●自由な投句箱/7月11日~20日●


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コメント

  1. 小口泰與
    2016年7月11日 8:59

    自由な投句箱
    ★夕立や手酌の酒の溢れける
    ★青りんご咫尺にどっと浅間山
    ★氏筋用浴衣に包み湯の町へ

  2. 満天星
    2016年7月11日 9:45

    自由な投句箱
    ◇残照の川辺に遊ぶ夏の鴨
    ◇夏の鴨路面電車の走る音
    ◇凌霄のはらりと一花落ちにけり

  3. 廣田洋一
    2016年7月11日 11:38

    自由な投句箱
    ★天高く花枝伸ばす百日紅
    ★道沿ひに赤き灯点す百日紅
    ★縮れ花雄蕊を囲む百日紅

  4. 佃 康水
    2016年7月11日 11:56

    自由な投句箱
    ★病癒え夜濯ぎの音心地良し
    ★裏山の青より深し青田かな
    ★墨の香の我が句吊るして星祭る

  5. 桑本栄太郎
    2016年7月11日 19:50

    自由な投句箱
    <山陰の夏の日本海>
    ★夏潮の白くたゆとう青き空
    ★うつすらとはるか島影夏の海
    ★まるく見ゆ水平線や夏の海

  6. 満天星
    2016年7月12日 7:01

    自由な投句箱
    ◇滝の水落ちてゆく時白色に
    ◇軽鴨や黄色の嘴を自慢げに
    ◇美しき大紫蝶(オオムラサキ)の夏終る

  7. 小口泰與
    2016年7月12日 9:14

    自由な投句箱
    ★産土の日の出したたる青田かな
    ★大甕の中は混沌白めだか
    ★雨粒に目玉を映す雨蛙

  8. 河野啓一
    2016年7月12日 10:13

    自由な投句箱

    ★織姫に会いたし今宵晴ならば
    ★裏山の笹竹切るや鄙の村
    ★上を向いて歩こう低き夏の月

  9. 廣田洋一
    2016年7月12日 11:18

    自由な投句箱
    ★夏痩せや努力の跡と受験生
    ★夏負けや年に負けたと愚痴りけり
    ★夏痩せの友を羨む乙女かな

  10. 桑本栄太郎
    2016年7月12日 18:54

    自由な投句箱
    <日本海の夕映え>
    ★西日さす金色帯や日本海
    ★風に乗り羽根すりあわせきりぎりす
    ★漁火の沖につらなる夏燈し

  11. 小口泰與
    2016年7月13日 10:03

    自由な投句箱
    ★妙案も無き故目高放ちけり
    ★雲の峰バット鋭く振りにけり  
    ★ふんわりと玉子を巻くや落し文

  12. 廣田洋一
    2016年7月13日 10:03

    自由な投句箱
    ★友逝きし新聞記事に朝曇
    ★夏の夜西へ西へと雲流る
    ★行列しやっと舐めたるかき氷

  13. 満天星
    2016年7月13日 11:19

    自由な投句箱
    ◇草むらの風船蔓秘密めく
    ◇夏の灯や久方ぶりの宵の月
    ◇夕日射す入道雲はひんがしへ

  14. 桑本栄太郎
    2016年7月13日 18:48

    Unknown
    ★単線の風の涼しき無人駅
    ★葛茂る無人の駅や山陰線
    ★夏潮や小雲湧き居る日本海

  15. 河野啓一
    2016年7月13日 20:58

    自由な投句箱
    ★夕立ち去り草むらの緑鮮やかに
    ★阪奈道大きな虹のかかりたる
    ★訪れて風鈴の音を馳走さる

  16. 川名ますみ
    2016年7月13日 21:02

    自由な投句箱
    まっしろな空へ迎火立ちのぼる
    迎火の細き煙の雲に入る
    門火焚く毎晩立っていた場所で

  17. 満天星
    2016年7月14日 7:52

    自由な投句箱
    ◇闇に咲くフラッシュの烏瓜
    ◇みんみんや古刹を守る観音像
    ◇夕さるの梧桐の花の映えにけり

  18. 小口泰與
    2016年7月14日 9:31

    自由な投句箱
    ★石積の畦の子山羊や青田風
    ★名も知らぬ鳥も来ておる植田かな
    ★雲の峰ここのみ日矢の棚田かな

  19. 廣田洋一
    2016年7月14日 11:15

    自由な投句箱
    ★今日もまた世は事もなし夏の夕
    ★乾杯のジョッキ音立て夏の夕
    ★夕焼けや次々染まるビルの窓

  20. 満天星
    2016年7月14日 13:50

    訂正のお願い
    訂正
    今日7/14(木)投句の一句目「烏瓜」の句が字足らずでした。
    下記のように訂正します。よろしくお願いいたします。
    ◇フラッシュに浮上がる花烏瓜

  21. 桑本栄太郎
    2016年7月14日 17:20

    自由な投句箱
    ★里に着き松葉牡丹の迎えけり
    ★仏間なる父の遺影や蚊遣香
    ★吹きぬける窓の夜風の涼しかり

  22. 河野啓一
    2016年7月14日 22:11

    自由な投句箱
    ★雨上がり丘を飛び行く夏鴉
    ★疾風に逃げる水鳥一直線
    ★若鮎のフライの旨まき夕餉かな

  23. 満天星
    2016年7月15日 6:46

    自由な投句箱
    ◇浜木綿や被爆の過去をつなぐ花
    ◇翡翠やチンチン電車橋渡る
    ◇風鈴や地声の高き女の子

  24. 小口泰與
    2016年7月15日 9:03

    自由な投句箱
    ★黒雲の中より日矢や日輪草
    ★里の田の声をひとつに雨蛙
    ★青田へと黒雲襲い避雷針

  25. 河野啓一
    2016年7月15日 10:30

    自由な投句箱
    ★ボート部の歌斉唱すデイの午後
    ★三川を集め豊かな夏の川
    ★若鮎の夕日に跳ねる琵琶湖畔

  26. 廣田洋一
    2016年7月15日 18:30

    自由な投句箱
    ★網戸開け隣の人と話し込む
    ★網戸より草の香の立つ夕べかな
    ★夕風を通さむ網戸洗ひけり

  27. 桑本栄太郎
    2016年7月15日 18:43

    自由な投句箱
    ★日盛りの独り吟行木蔭なる
    ★手花火の儚くあれば弾けけり
    ★窓よりの夜気さやさやと涼夜かな

  28. 川名ますみ
    2016年7月15日 23:15

    自由な投句箱
    賜りて風鈴吊す家となり
    到来の風鈴にかつての間取り
    空色の南部風鈴何処に吊ろう

  29. 満天星
    2016年7月16日 7:05

    自由な投句箱
    ◇空蝉のたましひ何処夕茜
    ◇身寄りなき献体の碑や木槿咲く
    ◇瓜の花負けじ魂育ちをり

  30. 廣田洋一
    2016年7月16日 9:07

    自由な投句箱
    ★古き家の解体工事梅雨晴間
    ★松葉牡丹雨空照らし咲きにけり
    ★蜘蛛の子の玄関通り入り来る

  31. 小口泰與
    2016年7月16日 14:28

    自由な投句箱
    ★雨蛙赤城は雲を育てけり
    ★厨より紫煙の煙り夏暖簾
    ★歳時記や我をよぎれる白目高

  32. 桑本栄太郎
    2016年7月16日 18:51

    自由な投句箱
    ★突風のゲリラ豪雨や夜立ち来ぬ
    ★山盛りの茄子の浅漬け朝餉なる
    ★垣根越え園の嬌声水遊び

  33. 河野啓一
    2016年7月16日 21:33

    自由な投句箱
    ★空蝉のただ草の葉に残りたる
    ★蝉の仔の抜け出た穴の二つ三つ
    ★一生は刹那にありて蝉時雨

  34. 小口泰與
    2016年7月17日 10:24

    自由な投句箱
    ★天空の水溜まりれり七変化
    ★肺然を賜わるダムや岩魚釣
    ★風交の途絶えし友や薫衣香

  35. 満天星
    2016年7月17日 11:40

    自由な投句箱
    ◇蝉しぐれ観音様のほほとゆび
    ◇蝸牛五感超えたるコンピューター
    ◇青桐の歌は流れて花万朶

  36. 河野啓一
    2016年7月17日 14:51

    自由な投句箱
    ★坂道を上り来れば紗羅双樹
    ★夏椿白ろきを揺らす鐘の音
    ★紗羅双樹妻は写経に出かけたり

  37. 多田有花
    2016年7月17日 20:09

    自由な投句箱
    涼風の中ルーターが届く
    万緑の山法螺貝の音響く
    開け放つ窓より夏の蜻蛉かな

  38. 桑本栄太郎
    2016年7月17日 21:00

    自由な投句箱
    ★小雨降る祇園囃や河原町
    ★見目の良き房のつらなり青葡萄
    ★白鷺の田中に黙や高槻に

  39. 廣田洋一
    2016年7月17日 21:34

    自由な投句箱
    ★大鋏枯れし紫陽花切り落とす
    ★人工の川辺の森に蝉時雨
    ★時を決め水流れ込む夏の朝

  40. Unknown
    2016年7月18日 6:53

    Unknown
    ◇夜の帳下りて花咲くからす瓜
    ◇梯梧咲く受難の赤と碧き海
    ◇雲の峰増殖したる辛夷の実

  41. 満天星
    2016年7月18日 8:01

    自由な投句箱
    ◇夜の帳下りて花咲くからす瓜
    ◇梯梧咲く受難の赤と碧き海
    ◇雲の峰増殖したる辛夷の実

  42. 小口泰與
    2016年7月18日 10:14

    自由な投句箱
    ★湯の町の磴の暮れ行く花柚かな
    ★紅白とはや開花せる古代蓮
    ★親族の堂に集いし扇子かな

  43. 小口泰與
    2016年7月18日 10:50

    訂正のお願い
    高橋信之先生、正子先生
    私が先ほど7月18日分として投句いたしました。三句
    ★湯の町の磴の暮れ行く花柚かな
    ★紅白とはや開花せる古代蓮
    ★親族の堂に集いし扇子かな
    以上三句は7月18日の投句です。
    7月17日の投句に★印のマークが付いておりません。
    よろしく善処願えれば幸いです。

  44. 小口泰與
    2016年7月18日 14:15

    訂正のお願いです。
    7月17日は6名の花冠会員の皆様が投句をしております。
    よろしく善処をお願い申し上げます。

  45. 廣田洋一
    2016年7月18日 14:18

    自由な投句箱
    ★梅雨茸切り株に人集めけり
    ★青蜻蛉水車を回し飛び去りぬ
    ★桜の木八方に幹伸ばす夏

  46. 桑本栄太郎
    2016年7月18日 16:33

    自由な投句箱とお願い
    ★夏草や主なき100坪街中に
    ★咲き登り天にいたるや立葵
    ★青空の葉蔭にありぬ青銀杏

    =ご確認を=
    7月17日は6人の皆様が投句されています。
    宜しくご確認下さいますよう、お願い申し上げます。

  47. 河野啓一
    2016年7月18日 18:38

    自由な投句箱
    ★海の日や水練学校想い出す
    ★打ち水に門辺の鉢の生き返り
    ★青林檎ゼリーひと目の涼しさよ

  48. 小口泰與
    2016年7月19日 8:58

    自由な投句箱
    ★風鈴や蕎麦屋ののれん褪せにける
    ★扶桑花や水面に遊ぶ雲一朶
    ★残照の褪せし浅間山(あさま)や熱帯夜

  49. 廣田洋一
    2016年7月19日 11:06

    自由な投句箱
    ★向日葵や朝日を浴びて動かざり
    ★大向日葵門柱のごと二本立つ
    ★向日葵の裏側照らす日の光

  50. 多田有花
    2016年7月19日 15:26

    自由な投句箱
    夏の林檎ニュージーランドから届く
    ビル遠く望む梅雨明けの城跡
    渓流に水遊びしてバーベキュー

  51. 河野啓一
    2016年7月19日 18:33

    自由な投句箱
    ★雲の峰海をはるかに望みたり
    ★梅雨明けて空広々と瀬戸の海
    ★湖の色青く茜に夕焼ける

  52. 桑本栄太郎
    2016年7月19日 19:05

    自由な投句箱
    ★梅雨明けやものの蔭濃き身のほとり
    ★早風呂を終えて窓辺の端居かな
    ★夕されば風の涼しき窓辺かな

  53. 河野啓一
    2016年7月20日 9:03

    自由な投句箱
    ★夏涼し海越え句集贈らるる
    ★雨止みてますます繁し青岬
    ★土用波カヌー漕ぐ人気をつけて

  54. 迫田和代
    2016年7月20日 9:48

    自由な投句箱
    ★夏の原明るい花々蝶も舞う
    ★梅雨明けの報告受けた嬉しさよ
    ★夏らしき海風涼し通り抜け

  55. 小口泰與
    2016年7月20日 10:06

    自由な投句箱
    ★友からの告知の知らせ木下闇
    ★古寺へあだに落ちけりはたた神
    ★凌霄花の赤城山(あかぎ)の雨に育みし

  56. 満天星
    2016年7月20日 10:33

    自由な投句箱
    ◇梅雨明や足も軽やか月の道
    ◇ビル陰に五弁開きぬ烏瓜
    ◇老鶯や墓地に轟く天の声

  57. 廣田洋一
    2016年7月20日 11:29

    自由な投句箱
    ★硝子器に盛りし葡萄の黒光り
    ★黒葡萄日に透け赤く光りける
    ★甘き香の漂ひ流る葡萄畑

  58. 多田有花
    2016年7月20日 14:04

    自由な投句箱
    ビルの間から真夏の満月
    球を打つ土用夜風に吹かれつつ
    山盛りで盛夏のキウイ売られおり

  59. 桑本栄太郎
    2016年7月20日 16:16

    自由な投句箱
    ★ひと夜さの明けて晴れ居り喜雨亭忌
    ★梅雨明けや木蔭の風の囁ける
    ★古くても身に添う靴や梅雨明ける