざくら影のちらほら触れており
●秋日和がんづき食らう匙の胡麻
※がんづき:東北の郷土菓子
●熊笹の茎に沿うよう秋日さす
自由な投句箱
稲刈を待つ田に揺れる黄金色
陽が昇る鵙の高音の響きおり
秋晴に祭太鼓の聞こえ来る
自由な投句箱
★山霧やすっぽり包む山の森
★山霧の変化激しく里の宿
★白雲を乗せて水面や秋の暁
Unknown
謹んで修正いたします。
●秋日和がんづき食らう匙の胡麻 前
●がんづきを食らいて秋の日和かな 後
自由な投句箱
★白鷺の眼光きらり秋の沼
★水面に雑魚飛び出せり沼の秋
★ひょいひょいと首出す雑魚や秋の沼
自由な投句箱
★敗戦のニュースの朝やスポーツの日
★うそ寒し大福求め行列す
★そぞろ寒中州に鷺の佇みて
自由な投句箱
寒露かな朝の布団の心地よし
人生の先行きは不明槍鶏頭
晩秋や楽しきことは春秋に
自由な投句箱
★利鎌もて葦刈る媼冴にける
★腰痛を時には忘れ木槿かな
★天からの強き放射や秋日差す
自由な投句箱
★吊し柿日に曝されて粉を吹き
★軒の下色鮮やかに吊し柿
★松茸や高嶺の花と通り過ぎ
自由な投句箱
(阪急電車寄の車窓吟より)
(桂川・宇治川・木津川が合流のうえ淀川へ)
★三川の集う中州やすすき原
(帰省の車窓吟より)
★秋日さすハイウェイ西へバスの旅
★休耕の畑一面に赤のまま