自由な投句箱/1月11日~1月20日(2023年) 2023年1月12日 01:12 | Weblog ※当季雑詠3句(新年・冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 主宰:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2023年1月11日 9:50 自由な投句箱 ★餌台へ五羽の雀や寒の朝 ★凍雲やねっとり絡む京言葉 ★口ずさむ酒宴の校歌新走り 返信する 多田有花 2023年1月11日 13:49 自由な投句箱 懐かしき郵便ポストも日向ぼこ 大根の打ち捨てられている畑 白菜や丁寧に葉をくくられて 返信する 廣田洋一 2023年1月11日 14:58 自由な投句箱 ★主無き庭に落ちたる寒椿 ★寒梅や澄みたる空に伸びる枝 ★冬木の芽赤く膨らみ日を浴びる 返信する 桑本栄太郎 2023年1月11日 18:44 自由な投句箱 ★玄関のさびしくなりぬ鏡割 ★さざ波の光りきらめき日脚伸ぶ ★生きて在るこの世哀しく鳰潜く 返信する 弓削和人 2023年1月11日 21:32 Unknown 自由な投句箱 透き通る湖面や鶴をちらと見ゆ 囀りや雪覆いたる待合所 吹雪きてや夕べに佇む遊覧船 返信する 小口泰與 2023年1月12日 8:10 自由な投句箱 ★上州の風のさがなる玉子酒 ★曙のさても賢き笹子かな ★山風に逆らう鳶や大根畑 返信する 廣田洋一 2023年1月12日 10:23 自由な投句箱 ★納めたる松の小枝の青々と ★鏡割小さき欠片を汁粉にす ★帰省せる子の注文やおでん鍋 返信する 多田有花 2023年1月12日 13:38 自由な投句箱 存分に日差しを浴びる刈田かな 強霜の朝はよき日を約束す 葱太くありけり畑の真ん中に 返信する 桑本栄太郎 2023年1月12日 18:49 自由な投句箱 ★日差し受く吾のそびらや冬温し ★焼芋の小腹空くとき虫養い ★自転車の下校の列や日脚伸ぶ =注=・・「虫養い」、関西の方言、小腹の空いた時に食べるおやつ 返信する 弓削和人 2023年1月12日 23:45 Unknown 自由な投句箱 獣ゆく足跡のほか雪ばかり みちのくの道はさびしや雪霰 しんしんと夜や風花近く寄る 返信する 弓削和人 2023年1月12日 23:49 Unknown 季語を間違いましたため、訂正致します。 しんしんと夜や風花近く寄る(訂正前) しんしんと夜の街灯吹雪けり(訂正後) 返信する 小口泰與 2023年1月13日 8:16 自由な投句箱 ★餌やりの時や賢しき寒雀 ★空風に逆らう事はせざりけり ★離れ行く時は追わずや鴛鴦の沓 返信する 廣田洋一 2023年1月13日 10:36 自由な投句箱 ★冬菫色鮮やかに庭を占め ★日当たり良き道に膨らむ冬木の芽 ★新海苔の香り立ちたる握飯 返信する 多田有花 2023年1月13日 18:06 自由な投句箱 細道で道を譲りぬ枇杷の花 仏の座枯田彩り咲きにけり 寒中の枝に残れる柿数多 返信する 桑本栄太郎 2023年1月13日 18:33 自由な投句箱 ★早梅やかつて庄屋の屋敷跡 ★山茶花の散り敷き襤褸春近し ★腰高のもんぺ作業や冬菜畑 返信する 弓削和人 2023年1月14日 9:07 Unknown 自由な投句箱 虎落笛ふけたる夜に鳴きにけり 白鳥のふわり降りてや湖面揺れ 銭湯の簾や寒さ遠くなり 返信する 小口泰與 2023年1月14日 9:12 自由な投句箱 ★先んずる鴨の鋭声や沼真中 ★麦の芽や赤城の空のささ濁り ★さざめかせ餌台占むる寒雀 返信する 廣田洋一 2023年1月14日 10:47 自由な投句箱 ★寒九の雨畑の土を黒々と ★起きしなに一杯飲みし寒の水 ★並木道冬芽見上げつ通りけり 返信する 多田有花 2023年1月14日 12:38 自由な投句箱 暖かき雨音を聞く寒八日 どんど焼を知らせる放送雨の朝 山々をけむらせ続く寒九の雨 返信する 桑本栄太郎 2023年1月14日 18:58 自由な投句箱 ★水仙の雨の滴や下を向く ★午後よりのZOOM句会やしぐれ降る ★午後四時のはやも暮れたり寒の雨 返信する 小口泰與 2023年1月15日 9:12 自由な投句箱 ★冬蜂の草にささめく朝かな ★町会の古老の話し冬蕨 ★老いらくの椿の花へ野鳥かな 返信する 多田有花 2023年1月15日 9:55 自由な投句箱 暖かき雨音を聞く寒八日 どんど焼を知らせる放送雨の朝 山々をけむらせ続く寒九の雨 返信する 多田有花 2023年1月15日 9:57 自由な投句箱 お詫び:昨日投稿した3句を間違って再投稿してしまいました。訂正をお願いします。 遠山の姿を隠す寒霞 寒中の快晴水音軽やかに 寒ぬくし修理されたる車待つ 返信する 廣田洋一 2023年1月15日 10:05 自由な投句箱 ★夜来の雨止みたる空にどんどの火 ★消防団火掻棒持ちどんど守 ★左義長の団子分け合ふ親子かな 返信する 桑本栄太郎 2023年1月15日 19:22 自由な投句箱 ★女正月わすれ寝過ごす夫の我 ★どんど火の妻は徒歩にて神社へと ★木々の枝の色づき始め日脚伸ぶ 返信する 廣田洋一 2023年1月16日 10:07 自由な投句箱 ★パチリパチンどんどの竹の撥ねる音 ★大相撲定時に終わり日脚伸ぶ ★雨空に色くすみたる蠟梅かな 返信する 小口泰與 2023年1月16日 10:07 自由な投句箱 ★手のひらの餌へふわりと冬の鳥 ★暖簾出す女将の髪へ牡丹雪 ★墨痕の和紙の目覚めや冬木の芽 返信する 多田有花 2023年1月16日 12:37 自由な投句箱 講演を終えて寒九の雨のなか 身ひとつで膨れておりぬ寒雀 小正月今年の目標あらたにす 返信する 桑本栄太郎 2023年1月16日 18:45 自由な投句箱 ★陸橋を越えてバスへと寒の風 ★すすり泣くように聞こゆや虎落笛 ★寒風の竹林大きくゆらぎけり 返信する 弓削和人 2023年1月16日 22:30 Unknown 自由な投句箱 ●閉ざされし冬を耐えけり灯のぬくし ●郵便のポストや近し冬暖 ●初風呂や新たな湯気を胸いっぱい 返信する 小口泰與 2023年1月17日 8:53 自由な投句箱 ★一羽消え数多飛び去る寒雀 ★山風のさきがけ浴びし枯木かな ★先んずる白波迫り鴛鴦の沓 返信する 廣田洋一 2023年1月17日 10:19 自由な投句箱 ★足先に懐炉はりつけ受験せり ★温石を抱きたる僧や忌を修す ★訃報受く窓打つ風の冴ゆるかな 返信する 多田有花 2023年1月17日 10:45 自由な投句箱 あのときのことを話して阪神忌 日脚伸ぶ瓢箪あまた吊るされて 寒鴉陽の明るさを示しおり 返信する 桑本栄太郎 2023年1月17日 18:44 自由な投句箱 ★明けやらぬ刻や阪神震災忌 ★地道行く川に沿い居り葦枯るる ★早梅や古民家ありぬ街の中 返信する 小口泰與 2023年1月18日 8:54 自由な投句箱 ★葱提げて妙義の風を纏いけり ★北風や赤城の空の蒼あをと ★赤城嶺の支えし空や北颪 返信する 多田有花 2023年1月18日 11:54 自由な投句箱 県警に半旗阪神震災忌 この寒は暖かき日の続きけり 寒卵三つでオムレツを作る 返信する 桑本栄太郎 2023年1月18日 18:45 自由な投句箱 ★みずいろの峰の奥より寒波来る ★山茶花の散り敷き襤褸の歩道かな ★ぷかぷかと波に乗り居り浮寝鳥 返信する 弓削和人 2023年1月19日 0:17 Unknown 自由な投句箱 ●びゅうびゅうと闇の奥なる雪入道 ●遠くより闇に伴う寒波かな ●底冷えに耐えし靴下厚くなれ 返信する 小口泰與 2023年1月19日 8:07 自由な投句箱 ★先頭の鴨の高音のさざめかす ★鳥声の枝さしかわし枯木山 ★鎖樋風にさざめき寒雀 返信する 多田有花 2023年1月19日 16:00 自由な投句箱 椪柑や豊後の国より届きけり 陽の明るし寒風は強けれど まだ暗き中へ起きだす寒の朝 返信する 廣田洋一 2023年1月19日 18:41 自由な投句箱 ★あの話聞けなくなりぬ龍の玉 ★掻き分けて声を出したり龍の玉 ★星冴ゆる不忍池の恋の歌 返信する 桑本栄太郎 2023年1月19日 19:21 自由な投句箱 ★早梅やかつて庄屋の屋敷跡 ★寒晴れや日差しそびらに吾の影 ★日に光るビニールハウス春隣り 返信する 小口泰與 2023年1月20日 8:05 自由な投句箱 ★日脚伸ぶさして卒寿も遠からず ★玲瓏と浅間の朝や鴛鴦の沓 ★夕暮の色定まりぬ雪浅間 返信する 多田有花 2023年1月20日 16:49 自由な投句箱 コンビニのひとつ閉店寒の内 冬枯を静かに流る昼の川 寒未明始発列車の音聞こゆ 返信する 廣田洋一 2023年1月20日 17:16 自由な投句箱 ★正月も二十日過ぎたる吟行会 ★大寒の空を仰ぎて外出す ★墓原のぱっと華やぐ寒紅梅 返信する 桑本栄太郎 2023年1月20日 19:08 自由な投句箱 ★大寒の鉄塔ならぶ嶺の青 ★川に沿い桜冬芽の坂下る ★寒鯉の緋色なれども動きなし 返信する 友田修 2023年1月21日 9:46 自由な投句箱 大寒の朝穏やかに晴れわたる 大寒にひかり輝く屋根瓦 雑煮餅これが最後ね妻が言う 返信する
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自由な投句箱
★餌台へ五羽の雀や寒の朝
★凍雲やねっとり絡む京言葉
★口ずさむ酒宴の校歌新走り
自由な投句箱
懐かしき郵便ポストも日向ぼこ
大根の打ち捨てられている畑
白菜や丁寧に葉をくくられて
自由な投句箱
★主無き庭に落ちたる寒椿
★寒梅や澄みたる空に伸びる枝
★冬木の芽赤く膨らみ日を浴びる
自由な投句箱
★玄関のさびしくなりぬ鏡割
★さざ波の光りきらめき日脚伸ぶ
★生きて在るこの世哀しく鳰潜く
Unknown
自由な投句箱
透き通る湖面や鶴をちらと見ゆ
囀りや雪覆いたる待合所
吹雪きてや夕べに佇む遊覧船
自由な投句箱
★上州の風のさがなる玉子酒
★曙のさても賢き笹子かな
★山風に逆らう鳶や大根畑
自由な投句箱
★納めたる松の小枝の青々と
★鏡割小さき欠片を汁粉にす
★帰省せる子の注文やおでん鍋
自由な投句箱
存分に日差しを浴びる刈田かな
強霜の朝はよき日を約束す
葱太くありけり畑の真ん中に
自由な投句箱
★日差し受く吾のそびらや冬温し
★焼芋の小腹空くとき虫養い
★自転車の下校の列や日脚伸ぶ
=注=・・「虫養い」、関西の方言、小腹の空いた時に食べるおやつ
Unknown
自由な投句箱
獣ゆく足跡のほか雪ばかり
みちのくの道はさびしや雪霰
しんしんと夜や風花近く寄る
Unknown
季語を間違いましたため、訂正致します。
しんしんと夜や風花近く寄る(訂正前)
しんしんと夜の街灯吹雪けり(訂正後)
自由な投句箱
★餌やりの時や賢しき寒雀
★空風に逆らう事はせざりけり
★離れ行く時は追わずや鴛鴦の沓
自由な投句箱
★冬菫色鮮やかに庭を占め
★日当たり良き道に膨らむ冬木の芽
★新海苔の香り立ちたる握飯
自由な投句箱
細道で道を譲りぬ枇杷の花
仏の座枯田彩り咲きにけり
寒中の枝に残れる柿数多
自由な投句箱
★早梅やかつて庄屋の屋敷跡
★山茶花の散り敷き襤褸春近し
★腰高のもんぺ作業や冬菜畑
Unknown
自由な投句箱
虎落笛ふけたる夜に鳴きにけり
白鳥のふわり降りてや湖面揺れ
銭湯の簾や寒さ遠くなり
自由な投句箱
★先んずる鴨の鋭声や沼真中
★麦の芽や赤城の空のささ濁り
★さざめかせ餌台占むる寒雀
自由な投句箱
★寒九の雨畑の土を黒々と
★起きしなに一杯飲みし寒の水
★並木道冬芽見上げつ通りけり
自由な投句箱
暖かき雨音を聞く寒八日
どんど焼を知らせる放送雨の朝
山々をけむらせ続く寒九の雨
自由な投句箱
★水仙の雨の滴や下を向く
★午後よりのZOOM句会やしぐれ降る
★午後四時のはやも暮れたり寒の雨
自由な投句箱
★冬蜂の草にささめく朝かな
★町会の古老の話し冬蕨
★老いらくの椿の花へ野鳥かな
自由な投句箱
暖かき雨音を聞く寒八日
どんど焼を知らせる放送雨の朝
山々をけむらせ続く寒九の雨
自由な投句箱
お詫び:昨日投稿した3句を間違って再投稿してしまいました。訂正をお願いします。
遠山の姿を隠す寒霞
寒中の快晴水音軽やかに
寒ぬくし修理されたる車待つ
自由な投句箱
★夜来の雨止みたる空にどんどの火
★消防団火掻棒持ちどんど守
★左義長の団子分け合ふ親子かな
自由な投句箱
★女正月わすれ寝過ごす夫の我
★どんど火の妻は徒歩にて神社へと
★木々の枝の色づき始め日脚伸ぶ
自由な投句箱
★パチリパチンどんどの竹の撥ねる音
★大相撲定時に終わり日脚伸ぶ
★雨空に色くすみたる蠟梅かな
自由な投句箱
★手のひらの餌へふわりと冬の鳥
★暖簾出す女将の髪へ牡丹雪
★墨痕の和紙の目覚めや冬木の芽
自由な投句箱
講演を終えて寒九の雨のなか
身ひとつで膨れておりぬ寒雀
小正月今年の目標あらたにす
自由な投句箱
★陸橋を越えてバスへと寒の風
★すすり泣くように聞こゆや虎落笛
★寒風の竹林大きくゆらぎけり
Unknown
自由な投句箱
●閉ざされし冬を耐えけり灯のぬくし
●郵便のポストや近し冬暖
●初風呂や新たな湯気を胸いっぱい
自由な投句箱
★一羽消え数多飛び去る寒雀
★山風のさきがけ浴びし枯木かな
★先んずる白波迫り鴛鴦の沓
自由な投句箱
★足先に懐炉はりつけ受験せり
★温石を抱きたる僧や忌を修す
★訃報受く窓打つ風の冴ゆるかな
自由な投句箱
あのときのことを話して阪神忌
日脚伸ぶ瓢箪あまた吊るされて
寒鴉陽の明るさを示しおり
自由な投句箱
★明けやらぬ刻や阪神震災忌
★地道行く川に沿い居り葦枯るる
★早梅や古民家ありぬ街の中
自由な投句箱
★葱提げて妙義の風を纏いけり
★北風や赤城の空の蒼あをと
★赤城嶺の支えし空や北颪
自由な投句箱
県警に半旗阪神震災忌
この寒は暖かき日の続きけり
寒卵三つでオムレツを作る
自由な投句箱
★みずいろの峰の奥より寒波来る
★山茶花の散り敷き襤褸の歩道かな
★ぷかぷかと波に乗り居り浮寝鳥
Unknown
自由な投句箱
●びゅうびゅうと闇の奥なる雪入道
●遠くより闇に伴う寒波かな
●底冷えに耐えし靴下厚くなれ
自由な投句箱
★先頭の鴨の高音のさざめかす
★鳥声の枝さしかわし枯木山
★鎖樋風にさざめき寒雀
自由な投句箱
椪柑や豊後の国より届きけり
陽の明るし寒風は強けれど
まだ暗き中へ起きだす寒の朝
自由な投句箱
★あの話聞けなくなりぬ龍の玉
★掻き分けて声を出したり龍の玉
★星冴ゆる不忍池の恋の歌
自由な投句箱
★早梅やかつて庄屋の屋敷跡
★寒晴れや日差しそびらに吾の影
★日に光るビニールハウス春隣り
自由な投句箱
★日脚伸ぶさして卒寿も遠からず
★玲瓏と浅間の朝や鴛鴦の沓
★夕暮の色定まりぬ雪浅間
自由な投句箱
コンビニのひとつ閉店寒の内
冬枯を静かに流る昼の川
寒未明始発列車の音聞こゆ
自由な投句箱
★正月も二十日過ぎたる吟行会
★大寒の空を仰ぎて外出す
★墓原のぱっと華やぐ寒紅梅
自由な投句箱
★大寒の鉄塔ならぶ嶺の青
★川に沿い桜冬芽の坂下る
★寒鯉の緋色なれども動きなし
自由な投句箱
大寒の朝穏やかに晴れわたる
大寒にひかり輝く屋根瓦
雑煮餅これが最後ね妻が言う