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コメント
自由な投句箱
自由な投句箱 (小口泰與)2016-09-11 15:29:30
★朝顔や赤城榛名の明らかに
★真っ青な赤城(あかぎ)の空や蛍草
★稲妻やチワワだっこを強請りおる
自由な投句箱 (河野啓一)2016-09-11 16:23:19
★新涼と残暑こもごも至るかな
★新涼は山海は暑さを司る
★遠雷よせめて伴へ涼しさを
自由な投句箱
2016-09-11 19:10:17
★実珊瑚の枝の高きに青空も
★偵察のとんぼう集う田道行く
★赤き実のトマト畑や秋入日
自由な投句箱
★夕暮の棚田へあふる蜻蛉かな
★頂上や風の中なる花薄
★次次に歩調にあわせ虫の声
自由な投句箱
★葉の陰に青く生れたる万年青の実
★居酒屋のお通しとなる衣被
★草花のご利益説ける生身魂
自由な投句箱
★乙訓の風の田道の葉月かな
★下冷えや媼一人の菜を引きぬ
★はけ雲を見つつ体操秋の池
投句
存分分に陽の光浴び米の花
老眼の目に持て余す米の花
収穫に一歩近づき米の花
自由な投句箱
★霊園のかなかな鳴けよ雨後の朝
★堀越しへこぼるる萩の隠れなし
★虫の音や曲屋に住む異邦人
お詫びと訂正
(誤)存分分に陽の光浴び米の花
(正)存分に陽の光浴び米の花
8:59に投句したものに入力ミスが有りました。訂正いたします。
申し訳ございませんでした。
自由な投句箱
★散歩道雑木林に秋の声
★敬老会ピアノバイオリン生演奏
★秋野行く翁を乗せて車いす
自由な投句箱
★秋の蚊やバスに乗り込み叩かれる
★鮭遡る待ち構えたる熊来たる
★敬老の日吾関せずと旅に出る
自由な投句箱
路線バス稲田の中を走り来る
ひろびろと天満大池秋うらら
ホールトマトをジュースに入れる秋の昼
自由な投句箱
★公園の気功体操秋気澄む
★橡の実を拾う散歩のありにけり
★米擦りの用意多めや秋渇き
自由な投句箱
◇秋高しくるくる回るポプラの葉
◇深き谷桜樹蔽ひたる葛の花
◇ヴィオロンの小夜曲聞こゆ虫の声
自由な投句箱
★水切りの石の跳ねるや鳳仙花
★桐一葉葎へ落ちる音すなり
★群雀稲田の水の減りにけり
自由な投句箱
◇嫌われて虐げられて葛の花
◇無患子の実を拾ひけり寺の朝
◇風の中合歓の木の実のまだ青き
自由な投句箱
朝方の雨があがれば虫の声
菊芋の花盛りなり河川敷
秋曇りと思えば明るき通り雨
自由な投句箱
★落ちゐたる秋の蚊拾ひ塵と捨つ
★蜉蝣や橋を覆ひて車止め
★蜉蝣や葉の裏に羽根光らせる
自由な投句箱
★コンクリの秋の日差しや蚯蚓這う
★縞柄の南瓜支柱に入日かな
★ファッションの昔のままに案内子立つ
自由な投句箱
★道のべの子安地蔵や今日の月
★朝な朝な田へ通いけり稲雀
★瑕瑾無き梨届きけり名はかおり
自由な投句箱
◇彼岸花飛行機雲が天空へ
◇瑠璃と黄の色艶やかに蛍草
◇橡の実やお猿のかごや山を行く
自由な投句箱
★鬼灯の咢を開ければ朱き実ぞ
★路地をゆく舞子と出会う秋の朝
★米擦りの用意多めや秋渇き
自由な投句箱
★満月のひかり狭庭に降り注ぐ
★満月や木々の葉照らし雲照らし
★ぎんやんま丘の辺に見る美形かな
自由な投句箱
◇蓮の実やこちら見ているしゃれこうべ
◇いじめこそ恥といふべし野の桔梗
◇山法師の赤き果実や湯治村
自由な投句箱
★蘆刈や利根川(とね)上流へ目路拡げ
★稲掛や赤城山(あかぎ)の襞の迫り来る
★立体に飛び出す絵本秋高し
自由な投句箱
★色づくや団地の庭のうす紅葉
★七段の堰の飛沫や秋澄める
★庭に下り夜風優しき良夜かな
自由な投句箱
★赤蜻蛉連れそう後期高齢者
★毬栗やぶっきら棒の杣人よ
★綱張りの弛みへどっと稲雀
自由な投句箱
◇橡の実を渡せば芽生ゆ恋心
◇蓮の実や煌めく恋の夢のあと
◇露草を触れれば揺るる雫かな
自由な投句箱
★生き抜いて畦に命や彼岸花
★えのころの金色風なびく田道かな
★十六夜の雲の供なく月天心
自由な
★地の果てに一日遅れの月を見る
★ブナに似た道端の木々黄葉す
★秋天や赤き実光る花水木
自由な投句箱
◇気つ風良き九十の秋や骨拾ふ
◇冷やかや円のオブジェの火葬場
◇水澄むや雉鳩ごくと水を飲む
自由な投句箱
★野を分けて利根川(とね)荒ぶる野分かな
★土砂降りに不屈に咲きし牽牛花
★朝顔の紺や赤城山(あかぎ)は紺色に
好きな句
★土砂降りに不屈に咲きし牽牛花/小口泰與
土砂降りの中で朝顔が無事に咲いてくれるか気になりましたが。「土砂降り」、「不屈に」、「牽牛花」、の取り合わせが豪快で、印象に残りました。
自由な投句箱
★敬老日気持ち複雑電話取る
★敬老日敬せらる人多すぎて
★日曜日豪雨予報に足すくみ
自由な投句箱
十六夜や子ら去りし後の河川敷
仲秋の夜明けどこかで高き鳥の声
立待月隠す雲あり夜は雨
自由な投句箱
★中庭の紅葉しそ初むや今朝の雨
★百日と云うは長きやさるすべり
★雨脚の強きに目覚む秋の雷
自由な投句箱
★メール打つ手の皺深し秋の夜
★校庭に残りし松や秋の風
★忽然と天より降りし曼殊沙華
御礼
河野啓一様
「牽牛花」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを有難う御座いました。
今朝もこの雨中にけな気に朝顔が咲きましたか、強い雨のためすぐに傾いてしまいました。
自由な投句箱
★子規の忌や妻は遠出の濯ぎもの
★秋水の橋のあまたや淀川に
★茨木のコンテナ基地や秋の風
自由な投句箱
稲妻や腕の擦り傷ひりひりと
彼岸入り母といっしょに墓参り
ひと房のマスカットをみんなで囲む
自由な投句箱
★どどどどと畦に降りたる曼殊沙華
★農道や川瀬に交る虫の声
★竹の春手術結果を告げられし
自由な投句箱
★秋雨や青き実生の地に落ちて
★彼岸花天井川の土手高し
★芋の露光り揺れては定まらず
自由な投句箱
白木槿散りころげたる石畳
颱風を待つビル街の静々と
つるむらさき箸を傾げるたび落ちぬ