■□デイリー句会は、お休みですが、今まで通りの投句は、許されます。選者の選句・コメントは、不規則となります。
※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
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主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
自由な投句箱
◇瀬戸内へ落暉急なり残る秋
◇行く秋やカンナの果実小さかり
◇もののふの色変へぬ松広島城
自由な投句箱
★新そばや大内宿の葱の箸
★稲雀大うねりして漏れも無し
★おみなえし子馬も駆けくる牧の丘
自由な投句箱
秋日さす日矢の煌めく高瀬川
まつすぐに昇る煙や刈田晴れ
青空に残る稲穂や日を透ける
自由な投句箱
◇秋薔薇峠三吉いとほしむ
◇うそ寒や雨の音聞く夜明け前
◇そぞろ寒空屋なりける両隣
自由な投句箱
★流れ来て岩に磨かる胡桃かな
★夕映えの大うねりせり薄かな
★杣道の足音響き赤蜻蛉
自由な投句箱
★鵙たける発車のベルのケーブルカー
★たれか打つ太鼓の音よ秋祭り
★団栗は吾の手の中ぽっけ中
自由な投句箱
★蔦紅葉雨脚太き糸見ゆる
★コスモスのなべて傾ぎし丘の上
★白萩や黒塀に沿う雨の糸
自由な投句箱
◇黄心樹の紅玉咥へ鴉かな
◇破蓮ガガブタの花一面に
◇閑散と平和公園銀杏散る
自由な投句箱
◇二の丸の色変へぬ松七十年
◇梧桐(あおぎり)の唄は流れて実は落ちて
◇残照の川面はゆれて残る虫
自由な投句箱
★雨脚の音立てて来る紅葉谷
★朝刊の単車の音やうすら寒
★今朝浅間よく見え畦の赤蜻蛉
自由な投句箱
★爽やかな香のする菊日和
★散歩道人を動かす朝寒や
★刈田道風にさそわれ墓参り
訂正
★1句目の菊日和の句を ★爽やかな香りあふれる菊日和 お変えいただきたいのです。
自由な投句箱
◇あの人の顏浮かびけり野紺菊
◇青空に弾けて飛びぬ芙蓉の実
◇鶏頭花巨大な坊主ぶつけ合ひ
自由な投句箱
★花すすき揺れいて利根川(とね)の夕明かり
★木犀やチャックベリーの音流る
★グリーン車に我しか乗らず吾亦紅
自由な投区箱
★秋深し桜紅葉と銀杏と
★虫の闇ようやくパソコン起動せり
★くたびれて転寝すれば窓の月
自由な投句箱(訂正)
★秋深し桜紅葉と銀杏と
★虫の闇ようやくパソコン起動せり
★くたびれて転寝すれば窓の月
自由な投句箱
◇十三夜和太鼓響く広島城
◇青空にほのかに浮かぶ後の月
◇ビル谷間少し欠けたる十三夜
自由な投句箱
★底紅や中心街も今やはや
★大江戸の虚空潤おす蔦紅葉
★穭田を鳶の舞いたる朝ぼらけ
自由な投句箱
★暮れ残る宮島青し十三夜
★夕映えの天守過ぎりて鳥渡る
★白き月添いし天守や秋気満つ
自由な投句箱
<秋の故郷へ>
★逆光をついて旅立つ朝の鵙
<中国高速道>
★穂芒や荒野の見ゆる高速道
<中国加古川>
★秋水のさざれ石なる河原かな
自由な投区箱
★日溜りに揺れて一輪秋の薔薇
★天高し背筋のばして吾が心
★野の果てを望み仰げば鰯雲
自由な投句箱
★繋がれしボートの影や虫の声
★湖の波岸辺をはやす秋の風
★妻の手の金木犀の通りける
自由な投句箱
◇行く秋やあの曼珠沙華葉ばかりに
◇若き日のプリンセスミチコ秋のバラ
◇露時雨まだ緑なる龍の玉
自由な投句箱
★ハイウェイの灯りとなりぬ泡立草
★上月(こうづき)の朝の紅葉やものがたり
★川風に浮かび占めけり秋の鳶
自由な投句箱
◇秒針の動かぬ夜明けそぞろ寒
◇山路来て四阿前の野紺菊
◇紅葉すバス停前の花水木
自由な投句箱
★我が頭上過ぎ行くものや雁の列
★浅間より赤城の裾野さやけしや
★秋虹の始めは何処山と川
自由な投句箱
★押し花を秋の窓辺で貼ってゆく
★歌声とともに園児ら秋の路地
★畝高く籾殻厚く撒かれおり
自由な投句箱
★秋の雲海の青さよ大三島
★ベランダを風吹き抜けぬ朝時雨
★空澄みて日に映えるなり柿二つ
自由な投句箱
<中国高速道車窓>
★黒瓦屋根の日差しや柿灯る
★谷間(たにあい)のはるか眼下の刈田かな
★稲滓火や黒き田面の伸びゆける
自由な投句箱
★夕映えや投網の中に下り鮎
★秋風に耳傾けし石仏
★紅葉の真っ只中の社かな
自由な投句箱
<米子道~市内へ>
★大山の嶺の白きや秋日さす
<ふるさとの光景>
★秋麗の風の伯耆や発電搭
<中国道の家路>
★栗ご飯ふたりで食べる昼餉かな
自由な投句箱
◇毒ガスの大久野島や兎来る
◇毒ガスの瀬戸の小島や秋の潮
◇毒ガスの過去の歴史や鱗雲
自由な投句箱
★好天や洗いざらしの秋帽子
★色変えぬ松や人にはあらざらむ
★我も木も老境にして色葉かな
自由な投句箱
★波音を背に緋袴の観月能
★沖に湧く百羽の声や初の鴨
★天守閣越え天空を鳥渡る
自由な投句箱
<故郷の秋景色>
★延々と葱の葉影の畝間かな
★車窓より波浪見え居り秋の海
★青空に熟柿灯すや里の屋根
自由な投句箱
文庫本伏せて余韻に柿を剥く
夜寒さに羽織る母編むカーディガン
上野の森
澄む秋に鳥語響かす深空かな
自由な投句箱
★白樺や風にただよう赤蜻蛉
★着いたねと声掛け合うて紅葉狩
★松茸や食す姿勢を正しうす
自由な投句箱
◇竜胆や爺に寄り添う犬二匹
◇枯葉道人気なくとも冬桜
◇仰ぐれば銀杏黄葉の燦々と
自由な投句箱
★亡き父のくれたザボンが忘られぬ
★萩刈りの耳に残xつた音悲し
★刈田道出迎えた祖母の笑い顔
自由な投句箱
<鳥取から京都への帰路>
★案山子とぞ想う田中の農婦かな
★道ひとつ間違えもどる秋思かな
★下流へと川風とらえ秋の鳶
自由な投句箱
★紅葉の有馬温泉湯の香り
★秋深しもみじ葉敷いて夜のしとね
★秋の水南沙の礁よ静かなれ
自由な投句箱
★青空や覚満淵の草紅葉
★紅葉の牧へ駆け行く姉妹かな
★露天湯で大あくびせり秋の雲
自由な投句箱
★今朝の湖光て鳥の渡りけり
★おりおりに雲を待ちけり秋の湖
★紅葉山雨脚太くなりにけり
自由な投句箱
★せせらぎに紅葉敷き詰め高瀬川
<阪急京都線より>
★乗り換えのいつもの位置や秋日影
★黒瓦屋根の民家や蔦紅葉
自由な投句箱
★きらきらと波立つ湖や花薄
★山峡の湖の蒼さや鬼やんま
★火口湖の風の中なる赤とんぼ
自由な投句箱
★柿紅葉五色の彩に故郷を
★中洲なる芒野原や桂川
★せせらぎの色葉敷き詰め高瀬川
自由な投句箱
★いたづらに萩の咲きけり山の寺
★蜩や常に横寝の我なりし
★蟋蟀や三和土に釜の置かれける
自由な投句箱
★濁酒や里の社の大和葺
★同胞の饒舌なりし焼松茸
★秋高し鴉追ひたる群雀
自由な投句箱
★夕映えの竜王峡は紅葉にて
★どんぐりの湖へ落ちけり風の音
★天つ日と風に育む富有柿