4月16日(1句)
★花吹雪ときおり起こし風すぎる/多田有花
風の間合いと花の散り方にリズムがあって、これが句のよさ。「ときおり」と「すぎる」の間にある自然の呼吸がリアルに感じられる。(髙橋正子)
4月15日(1句)
朝来市生野町
★登りゆけば公園囲む桜かな/多田有花
置いたままの言葉がそのまま句になったよさがある。「公園囲む桜」が景色として豊かさがあるのでよい。(髙橋正子)
4月14日(1句)
★波たつや心許なき残り鴨/小口泰與
波たつ不安と、残る鴨の不安が、「心許なき」によって表されている。「波たつ」のイメージがしっかりしていて、景色に奥行をうんでいるのがいい。(髙橋正子)
4月13日(1句)
★いつもの道いつもの空や百千鳥/廣田洋
いつも通る道、いつも見上げる空に、いろんな小鳥の声が聞こえる。麗らかな、心愉しさが伝わる句。生活の句でありながら、一歩抜けているのがいい。(髙橋正子)
4月12日(1句)
★高らかに燕歌いぬ青空へ/多田有花
青空の広がりが、燕を高らかに歌わせているようです。高らかに歌う燕は、今の季節を力いっぱい生きている感じがします。これから子育てなどはじまるのでしょう。(髙橋正子)
4月11日(1句)
★チューリップ夕日を浴びて色増せり/小口泰與
夕日は衰えていく気配をもったものだが、この句は、夕日をあび、「色を増したチューリップ」が詠まれている。たっぷりとした春の夕日の美しさが、チューリップの姿とともにひょうげんされているのがいい。(髙橋正子)
コメント
高橋正子先生
4月11日の投句「チューリップ夕日を浴びて色増せり」の句を秀句にお取り上げいただき、うれしいコメントをいただき有難う御座います。大変うれしいです。今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
正子先生
「高らかに燕歌いぬ青空へ」
桜が咲くころに渡ってきたツバメは巣作り、産卵へと
移り変わっているところです。
これからお盆当たりまでに次の世代が南へ渡れるまでに
育て上げなければなりません。
中には二度産卵するペアもありますから、大忙しです。
高橋正子先生
4月14日の「残り鴨」の句を秀句にお取り上げいただき、うれしい句評をいただき有難う御座います。大変うれしいです。
今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます
高橋正子先生
四月十三日の「いつもの道いつもの空や百千鳥」を秀句にお選びいただき、その上正子先生には素敵な句評を賜り真に有難う御座います。
今後とも宜しくご指導の程お願い申し上げます。