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コメント
自由な投句箱
2016-09-01 06:54:38
★秋燕の飛び交う中に日の沈む
★龍田川古き花野を流れ来て
★甘樫の丘近きあたりや秋つばめ
自由な投句箱
台風の行きつ戻りつ珍しや
雨あがり朝の光の秋涼に
青空に少し風あり八月尽
自由な投句箱
★山宿の廊下のランプ霧時雨
★かなかなの序破急のあり分教場
★蜻蛉や咫尺に迫る赤城山
自由な投句箱
★垣超えて手の届くばかり青蜜柑
★空晴れて園児の声湧く青蜜柑
★秋草の河原に伸びて色付けり
自由な投句箱
★天の底抜ける如くや秋の空
★外に出れば影の色濃き秋気澄む
★まだ青き木の実が一つ落ちにけり
自由な投句箱
★朝顔や赤城山(あかぎ)の冷気降り注ぎ
★ひとり住む閨秀詩人白芙蓉
★たとうれば化身のようや霧大樹
自由な投句箱
★コスモスをはらりと活けて目が覚める
★遥かなる丘まで埋めてて秋桜
★秋桜風に奏でるシンフォニー
投句訂正
相済みません、訂正方お願いいたします。
★コスモスをはらりと活けて目が覚める
★遥かなる丘まで埋めし秋桜
★秋桜風に奏でるシンフォニー
自由な投句箱
◇つくつくし昨日は声の高々と
◇虫の声近くに寄れば遠ざかる
◇同年のチャスラフスカの逝く愁思
自由な投句箱
★庭渡る風さわやかに野点かな
★秋の日の日差しに跳ねる池の鯉
★梨むくや滴る汁を手で受けし
自由な投句箱
★さながらに妻の寝息や朝の虫
★天辺より色染め来たるうす紅葉
★独りごつことの多さも秋思かな
自由な投句箱
老猫を傍に颱風遣り過ごす
足の甲乗り越えようと秋の蟻
秋風を総身に浴びて車待つ
自由な投句箱
◇虫の声弦楽セレナーデ聞ゆ
◇足元を照らすランプや虫の声
◇綿の花赤白黄色おはる頃
自由な投句箱
★千日紅白髪混じりの頭かな
★秋冷に返り咲きせる紫陽花よ
★金柑や白き花木を染めにけり
自由な投句箱
★天高し太鼓連打の大反身
★花嫁のかんざし綺羅花芙蓉
★落ちたるは引力風の夏目柿
自由な投句箱
空映す碧き濃淡秋の潮
秋潮やテトラボッドに飛沫あぐ
創世記読みたる夜半の銀河濃し
自由な投句箱
★音速を超えんばかりに秋燕が
★フルートの音色澄めるや秋つばめ
★裳裾揺らし燕のごとき蹴鞠かな
自由な投句箱
★底紅の青ざめいたる垣根かな
★延々とつづく並木やうす紅葉
★雨あがり又も鳴き出す秋の蝉
自由な投句箱
秋風と思う窓より入る風も
交差点群れて飛ぶなり赤とんぼ
秋口の兵庫の山を一望に
自由な投句箱
◇くれなゐの梯梧の花をいとほしむ
◇安らかれピアノの上へつくつくし
◇新涼の長瓜垂れて地にまでも
自由な投句箱
★去りがたし山羊出産の牧の秋
★草刈の音びんびんと稲の花
★葬送を見送る列や秋の風
自由な投句箱
★奥山の狭霧の中に鳥の声
★窓越しの風秋の気を運び来る
★青空に秋色近し鳥の影
自由な投句箱
杣道を辿る途々つくつくし
木道の冷んやりとして水引草
滴りを滲ませ岩場閑かなり
自由な投句箱
★さながらに鬼の貌なり芙蓉の実
★川べりに爆ぜて笑み居り栗の毬
★稲の香や母なる大地の匂いして
自由な投句箱
寄せ植えの丸き花壇に秋の蜂
広がりし撫子くくる白き綱
十勝川台風惨禍残しをり
自由な投句箱
★草の実や羽音高らか群雀
★田のうえへ続続産まる秋茜
★稲の花川瀬をよぎる群雀
自由な投句箱
ゆくりなく内房懸けて秋の虹
残照の濃く去りがての秋の海
雲間より秋入日燃ゆ水平線
自由な投句箱
◇ジェット行く梯梧の花を惜しみけり
◇鬼灯や母のアルバムあどけなく
◇新涼の風のかたちの唐楓
自由な投句箱
★日に向かいつんつんつのる唐辛子
★刈田早や鳥の餌場となりにけり
★秋の蚊の親しき声が寄り来たる
自由な投句箱
浜なすの紅き実光る道の端
丹頂を見付けては湧くバスの旅
対岸に飛沫吹き上ぐ白き滝
自由な投句箱
肩口を赤とんぼ飛ぶ山路かな
雲いまだ奔騰秋暑の街の上
台風は消えしも長雨の気配
自由な投句箱
★庭隅に日々艶増すは椿の実
★木の実落つそっと落ち葉のしとねへと
★どんぐりの沢山採れる街の丘
自由な投句箱
★野良犬のつと逃げたるや威銃
★冬瓜や双子の顔もちと違い
★稲雀羽音厳しき大うねり
自由な投句箱
秋の朝
◇梧桐の実鞘濃くなる秋の朝
◇秋の朝触れれば落ちぬ紫木蓮
◇秋の朝まだ見ぬ鳥の潮干川
自由な投句箱
山霧を集めて太し知床の滝
知床の湖を覆へり白き蓮
三匹の男鹿並びて海眺む
自由な投句箱
★実珊瑚の紅のたわわや青き空
★葛の花木の高ければ木の天辺
★秋澄むや御田刈り神事の幟立つ
自由な投句箱
★光芒を放てる秋刀魚焼にけり
★太ければ水冷たきに秋刀魚かな
★この秋刀魚北方領土の一部なる
自由な投句箱
★秋の灯の一斉に消ゆ外科病棟
★点滴や寿司をほおばる秋の夢
★資材場の夜雨の葛のこぼれける
自由な投句箱
★玉蜀黍ひげ金髪に染まりけり
★とうもろこし炭焼きしつつ醤油かけ
★玉蜀黍まめに水やる庭師かな
自由な投句箱
◇秋の朝鳩の来てゐる献体碑
◇露草と恋する人と遊ぶ夢
◇蓑虫や夜逃げのごとく姿消え
自由な投句箱
晴れて子ら運動会の練習す
夕月のかかりし中をコートに向かう
快晴や熟れし稲より穂を垂れる
自由な投句箱
★秋夕焼けふんわり浮かぶ紙ヒコーキ
★夕空に想いみるかな天の川
★星粒の映像に見る永遠の宙
自由な投句箱
★鵙猛る高き梢や屋敷森
★鉄塔のすつくと立ちぬ秋気満つ
★合歓の実の乾び垂れ居り川の上
投句
初物の林檎の試食すすめらる
秋野菜試食の並ぶ雨の市
エノコロの穂先揺らして着く
自由な投句箱
★遺されし詩集にありき水引草
★朝顔や我が影門を出でにける
★竹春や棚田へ集う群雀
自由な投句箱
◇熟したる玉蜀黍の赤毛かな
◇草摘めばおんぶばつたが跳びにけり
◇朝顔の萎む赤色開く青
自由な投句箱
草刈の音菊芋の花ざかり
朝の窓揺らす野分の余り風
秋蝉の日ごと間遠になりにけり
自由な投句箱
★秋出水湿原に生れし沼深し
★秋出水避難所探す母子かな
★水害や案山子の出番奪われる
自由な投句箱
★朝日射す里の静寂や鵙猛る
★甘き香の母の匂いや稲穂垂る
★コスモスや散歩の道のあと戻り
訂正
9日の投句
(誤)エノコロの穂先揺らして着く
(正)エノコロの穂先揺らして帰路に着く
入力ミスしましたので訂正いたします。
申し訳御座いませんでした。
自由な投句箱
★ぐんぐんと棚田暮れ行く稲雀
★落鮎の塩の尾びれのぴんと立ち
★あれ程の雀納めし稲田かな
自由な投句箱
秋天の下を小さき通り雨
うろこ雲泳がせし空の大きさよ
窓開けてコーヒーを淹れる秋の朝
自由な投句箱
◇葉影より上目づかいに葛の花
◇ロミオ待つバルコニーまで葛の花
◇葛の花静御前は山河越え
自由な投句箱
★浜木綿の咲き遅れたる残暑かな
★切れぎれに青空残し野分去る
★十津川の激し出水に秋愁かな
自由な投句箱
★えのころの朝日に光り露しとど
★実椿の今にも弾け来るごとし
★京なれや花壇に香る藤袴
投句
歩道橋降りれば響く虫の声
秋灯滲む水路の闇深し
弁当を作る厨に秋の風
自由な投句箱
◇葛の花尺八響く山の朝
◇葛の花チゴイネルワイゼン聞こゆ
◇葛の花マタイ受難曲の聞こゆ
自由な投句箱
★里芋や酒の肴に煮ころがし
★里芋やダイエットにお勧めですよ
★里芋や飴色に煮て子に出せり
自由な投句箱
★秋蝉や谷川に沿う隠れ里
★噴煙の北へ流るる稲の花
★棚田道邯鄲鳴ける風の中
デイリー句会投句
★初秋のビデオ電話や孫の顔
★大原野神社御田刈宮相撲
★天青きことの讃歌や威し銃
自由な投句箱
★朝顔や赤城榛名の明らかに
★真っ青な赤城(あかぎ)の空や蛍草
★稲妻やチワワだっこを強請りおる
自由な投句箱
★新涼と残暑こもごも至るかな
★新涼は山海は暑さを司る
★遠雷よせめて伴へ涼しさを