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コメント
自由な投句箱
★上州の山を眼下に雪浅間
★雪山や園庭にひびく禽の声
★波立ちて覚満淵の枯野かな
自由な投句箱
★風に耐へ色深まれり冬薔薇
★冬の薔薇五本贈りし誕生日
★車椅子電動に変へ冬薔薇
自由な投句箱
★あかつきの空に寒林絡み居り
★淀川の川波おどる浮寝鳥
★久女忌や明けの鴉の嗤うかに
自由な投句箱
★涸れかれて砂煙あぐ冬田かな
★荒縄の結び目新た冬の園
★小魚の遡上妨ぐ冬の川
自由な投句箱
大寒や陽の明るさに歩みだす
島影の霞みて春の遠からじ
寒暁や山へと向かう列車待つ
Unknown
自由な投句箱 (古田敬二)2018-01-21 18:27:17
蕎麦掻や故郷の想い出かき回す
蝋梅やズームアップの先に咲く
芍薬の赤き芽揃う黒き土
自由な投句箱
★細雪細き小枝を白く染め
★朝の雨音無き雪となりにけり
★雪降るや飾りし戌の吠え立てる
自由な投句箱
★暁天に枝の絡みて寒の朝
★日曜日の少年野球や冬日燦
★禿頭の僧に日射しや寒ゆるむ
自由な投句箱
★白鳥のかけ行く羽根に夕日かな
★水しぶき上げて駆け行くスワンかな
★二羽寄りてハートマークのスワンかな
自由な投句箱
★自転車をそのまま埋めて雪深し
★雪払ひ姿正せり松の木よ
★ビル谷間青き空より風花す
自由な投句箱
<三輪山登拝>
鈴の音を鳴らし神山(おやま)へ寒参
素足にて山肌を踏む寒詣
寒晴れの畝傍耳成を望む
自由な投句箱
★暁闇の枝絡み合い寒茜
★水滴の枝にきらめき春隣
★冬萌の売地看板主なき地に
自由な投句箱
★極寒や草津白根の噴火かな
★どどどっと家を揺るがす深雪かな
★寒暁はローランサンのピンクかな
自由な投句箱
★鉢の土篩にかけて春をまつ
★あちこちの旅の案内春を待つ
★春待つや一間の畳入れ替えぬ
自由な投句箱
訂正のお願い
「極寒や」の句を「極寒の草津白根の噴火かな」に訂正願います。
自由な投句箱
冬耕の畦ゆく赤き長靴よ
わらわらと礫のごとし寒の鳥
マフラーに首を埋めてバスを待つ
自由な投句箱
★鉄塔の冬の入日や天王山
★青々とそこのみ列に冬菜かな
★ちりちりと嶺の赤きや寒波来る
自由な投句箱
新雪の小さき花芽に触れて消ゆ
段ボールたたみし橇を手に走る
お手製の橇を小脇に庭へ出る
自由な投句箱
★霜柱風の中なる無言館
★蒟蒻の鍋沸沸と寒紅梅
★毛皮夫人サイドカーより下りにけり
自由な投句箱
★鉢の木や雪折れもせず枝拡げ
★風花やヘッドライトに浮かびをり
★客寄せに店の前だけ雪を掻く
自由な投句箱
★川風の橋の四条やゆりかもめ
★南座の錦絵囲み日脚伸ぶ
★真青なる空の日差しや深雪晴
自由な投句箱
★禿頭の頬被りすや 畑仕事
★手袋の十指をひろぐ朝かな
★上物の並ぶ五十集の金目鯛
自由な投句箱
★雀二羽餌をついばみ春近し
★雪溶けて白き花見せシクラメン
★春隣張替進むアスファルト
自由な投句箱
★階段の踊り場雪の団地かな
★蝋梅の青空透かし日差しけり
★冬畑のマルチ襤褸や丘の風
自由な投句箱
まほろばの大和を歩く寒の昼
ベランダの氷柱に迫る朝日影
ざくざくと霜柱踏み走りけり
自由な投句箱
★北極の氷溶けだし大寒波
★寒波来る真鯛は紅く泳ぎ居り
★寒波来る湘南の空深き青
自由な投句箱
★熱燗や車座になる句会後
★熱熱の飯に落とせし寒卵
★水仙や白き浅間へ朝日差す
自由な投句箱
★目覚むれば入日茜やはだれ雪
★早梅の一輪ほどの丘上かな
★寒林の青空に伸び絡みけり
自由な投句箱
★熱燗やついに詩人となりがたし
★雑炊や鍋割山に星数多
★献血に人は居らずや焼芋屋
自由な投句箱
★積上げし雪山日毎細くなり
★まだ有ると指差す先に雪の山
★寒椿ぱつと開きて息止める
自由な投句箱
風花の風の吹きこむ吉野線
無人なる枯野の駅に目覚めけり
ワンマンカー枯野に震えて止まりけり
自由な投句箱
★冬萌や売地看板主なき地に
★青空に凛と寒林並びけり
★フェンス立て少年野球や日脚伸ぶ
自由な投句箱
★山風に対い帰宅や根深汁
★司馬遷の史記を枕に冬籠
★小面と向かい会いたる長火鉢
自由な投句箱
★若鷹や脚に紐巻き空仰ぐ
★土凍てて浄めの塩の浮かびをり
★蝋梅や黄の透き通る青き空
自由な投句箱
厳寒の沖の光りし播磨灘
頂に霰降るなか昼ごはん
寒中の山下り熱き紅茶飲む
自由な投句箱
初旅や人生鈍行単線路
風花舞うここは大和の国堺
遠景は大和の峰か雪を置く
自由な投句箱
★フェンス立てノックボールや日脚伸ぶ
★まんさくの葉枯のままに綻びぬ
★かりかりと今朝の比叡は凍てにけり
自由な投句箱
★定位置に座りし我や冬座敷
★孫の風邪移されしとかメールかな
★マスク取り元会長の回顧談
自由な投句箱
★屋根雪のばさり打ちたる車かな
★知らぬ間に数の増えたる寒椿
★昼食に誘ひ出される冬日和
自由な投句箱
★山眠るすそ野隘路や天王山
★うねうねと摂津山並み冬の靄
★群青の空残りたる寒暮かな
自由な投句箱
難病の友への見舞い猫柳
白菜の夕餉へ残業の子が帰る
冬の陽の光となりて小鳥来る
自由な投句箱
★探梅や九十九折なる道路鏡
★支離滅裂にこぼれ行く寒雀
★青空の丘をかおらす水仙花
自由な投句箱
★手提げよりはみ出す葱の青々と
★日だまりや小さき冬芽二つ三つ
★二人して旅の話や葱鮪鍋
自由な投句箱
★車降り徒歩の家路や日脚伸ぶ
★冬鷺の水辺に沿いてせせりけり
★恥ずかしきほどの明かりや寒の月
自由な投句箱
★車降り徒歩の家路や日脚伸ぶ
★冬鷺の水辺に沿いてせせりけり
★恥ずかしきほどの明かりや寒の月
自由な投句箱
雲不動畝傍の山の冬の空
警戒の眼鋭し冬の鵯
野に置きしバケツに分厚き氷かな