自由な投句箱/1月21日~31日 2022年1月21日 17:27 | Weblog ※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 代表:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2022年1月21日 8:31 自由な投句箱 ★仲今の老の活力冬の虹 ★寒梅や山風土間に居座りし ★青青と松の貫禄瀬戸火鉢 返信する 廣田 洋一 2022年1月21日 9:15 自由な投句箱 ★何もなき畑うるほす仏の座 ★夜明け前冴ゆる星空広がりぬ ★大寒の月を仰げる夜明け前 返信する 多田有花 2022年1月21日 15:01 自由な投句箱 驚くや大寒の陽の明るさに ぬるま湯でフロントガラスの凍てをとる 雪はらはらやがて朝日の差し来るを 返信する 桑本栄太郎 2022年1月21日 19:41 自由な投句箱 ★降る雪の頻りに落つや消えゆきぬ ★晴れいても又も降りだす今朝の雪 ★ちょんちょんと胸毛ふくれて寒すずめ 返信する 廣田 洋一 2022年1月22日 8:40 自由な投句箱 ★万両の実の連なれり通学路 ★日溜りや万両の実のつやつやと ★一枝に一枚残る枯葉かな 返信する 小口泰與 2022年1月22日 9:44 自由な投句箱 ★日脚伸ぶ雀の集う水たまり ★寒犬や砂塵舞いあぐ畷道 ★探梅や降りたつ駅は無人駅 返信する 多田有花 2022年1月22日 16:52 自由な投句箱 あらうれし飛び跳ね吠えて雪の犬 白菜を収穫している遠き畑 日差し受け稜線の木々春を待つ 返信する 桑本栄太郎 2022年1月22日 20:15 自由な投句箱 ★凍晴れの石に躓く田道かな ★寒晴れの田面を辿る路線バス ★どの家も斎藤姓や寒晴るる 返信する 自由な投句箱 (友田修) 2022年1月22日 21:33 Unknown 道々の大寒を見る散歩かな 大寒の朝に鋭くカラス飛ぶ 水仙と雨音を聞く冬座敷 返信する 小口泰與 2022年1月23日 9:16 自由な投句箱 ★山からの風の狼藉寒牡丹 ★正面の白き浅間や寒紅梅 ★ジーパンの洗い晒しや春近し 返信する 廣田 洋一 2022年1月23日 9:41 自由な投句箱 ★枯畑の一画青く小麦の芽 ★減反に逆らひ伸びる小麦の芽 ★悴みし手にて包みし紙コップ 返信する 多田有花 2022年1月23日 13:27 自由な投句箱 寒ゆるみ掃除機の音にぎやかに 日脚伸ぶ路地に響きし子らの声 冬深し夜明けの少し早くなる 返信する 桑本栄太郎 2022年1月23日 20:13 自由な投句箱 <ふるさと追憶二句> ★海鳴りの風を聞き居り干大根 ★藁屋根の軒の深さや懸大根 ★時雨るるや歩み行くほど本降りに 返信する 小口泰與 2022年1月24日 9:19 自由な投句箱 ★蝋梅の虜となるや里の風 ★砂浴びの穴の五六個寒雀 ★ひと筋の没日に映ゆや小白鳥 返信する 廣田洋一 2022年1月24日 10:50 自由な投句箱 ★松過ぎの松の小枝の青々と ★松過ぎて鎌倉殿の十三人 ★日溜りにゆったりとまる冬の蝶 返信する 多田有花 2022年1月24日 15:09 自由な投句箱 いつとなく降り出しており寒の雨 テーブルの下を拭き上げ寒土用 出勤する人の足音寒暁に 返信する 桑本栄太郎 2022年1月24日 18:36 自由な投句箱 ★コロナ菌のような形や花八手 ★寒木瓜の雨に滴やうすき紅 ★ワクチンの接種終えたり冬入日 返信する 小口泰與 2022年1月25日 8:45 自由な投句箱 ★寒鯉に太棹の鈴鳴りにけり ★笹鳴や起重機車両通過せる ★風花の舞いくる里の分教場 返信する 廣田 洋一 2022年1月25日 9:41 自由な投句箱 ★凍蝶にひよいと出くはす畔の道 ★子ら遊ぶ園の片隅冬菫 ★朝一つ二人で分ける寒卵 返信する 多田有花 2022年1月25日 15:15 自由な投句箱 寒の雨あがれば少し風の出て どんな夢も目覚めれば布団の中 ひとり弾く電子ピアノや冬の夜 返信する 桑本栄太郎 2022年1月25日 20:42 自由な投句箱 ★日脚伸ぶ白き銀杏の梢かな ★屈みこむ畦の中なり犬ふぐり ★日脚伸ぶ虚像あかるきカーブミラー 返信する 小口泰與 2022年1月26日 8:34 自由な投句箱 ★手水舎へ波紋広ぐや寒椿 ★春近し浅間へ没日近寄らぬ ★一列に登校の子ら冬の雁 返信する 廣田 洋一 2022年1月26日 9:33 自由な投句箱 ★白菜の横たへられし畑かな ★白菜の尻を揃へて売られけり ★底冷えや京の座敷を思ひ出し 返信する 多田有花 2022年1月26日 14:48 自由な投句箱 風呂上り喉を潤す寒の水 起き抜けに飲むもまたよし寒の水 冬深しヘッドホンの音深し 返信する 桑本栄太郎 2022年1月26日 21:12 自由な投句箱 ★土くれの白き田面や日脚伸ぶ ★日脚伸ぶ田面を辿る路線バス ★看板の南茶屋とや冬うらら 返信する 小口泰與 2022年1月27日 8:26 自由な投句箱 ★やま吠えて忽と風花吹き出しぬ ★黒猫の眦あぐや寒鴉 ★五つ六つ砂浴びの穴寒雀 返信する 廣田洋一 2022年1月27日 11:00 自由な投句箱 ★日溜りに身体寄せ合ふ寒雀 ★ひょいと来てさつと飛び立つ寒雀 ★新しき庭の片隅寒薔薇 返信する 多田有花 2022年1月27日 15:28 自由な投句箱 窓を拭く人のありけり春近し 一日に一つの日課冬林檎 人参も牛蒡も千切りきんぴらに 返信する 桑本栄太郎 2022年1月27日 18:18 自由な投句箱 ★谷あいのつぼみ固きや梅探る ★群れ下りて野菜ついばむ冬の鵯 ★蝋梅の日を溜め開く軒端かな 返信する 小口泰與 2022年1月28日 9:09 自由な投句箱 ★悴むや納戸に据える酒の樽 ★窓に風花人通り途絶えける ★山風の真只中に麦を撒く 返信する 廣田 洋一 2022年1月28日 10:32 自由な投句箱 ★静まりし小路を散歩春近し ★春近し机の抽斗整理して ★川の鯉大きく動き春近し 返信する 桑本栄太郎 2022年1月28日 19:09 自由な投句箱 ★雲途切れ天使のはしご日脚伸ぶ ★日脚伸ぶベンツ停まりぬ菜園に ★さざ波へ番の水脈や春隣 返信する 廣田 洋一 2022年1月29日 9:21 自由な投句箱 ★植物図鑑ページ繰りつつ春を待つ ★ベランダに蒲団干されて日の恵み ★よし行くぞ一声かけて蒲団出づ 返信する 小口泰與 2022年1月29日 12:17 自由な投句箱 ★寒風や峠の邑の何でも屋 ★消防車埃に噎ぶ畷径 ★里山や手に掬びたる寒の水 返信する 多田有花 2022年1月29日 15:03 自由な投句箱 寒厨オリーブオイルの固まりぬ 人参をゆっくり炒めて出る甘さ 平飼いのものを求めし寒卵 返信する 桑本栄太郎 2022年1月29日 17:59 自由な投句箱 ★早梅や白壁民家の里の庭 ★蝋梅のうすく透けたる青き空 ★枯草の岸辺を被う瀬音かな 返信する 廣田 洋一 2022年1月30日 9:07 自由な投句箱 ★ほの暗き竹林の奥笹子鳴く ★鎌倉のそぞろ歩きや笹子鳴く ★葉牡丹の渦のばらけて咲きにけり 返信する 小口泰與 2022年1月30日 9:30 自由な投句箱 ★寒梅や柾目はっきり長廊下 ★浜っ子の下仁田葱を褒め称ふ ★群雀枯木賑わすほしいまま 返信する 桑本栄太郎 2022年1月30日 18:32 自由な投句箱 ★寒風の頬に額に田道行く ★さざ波のたぷたぷ岸に寒の風 ★寒晴れや何処か遠くにヘリの音 返信する 多田有花 2022年1月30日 18:34 自由な投句箱 甘くない小豆のレシピ試す寒 運転によきは短きジャケットよ 亡き人の旅の土産のペルシャ絨毯 返信する 小口泰與 2022年1月31日 9:20 自由な投句箱 ★春近し芝の醜草始末せり ★頬杖を解くや眼間寒鴉 ★雪浅間吠ゆや田畑の砂煙 返信する 廣田洋一 2022年1月31日 10:38 自由な投句箱 ★大寒の声透き通るコンサート ★大寒や唄と踊りのコンサート ★明星の輝く空に冬三日月 返信する 多田有花 2022年1月31日 13:54 自由な投句箱 一月尽く飛び去る月日を追いかけぬ 寒晴れや光の波がわが家にも ボイスレコーダー使ってみたり春隣 返信する 桑本栄太郎 2022年1月31日 19:07 自由な投句箱 ★巣ごもりの妻の勘気や底冷えす ★日脚伸ぶベンツに乗りて菜園に ★我が故郷(さと)に天日卵とや寒卵 返信する
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自由な投句箱
★仲今の老の活力冬の虹
★寒梅や山風土間に居座りし
★青青と松の貫禄瀬戸火鉢
自由な投句箱
★何もなき畑うるほす仏の座
★夜明け前冴ゆる星空広がりぬ
★大寒の月を仰げる夜明け前
自由な投句箱
驚くや大寒の陽の明るさに
ぬるま湯でフロントガラスの凍てをとる
雪はらはらやがて朝日の差し来るを
自由な投句箱
★降る雪の頻りに落つや消えゆきぬ
★晴れいても又も降りだす今朝の雪
★ちょんちょんと胸毛ふくれて寒すずめ
自由な投句箱
★万両の実の連なれり通学路
★日溜りや万両の実のつやつやと
★一枝に一枚残る枯葉かな
自由な投句箱
★日脚伸ぶ雀の集う水たまり
★寒犬や砂塵舞いあぐ畷道
★探梅や降りたつ駅は無人駅
自由な投句箱
あらうれし飛び跳ね吠えて雪の犬
白菜を収穫している遠き畑
日差し受け稜線の木々春を待つ
自由な投句箱
★凍晴れの石に躓く田道かな
★寒晴れの田面を辿る路線バス
★どの家も斎藤姓や寒晴るる
Unknown
道々の大寒を見る散歩かな
大寒の朝に鋭くカラス飛ぶ
水仙と雨音を聞く冬座敷
自由な投句箱
★山からの風の狼藉寒牡丹
★正面の白き浅間や寒紅梅
★ジーパンの洗い晒しや春近し
自由な投句箱
★枯畑の一画青く小麦の芽
★減反に逆らひ伸びる小麦の芽
★悴みし手にて包みし紙コップ
自由な投句箱
寒ゆるみ掃除機の音にぎやかに
日脚伸ぶ路地に響きし子らの声
冬深し夜明けの少し早くなる
自由な投句箱
<ふるさと追憶二句>
★海鳴りの風を聞き居り干大根
★藁屋根の軒の深さや懸大根
★時雨るるや歩み行くほど本降りに
自由な投句箱
★蝋梅の虜となるや里の風
★砂浴びの穴の五六個寒雀
★ひと筋の没日に映ゆや小白鳥
自由な投句箱
★松過ぎの松の小枝の青々と
★松過ぎて鎌倉殿の十三人
★日溜りにゆったりとまる冬の蝶
自由な投句箱
いつとなく降り出しており寒の雨
テーブルの下を拭き上げ寒土用
出勤する人の足音寒暁に
自由な投句箱
★コロナ菌のような形や花八手
★寒木瓜の雨に滴やうすき紅
★ワクチンの接種終えたり冬入日
自由な投句箱
★寒鯉に太棹の鈴鳴りにけり
★笹鳴や起重機車両通過せる
★風花の舞いくる里の分教場
自由な投句箱
★凍蝶にひよいと出くはす畔の道
★子ら遊ぶ園の片隅冬菫
★朝一つ二人で分ける寒卵
自由な投句箱
寒の雨あがれば少し風の出て
どんな夢も目覚めれば布団の中
ひとり弾く電子ピアノや冬の夜
自由な投句箱
★日脚伸ぶ白き銀杏の梢かな
★屈みこむ畦の中なり犬ふぐり
★日脚伸ぶ虚像あかるきカーブミラー
自由な投句箱
★手水舎へ波紋広ぐや寒椿
★春近し浅間へ没日近寄らぬ
★一列に登校の子ら冬の雁
自由な投句箱
★白菜の横たへられし畑かな
★白菜の尻を揃へて売られけり
★底冷えや京の座敷を思ひ出し
自由な投句箱
風呂上り喉を潤す寒の水
起き抜けに飲むもまたよし寒の水
冬深しヘッドホンの音深し
自由な投句箱
★土くれの白き田面や日脚伸ぶ
★日脚伸ぶ田面を辿る路線バス
★看板の南茶屋とや冬うらら
自由な投句箱
★やま吠えて忽と風花吹き出しぬ
★黒猫の眦あぐや寒鴉
★五つ六つ砂浴びの穴寒雀
自由な投句箱
★日溜りに身体寄せ合ふ寒雀
★ひょいと来てさつと飛び立つ寒雀
★新しき庭の片隅寒薔薇
自由な投句箱
窓を拭く人のありけり春近し
一日に一つの日課冬林檎
人参も牛蒡も千切りきんぴらに
自由な投句箱
★谷あいのつぼみ固きや梅探る
★群れ下りて野菜ついばむ冬の鵯
★蝋梅の日を溜め開く軒端かな
自由な投句箱
★悴むや納戸に据える酒の樽
★窓に風花人通り途絶えける
★山風の真只中に麦を撒く
自由な投句箱
★静まりし小路を散歩春近し
★春近し机の抽斗整理して
★川の鯉大きく動き春近し
自由な投句箱
★雲途切れ天使のはしご日脚伸ぶ
★日脚伸ぶベンツ停まりぬ菜園に
★さざ波へ番の水脈や春隣
自由な投句箱
★植物図鑑ページ繰りつつ春を待つ
★ベランダに蒲団干されて日の恵み
★よし行くぞ一声かけて蒲団出づ
自由な投句箱
★寒風や峠の邑の何でも屋
★消防車埃に噎ぶ畷径
★里山や手に掬びたる寒の水
自由な投句箱
寒厨オリーブオイルの固まりぬ
人参をゆっくり炒めて出る甘さ
平飼いのものを求めし寒卵
自由な投句箱
★早梅や白壁民家の里の庭
★蝋梅のうすく透けたる青き空
★枯草の岸辺を被う瀬音かな
自由な投句箱
★ほの暗き竹林の奥笹子鳴く
★鎌倉のそぞろ歩きや笹子鳴く
★葉牡丹の渦のばらけて咲きにけり
自由な投句箱
★寒梅や柾目はっきり長廊下
★浜っ子の下仁田葱を褒め称ふ
★群雀枯木賑わすほしいまま
自由な投句箱
★寒風の頬に額に田道行く
★さざ波のたぷたぷ岸に寒の風
★寒晴れや何処か遠くにヘリの音
自由な投句箱
甘くない小豆のレシピ試す寒
運転によきは短きジャケットよ
亡き人の旅の土産のペルシャ絨毯
自由な投句箱
★春近し芝の醜草始末せり
★頬杖を解くや眼間寒鴉
★雪浅間吠ゆや田畑の砂煙
自由な投句箱
★大寒の声透き通るコンサート
★大寒や唄と踊りのコンサート
★明星の輝く空に冬三日月
自由な投句箱
一月尽く飛び去る月日を追いかけぬ
寒晴れや光の波がわが家にも
ボイスレコーダー使ってみたり春隣
自由な投句箱
★巣ごもりの妻の勘気や底冷えす
★日脚伸ぶベンツに乗りて菜園に
★我が故郷(さと)に天日卵とや寒卵