※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
コメント
自由な投句箱
2016-06-01 06:54:41
◇赤手蟹松ぽつくりの傍に死す
◇山桜桃の実妻は昔を懐かしむ
◇嗅ぎたきや泰山木の花の香を
自由な投句箱
★雷鳴や庇の下に魚籠吊られ
★山上湖眼間に見ゆ星涼し
★ねじ花や里の田川のみな曲がる
自由な投句箱
★更衣とつくに済ませノーネクタイ
★紫陽花やピンクの手毬跳ね上がる
★水牛車虻を引き連れ川渡る
自由な投句箱
★十字架を抱く青嶺や摂津峡
★山影の映る植田の隘路かな
★夕映えの水田鏡や山の影
自由な投句箱
★黴嫌う時期とや吾らは共に棲む
永らくも目高を飼わぬ翁かな
★ビオトープありて薫風青い空
自由な投句箱
★薫風や習字手本の卓上に
★夏霧の奇岩に湧きて峡に去る
★西日中チワワまるまる五キロ肥ゆ
自由な投句箱
◇老鶯や大亀耳を傾けぬ
◇夏めくや烏の行水まのあたり
◇夏薊静御前が道を行く
自由な投句箱
★夏野原細き道行く昼下がり
★裸足の子忍び足にて虫捉ふ
★跣にて土踏み鳴らす幼児たち
自由な投句箱
★バス出れば揺れ止まざるよ金枝梅
★鞍馬山夏のかすみの遠嶺かな
★重き荷を背負うと見たりかたつむり
投句の訂正
先ほどの投句に変換ミスがありました。
お手数をお掛けいたしますが訂正頂けましたら
幸いであります。
誤)バス出れば揺れ止まざるよ金枝梅
↓
正)バス出れば揺れ止まざるよ金糸梅
自由な投句箱
◇六月や世界中からヒロシマへ
◇仄かなり泰山木の花匂ふ
◇高きよりダンディーな声四十雀
自由な投句箱
★夏木立せせらぎに沿い静まれる
★歯科治療みどりの中を車椅子
★緑陰に吊り床ゆらし空を見る
自由な投句箱
★昇り藤園児の帽の赤白黄
★手をつなぎ駈け出す園児いちご畑
★ずみの花湖の波立つ朝まずめ
自由な投句箱他、ご連絡
★田植機のビルの間や青き風
★ひらひらと風の木蔭の四葩かな
★緑陰や赤信号の何処までも
=ご連絡=
誠に勝手ながら、6月4日(土)~6月6日(月)迄、山口の
二人目の孫の「お食い初め」の為、他出致します。
その間、投稿出来ませんが宜しくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★谷間に一筋白き滝の水
★薔薇園や日米欧の美を競う
★池端の蔓草除く庭師達
自由な投句箱
◇夏薊父を知らずに七十年
◇花樗急ぎ散りけり青き実に
◇泰山木の花は闇世を照らす
自由な投句箱
★老農の畷闊歩や雲の峰
★水鉄砲雀軒端へ並びにける
★この雨の上がれよ庭の白薔薇
投句
プレートの改められて夏花壇
夏帯の迷わずピンクに決めにけり
スイミング昇級の報駆け足で
自由な投句箱
◇干潮の泥に紛れて夏の鴨
◇梯梧咲き沖縄の空広島に
◇花合歓の鵞鳥家族や山上湖
自由な投句箱
★ばら散りて風に弾みし夕べかな
★流れ着く河原さわの青胡桃
★青芝のあだにおちこち土竜道
自由な投句箱
★リオ目指し江の島沖のヨットかな
★梅雨最中みたらし団子せがむ子ら
★梅雨に入り物干台の人気無し
自由な投句箱
★森の気を吸いて老鶯啼き止まず
★鄙の田の空映したる鳥の声
★老鶯や阿讃山脈遠からず
自由な投句箱
◇天守閣ライトの影に青葉木菟
◇紅白の夾竹桃やちらほらと
◇首痛の始まりにけり梅雨の入り
自由な投句箱
★自転車の髪なびかせし衣更
★居酒屋の伊達の漢や冷奴
★残照浅間悶絶冷し酒
自由な投句箱
★隣人と見上げる花火和みけり
★大空に咲きし花火や美しく散る
★花火の夜駅に湧きたる浴衣かな
自由な投句箱
★街の雨一列白き山法師
★色比べ鉄砲百合と白アジサイ
★デイの風呂修理開始や梅雨入りして
Unknown
◇クレイ舞ふリングの記憶墜栗花雨
◇せせらぎの山路を行けば河鹿鳴く
◇花栗の香を纏ひけり雨雫
自由な投句箱
◇クレイ舞ふリングの記憶墜栗花雨
◇せせらぎの山路を行けば河鹿鳴く
◇花栗の香を纏ひけり雨雫
自由な投句「
★黄薔薇の色の調う山家かな
★昼顔や牛の鳴き声おちこちに
★紅ばらや中野昆布の赤き箱
自由な投句箱
★梅雨入りや庭の草々生き々と
★風薫る池の端にて一服す
★せせらぎの音絶え間なし風薫る
自由な投句箱
<孫のお食い初めに山口へ>
★麦秋のコンバインゆく曇り空
★食い初め赤子あくびや七変化
★赤瓦屋根に入日の植田かな
自由な投句箱
★滝つぼへ日矢の差しけり魚の影
★山にまだ日の在るうちや岩魚釣
★五月晴浮子の流れのみるみると
自由な投句箱
★鷺草や白く染めたり鉢の上
★鷺草や水玉光る雨上がり
★鷺草や心和みて佇めり
自由な投句箱
◇合歓の木の花咲く下で犀眠る
◇菩提樹の花の笹船天竺へ
◇パラパラと毛虫の糞は桜色
自由な投句箱
★辣韮の浅漬け嬉し朝の膳
★梅雨入りして白き花々目立ちたる
★父の日のセーター薄からず厚からず
自由な投句箱
★山口の青嶺遠嶺の車窓かな
★徳利に笠の山頭火碑や梅雨に入る
★梅雨闇の嶺の端確とありにけり
自由な投句箱
万緑という季語嬉しくて森を行く
万緑の一隅新し木のベンチ
薫風に座す新しき木のベンチ
自由な投句箱
◇折鶴のオバマの願ひ夏来る
◇傘差して行き交ふ人や花菖蒲
◇毎日がフリータイムや時計草
自由な投句箱
★更衣母の遺せし鯨尺
★山の宿さっぱりとした藍浴衣
★隠沼の鯉のあぎとう五月晴
自由な投句箱
★梅の実の緑光れる葉の合間
★梅の実の届かぬ先は棒叩き
★実梅採り先頭に立つ祖母なりし
自由な投句箱
緑陰という名に包まれ森を行く
真四角のモザイク麦秋早苗田も
大和路を歩く苗田はみぎひだり
自由な投句箱
★朝日受け鮮やかな新緑の散歩道
★いい木陰日傘を閉じて涼風を
★白波の音といっしょに夏の海
自由な投句箱
★雨蛙鳴いて訪いを報らせけり
★食い初めの創作料理や額の花
★集落の植田に映る入日かな
自由な投句箱
★薫風や雨上がりたる箕面山
★木漏れ日の狭庭に光る百合の花
★緑陰を出でて小雀パン屑に
自由な投句箱
★昼顔や田川の流れ滔滔と
★上州の鍋割山も梅雨を溜め
★補陀落を越え来し雲よ安居寺
自由な投句箱
◇余生てふスローライフや時計草
◇梔子の花匂ひけり夜の散歩
◇茎赤き珊瑚樹の咲く城址かな
自由な投句箱
★金色となりし川辺や小判草
★雨つぶのしずく煌めきねぶの花
★木苺の鉢に色づくケーキ店
万緑のトンネル抜けて万緑へ
万緑のトンネル抜けて万緑へ
万緑を吉野へ向かう鉄路かな
早苗田に白き点描鷺集う