9月22日(1句)
★遠き田の刈られて見える曼殊沙華/多田有花
遠くに見える田の稲が刈られて、曼殊沙華が見えるようになった景色。刈田の向こうに見える遠景としての曼殊沙華が、哀愁を帯びて感じられる。落ち着いた観照の姿勢がいい。(髙橋正子)
9月21日(1句)
★今朝一歩秋は進みて快晴に/多田有花
内容がはっきりしていて、潔い。今朝の快晴に、「今朝は秋が一歩進んだ」のだとはっきり言い切る爽やかさが爽快だ。(髙橋正子)
9月22日(1句)
★遠き田の刈られて見える曼殊沙華/多田有花
遠くに見える田の稲が刈られて、曼殊沙華が見えるようになった景色。刈田の向こうに見える遠景としての曼殊沙華が、哀愁を帯びて感じられる。落ち着いた観照の姿勢がいい。(髙橋正子)
9月21日(1句)
★今朝一歩秋は進みて快晴に/多田有花
内容がはっきりしていて、潔い。今朝の快晴に、「今朝は秋が一歩進んだ」のだとはっきり言い切る爽やかさが爽快だ。(髙橋正子)
コメント
正子先生
「今朝一歩秋は進みて快晴に」を9月21日の秀句にお選びいただきありがとうございます。
20日は蒸し暑い一日で、深夜に激しい雨がありました。
翌朝は真っ青に晴れた空が広がり、風が爽やかで「確実に季節が進んだ」と感じました。
お礼
正子先生
9/20の秀句に「手に馴染む俳誌の反りや夜の読書」をお選びくださり、丁寧な句評を有難うございました。ゆっくりじっくり読めていなかった「花冠」のバックナンバーを読んでいます。好きな句をピックアップすると以前とは変化しています。